JPS5870748A - よこ糸予備送出し兼測長装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ひなし織機用のよこ糸予備送出し兼測長装置
、ことに作動空気又は作動流体により引抜くことにより
、このよこ糸の保持及びよこ入れ−を行なう織機用のよ
こ糸予備送出し兼測長装置に関する。

この種の織機においては、よこ糸の径路ｃ：、織機の一
方の側に位置しよこ糸保持体を構成するボビンと、よこ
入れノズルとの間において、布の幅に従って前もって定
めた長さのよこ糸を周期的に貯え、この一時的に貯えた
よこ糸をよこ入れ時に一度に引抜くことのできる予備送
出し兼測長装置を設けることはよく知られている。

とくに仏画特許２，４２８，６０３号明細書には、軸線
方向みぞの貫通する回転軸に管状部材を連結し、調節自
在な周辺寸法を持ち回転しないようにしたドラムのまわ
りへのよこ糸の巻き付けのために、よこ糸の到達とその
前記管状部片内への進入が容易になるようにし、前記ド
ラムのまわりに巻いた所定の巻き数のよこ糸を保持しこ
れ等所定巻き数のよと糸を周期的に釈放する保持手段を
設けたよこ糸予備送出し兼測長装置について記載しであ
る。

所望の巻き数のよこ糸を接線方向Ｃ二巻き付けることの
できる回転軸により固定ドラムに巻き付ける原理を使う
このよこ糸予備送出し兼測長装置においては、多数の巻
き数のよこ糸の長さ、従ってよこ入れを行うように引抜
く前に貯えられる糸の長さは、巻き付はドラムに半径方
向Ｃ二固定部分を設けることにより、調節自在にされる
。この固定部分内には、所望の巻き数を保持し釈放する
保持゛手段と半径方向に調節自在な部材により構成する
部分とを取付けである。この構造により得られるドラム
は、本装置の軸線に対して、最大幅に対する布の幅の減
小（整経）に従って一層大きく又は一層小さく偏心する
周辺を備えている。゛この偏心構造により、実質的な正
伝法則に従って変りよこ糸を引っ張るときにびくびくし
た動きを生ずるよこ糸張力が生ずる。

さらに前記した公知の装置においては、所望の巻き数を
保持し釈放する保持手段は、軸を一定あ向きに保ちなが
ら円形運動で駆動できるようにする外サイクロイド歯車
列を備えている。この外サイクロイド歯車列自体は、糸
が通る半径方向の管状部材を支える回転軸により駆動さ
れる。この駆動は、ウオーム及びウオーム歯車（タンゼ
ント輪）ト駆動ヒニオン及び受動ピニオンに掛ケタエン
ドレスのベルト又はチェーンとを介して生ずる。この構
造は、多数のピニオン、軸及び軸受から成る複雑な機構
を構成する。この機構の製作及び組立てはこれを取付け
ようとする部品の寸法が小さいのでむずかしい。さらに
この機構の構造は、多数の巻き数の糸を保持するように
軸の軌道を調節することができない。その理由は、ドラ
ムが、前記機構を納める半径方向に固定の部分と、半径
方向に調節自在な部片により構成した部分とから成って
いるからである。

本発明は、所定の巻き数を保持し又釈放するのに極めて
簡単な手段を設けであるので、形式は同様であるが極め
て改良されたよこ糸予備送出し兼測長装置を提供するこ
とによりこれ等の障害を除こうとするにある。これ等の
手段は、ドラム周辺を全く偏心させないで調節できるド
ラム構造に適合できる。

このために所定の巻き数のよこ糸を保持し釈放する保持
手段は、本発明によるよこ糸予備送出し兼測長装置にお
いては、一定の角度・間隔を隔てたつめを周辺Ｃ二形成
されウオーム及びウオーム歯車により回転軸から連続的
に回転させられるように、設けられた軸により支えられ
たつめ車により構成されている。この回転軸は、よこ糸
が通過する半　　。

