JPH0747633Y2 - 巻掛伝動装置 - Google Patents
巻掛伝動装置Info
- Publication number
- JPH0747633Y2 JPH0747633Y2 JP1989076498U JP7649889U JPH0747633Y2 JP H0747633 Y2 JPH0747633 Y2 JP H0747633Y2 JP 1989076498 U JP1989076498 U JP 1989076498U JP 7649889 U JP7649889 U JP 7649889U JP H0747633 Y2 JPH0747633 Y2 JP H0747633Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tensioner
- inner ring
- support
- idler
- transmission system
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、支持体側面に回転自在に支承される複数の伝
動輪に無端状伝動帯がそれぞれ巻掛けられて成る複数の
巻掛伝動系が、支持体側面からの距離を異ならせて配設
される巻掛伝動装置に関する。
動輪に無端状伝動帯がそれぞれ巻掛けられて成る複数の
巻掛伝動系が、支持体側面からの距離を異ならせて配設
される巻掛伝動装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置は、たとえば特公昭56-47425号公報等
により公知である。
により公知である。
(3)考案が解決しようとする課題 ところで、かかる装置において、各巻掛伝動系には、そ
れらの伝動帯に圧接して張力を調整するためのテンショ
ナが配設されるのが一般的である。而して、各巻掛伝動
系の配置をコンパクト化する上で、或る巻掛伝動系にお
けるテンショナの支軸近傍に、その巻掛伝動系とは支持
体側面からの距離が異なる他の巻掛伝動系の伝動帯を配
置せざるを得ないことがあり、その場合、前記他の巻掛
伝動系の伝動帯がその振動により前記テンショナの支軸
にあたり、ベルトの耐久性が損なわれるおそれがある。
れらの伝動帯に圧接して張力を調整するためのテンショ
ナが配設されるのが一般的である。而して、各巻掛伝動
系の配置をコンパクト化する上で、或る巻掛伝動系にお
けるテンショナの支軸近傍に、その巻掛伝動系とは支持
体側面からの距離が異なる他の巻掛伝動系の伝動帯を配
置せざるを得ないことがあり、その場合、前記他の巻掛
伝動系の伝動帯がその振動により前記テンショナの支軸
にあたり、ベルトの耐久性が損なわれるおそれがある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、複
数の両巻掛伝動系の配置をコンパクト化しながら伝動帯
耐久性を向上させることができ、しかもテンショナ本来
の張力調整機能を何等損なう恐れがなく、またその調整
限界のチェックも容易な巻掛伝動装置を提供することを
目的とする。
数の両巻掛伝動系の配置をコンパクト化しながら伝動帯
耐久性を向上させることができ、しかもテンショナ本来
の張力調整機能を何等損なう恐れがなく、またその調整
限界のチェックも容易な巻掛伝動装置を提供することを
目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案によれば、支持体側面
に回転自在に支承される複数の伝動輪に無端状伝動帯が
それぞれ巻掛けられて成る第1,第2巻掛伝動系が、第2
巻掛伝動系を第1巻掛伝動系よりも支持体側面からその
外方に離して配設され、この第2巻掛伝動系の伝動帯に
圧接するテンショナが、その伝動帯に接するテンショナ
外輪と、このテンショナ外輪を相対回転自在に嵌装した
テンショナ内輪と、このテンショナ内輪を支持すると共
に基端部が支持体側面に揺動自在に軸支されたテンショ
ンアームと、テンショナ外輪を伝動帯側との圧接方向に
付勢すべくテンションアームに接続されたテンションば
ねとより構成され、テンショナ内輪には、支持体側面に
突設した支軸をテンションアームの前記揺動を許容する
ように挿通させる長孔が形成され、その支軸外端に設け
た抜け止め部によりテンショナ内輪を支軸に保持するよ
うにした巻掛伝動装置において、第1巻掛伝動系は、そ
の第1巻掛伝動系の伝動帯に接し且つテンショナ外輪よ
りも小径に形成されたアイドラ外輪と、このアイドラ外
輪を相対回転自在に嵌装すると共に一側面が支持体側面
に当接するアイドラ内輪とを有するアイドラを含み、そ
のアイドラ内輪は、支軸を挿通させる支持孔を有して、
他側面がテンショナ内輪の支持体側の側面に対し長孔に
沿う方向に相対摺動可能に当接し、そのテンショナ内輪
