JPS587307B2 - 消防用放水ノズル - Google Patents

消防用放水ノズル

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JPS587307B2
JPS587307B2 JP55016886A JP1688680A JPS587307B2 JP S587307 B2 JPS587307 B2 JP S587307B2 JP 55016886 A JP55016886 A JP 55016886A JP 1688680 A JP1688680 A JP 1688680A JP S587307 B2 JPS587307 B2 JP S587307B2
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JP
Japan
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water
nozzle body
sub
water channel
nozzle
Prior art date
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Expired
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JP55016886A
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English (en)
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JPS56112262A (en
Inventor
道家英徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kogyo KK
Original Assignee
Asahi Kogyo KK
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野及び発明の目的 この発明は消火のために使用される消防用放水ノズルに
関するものであって、その目的は消火作業に従事する消
防士を火災状況等に応じて熱、煙、有毒ガス等から有効
に保護して、消火作業を安全かつ能率的に行うことがで
きるとともに、コンパクトな外形を有する消防用放水ノ
ズルを提供することにある。
実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明すると、図面中1はノズル本体であって、第2図に
示すように基端部内周に形成したねじ部2において、管
鎗(図示しない)先端のねじ部に着脱可能に接続固定さ
れる。
5はノズル本体1の基端部寄りに形成されたバルブハウ
ジング、6は第3図に示すように、バルブ本体1内側に
形成された筒状の内壁、7はその内壁6内に形成された
主導水路であって、前記バルブハウジング5内側と連通
し、バルブ本体1の中心を通って前方に向かって開口し
ている。
8は主導水路7の両側において、前記内壁6とバルブ本
体1の外壁9との間に形成された一対の副導水路であっ
て、バルブハウジング5内側と連通している。
10は前記バルブハウジング5内に設けられた切換えバ
ルブであって、外部の操作レバー11を回動操作するこ
とにより、前記主導水路7及び副導水路8側に開放する
位置と、連通孔3が副導水路8と対応して、その副導水
路8側にのみ開放する位置とに切換えられるようになっ
ている。
12は前記内壁6の先端にねじ着された内部ノズル体で
あって、その内側が前記主導水路7と連通し、その主導
水路7からの圧力水をビーム状の一本放水として放出す
るようになっている。
13は内部ノズル体12の先端外周に突出形成された弁
体部である。
14は前記外壁9の外周に形成された調節ねじ部、15
はその調節ねじ部14に、内周基端側の調節ねじ部16
において螺合され前記内部ノズル体12を内包するよう
に位置する外部ノズル体であって、外周に固定した環状
の操作つまみ17により回動操作され、前記両調節ねじ
部14,16の作用により前後方向(軸心方向)に移動
調節される。
この外部ノズル体15はノズル本体1の一部を構成して
いる。
18は外部ノズル体15の先端部内周に突出形成された
バルブシ一トであって、外部ノズル体15の前後動に基
づいて前記弁体部13に対し接離可能に対応するととも
に、離間時には開口が形成されてその間隔を調節できる
ようになっており、その離間時には前記副導水路8から
の圧力水を開口から前方に向かって噴霧状に放水できる
ようになっている。
19は前記バルブシート18より基端側寄りにおいて、
外部ノズル体15に等間隔をおいて貫設された複数個(
実施例では8個)の供給口であって、副導水路8からの
圧力水を外部側に供給排出するようになっている。
20は前記供給口19と対応するように、外壁9の外周
面に形成された環状凹部である。
21は外壁9の先端外周に嵌着された弾性材よりなる保
護環である。
22は前記環状凹部20より基端側寄りにおいて、外壁
9の外周に形成された調節ねじ部、23はその調節ねじ
部22に、内周基端側の調節ねじ部24が螺合されて外
部ノズル体15に嵌装された筒状の調節部材であって、
回動操作されることにより、前記両調節ねじ部22,2
4の作用に基づいて前後に移動されるようになっている
25は調節部材23の前端縁の凹部に嵌入されたシール
であって、前記環状凹部20の内前面外縁の環状突起2
6に接離可能に対応している。
従って、前記シール25と環状突起26とが離間された
ときには環状の溝部27が形成され、前記副導水路8か
らの圧力水が前記供給口19、環状凹部20を経てこの
溝部27から外周に向かって放射状に噴出される。
従って、この溝部27によって環状の放水口が形成され
る。
又、調節部材23を回動操作して前記環状放水口27の
溝幅を調節することにより、供給口19から放水口27
に至る圧力水の流通角度が変化して、前記噴出水の噴出
角度を変更調節できるようになっており、この実施例で
はノズルの軸心に対して40度へ110度の範囲で調節
できるようになっている。
すなわち前方へ40度の角度で放水する位置と、若干後
方へ110度の角度で放水する位置との間を変更調節で
きるようになっている。
さて、このように構成した消防用ノズルにおいて、1本
放水を行うには、外部ノズル体15を回動操作して、そ
の外部ノズル体15のバルブシート18と内部ノズル体
12の弁体部13との間を閉鎖し、切換えバルブ10を
両導水路7,8側に切換える。
従って、圧力水は両ノズル体12,15間からは噴出さ