径方向管状部材を支える。前記つめ車の各つめにより前
記巻き付はドラムのまわりに巻き付けた次次の−巻きの
よこ糸を保持し、次で前記つめ車の回転に引続く前記つ
めの引っ込みにより次のつめＣ：よって−巻きのよこ糸
が既に保持される前Ｃ：巻き付けた全部の巻き数のよこ
糸を一度に釈放することができるように、前記回転軸を
前記巻き付はドラムに対して配置する。

このようにして所望の成績は、ウオーム及びウオーム歯
車とつめ車形のつめ付き輪とから成る極めて簡単な機構
により得られる。従って必要な軸受の個数は明らかに著
しく減少させられる。

所定の巻き数に対応して貯えられた糸の長さを調節する
ことができるように、ドラムを、複数の同心のよこ糸支
持部材を支え、回転しないようにした円板により構成す
るのが有利である。各よこ糸支持部材は、一様な角度間
隔で配分され、すべこれ等のよと糸支持部材の１つの付
近に位置し、つめ車軸線に沿い調節自在な位置を持も、
隣接するよこ糸支持部材の半径方向の調節に追従できる
ようにしである。

すなわちドラムは、もはや半径方向に固定した部分と、
半径方向に調節自在な部片により構成した部分とから成
っていないで、つねにほぼ同心に位置させることのでき
るすべて半径方向に調節自在な有用な部材を備えている
。しかしこれ等の部材の１つの他の部材に対する半径方
向位置からの極めてわずかな片寄りは問題にはならない
０従って他のよこ糸支持部材を近似的に位置させた後１
個のよこ糸支持部材だけの精密な調節を行うことができ
る。

つめ車を、隣接するよこ糸支持部材の調節に追従させる
には、このつめ車の軸をウオーム歯車のボス内で滑動す
るように取付けるのが有利である。

ごのウオーム歯車は、これをつめ車の軸に所望の位置で
連結するように止めナツトを受ける円すいは扁平部分と
を備え、各つめの向きを保つようにしである。

前記した構造には次の障害がある。よこ糸のよこ入れ時
に、ドラムの各よこ糸支持部材に巻き付けられ織り幅に
対応する長さの糸が、急激、に引抜かれ放出される。こ
れは、対応する巻き数のよこ糸を保持するつめを、隣接
するよこ糸支持部材の後方に後退させるときである。よ
こ糸がよこ入れされ、その移動の終りに達すると、緊張
状態になっていない最稜の−巻きは、これに続く貯蔵作
用の最初の−巻きに影響を及ぼす。しがしこの−巻きの
よこ糸は主として消えたつめ−の場所を占めるように到
達した新たなつめによりすでに保持されている。

所定の巻き数を必要とするとき（二、後続の貯蔵のため
の最初の−巻きを、その保持に先だってつめから逃げ・
ないようにするために、本発明は付加的な特徴としてよ
こ糸予備送出し兼測長装置に、よこ糸を巻き取るように
ドラムの周辺に近接して位置し又１個のつめを、ドラム
に前もって巻き付させたときに、すでに巻き付けた最初
のよこ糸の−巻きを後続のつめの後方の位置に保つよう
につめ車の付近に位置させた固定の保持衝合部材を設け
る。極めて簡単な付属部品を構成するこの保持衝合部材
は、その作用をつめ車の作用と組合わせられ、前もって
貯えられた所定長のよこ糸のよこ入れ時に・、既に巻き
付けられている新たな−巻きヲトラム上に信頼できる状
態に保持シ、コノようにして本発明よこ糸予備送出し兼
測長装置の信頼性のある精密な作用を保証する。この保
持衝合部材は、静的部材である。しかしその取付けは、
ドラムの軸線に直角をなす平面内で位置に関し調節でき
、ドラムのよこ糸支持部材と共につめ車の位置の調節に
追従できるようにするのがよい。特定の実施例によれば
保持衝合部材は、本発明装置を内部に納める固定のカバ
ーに直接又はこのカバーの周辺に固定した山形材の形の
支持体に調節自在に取付けるために、すべり路を備えた
合板に連結した剛性の又はたわみ性の出張りの形の活動
部分を備えている。

