JPH0234431Y2 - - Google Patents

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JPH0234431Y2
JPH0234431Y2 JP4212386U JP4212386U JPH0234431Y2 JP H0234431 Y2 JPH0234431 Y2 JP H0234431Y2 JP 4212386 U JP4212386 U JP 4212386U JP 4212386 U JP4212386 U JP 4212386U JP H0234431 Y2 JPH0234431 Y2 JP H0234431Y2
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JP
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compressor
engine
mounting base
mounting
key mechanism
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンプレツサ(圧縮機)をエンジンに
取り付ける装置に関するもので、特に空気調和用
コンプレツサをエンジンに取り付ける装置に関す
るものである。
(従来の技術) 通常エンジンでコンプレツサを回転駆動させる
場合、エンジンとコンプレツサとの間にベルトを
配し、ベルトを介してエンジンの回転をコンプレ
ツサに伝達する。このため、ベルトの張力を調整
可能なようにコンプレツサとエンジンとを取り付
けている。
この種の取り付け装置としては、たとえば実公
昭60−27788号公報等に示されるものがあつた。
以下第5図を参照して説明する。コンプレツサ5
1はコンプレツサ51の入力軸52に平行に取り
付けられた固定用の軸(図示せず)を中心に回動
可能にエンジンに配設されている。エンジン(図
示せず)に取り付けられたコンプレツサ取り付け
台53に配設された取り付けアーム54の円弧状
長穴55に、コンプレツサ51に軸止されたボル
ト56を介挿し、ボルト56をナツト(図示せ
ず)に螺合させ、コンプレツサ51をコンプレツ
サ取り付け台53に固定している。
エンジンの出力軸50に取り付けられたプーリ
57と、コンプレツサ51の入力軸52に取り付
けられたプーリ58を接続するベルト59の張力
を調整する際には、まず、ボルト56を緩め、コ
ンプレツサ51を固定用の軸(図示せず)を中心
に回動させた後に、再びボルト56を締めつけ、
コンプレツサ51をコンプレツサ取り付け台53
に配設された取り付けアーム54に固定する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記装置では、コンプレツサ51は、
取り付けアーム54のみで固定されるため、コン
プレツサ51の入力軸52とエンジンの出力軸5
0との平行が狂い易く、ベルト59の異常摩耗や
ベルト外れの原因となつていた。さらに、ベルト
59の張力をコンプレツサ51をエンジンと反対
側へ引つ張りながら調整しなければならず、適正
な張力を得るまでに時間がかかるという問題点も
あつた。
また、コンプレツサ51には空気調和用冷媒配
管(図示せず)が、振動を吸収するためのフレキ
シブル管(図示せず)を介して取り付けられる
が、コンプレツサ51を固定用の軸(図示せず)
を中心に回動させた場合には、フレキシブル管
(図示せず)がねじれ、破裂するという問題点も
あつた。
そこで本考案は、コンプレツサの入力軸とエン
ジンの出力軸の平行関係が狂わず、しかも、容易
にベルトの張力調整ができるコンプレツサ取り付
け装置を構成することを技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために本考案で講じた技
術的手段は、コンプレツサを取り付けるための平
面が設けられたエンジン取り付け台と、該エンジ
ン取り付け台の平面上に配設されたコンプレツサ
取り付け台と、該両取り付け台の間に設けられた
スライド用キー機構と、前記スライド用キー機構
と平行に配置され、前記エンジン取り付け台と螺
合しており、前記コンプレツサ取り付け台と当接
して前記コンプレツサ取り付け台を前記キー機構
に沿つて摺動させるスライド量調整ボルトとを有
