JPS587163Y2 - ベルト調整装置 - Google Patents

ベルト調整装置

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Publication number
JPS587163Y2
JPS587163Y2 JP6432379U JP6432379U JPS587163Y2 JP S587163 Y2 JPS587163 Y2 JP S587163Y2 JP 6432379 U JP6432379 U JP 6432379U JP 6432379 U JP6432379 U JP 6432379U JP S587163 Y2 JPS587163 Y2 JP S587163Y2
Authority
JP
Japan
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tension
belt
collar member
bolt
guide groove
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Expired
Application number
JP6432379U
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English (en)
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JPS55163563U (ja
Inventor
平本信男
Original Assignee
マツダ株式会社
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Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP6432379U priority Critical patent/JPS587163Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ベルト調整装置、とくにエンジンの補機類
、例えばエアポンプ、ウォータポンプ、ダイナモ等を駆
動するベルトの張力を調整するベルト調整装置の改良に
関するものである。
本出願人が、実願昭52−20606号(実公昭57−
35727号公報(考案の名称「Vベルト調整装置」)
)において、第1図に示す如く、エンジンの出力軸に固
定された駆動プーリ1と、エアポンプ、ウォータポンプ
及びダイナモの各駆動ブーIJ2,3,4とを、ベルト
5,6で夫々連結する一方、基体に固定したガイド部材
7のガイド溝8に摺動自在に嵌挿した支持軸9に、ベル
ト6のテンションプーリ10とカラ一部材11とを回転
自在に取り付け、さらに上記ガイド溝8の中心線よりず
れた位置において、一端が基体の球面軸受部材12で揺
動自在に支承されるアジャストボルト13を上記カラ一
部材11に螺合して、該アジャストボルト13の調整で
、テンションプーリ10に掛は回したベルト60辰力を
調整するようにしたベルト調整装置を提案した。
かかるベルト調整装置は、従来のものに比較して、狭い
限られたスペース内にベルト調整装置を取り付けること
ができ、ベルト調整方向の自由度が増すので、調整作業
に最も適した位置にアジャストボルトを設定することが
できるうえ、ボルト操作のための特別なスペースを考慮
しなくてもよいから、補機のレイアウトをコンパクトな
ものとすることができ、補機の増加に対しても有利であ
るといった効果を得ることができる。
この考案は、上記ベルト調整装置の改良に係るもので、
2個のテンションプーリとカラ一部材とを軸承した支持
軸のガイド溝と、基体に固定した固定軸を嵌合する長孔
とを有するガイド部材を設ける一方、アジャストボルト
をカラ一部材に螺合すると共に、その頭部を上記固定軸
の近傍位置において上記基体に揺動自在に支承して、1
本のアジャストボルトの調整で、2個のテンションプー
リに夫々掛は回したベルトの張力をバランスさせながら
同時に調整し得るように工夫したものである。
以下、この考案の実施例を添附図面に従って詳細に説明
する。
第2図及び第3図に示すように、例えば、上記ベルト5
.6に張力を与えるように配置される2個のテンション
ブー!J15,16は、止め輪17゜17で固定したベ
アリング18,18の内径部に一側から押え軸19を一
連に挿通させて、同軸に、かつスペーサー20で所定間
隔に保持される一方、上記ベアリング18,18の他側
にカラ一部材21を当てがって、該カラ一部材21の軸
孔22を挿通する支持軸23のボルト部24を、上記押
え軸19のめねじ部25に螺合させることにより、支持
軸23に、カラ一部材21と、テンションプーリ15,
16とを軸承する構成としている。
従って、支持軸23に対して、テンションプーリ15,
16はベアリングia、isによりフリー回転できると
共に、カラ一部材21は、軸部26で回転できるように
なる。
一方、長方形状のガイド部材2Tには、長手方向にガイ
ド溝28を設け、該ガイド溝28の裏側から上記支持軸
23を挿通させて頭部29側の角状基部30をガイド溝
28に嵌め合わせると共に該ガイド溝28の表側に上記
カラ一部材21とテンションプーリ15,16とを軸承
して、ガイド溝28に沿って支持軸23、即ち、カラ一
部材21とテンションプーリ15,16とが摺動し得る
ようにしてあ・る。
上記ガイド部材27の上部には、下達するアジャストボ
ルト36の揺動中心を中心とした円弧状に伸びる長孔3
1を設ける一方、上記テンションプーリ15,16の摺
動によって、上記ベルト5゜6の張力をバランスさせな
がら同時に調整し得る方向A−Aを仮決めし、その方向
A−Aにガイド部材27のガイド溝28の中心を一致さ
せた状態で、長孔31に固定ボルト32を挿通させ、該
固定ボルト32をスペーサ33を介して基体34゜34
に挿通させてボルト35で締結することにより、固定ボ