なお本発明Ｃ二よれば、前記したよこ糸支持部材と共に
つめ車を回転させるウオーム及びウオーム歯車を囲むケ
ーシングを取付けた円板は、半径方向管状部材を支える
回転軸により支えられている・この支持は、軸受を介し
て行なわれる。この円板と固定のカバーとに永久磁石を
取付け、円板を実際上固定の角度位置に保つと共に、管
状部材を通すようＣ二したすきまを設ける。円板すなわ
ちドラムを構成する全構造は、機械的複雑さを伴わない
で管状部材を通すのにじゃまにならない手段により回転
しないようにされる。前記管状部材の自由端部は、円板
の周辺と、カバーの周辺とにより形成された同じ形状の
みそ穴に沿う円形の軌道を画く。円板及びカバーに取り
付けた永久磁石は、対応する構造を持ち、これ等の円板
及びカバーを磁性体から作る場合には非磁性体から成る
支持体により保持されなければならない。

以下本発明Ｃ：よるひなし織機用のよこ糸予備送出し兼
測長装置の２つの実施例を添付図面について詳細に説明
する。

矛１図に示した本発明装置は１．支持体（２）により織
機のフレームに取、付けたカバー（１）を備えている。

カバー（１）のボスは、回転軸（５）を取付けた軸受（
３）、（４）のハウジングとして作用する。回転軸（５
）は本装置の全体の軸線（６）のまわりに回転する。他
の２個の軸受（力、（７’）により回転軸（５）は、カ
バー（１）内に位置させた円板（８）を支える。

回転軸（５）　（＝ば、織機の駆動源から織機の作動と
同期して回転軸（５）の回転駆動を容易にするピニオン
（９）をキー止めしである。回転軸（５）の軸線（６）
に沿い回転軸（５）の全長の一部にわたりみぞ（１０）
が貫通している。みぞ（１０）は、回転軸（５）の後端
部で開口し、管（１１）により半径方向に実質的に延び
ている。

管（１１）は、取付はプ゛ロック（１２）により回転軸
（５）に連結されている。

カバー（１）の円すい台形内面には、非磁性体から成り
永久磁石（１４）を挿入した支持ブロック（１３）を固
定しである。回転軸（５）に浴ヤ軸線方向には動がない
ようにした円板（８）は、その後面に非磁性体がら成る
環状体（］５）を支えている。環状体（１５）には他の
永久磁石（１６）を挿入しである。永久磁石（１６）の
配置は、第１の永久磁石（１４）の配置に対応する。

すなわち円板（８）は、これを支える回転軸（５）の回
転運動に関係なく実際上固定の角度位置に保たれる。

永久磁石（１４）、（１６）間に存在するすきまｄによ
り管（１１）の細くした中央部分を通すことができる。

円板（８）は、回転軸（５）の前端部に形成した〔又は
回転軸（５）に取り付けた〕ウオーム（１８）を内部に
納めた中央ケーシング（１７）と一体である。ウオーム
（１８）は、ウオーム歯車（１９）　Ｃ１２図）にかみ
あう。

ウオ「ム歯車（１９）のボスは、中央ケーシング（１７
）の各側に位置させた軸受（２０）、（２１）内に回転
するように取り付けられている。ウオーム歯車（１９）
は、そのボスを貫通する軸（２２）と共に回転するよう
に連結しである。中央ケーシング（１７）の外側の軸端
部は、一定の角度間隔を互いに隔てたつめ（２４）、た
とえば６０°の角度ずつ互いに隔てた６個のつめ（２４
）　（、’ｌ’　３図及び才４図）を周辺に形成したつ
め車（２３）を支えている。

円板（８）は、又その前面に４１個のよこ糸支持部材（
２５）を備えている。各よこ糸支持部材（２５）は、軸
線（６）に対して傾斜した縁部を持つ有用部分（２６）
と、穴（２８）を形成した取り付は出張り（２７）とか
ら成っている。各よこ糸支持部材（２５）に対し円板（
８）の前面には、半径方向のみぞ（２９）が形成されて
いる。

みぞ（２９）の底部Ｃ二は１連のねじ穴（３０）を形成
しである。よこ糸支持部材（２５）はこのようにして、
穴（２８）を貫通しねじ穴（３０）の１つにねじ込んだ
ねじ（３１）により所望の半径方向位置に固定される・
。