及びアイドラ内輪の支軸上での軸方向位置が前記抜け止
め部と支持体とにより規制される。
に回転自在に支承される複数の伝動輪に無端状伝動帯が
それぞれ巻掛けられて成る第1,第2巻掛伝動系が、第2
巻掛伝動系を第1巻掛伝動系よりも支持体側面からその
外方に離して配設され、この第2巻掛伝動系の伝動帯に
圧接するテンショナが、その伝動帯に接するテンショナ
外輪と、このテンショナ外輪を相対回転自在に嵌装した
テンショナ内輪と、このテンショナ内輪を支持すると共
に基端部が支持体側面に揺動自在に軸支されたテンショ
ンアームと、テンショナ外輪を伝動帯側との圧接方向に
付勢すべくテンションアームに接続されたテンションば
ねとより構成され、テンショナ内輪には、支持体側面に
突設した支軸をテンションアームの前記揺動を許容する
ように挿通させる長孔が形成され、その支軸外端に設け
た抜け止め部によりテンショナ内輪を支軸に保持するよ
うにした巻掛伝動装置において、第1巻掛伝動系は、そ
の第1巻掛伝動系の伝動帯に接し且つテンショナ外輪よ
りも小径に形成されたアイドラ外輪と、このアイドラ外
輪を相対回転自在に嵌装すると共に一側面が支持体側面
に当接するアイドラ内輪とを有するアイドラを含み、そ
のアイドラ内輪は、支軸を挿通させる支持孔を有して、
他側面がテンショナ内輪の支持体側の側面に対し長孔に
沿う方向に相対摺動可能に当接し、そのテンショナ内輪
及びアイドラ内輪の支軸上での軸方向位置が前記抜け止
め部と支持体とにより規制される。
(2)作用 上記構成によれば、各巻掛伝動系の配置をコンパクト化
するために第1巻掛伝動系の伝動帯が支軸近傍に配置さ
れたとしても、該伝動帯と支軸との直接摺接がアイドラ
により防止されるから、その伝動帯等の耐久性劣化が回
避される。また第2巻掛伝動系の伝動帯の張力調整のた
めにテンションアーム、従ってテンショナ内輪を揺動さ
せる際には、そのテンショナ内輪の支持体側の側面がア
イドラ内輪の他側面に対し、テンショナ内輪の長孔に沿
う方向に相対摺動し得るから、アイドラの回転中心位置
を変更することなくテンショナの回転中心位置を張力調
整のために的確に変更することができる。またテンショ
ナをアイドラよりも大径としてアイドラの外側(即ち支
持体側面より遠い側)に配したことにより、アイドラと
接する第1巻掛伝動系の伝動帯が支持体より離れる側に
妄りに横移動するのをテンショナにより確実に規制で
き、しかもテンショナ内輪の前記長孔と支軸との挿通状
態をアイドラに邪魔されずに視認可能である。更にテン
ショナよりも支持体寄りに在って比較的小径の上記アイ
ドラは、その内輪が支軸に挿通支持されて回転中心位置
が支持体側面に対し不動であることから、このアイドラ
を囲繞して支持体側面に隣接する空間を、テンショナの
調整移動に左右されることなく常に広く確保することが
でき、それだけ該支持体側面に対する設計上の自由度が
高められる。
するために第1巻掛伝動系の伝動帯が支軸近傍に配置さ
れたとしても、該伝動帯と支軸との直接摺接がアイドラ
により防止されるから、その伝動帯等の耐久性劣化が回
避される。また第2巻掛伝動系の伝動帯の張力調整のた
めにテンションアーム、従ってテンショナ内輪を揺動さ
せる際には、そのテンショナ内輪の支持体側の側面がア
イドラ内輪の他側面に対し、テンショナ内輪の長孔に沿
う方向に相対摺動し得るから、アイドラの回転中心位置
を変更することなくテンショナの回転中心位置を張力調
整のために的確に変更することができる。またテンショ
ナをアイドラよりも大径としてアイドラの外側(即ち支
持体側面より遠い側)に配したことにより、アイドラと
接する第1巻掛伝動系の伝動帯が支持体より離れる側に
妄りに横移動するのをテンショナにより確実に規制で
き、しかもテンショナ内輪の前記長孔と支軸との挿通状
態をアイドラに邪魔されずに視認可能である。更にテン
ショナよりも支持体寄りに在って比較的小径の上記アイ
ドラは、その内輪が支軸に挿通支持されて回転中心位置
が支持体側面に対し不動であることから、このアイドラ
を囲繞して支持体側面に隣接する空間を、テンショナの
調整移動に左右されることなく常に広く確保することが
でき、それだけ該支持体側面に対する設計上の自由度が
高められる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、先ず第1図において、支持体としての機関本体E
は、シリンダブロック1の上部にシリンダヘッド2を結
合して構成され、シリンダブロック1の下部にはオイル
パン3が、またシリンダヘッド2の上部にはヘッドカバ
ー4がそれぞれ結合される。
と、先ず第1図において、支持体としての機関本体E
は、シリンダブロック1の上部にシリンダヘッド2を結
合して構成され、シリンダブロック1の下部にはオイル