れず、内部ノズル体12の開口部から1本のビーム状に
放水される。
そして、このとき、調節部材23を回動してシール25
と環状突起26との間を拡げれば、副導水路8内の圧力
水が外周方向に向かって放射状に噴出される。
従って、この放射状の噴出水により水スクリーンが形成
されて火元位置からの熱、煙、有毒ガス等を遮断するこ
とができ、消防士をそれらから保護することができる。
この場合、調節部材23を前後に移動調節してスクリー
ン放水の放出角度を変更することにより、火災状況、消
火状況等に応じて有効な保護を図り得る。
又、このとき、外部ノズル体15を操作して弁体部13
とバルブシート18との間を拡げれば前方への噴霧放水
を同時に行うことができる。
次に、噴霧放水のみを行うには、切換えバルブ10を副
導水路8側のみの位置に切換え、弁体部13とバルブシ
ート18との間を開放すればよい。
この場合に聴いても、シール25と環状突起26との間
を拡げれば、消防士保護のためのスクリーン放水を行う
ことができる。
又、スクリーン放水が不要なときには、第4図に示すよ
うに、シール25と環状突起26との間を閉鎖すればよ
い。
さらに、この消防用放水ノズルにおいては切換えバルブ
10及びその操作レバー11を環状放水口27より基端
側に配置すれば、切換えバルブ10を切換え操作すると
きに、スクリーン放水を停止したり、そのスクリーン放
水中に手を通して行うような必要はなく、その操作を容
易に行うことができる。
同じくこの消防用防水ノズルにおいてはノズル本体1と
先端に外部ノズル体15を設けるとともに、その外部ノ
ズル体15内に内部ノズル体12を設け、さらに外部ノ
ズル体15の外周に調節部材23を設けて外部ノズル体
15と調節部材23との間に環状放水口27を設けてい
るので、筒状のものを同心状に組合わせればよく、スク
リーン放水機能、一本放水機能、噴霧機能およびそれら
を組合わせた機能を有するにもかかわらず、大きさは従
来のものとほとんど変わらないようにすることができる
ちなみに、第5図に示すようにスクリーン放水のための
放水口28を切換えバルブ29より先端部側に設けた場
合には、バルブを操作するときにスクリーン放水を停止
したり、そのスクリーン放水中を通して行う必要がある
又、第6図に示すようにノズル本体から別のノズル30
を分岐させて、そのノズル30に放水口31を設けた場
合には、大型化して取扱いが不便になるのである。
以上実施例で例示したように、この発明は特許請求の範
囲を要旨とするものであるから、消火作業に従事する消
防士を火災状況等に応じて熱、煙、有毒ガスから有効に
保護して消火作業を安全かつ能率的に行うことができ、
しかもコンパクトにし得る優れた効果を発揮するので、
消防用ノズルとして優れた発明である。
なお、前記実施例ではこの発明を1本放水、噴霧放水の
両機能を有する消防用ノズルに具体化したが、一方の機
能しか有しない消防用ノズルに具体化してもこの発明を
逸脱するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明を具体化した消防用ノズルを
示すものであって、第1図は正面図、第2図は中央部断
面図、第3図は分解断面図、第4図は環状溝部の閉鎖状
態を示す一部断面図、第5図は環状放水口をバルブより
基端側に配置した例を示す正面図、第6図はノズル本体
から別のノズルを分岐させた例を示す正面図である。 ノズル本体・・・・・・1、主導水路・・・・・・7、
副導水路・・・・・・8、切換えバルブ・・・・・・1
0、内部ノズル体・・・・・・12、調節部材・・・・
・・23、環状放水口・・・・・・27。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主導水路7とその外側に位置する副導水路8とを有
    し、管鎗の先端に接続されるノズル本体1と、 前記ノズル本体1の基端部に配置され、外部操作により
    前記主導水路7および副導水路8側に開放する位置と副
    導水路8側にのみ開放する位置とに切換えられる切換え
    バルブ10と、 前記主導水路7の先端に接続され、その主導水路7から
    の水を1本放水として前方へ放出するためのノズル体1
    2と、 前記ノズル本体1の外周に前後位置調節可能に嵌装され
    た筒状の調節部材23と、 前記調節部材23の先端縁とノズル本体1の外周の一部
    との間には、前記副導水路8と連通し、調節部材23の
    前後動にともなって開閉され、開放時には副導水路8か
    らの水を外周方向へ放射状にスクリーン放水として放出
    する環状放水口27が形成されることと、を備え、 調節部材23の前後動により環状放水口27の間隔が変
    更されてスクリーン放水の放出角度が変更されるように
    したことを特徴とする消防用放水ノズル。
JP55016886A 1980-02-13 1980-02-13 消防用放水ノズル Expired JPS587307B2 (ja)

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JP55016886A JPS587307B2 (ja) 1980-02-13 1980-02-13 消防用放水ノズル

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JPS56112262A JPS56112262A (en) 1981-09-04
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5394497A (en) * 1977-01-29 1978-08-18 Minoru Kuroda Method and device for extinguishing fire
JPS5428999B2 (ja) * 1975-04-10 1979-09-20
JPS559421B2 (ja) * 1975-05-09 1980-03-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5633555Y2 (ja) * 1977-07-30 1981-08-08
JPS559421U (ja) * 1978-06-30 1980-01-22

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JPS56112262A (en) 1981-09-04

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