ルト32でガイド部材27を長孔31によって揺動自在
に、かつ長孔31に沿って摺動自在に支持する構成とし
ている。
一方、長寸のアジャストボルト36を設け、該アジャス
トボルト36のボルト部37を、ガイド溝28の中心線
よりはなれた位置、即ち支持軸23をさけてカラ一部材
21に設げためねじ部38に螺合する一方、該アジャス
トボルト36の頭部39側には、半球状の軸体40を嵌
装すると共に、該軸体40を揺動自在に支承する半球状
の軸受体41を、上記固定軸32の上部近傍、即ち、ア
ジャストボルト36が上記方向A−Aにほぼ沿うように
して基体34に溶接固定する。
上記のようにボルト調整装置を構成すれば、アジャスト
ボルト36の頭部39をスパナ等で回動操作すると、ア
ジャストボルト36がカラ一部材21に相対して回動し
、このアジャストボルト360回動方向に応じてカラ一
部材21は、支持軸22で回動しながらガイド部材27
のガイド溝28に沿って上昇もしくは下降摺動する。
この場合、カラ一部材21によるテンションプーリ15
,16の摺動によって、上記ベルト5゜6の張力がバラ
ンスされるように、ガイド部材27が長孔31によって
揺動しながら左右に摺動されるようになる。
こうして、テンションプーリ15,16がガイド溝28
に沿って上方へ摺動されると、テンションプーリ15,
16に夫々掛は回されたベルト5゜6は、張力がバラン
スされながら同様に強く張られるようになる。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、基体側
に、長孔に摺動自在に嵌合される固定軸を介して支持さ
れるガイド部材のガイド溝により、2個のテンションプ
ーリとカラ一部材とを軸承する支持軸をガイドし、かつ
、基体側に頭部を揺動自在に支承されたアジャストボル
トを上記カラ一部材に螺合して構成したものであるから
、1本のアジャストボルトの調整で、2個のテンション
プーリに夫々掛は回したベルトの張力を、相互にバラン
スさせながら同時に調整することができるようになり、
サービス性が一段と向上する。
また、狭い限られたスペース内での2本のベルト調整が
−ケ所で行なえるため、補機レイアウトをコンパクトに
でき、補機の増加に対しても有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は補機の駆動系と従来のベルト調整装置を示す概
略図、第2図はこの考案に係るベルト調整装置の縦断面
図、第3図は第2図の■−■線断面図である。 5、 6・・・・・・ベル)、15,16・・・・・・
テンションプーリ、21・・・・・・カラ一部材、23
・・・・・・支持軸、2T・・・・・・ガイド部材、2
8・・・・・・ガイド溝、31・・・・・・長孔、32
・・・・・・固定ボルト、34・・・・・・基体、36
・・・・・・アジャストボルト、37・・・・・・ボル
ト部、39・・・・・・頭部、40・・・・・・軸体、
41・・・・・・軸受体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個のテンションプーリとカラ一部材とを同軸に軸承し
    た支持軸を摺動自在にガイドするガイド溝と、基体に固
    定した固定軸を揺動かつ摺動自在に嵌合する長孔とを有
    するガイド部材を設ける一方、アジャストボルトのボル
    ト部を上記ガイド溝の中心線よりはなれた位置において
    上記カラ一部材に螺合すると共に、その頭部を上記固定
    軸の近傍位置において上記基体に揺動自在に支承して、
    上記アジャストボルトの調整で、各テンションプーリに
    夫々掛は回したベルトの張力をバランスさせながら同時
    に調整し得るようにしたことを特徴とするベルト調整装
    置。
JP6432379U 1979-05-14 1979-05-14 ベルト調整装置 Expired JPS587163Y2 (ja)

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JP6432379U JPS587163Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 ベルト調整装置

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JP6432379U JPS587163Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 ベルト調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS55163563U JPS55163563U (ja) 1980-11-25
JPS587163Y2 true JPS587163Y2 (ja) 1983-02-08

Family

ID=29298359

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JP6432379U Expired JPS587163Y2 (ja) 1979-05-14 1979-05-14 ベルト調整装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153749U (ja) * 1982-04-08 1983-10-14 株式会社クボタ ベルトテンシヨン装置
JPH081137B2 (ja) * 1987-05-15 1996-01-10 本田技研工業株式会社 エンジンにおけるベルト張力調節装置

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Publication number Publication date
JPS55163563U (ja) 1980-11-25

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