パン3が、またシリンダヘッド2の上部にはヘッドカバ
ー4がそれぞれ結合される。
ほぼ水平な軸線を有しながらシリンダブロック1で回転
自在に支承されるクランク軸5の上方には、該クランク
軸5の軸線を通る鉛直面に関してほぼ対称な位置に第1
バランサ軸6および第2バランサ軸7がクランク軸5と
平行にして回転自在に配置される。これらのバランサ軸
6,7は、機関の二次振動を抑えるものであり、軸方向一
端をシリンダブロック1の側壁外面から突出させながら
シリンダブロック1に挿通配置される。而して両バラン
サ軸6,7は、それらの軸方向に間隔をあけた偏心重錘部
(図示せず)を有するものである。
自在に支承されるクランク軸5の上方には、該クランク
軸5の軸線を通る鉛直面に関してほぼ対称な位置に第1
バランサ軸6および第2バランサ軸7がクランク軸5と
平行にして回転自在に配置される。これらのバランサ軸
6,7は、機関の二次振動を抑えるものであり、軸方向一
端をシリンダブロック1の側壁外面から突出させながら
シリンダブロック1に挿通配置される。而して両バラン
サ軸6,7は、それらの軸方向に間隔をあけた偏心重錘部
(図示せず)を有するものである。
クランク軸5のシリンダブロック1からの突出端部に
は、第1巻掛伝動系T1の第1駆動プーリ9が固着される
とともに、第1駆動プーリ9よりもシリンダブロック1
から遠ざかる側に第2.巻掛伝動系T2の第2駆動プーリ10
が固着され、第1および第2駆動プーリ9,10は第1図の
矢印で示す方向に回転駆動される。
は、第1巻掛伝動系T1の第1駆動プーリ9が固着される
とともに、第1駆動プーリ9よりもシリンダブロック1
から遠ざかる側に第2.巻掛伝動系T2の第2駆動プーリ10
が固着され、第1および第2駆動プーリ9,10は第1図の
矢印で示す方向に回転駆動される。
第1巻掛伝動系T1は、吸気側動弁機構を駆動すべくクラ
ンク軸5と平行にしてシリンダヘッド2に回転自在に支
承される吸気側動弁カム軸11と、排気側動弁機構を駆動
すべく吸気側動弁カム軸11と平行にしてシリンダヘッド
2に回転自在に支承される排気側動弁カム軸12と、シリ
ンダブロック1の側壁外面に取付けられるウォータポン
プ13とを駆動するための調時伝動系であり、シリンダブ
ロック1の側壁外面に回転自在に支承される複数の伝動
輪、すなわち第1駆動プーリ9と、吸気側動弁カム軸11
に固着される吸気側カム軸駆動用被動プーリ14と、排気
側動弁カム軸12に固着される排気側カム軸駆動用被動プ
ーリ15と、ウォータポンプ13のポンプ軸13aに固着され
るウォータポンプ駆動用被動プーリ16とに、無端状伝動
帯としての第1タイミングベルト17が巻掛けられて成
る。
ンク軸5と平行にしてシリンダヘッド2に回転自在に支
承される吸気側動弁カム軸11と、排気側動弁機構を駆動
すべく吸気側動弁カム軸11と平行にしてシリンダヘッド
2に回転自在に支承される排気側動弁カム軸12と、シリ
ンダブロック1の側壁外面に取付けられるウォータポン
プ13とを駆動するための調時伝動系であり、シリンダブ
ロック1の側壁外面に回転自在に支承される複数の伝動
輪、すなわち第1駆動プーリ9と、吸気側動弁カム軸11
に固着される吸気側カム軸駆動用被動プーリ14と、排気
側動弁カム軸12に固着される排気側カム軸駆動用被動プ
ーリ15と、ウォータポンプ13のポンプ軸13aに固着され
るウォータポンプ駆動用被動プーリ16とに、無端状伝動
帯としての第1タイミングベルト17が巻掛けられて成
る。
第1駆動プーリ9およびウォータポンプ駆動用被動プー
リ16間で、第1タイミングベルト17の外周側には、該タ
イミングベルト17の張力を調整するための第1テンショ
ナ18が弾発的に圧接される。この第1テンショナ18は、
第1テンションアーム19の中間部に回転自在に支持され
るものであり、第1テンションアーム19の一端部はシリ
ンダブロック1の側壁外面に植設された支持ピン20によ
り回動自在に支承される。また第1テンショナ18には前
記支持ピン20を中心とする円弧状の長孔21が設けられ、
シリンダブロック1の側壁外面に設けられた第1支軸22
が該長孔21に挿通される。しかも第1テンションアーム
19の他端部およびシリンダブロック1間には第1テンシ
ョンばね23が縮設されており、この第1テンションばね
23のばね力により第1テンションアーム19は第1テンシ
ョナ18を第1タイミングベルト17の外周面に圧接する方
向に付勢される。
リ16間で、第1タイミングベルト17の外周側には、該タ
イミングベルト17の張力を調整するための第1テンショ
ナ18が弾発的に圧接される。この第1テンショナ18は、
第1テンションアーム19の中間部に回転自在に支持され
るものであり、第1テンションアーム19の一端部はシリ