作動中Ｃ：回転軸（５）は、矢印（３２）の向きに連続
的に回転するようにしである。回転軸（５）は、これと
−緒に管（１１）を回転させる。管（１１）の自由端部
は、円板（８）の周辺と、カバー（１）の周辺との間に
設けたのと同じ形状のみそ穴（３３）に沿い円形の軌道
を画く。織機の側部に位置させたボビン（図示してない
）から巻きほぐれるよこ糸（３４）は、軸線（６）に沿
い本装置に達し、矢印（３５）に従って回転軸（５）の
みぞ（１０）の入口に連関する。この入口からよこ糸（
１４）は管（１１）に人込み、管（１１）がら円形のみ
ぞ穴（３３）を通過することによって出る。それぞれみ
ぞ（１０）への入口と、みぞ（１０）及び管（１１）の
接合部に位置する曲がり部と、管（１１）の自由端とに
位置させたセラミック材製アイレット（３６）、（３７
）、（３８）により、前記した径路にわたり、よこ糸（
３４）の正確な案内を確実に行う。

最後のアイレット（３８）により矢印（３９）　（＞　
２図）の向きに接線方向に供給されるよこ糸（３４）は
、円板（８）に取り付けた４個のよこ糸支持部材（２５
）により構成された固定のドラムのまわりの次次の−巻
きに巻かれる。各よこ糸支持部材（２５）の有用部分（
２６）の２つの傾斜縁部によこ糸（３４）を押しつける
ことにより、８・角形の−巻きを形成する。最初の−巻
きは、つめ車（２３）のつめ（２４）の１つにより保持
される。

ウオーム（１８）及びウオーム歯車（１９）の減速によ
り、ヌつめ（２４）の角度間隔により定ま′る全巻き数
ｎ　（、ｔ　１図）は、ｎ巻きのよζ糸を保持するつめ
（２４）が、隣接するよこ糸支持部材（２５）の有用部
分（２６）の傾斜縁部の１つの下方に見えなくなるとき
まで、よこ糸支持片材（２５）のまわりに巻き付けられ
る。このようにしてこれ等のｎ巻きのよこ糸を釈放され
、よこ糸（３４）のよこ入れのために矢印（４０）の向
きに一度に引抜くことができる。このときに新たな−巻
きは、すてによこ糸支持部材（２５）のまわりに巻いで
あるが、見えなくなったつめの場所を占めるようになる
つめ車（２３）の別のつめ（２４）により保持される。

よこ糸（３４）を貯え釈放する同じサイクルがこのよう
にして無期限に繰り返される。各つめ（２４）は連関面
（２４’）を備えている。

連関面（２４’）の四人形状は、よこ糸（３４）をつめ
（２４）の下降運動に同伴することなく、よこ糸（３４
）を保持するように定められる。

このようにしてｎ巻きの形に保持されたよこ糸（３４）
の長さの調節を行なうには、各サイクルごとに４個のよ
こ糸支持部材（２５）の半径方向位置を前記した調節自
在な締付部片を使うことによりほぼ同様に変更して、４
個のよこ糸支持部材（２５）が本装置の軸線（６）を中
心とする同じ円周につねに位置するように子る。４個の
よこ糸支持部材（２５”の位置は第２図に鎖線で示しで
ある。この位置は、よこ糸の貯蔵長さのかなり短縮され
た場合に対応する。

つめ車（２３）は、隣接するよこ糸支持部材（２５）の
半径方向の移動に追従するのがよい。このために牙２図
に示すようにつめ車（２３）の軸（２２）は、ウオーム
歯車（１９）のボスの内側で滑動するように取り付けら
れている。このボスは、その両端部の一方で中央ケーシ
ング（１７）の外側に、みそ穴と共にナラ）　（４２）
をはめる円すい形ねじを形成した部分（４１）を備えて
いる。ナラ）　（４２）を締付けることにより、ウオー
ム歯車（１９）と、つめ車（２３）の軸（２２）との間
を一緒に回転す−るようにするが、軸線方向には固定す
る。