しており、前記コンプレツサの入力軸と前記エン
ジンの出力軸とが前記キー機構と直交するよう
に、それぞれ前記取り付け台にコンプレツサとエ
ンジンとを平行にとりつけたことである。
(作用) 前記本考案の構成によれば、コンプレツサ取り
付け台は、エンジン取り付け台の平面上をエンジ
ンの出力軸に直交する方向に設けられたキー機構
に沿つて摺動する。このため、コンプレツサ取り
付け台に固定されたコンプレツサの入力軸とエン
ジンの出力軸との平行が狂うことがない。また、
エンジン取り付け台と螺合したスライド量調整ボ
ルトを調整して、コンプレツサ取り付け台をベル
トに張力を与える方向に摺動させることによつて
ベルトの張力が調整できるので、従来装置のよう
にコンプレツサを引つ張りながら調整する必要が
なく、適正な張力を得るまでの時間が短縮でき
る。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例について説
明する。
第1図、第2図を参照して説明するが、本実施
例は左右対称であるので、左右で同じ構成の部材
には同一番号を付し、片側のみ説明する。シヤー
シ100には、防振ゴム9を介してエンジン取り
付け台6c,6bが取り付けられている。エンジ
ン取り付け台6a,6bにはエンジン1が取り付
けられている。エンジン取り付け台6aにはコン
プレツサ2を取り付けるための平面101が設け
られている。平面101上にはキー10aが、エ
ンジンの出力軸13と直交する方向に設けられて
おり、さらに、キー10aと嵌合するガイド溝1
0bを有したコンプレツサ取り付け台5が配設さ
れている。コンプレツサ2にはコンプレツサ取り
付けボス12a,12b,12cが設けられてお
り、コンプレツサ2はボス12a,12b,12
cをコンプレツサ取り付け台5に固定して取り付
けられている。
エンジンの出力軸13には二つのV溝を有した
プーリー4が取り付けられている。一方、コンプ
レツサ2の入力軸14には一つのV溝を有したプ
ーリー15が取り付けられており、左右のコンプ
レツサの入力軸14に取り付けられた両プーリー
15にはそれぞれ独立した二本のVベルト3が掛
けられている。
エンジン取り付け台6aには、エンジン取り付
け台6aを貫通してスライド量調整ボルト8が螺
合しており、スライド量調整ボルト8の一端はコ
ンプレツサ取り付け台5に当接している。さら
に、スライド量調整ボルト8には緩み止めのため
のロツクナツト7が螺合されている。また、コン
プレツサ取り付け台5には、長穴41,42が開
けられている。長穴41,42には、固定ボルト
11a,11bが挿入され、固定ボルト11a,
11bはコンプレツサ取り付け台5に開けられた
長穴41,42を貫通してエンジン取り付け台6
aに螺合している。コンプレツサ取り付け台5
は、固定ボルト11a,11bによつてエンジン
取り付け台6aに固定される。
第3図を参照して説明する。第3図はエンジン
取り付け台6aを描いた斜視図である。エンジン
取り付け台6aは略L字状の部材であり、固定穴
34,35にボルトを挿入して、エンジン1に取
り付けられる。エンジン取り付け台6aのコンプ
レツサ2を取り付けるための平面101上にはコ
ンプレツサ取り付け台5を平行移動させるための
キー10aが設けられている。さらに、平面10
1上のキー10aに線対称な位置には圧縮機取り
付け台5をエンジン取り付け台6aに固定するた
めのねじ穴31,32が開けられている。ねじ穴
31,32の内周にはネジが切られている。ま
た、エンジン取り付け台6aのエンジンに対向す
る面には、スライド量調整ボルト8が挿入される
ねじ穴33が開けられている。穴33の内周には
ネジが切られている。
第4図を参照して説明する。第4図はコンプレ
ツサ取り付け台5を描いた斜視図である。コンプ
レツサ取り付け台5の底面には、エンジン取り付
け台6aに設けられたキー10aに嵌合するガイ
ド溝10bが設けられている。また、コンプレツ
サ取り付け台5をエンジン取り付け台6aに固定
するため、エンジン取り付け台6aに開けられた
ねじ穴31,32に対応する位置には長穴41,
42が開けられている。さらに、コンプレツサ取
り付け台5には三本の凸部43,44,45が設
けられている。凸部43,44,45にはコンプ
レツサ取り付け台46,47,48が開けられて
おり、それぞれの穴にボルトを挿入して、コンプ