ンダブロック1の側壁外面に植設された支持ピン20によ
り回動自在に支承される。また第1テンショナ18には前
記支持ピン20を中心とする円弧状の長孔21が設けられ、
シリンダブロック1の側壁外面に設けられた第1支軸22
が該長孔21に挿通される。しかも第1テンションアーム
19の他端部およびシリンダブロック1間には第1テンシ
ョンばね23が縮設されており、この第1テンションばね
23のばね力により第1テンションアーム19は第1テンシ
ョナ18を第1タイミングベルト17の外周面に圧接する方
向に付勢される。
第2巻掛伝動系T2は、第1および第2バランサ軸6,7を
駆動するための調時伝動系である。この第2巻掛伝動系
T2は、シリンダブロック1の側壁外面に回転自在に支承
される複数の伝動輪、すなわち第2駆動プーリ10と、第
1バランサ軸6に設けられる第1バランサ駆動用被動プ
ーリ25と、第2バランサ軸7に設けられる第2バランサ
駆動用被動プーリ26とに無端状伝動帯としての第2タイ
ミングベルト27が巻掛けられて成り、第1巻掛伝動系T1
よりもシリンダブロック1の側壁外面から遠ざかる側に
配設される。しかも第2タイミングベルト27は、第1お
よび第2バランサ駆動用被動プーリ25,26を相互に逆方
向に駆動すべく巻掛けられるものであり、第1および第
2バランサ駆動用被動プーリ25,26間で第2タイミング
ベルト27には、その内第2テンショナ28が弾発的に圧接
される。
駆動するための調時伝動系である。この第2巻掛伝動系
T2は、シリンダブロック1の側壁外面に回転自在に支承
される複数の伝動輪、すなわち第2駆動プーリ10と、第
1バランサ軸6に設けられる第1バランサ駆動用被動プ
ーリ25と、第2バランサ軸7に設けられる第2バランサ
駆動用被動プーリ26とに無端状伝動帯としての第2タイ
ミングベルト27が巻掛けられて成り、第1巻掛伝動系T1
よりもシリンダブロック1の側壁外面から遠ざかる側に
配設される。しかも第2タイミングベルト27は、第1お
よび第2バランサ駆動用被動プーリ25,26を相互に逆方
向に駆動すべく巻掛けられるものであり、第1および第
2バランサ駆動用被動プーリ25,26間で第2タイミング
ベルト27には、その内第2テンショナ28が弾発的に圧接
される。
第2図を併せて参照して、第2テンショナ28は、シリン
ダブロック1の側壁外面に植設された支軸としての第2
支軸29の先端部に回転自在に支承されるものであり、こ
の第2支軸29のシリンダブロック1寄りの部分には第1
巻掛伝動系T1における第1タイミングベルト17の外面に
摺接可能なアイドラ30が回転自在に支承される。
ダブロック1の側壁外面に植設された支軸としての第2
支軸29の先端部に回転自在に支承されるものであり、こ
の第2支軸29のシリンダブロック1寄りの部分には第1
巻掛伝動系T1における第1タイミングベルト17の外面に
摺接可能なアイドラ30が回転自在に支承される。
アイドラ30は、第2支軸29で支承されて一側面がシリン
ダブロック1の側壁外面に当接するアイドラ内輪31に、
第1タイミングベルト17の外面に摺接可能なアイドラ外
輪32を複数のボール33を介して相対回転自在に嵌装して
構成され、アイドラ内輪31の中央部には、第2支軸29に
挿通させる支持孔34が穿設される。
ダブロック1の側壁外面に当接するアイドラ内輪31に、
第1タイミングベルト17の外面に摺接可能なアイドラ外
輪32を複数のボール33を介して相対回転自在に嵌装して
構成され、アイドラ内輪31の中央部には、第2支軸29に
挿通させる支持孔34が穿設される。
第2テンショナ28は、第2タイミングベルト27に摺接さ
れるテンショナ外輪36をテンショナ内輪35に複数のボー
ル37を介して相対回転自在に嵌装して構成され、そのテ
ンショナ外輪36はアイドラ外輪32よりも大径に形成され
る。またテンショナ内輪35の外端には第2テンションア
ーム38の先端部が固着され、該テンションアーム38の基
端部は、シリンダブロック1の側壁外面に突設されたボ
ス部39の先端に、該ボス部39に螺合されるボルト40を介
して揺動可能に支承される。しかもテンショナ内輪35の
中央部には、前記ボルト40を中心とする円弧状の長孔41
が穿設されており、該長孔41に第2支軸29がテンション
アーム38の前記揺動を許容するように挿通される。さら
に第2テンションアーム38の基端部とシリンダブロック
1との間にはボス部39を囲繞するねじりばねである第2
テンションばね44が介設されており、この第2テンショ
ンばね44のばね力により第2テンションナ28のテンショ
ナ外輪36が第2タイミングベルト27にその内側から圧接
され、それにより第2タイミングベルト27に一定の張力
が付与される。前記テンショナ内輪35のシリンダブロッ