矛５図、第６図及びオフ図は２・２の実施例−を示す。

この場合す１図の実施例と共通の部品には同じ参照数字
を使い再度の説明は省くことにする〇この第２の実施例
にも又、山形材の形の支持体（４４）に取付けた保持衝
合部材（４３）を設けである。

支持体（４４）自体は、固定のカバー（１）の周辺にね
じ（４５）により固定しである。

オフ図に示した保持衝合部材（４３）は、本装置の軸線
（６）に平行な平面内につめ車（２３）の付近に位置さ
せた出張り（４６）を備えている。山形の支持体（４４
）の一方の腕部分に第２のねじ’　（５０）により調節
自在に取り付けるために、すべり路（４９）を形成した
細長い合板（４８）に、出張り（４６）を中間部分（４
７）を介して連結する。

保持衝合部材（４３）は、その活動部分を構成する１出
張り（４６）により、多数の巻き数の糸が矢印（４０）
の向きに供給されるときに、前も・つて貯えられた巻き
糸に加えられる引張り作用により新たな−巻きが影響を
受けても、この−巻きをつめ（２４）の後方の位置に保
つことができ′る。実際土耕たな−巻きは、これが出張
り（４６）の内方に湾曲した縁部の下方に接触すること
によって移動するのを防止され、この−巻きの外側に向
う移動を防止され、従ってつめ（２４）からはずれるの
を防止される。もちろん保持衝合部材（４３）は、よこ
糸（３４）を貯えて釈放する各サイクルごとに同様にし
て介入する。

すべり路（４９）により保持衝合部材（４３）の位置は
、本装置の軸線（６）に直角をなす平面内で調節自在で
あり、才１の実施例について前記したよう（：つめ車（
２３）及びよこ糸支持部材（２５）の位置を調節するの
と同時に出張り（４６）の位置な変ｊえることができる
Ｏ 本発明は例示したひなし織機用よこ糸予備送出し兼測長
装置Ω実施例に限定するものではない・とくにつめ（２
４）又はよこ糸支持部材（２５）の個数及び詳細形状を
変更しても本発明の範囲外ではない。

又保持衝合部材を設ける場合に、山形材の形の支／ 特休（４４）を設けないで、保持衝合部材（４３）の調
節自在な取り付けを適当な形状の固定カバー（１）の周
辺に直接行い、又は剛性の出張り（４６）の代りに１個
又は複数個のたわみ外部材たとえばブラシを使ってもよ
い。

以上本発明をその実施例につい七詳細に説明しだが本発
明はなおその精袖を逸脱しないで種種の変化変型を行う
ことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