レツサ2の外周に設けられたコンプレツサ取り付
けボス12a,12b,12cと係合させ、コン
プレツサ2を固定する。
本実施例でVベルト3の張力を調整する場合に
は、まず、コンプレツサ取り付け台5に開けられ
た長穴41,42を貫通し、エンジン取り付け台
6aに開けられたねじ穴31,32と螺合する固
定ボルト11a,11bを緩め、コンプレツサ取
り付け台を摺動可能にする。次に、ロツクナツト
7を緩めて、スライド量調整ボルト8を回転可能
にする。その後、スライド量調整ボルト8を回転
させて、コンプレツサ取り付け台5を摺動させ、
Vベルト3の張力を調整する。
Vベルト3の張力を調整した後は、ロツクナツ
ト7を締めつけてスライド量調整ボルト8を固定
し、固定ボルト11a,11bを締めつけて、コ
ンプレツサ取り付け台5をエンジン取り付け台6
aに固定する。
本実施例の構成では、エンジン取り付け台6a
と圧縮機取り付け台5とが別体となつているた
め、まずコンプレツサ2を圧縮機取り付け台5に
取り付け、その後、エンジン取り付け台6aに取
り付けることができる。従つて、エンジン1が狭
い空間に配設されている場合でも、比較的容易
に、かつ、短時間の間に、コンプレツサ2の取り
付けを行うことができる。
さらに、Vベルト3の張力調整をしても、コン
プレツサ2が水平に移動するのみであるので、冷
媒配管に設けられたフレキシブル管がねじれ、破
裂するということがない。
〔考案の効果〕
本考案の構成によれば、コンプレツサはガイド
溝を有したコンプレツサ取り付け台に固定されて
おり、該コンプレツサ取り付け台は、そのガイド
溝をエンジン取り付け台の平面にエンジンの出力
軸に直交する方向に設けられたキーと嵌合させて
摺動するため、コンプレツサの入力軸とエンジン
の出力軸との平行が狂うことがない。また、エン
ジン取り付け台と嵌合したスライド量調整ボルト
を調整して、コンプレツサ取り付け台をベルトに
張力を与える方向に摺動させることによつてベル
トの張力が調整できるので、コンプレツサを引つ
張りながら調整する必要がなく、適正な張力を得
るまでの時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を描いた正面図、第
2図は、第1図の右側面図、第3図は、第1図に
示したエンジン取り付け台を描いた斜視図、第4
図は、第1図に示したコンプレツサ取り付け台を
描いた斜視図である。第5図は従来のコンプレツ
サ取り付けの様子を描いた斜視図である。 1……エンジン、2……コンプレツサ(圧縮
機)、3……Vベルト、4,15……プーリー、
5……コンプレツサ取り付け台、6a,6b……
エンジン取り付け台、7……ロツクナツト、8…
…スライド量調整ボルト、9……防振ゴム、10
a……キー(キー機構)、10b……ガイド溝
(キー機構)、11a,11b……固定ボルト、1
2a,12b,12c……コンプレツサ取り付け
ボス、13……エンジン出力軸、14……コンプ
レツサ入力軸、31,32,33……ねじ穴、3
4,35……固定穴、41,42……長穴、4
3,44,45……凸部、46,47,48……
コンプレツサ取り付け穴、100……シヤーシ、
101……平面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベルトを介してエンジンにより駆動されるコン
    プレツサを取り付けるコンプレツサ取り付け装置
    において、 コンプレツサを取り付けるための平面が設けら
    れたエンジン取り付け台と; 該エンジン取り付け台の平面上に配設されたコ
    ンプレツサ取り付け台と; 該両取り付け台の間に設けられたスライド用キ
    ー機構と; 前記スライド用キー機構と平行に配置され、前
    記エンジン取り付け台と螺合しており、前記コン
    プレツサ取り付け台と当接して前記コンプレツサ
    取り付け台を前記キー機構に沿つて摺動させるス
    ライド量調整ボルト; とを有しており、前記コンプレツサの入力軸と前
    記エンジンの出力軸とが前記キー機構と直交する
    ように、それぞれ前記取り付け台にコンプレツサ
    とエンジンとを平行にとりつけたことを特徴とし
    たコンプレツサ取り付け装置。
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