ク1側の側面は、アイドラ内面31の他側面に対し、前記
長孔41に沿う方向に相対摺動可能に当接する。
れるテンショナ外輪36をテンショナ内輪35に複数のボー
ル37を介して相対回転自在に嵌装して構成され、そのテ
ンショナ外輪36はアイドラ外輪32よりも大径に形成され
る。またテンショナ内輪35の外端には第2テンションア
ーム38の先端部が固着され、該テンションアーム38の基
端部は、シリンダブロック1の側壁外面に突設されたボ
ス部39の先端に、該ボス部39に螺合されるボルト40を介
して揺動可能に支承される。しかもテンショナ内輪35の
中央部には、前記ボルト40を中心とする円弧状の長孔41
が穿設されており、該長孔41に第2支軸29がテンション
アーム38の前記揺動を許容するように挿通される。さら
に第2テンションアーム38の基端部とシリンダブロック
1との間にはボス部39を囲繞するねじりばねである第2
テンションばね44が介設されており、この第2テンショ
ンばね44のばね力により第2テンションナ28のテンショ
ナ外輪36が第2タイミングベルト27にその内側から圧接
され、それにより第2タイミングベルト27に一定の張力
が付与される。前記テンショナ内輪35のシリンダブロッ
ク1側の側面は、アイドラ内面31の他側面に対し、前記
長孔41に沿う方向に相対摺動可能に当接する。
ところで、第2テンショナ28のテンショナ内輪35から突
出した第2支軸29の外端には抜け止め部としてのナット
42が螺合され、そのナット42とシリンダブロック1の外
壁側面とにより、前記テンショナ内輪35およびアイドラ
内輪31の第2支軸29上の軸方向位置が定まる。さらにナ
ット42には、第1および第2巻掛伝動系T1,T2を覆うカ
バー43が保持される。
出した第2支軸29の外端には抜け止め部としてのナット
42が螺合され、そのナット42とシリンダブロック1の外
壁側面とにより、前記テンショナ内輪35およびアイドラ
内輪31の第2支軸29上の軸方向位置が定まる。さらにナ
ット42には、第1および第2巻掛伝動系T1,T2を覆うカ
バー43が保持される。
次にこの実施例の作用について説明すると、クランク軸
5の回転により第1および第2巻掛伝動系T1,T2がとも
に駆動される。これにより第1巻掛伝動系T1では吸気側
動弁カム軸11および排気側動弁カム軸12がクランク軸5
に対する1/2の減速比をもって駆動されるとともにウォ
ータポンプ13が駆動される。また第2巻掛伝動系T2では
両バランサ軸6,7がクランク軸5に対する2/1の増速比を
もって相互に逆方向に駆動される。
5の回転により第1および第2巻掛伝動系T1,T2がとも
に駆動される。これにより第1巻掛伝動系T1では吸気側
動弁カム軸11および排気側動弁カム軸12がクランク軸5
に対する1/2の減速比をもって駆動されるとともにウォ
ータポンプ13が駆動される。また第2巻掛伝動系T2では
両バランサ軸6,7がクランク軸5に対する2/1の増速比を
もって相互に逆方向に駆動される。
ところで、第2巻掛伝動系T2における第2タイミングベ
ルト27の張力を調整するための第2テンショナ28と、シ
リンダブロック1との間には、第1巻掛伝動系T1におけ
る第1タイミングベルト17の外周面に摺接可能なアイド
ラ30が配置されており、第1タイミングベルト17を第2
支軸29側に充分近接して配置しても第1タイミングベル
ト17が第2支軸29に直接接触して耐久性が損なわれるこ
とはなく、むしろ第1タイミングベルト17の振れをアイ
ドラ30により抑えることができる。したがって第1およ
び2巻掛伝動系T1,T2の配置を極力コンパクト化するこ
とが可能であり、そのコンパクト化による第1タイミン
グベルト17の耐久性劣化を回避することができる。
ルト27の張力を調整するための第2テンショナ28と、シ
リンダブロック1との間には、第1巻掛伝動系T1におけ
る第1タイミングベルト17の外周面に摺接可能なアイド
ラ30が配置されており、第1タイミングベルト17を第2
支軸29側に充分近接して配置しても第1タイミングベル
ト17が第2支軸29に直接接触して耐久性が損なわれるこ
とはなく、むしろ第1タイミングベルト17の振れをアイ
ドラ30により抑えることができる。したがって第1およ
び2巻掛伝動系T1,T2の配置を極力コンパクト化するこ
とが可能であり、そのコンパクト化による第1タイミン
グベルト17の耐久性劣化を回避することができる。
また第2巻掛伝動系T2のタイミングベルト17の張力調整
のためにテンションアーム38、従ってテンショナ内輪35
を揺動させる際には、そのテンショナ内輪35のシリンダ
ブロック1側の側面がアイドラ内輪31の他側面に対し、
テンショナ内輪35の長孔41に沿う方向に相対摺動し得る