、２１図は本発明よこ糸予備送出し兼測長装置の牙１の
実施例を示す後述第２図の１−１線に沿う断面図、才２
図は才１図の２−２線に沿う断面図、第３図及び第４図
は第１図及び第２図の装置のつめ車及びその軸を拡大し
て示す正面図及び側面図である。第５図は本装置の第１
２の実施例を示す後述第６図の５−５線に沿う断面図、
牙６図は第５図の横断面図、オフ図は才５図及び第６図
の装置の要部を拡大して示す斜視図である。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）軸線方向のみそが貫通する回転軸と、この回転軸
   と一体の管状部材とを備え、調節自在な周辺寸法を持ち
   回転しないようにしたドラムのまわりに、よこ糸を巻付
   けることができるよう（：、よこ糸が、前記みぞに泊っ
   て前記管状部材内を通過することができるようにし、さ
   ら（：周期的釈放のため（二前記ドラムのまわ（月二巻
   いた所定の巻き数のよこ糸を保持する保持手段を備え、
   ひなし織機、とくに空気圧手段又は水圧手段によって引
   き抜くことにより、よこ糸保持及びよこ入れを行なう織
   機に使用される、よこ糸予備送出し兼測長装置Ｃ：おい
   て、所定の巻き数のよこ糸を保持し釈放する前記保持手
   段を、互いに等しい角度間隔を隔てたつめを周辺に形成
   され、前記回転□軸Ｃ：より駆動されるウオーム及びウ
   オーム歯車により連続的に回転できる軸により支えられ
   たつめ車により構成し、前記つめ車の各つめにより前記
   巻付は用のドラムのまわりに巻付けた次次の−巻きのよ
   こ糸を保持し、次で前記つめ車の回転Ｃ：引続く前記つ
   めの引っ込みにより、次のつめによってよこ糸の−巻き
   が既に保持される前に、巻き付けた全部の巻き数のよと
   糸を一度に釈放することができるように、前記つめ車を
   、前記ドラムの周辺に対して配置したことを特徴とする
   、よこ糸予備送出し兼測長装置０
2. （２）　　前記各つめに、このつめによりその下降移動
   中によこ糸を同伴しないでこのよこ糸を保持できるおう
   入面を設けた特許請求の範囲才（１）項記載のよこ糸予
   備送出し兼測長装置。
3. （３）貯蔵される各糸の−巻きの長さを調節することが
   できるように、前記ドラムを、互いに等しい角度間隔を
   隔て半径方向に調節自在な複数個の同心のよこ糸支持部
   材を備え、回転しないようにした円板により構成し、前
   記つめ車を、前記よこ糸支持部材の１個に隣接して配置
   し、隣接する前記よこ糸支持部材の半径方向の調節に追
   従できるように軸に沿い調節自在に位置させた特許請求
   の範囲矛（１）項又はオ（２）項記載のよこ糸予備送出
   し兼測長装置。
4. （４）前記各よこ糸支持部材に、装置全体の軸線に対し
   て傾斜した縁部な持つよこ糸受入れ部分と、半径方向の
   みそ内で前記円板（二相対的に半径方向に調節すること
   のできる取付は出張りとを設けた特許請求の範囲オ（３
   ）項記載のよこ糸予備送出し兼測長装置。
5. （５）前記つめ車の軸が、前記ウオーム歯車のボス内で
   滑動できるように取り付けられると共ζ二角変位するよ
   うに案内され、このボスに、前記ウオーム歯車を前記軸
   に所望の位置に連結するように止めナツトを受は入れる
   円すい形ねじを形成した特許請求の範囲矛（３）項又は
   才（４）項記載のよこ糸予備送出し兼測長装置。
6. （６）　　前記巻付は用のドラムにあらかじめ巻き付け
   られた多数の巻き数のよこ糸を釈放するようＣｌ　　、
   個のつめが引っ込まされるときに、次のつめの後方に既
   に巻き付けられたよこ糸の最初の−巻きを保持するよう
   に、前記ドラムと前記つめ車とに隣接して配置した固定
   の保持衝合部材を設けた特許請求の範囲才（３）項ない
   し才（５）項のいずれかに記載のよこ糸予備送出し兼測
   長装置。
7. （７）前記保持衝合部材に、取付部を設け、前記保持衝
   合部材の位置を、前記巻き付は用のドラムの軸線に直角
   をなす平面内で調節できるようにした特許請求の範囲オ
   （６）項記載のよこ糸予備送出し兼測長装置。
8. （８）前記保持衝合部材に、よこ糸予備送出し兼測長装
   置を納めた固定のカバーに、前詰保持衝合部材を調節自
   在に取り付けるためのすべり路を備えた合板に連結され
   た剛性の又はたわみ性の出張りを設けた特許請求の範囲
   才（７）項記載のよこ糸予備送出し兼測長装置。
9. （９）前記保持衝合部材に、よこ糸予備送出し兼測長装
   置を納めたカバーの周辺に固定した山形材の形の支持体
   に、前記保持衝合部材を調節自在Ｃ二数り付けるための
   すべり路を備えた合板に連結された剛性の又はたわみ性
   の出張りを設けた特許請求の範囲矛（７）項記載のよこ
   糸予備送出し兼測長装置。 ＧＯ）　　前記よこ糸支持部材を支える前記円板と、前
   記ウオーム及びウオーム歯車を囲むケーシングとを、軸
   受を介して前記回転軸により支え、前記円板を実際上固
   定の角度位置に保持し、前記管状部材が通るためのすき
   まを形成するように、゛永久磁石を前記円板により又前
   記カバーにより支えた特許請求の範囲矛（８）項又は才
   （９）項記載のよこ糸予備送出し兼測長装置。