JPS587286A - 筒状製品にまちを縫付けるための制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、筒状製品、特に婦人用パンティストソキング
の如き筒状製品にまちを縫い付けるための回転機械にお
ける作動を制御する制御装置に係るものである。

婦人用パンティストッキングにまちを縫い付けるための
回転機械は、類似の名称の他の特許出願（例えば特願昭
５４−８４５０６）により既知である。この機械におい
ては、その第一部において、製品を、そのまだ縫い合わ
せてない部位の辺縁を環状の支持体上に伸張した状態で
取付け、その第二部において、上記製品を上記支持体の
内側に圧搾空気により裏返しにし、その第三部において
、上記製品の伸張した辺縁の下の位置にまちを接近させ
、第四部において、上記まちと上記製品の伸張された辺
縁とを上記まちの縫合線からはみだした部分を切断する
ことによって整形し、第五部において上記まちと製品と
を縫い付けるようになっている。

上記第三部には、連続した帯状体からまぢを形成するた
めの装置が付設されている。この装置は、製品の支持体
にまちを接近させる装置と同様に、上記支持体が製品を
有しているが否かに無関係に常に作動状態とされている
。だから、製品が無い場合においては、まちが無為に供
給されるだけであり、無駄な動作を行う。

よって本発明は、このような不利益を排除するとともに
、整形部における製品とまちとので体的な回転の制御を
行うことを目的とするものである。

この場合、製品とまちとの上記一体的な回転は、上記ま
ちの前側が次の縫い付は部において整形部における到達
時の状態とは異なった状態になり、それ故に縫い付けの
開始に対してより適切になるまで３６０°より大きな角
度だけ回転するものである（正方形のまちの場合には、
上記回転は、３６０”　＋１８０’　とするのが好まし
いであろうし、またｎ角形のまちの場合には、上記回転
は、３６０°＋３６０°／ｎとするのが好ましいであろ
う）。

本発明はまた、製品の円形の全辺縁に沿って連続した縫
い付けを確実に行うために、縫い付は部において、製品
とまちとを３６ｏ°よりも大きな角度だけ回転するよう
に制御を行うことをもその目的とするものである。

本発明によると、このような結果は、回転機械に、その
整形部あるいはその前部に対応させて、製品の存在を検
知することができるとともに、製品が存在している場合
にのみまちを製品の下にあ−るまち担持板上に移送する
指令を挟持体に与えるという他の機能を備えた装置と、
整形部および縫い付は部に対応させて、それぞれ、整形
の局面および縫い付けの局面において製品の支持体が受
ける回転を制御することができるとともに所定の記憶さ
れた回転角に対応する角回転が完了するや否や上記支持
体の停止を指令するという他の機能を備えた装置とを設
けるという思想を採用することによって到達されたので
ある。

本発明によって得られる利点は多数あるが、本質的には
、まちを形成するための布地の帯状体が完全に利用され
、よって全く無駄にならないこと、まちの縫い付げに欠
陥が無く、かつ製品の円形の全辺縁に対してその連続性
が乱されることが無いこと、およびまちの縫い付けが製
品全体において正確に均一に実施されることにあるので
ある。

以下には本発明を、その実施例を図示した添付図面を参
照して詳細に説明する。

第１図を参照すると、まちの補給部における製品の存在
を制御する制御装置は、光電素子１０１を備えており、
この光電素子１０１は、支持体２上に製品３が存在する
か否かを検知するとともに、上記製品３が存在している
場合にだけ挾持体６３に指令を与えて、帯状体５２から
予め切断されているまち１２をまち担持板１１−トに移
送する機能を有している。

次に第２図を参照すると、製品を支持する支持体の角回
転を制御する制御装置は、製品支持体２上に固定して装
着された目盛り付きカラー１０２を備えており、該カラ
ー１０２の円筒状の均一な目盛りは直線的で、相互に等
間隔に離隔され、かつ上記支持体２の軸線に平行に配設
された相互に同一の複数個の区分線１０３より構成され
ており、それによって上記目盛りの読取装置、および上
記区分線１０３と同じ所定個数のメモリを備えた電子式
読取装置１０４によって検知されるようになっている。

−上記支持体２が読取装置１０４の前方において上記メ
モリの目盛り数に対応する角度（常に３６０°より大で
ある）だけ回転するや否や上記支持体２の回転停止を指
令し得る。

なお、本願発明は、その実施にあたっては、本願発明の
要旨を逸脱することなしに部材の形状、寸法、および配
列、材質、および使用される構成部品等の点で等しい効
果を奏するようにいかようにも変更を加えることができ
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、まちの補給部における製品の存在を制御する
制御装置の斜視図、第２図は、縫い付は部における製品
の回転を制御する制御装置の斜視図である。 ２・・・支持体、３・・・製品、１１・・・まち担持板
、５２・・・帯状体、６３・・・挾持体、１０１・・・
光電素子、１０２・・・カラー、１０３・・・区分線、
１０４・・・電子式読取装置。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）筒状製品、特に婦人用パンティストッキング等の
   筒状製品にまちを縫い付けるための回転機械における制
   御装置において、支持体（２）上に製品（３）が存在す
   るか否か検出するための光電素子（１０１）と、」−記
   支持体（２）に連動する円筒形で均一な目盛りを読取る
   電子式読取装置（１０４）とを備えたことを特徴とする
   制御装置。
2. （２）上記光電素子（Ｌｏｔ）を、まち補給部に対応し
   て設けるか、あるいはそれより前部に設けたことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の制御装置。
3. （３）上記光電素子（１０１）に、上記支持体（２）上
   に製品（３）が存在する場合にだけまち（Ｉ２）を移送
   する指令を挟持体（６３）の駆動走路に与える適宜の手
   段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の制御装置。
4. （４）上記目盛りを、読取装置によって個々に識別され
   るように、上記支持体（２）上に固定された円筒形カラ
   ー（１０２）−ヒに相互に等しい間隔を置いて配設され
   た相互に同一の複数個の区分線（１０３）より構成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の制御装
   置。
5. （５）上記読取袋Ｗ（１０４）に、上記支持体（２）が
   回転する区分線（１０３）の個数に対応するメモリを備
   え、該メモリによって、該メモリの区分線の個数に対応
   する３６０°より大きな角度の角回転が完了した時にそ
   の停止を指令するようにしたことを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の制御装置。
6. （６）上記読取装置（１０４）を、整形および縫い付は
   部に対応して配設したことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の制御装置。