ので、アイドラ30の回転中心位置を変更することなく第
2テンショナ28の回転中心位置を的確に変更することが
でき、従ってアイドラ30と第1巻掛伝動系T1のタイミン
グベルト17との好適な位置関係を維持しながら、第2巻
掛伝動系T2のタイミングベルト27の張力調整を常に的確
に行なうことができる。また第2テンショナ28をアイド
ラ30よりも大径としてアイドラ30の外側(即ちシリンダ
ブロック1の外壁側面より遠い側)に配したことによ
り、アイドラ30と接する第1巻掛伝動系T1のタイミング
ベルト17がシリンダブロック1より離れる側に妄りに横
移動するのを第2テンショナ28により確実に規制するこ
とができ、しかもテンショナ内輪35の前記長孔41と支軸
29との挿通状態をアイドラ30に邪魔されずに容易に視認
することができる。更に第2テンショナ28よりもシリン
ダブロック1寄りに在って比較的小径の上記アイドラ30
は、その内輪31が支軸29に挿通支持されて回転中心位置
がシリンダブロック1に対し不動であることから、この
アイドラ30を囲繞してシリンダブロック1外壁側面に隣
接する空間を、テンショナ28の調整移動に左右されるこ
となく常に広く確保することができ、それだけ該シリン
ダブロック1の外壁側面に対する設計上の自由度が拡が
る。
のためにテンションアーム38、従ってテンショナ内輪35
を揺動させる際には、そのテンショナ内輪35のシリンダ
ブロック1側の側面がアイドラ内輪31の他側面に対し、
テンショナ内輪35の長孔41に沿う方向に相対摺動し得る
ので、アイドラ30の回転中心位置を変更することなく第
2テンショナ28の回転中心位置を的確に変更することが
でき、従ってアイドラ30と第1巻掛伝動系T1のタイミン
グベルト17との好適な位置関係を維持しながら、第2巻
掛伝動系T2のタイミングベルト27の張力調整を常に的確
に行なうことができる。また第2テンショナ28をアイド
ラ30よりも大径としてアイドラ30の外側(即ちシリンダ
ブロック1の外壁側面より遠い側)に配したことによ
り、アイドラ30と接する第1巻掛伝動系T1のタイミング
ベルト17がシリンダブロック1より離れる側に妄りに横
移動するのを第2テンショナ28により確実に規制するこ
とができ、しかもテンショナ内輪35の前記長孔41と支軸
29との挿通状態をアイドラ30に邪魔されずに容易に視認
することができる。更に第2テンショナ28よりもシリン
ダブロック1寄りに在って比較的小径の上記アイドラ30
は、その内輪31が支軸29に挿通支持されて回転中心位置
がシリンダブロック1に対し不動であることから、この
アイドラ30を囲繞してシリンダブロック1外壁側面に隣
接する空間を、テンショナ28の調整移動に左右されるこ
となく常に広く確保することができ、それだけ該シリン
ダブロック1の外壁側面に対する設計上の自由度が拡が
る。
また以上の実施例では、内燃機関の両動弁カム軸11,12
およびウォータポンプ13を駆動するための第1巻掛伝動
系T1、ならびに両バランサ軸6,7を駆動するための第2
巻掛伝動系T2を備える巻掛伝動装置について述べたが、
本考案は、支持体側面に回転自在に支承される複数の伝
動輪に無端状伝動帯がそれぞれ巻掛けられて成る複数の
巻掛伝動系が、支持体側面からの距離を異ならせて配設
される巻掛伝動装置に関して広く実施可能である。
およびウォータポンプ13を駆動するための第1巻掛伝動
系T1、ならびに両バランサ軸6,7を駆動するための第2
巻掛伝動系T2を備える巻掛伝動装置について述べたが、
本考案は、支持体側面に回転自在に支承される複数の伝
動輪に無端状伝動帯がそれぞれ巻掛けられて成る複数の
巻掛伝動系が、支持体側面からの距離を異ならせて配設
される巻掛伝動装置に関して広く実施可能である。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、第2巻掛伝動系よりも支
持体側面寄りに位置する第1巻掛伝動系が、その第1巻
掛伝動系の伝動帯に接し且つテンショナ外輪よりも小径
に形成されたアイドラ外輪と、このアイドラ外輪を相対
回転自在に嵌装すると共に一側面が支持体側面に当接す
るアイドラ内輪とを有するアイドラを含み、そのアイド
ラ内輪が支軸を挿通させる支持孔を有して、他側面がテ
ンショナ内輪の支持体側の側面に対し長孔に沿う方向に
相対摺動可能に当接し、そのテンショナ内輪及びアイド
ラ内輪の支軸上での軸方向位置が支軸の抜け止め部と支
持体とにより規制されるので、各巻掛伝動系の配置をコ
ンパクト化するために第1巻掛伝動系の伝動帯が支軸近
傍に配置されても上記アイドラが該伝動帯と支軸との直
接摺接を防止してその伝動帯等の耐久性劣化を回避する
ことができる。また第2巻掛伝動系の伝動帯の張力調整
のためにテンションアーム、従ってテンショナ内輪を揺
動させる際には、そのテンショナ内輪の支持体側の側面
がアイドラ内輪の他側面に対し、テンショナ内輪の長孔
に沿う方向に相対摺動し得るので、アイドラの回転中心
位置を変更することなくテンショナの回転中心位置を的
確に変更することができ、従ってアイドラと第1巻掛伝
動系の伝動帯との好適な位置関係を維持しながら、第2
巻掛伝動系の張力調整を常に的確に行なうことができ
る。またテンショナをアイドラよりも大径としてアイド
ラの外側(即ち支持体側面より遠い側)に配したことに
より、アイドラと接する第1巻掛伝動系の伝動帯が支持
体より離れる側に妄りに横移動するのをテンショナによ
り確実に規制することができ、しかもテンショナ内輪の
前記長孔と支軸との挿通状態をアイドラに邪魔されずに
視認することができるからテンショナが張力調整限界に
近づいているか否かのチェックを容易に行なうことがで
きる。更にテンショナよりも支持体寄りに在って比較的
小径の上記アイドラは、その内輪が支軸に挿通支持され
て回転中心位置が支持体側面に対し不動であることか
ら、このアイドラを囲繞して支持体側面に隣接する空間
を、テンショナの調整移動に左右されることなく常に広
く確保することができ、それだけ該支持体側面に対する
設計上の自由度を高めることができる。
持体側面寄りに位置する第1巻掛伝動系が、その第1巻
掛伝動系の伝動帯に接し且つテンショナ外輪よりも小径
に形成されたアイドラ外輪と、このアイドラ外輪を相対
回転自在に嵌装すると共に一側面が支持体側面に当接す
るアイドラ内輪とを有するアイドラを含み、そのアイド
ラ内輪が支軸を挿通させる支持孔を有して、他側面がテ
ンショナ内輪の支持体側の側面に対し長孔に沿う方向に
相対摺動可能に当接し、そのテンショナ内輪及びアイド
ラ内輪の支軸上での軸方向位置が支軸の抜け止め部と支
持体とにより規制されるので、各巻掛伝動系の配置をコ
ンパクト化するために第1巻掛伝動系の伝動帯が支軸近
傍に配置されても上記アイドラが該伝動帯と支軸との直
接摺接を防止してその伝動帯等の耐久性劣化を回避する
ことができる。また第2巻掛伝動系の伝動帯の張力調整
のためにテンションアーム、従ってテンショナ内輪を揺
動させる際には、そのテンショナ内輪の支持体側の側面
がアイドラ内輪の他側面に対し、テンショナ内輪の長孔
に沿う方向に相対摺動し得るので、アイドラの回転中心
位置を変更することなくテンショナの回転中心位置を的
確に変更することができ、従ってアイドラと第1巻掛伝
動系の伝動帯との好適な位置関係を維持しながら、第2
巻掛伝動系の張力調整を常に的確に行なうことができ
る。またテンショナをアイドラよりも大径としてアイド
ラの外側(即ち支持体側面より遠い側)に配したことに
より、アイドラと接する第1巻掛伝動系の伝動帯が支持
体より離れる側に妄りに横移動するのをテンショナによ
り確実に規制することができ、しかもテンショナ内輪の
前記長孔と支軸との挿通状態をアイドラに邪魔されずに
視認することができるからテンショナが張力調整限界に
近づいているか否かのチェックを容易に行なうことがで
きる。更にテンショナよりも支持体寄りに在って比較的
小径の上記アイドラは、その内輪が支軸に挿通支持され
て回転中心位置が支持体側面に対し不動であることか
ら、このアイドラを囲繞して支持体側面に隣接する空間
を、テンショナの調整移動に左右されることなく常に広
く確保することができ、それだけ該支持体側面に対する
設計上の自由度を高めることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は内燃機
関の側面図、第2図は第1図のII-II線拡大断面図であ
る。 9,10,14,15,16,25,26……伝動輪としてのプーリ、17,27
……伝動帯としてのタイミングベルト、28……第2巻掛
伝動系のテンショナ、29……第2巻掛伝動系の支軸、30
……第1巻掛伝動系のアイドラ、31……アイドラ内輪、
32……アイドラ外輪、34……支持孔、35……テンショナ
内輪、36……テンショナ外輪、38……テンションアー
ム、41……長孔、42……抜け止め部としてのナット、44
……テンショナばね、E……支持体としての機関本体、
T1,T2……巻掛伝動系
関の側面図、第2図は第1図のII-II線拡大断面図であ
る。 9,10,14,15,16,25,26……伝動輪としてのプーリ、17,27
……伝動帯としてのタイミングベルト、28……第2巻掛
伝動系のテンショナ、29……第2巻掛伝動系の支軸、30
……第1巻掛伝動系のアイドラ、31……アイドラ内輪、
32……アイドラ外輪、34……支持孔、35……テンショナ
内輪、36……テンショナ外輪、38……テンションアー
ム、41……長孔、42……抜け止め部としてのナット、44
……テンショナばね、E……支持体としての機関本体、
T1,T2……巻掛伝動系
Claims (1)
- 【請求項1】支持体(E)側面に回転自在に支承される
複数の伝動輪(9,14,15,16;10,25,26)に無端状伝動帯
(17,27)がそれぞれ巻掛けられて成る第1,第2巻掛伝
動系(T1,T2)が、第2巻掛伝動系(T2)を第1巻掛伝
動系(T1)よりも支持体(E)側面からその外方に離し
て配設され、この第2巻掛伝動系(T2)の伝動帯(27)
に圧接するテンショナ(28)が、その伝動帯(27)に接
するテンショナ外輪(36)と、このテンショナ外輪(3
6)を相対回転自在に嵌装したテンショナ内輪(35)
と、このテンショナ内輪(35)を支持すると共に基端部
が支持体(E)側面に揺動可能に軸支されたテンション
アーム(38)と、テンショナ外輪(36)を伝動帯(27)
側との圧接方向に付勢すべくテンションアーム(38)に
接続されたテンションばね(44)とより構成され、テン
ショナ内輪(35)には、支持体(E)側面に突設した支
軸(29)をテンションアーム(38)の前記揺動を許容す
るように挿通させる長孔(41)が形成され、その支軸
(29)外端に設けた抜け止め部(42)によりテンショナ
内輪(35)を支軸(29)に保持するようにした、巻掛伝
動装置において、 第1巻掛伝動系(T1)は、その第1巻掛伝動系(T1)の
伝動帯(17)に接し且つテンショナ外輪(36)よりも小
径に形成されたアイドラ外輪(32)と、このアイドラ外
輪(32)を相対回転自在に嵌装すると共に一側面が支持
体(E)側面に当接するアイドラ内輪(31)とを有する
アイドラ(30)を含み、そのアイドラ内輪(31)は、支
軸(29)を挿通させる支持孔(34)を有して、他側面が
テンショナ内輪(35)の支持体(E)側の側面に対し長
孔(41)に沿う方向に相対摺動可能に当接し、そのテン
ショナ内輪(35)及びアイドラ内輪(31)の支軸(29)
上での軸方向位置が前記抜け止め部(42)と支持体
(E)とにより規制されることを特徴とする、巻掛伝動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989076498U JPH0747633Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 巻掛伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989076498U JPH0747633Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 巻掛伝動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0317352U JPH0317352U (ja) | 1991-02-20 |
JPH0747633Y2 true JPH0747633Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31618023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989076498U Expired - Lifetime JPH0747633Y2 (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | 巻掛伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747633Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW381996B (en) * | 1997-10-21 | 2000-02-11 | Delta Tooling Co Ltd | Cushion and seat having a net-shaped skin |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0731009Y2 (ja) * | 1987-04-24 | 1995-07-19 | 日産ディーゼル工業株式会社 | テンシヨンプ−リ装置 |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1989076498U patent/JPH0747633Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0317352U (ja) | 1991-02-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |