JPS5869607A - 滞溜可能なコンベヤにおけるワ−ク停止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 滞溜可能なコンベヤにおいて、搬送物を衝撃なしに゛一
時停止させようとする場合、従来は停止装置捷たはパレ
ット（ワーク）側のどちらかの衝突個所を弾性体にして
おいて、その弾性体の弾性変形により衝撃を吸収して停
止を図るようにするか、捷たけ、停止装置捷たはパレッ
ト（ワーク）側のどちらかに単独で復元力を備えたダン
パを設けてこれにより衝撃を吸収させて停止を図るよう
なすものであるが、前者の如く衝突個所を弾性体にして
おいて、その弾性変形によって衝撃を吸収させる手段は
、搬送物の運動エネルギーが小さい場合、すなわち搬送
速度が遅いとか、あるいは搬送物の重量が軽いようなと
きは、一応その機能を果すことができる訳であるが、し
かし、変形のエネルギーに変換するために、実際の設備
において使用できる大きさの装置においては、その利用
可能な範囲はきわめて限られる。これに対し後者すなわ
ち、ダンパを使用する手段は前者に比較してかなりの範
囲捷で衝撃を吸収し、その利用範囲は広いが、この種の
装置においては衝撃を吸収したあとの復元のために、ス
プリング等を利用している関係上、一度停止１−だ後搬
送物が押し戻されてし捷う。その結果作業条件によって
は、一定の位置で正確に停止して固定されなければなら
ないのに、停止位置に誤差を生ずる欠陥がある。そこで
このスプリング々どの復元力に打ち勝って定位置に停止
させようとすると、駆動力を必要以上に大きくするとい
う無駄をしなければならなく々る。

１だ、何等かの原因で、搬送物が所定の速度に較べて極
端に遅いスピードで流れてくる場合にあっても、作業上
、搬送物は定位置に停止させる必要があることは勿論で
あるが、搬送速度が遅いと停止位置の逆行防止爪を乗り
越えることができずに、本来の停止位置よりも手前で停
止ｊ〜でし１うおそれもある。

その他、従来の滞溜可能なコンベヤにおいては、一時停
止後の再スタートに際して発進の遅れが、連続流れ作業
においては高生産性の点から累積するとこれまた無視す
ることはできない。そこで従来は再スタートの際の立上
がりの遅れを除くため、早送り装置を備えたものもある
が、この種の早送り装置は、それ自体単独の装置であっ
た。

この発明は、滞溜可能なコンベヤにおける叙上の欠陥に
鑑み改良を施１〜、搬送速度を犬にしても、正確に定位
置において衝撃なく停止し、捷だ丙スタート時に当って
は搬送物の発進の遅れを除き早送り機能を併せ持った簡
易な高生産性の停止装置を得んとすることを目的とする
ものである。

以下図示の実施例について説明すれば、（１）は搬送物
、例えば組立用部品等を載置するパレット。

（２）はフリーフローチェーンで、例えばチェーン（ａ
）にパレット（１）を載せる搬送用ローラ（ｂ）を配置
１−チェーン（ａ）の進行に伴いパレ、ｌ）を送り、ま
たパレット（１）がストッパによって停止した場合、そ
のローラ（ｂ）の空転によってパレット（１）との間の
摩擦抵抗をＩＩ！￥：減してチェーン（ａ）を進行させ
てチェーンの駆動に要する動力の無駄を省くように構成
した型式のもの。（３）　（４）はパレット（１）の停
止位置においてパレット（１）の下方に設置した一対の
シリンダで、そのピストン（５）　（６）のロッド（７
）　（８）の上部には作動片（９）を各ピン（１０）　
（１１）によって回動自在に取付ける。

この作動片（９）は一方のロッド、例えば（７）が停止
し、他方の口、ド（８）が上下しても支障のないよう前
記ピン（１０）　（ｎ）の一つけ長孔（１２）によって
遊嵌し、いずれか一方のロッドの上下に伴って、ある角
度回動できるように保持する。（１３）はパレット（１
）の進行方向の前部に当って作動片（９）の端に突出し
て設けたローラ状のスト、パ。（１４）は作動片（９）
の反対側に突設した逆行防止爪で、パレット（１）に形
成した段部（１５）に係合するようになしたものである
。

今第１図に示す如くフリーフローチェーン（２）によっ
てパレット（１）が停止位置に向って進んで来るときは
、前部のシリンダ（３）のピストン（５）の下室にはボ
ート（１６）を通じ圧縮空気の如き流体が供給されてい
るので、ロッド（７）は上昇して作動片（９）のスト、
パ（１３）　Ｕパレット（１）の通路に進出し、作動ハ
責９）の他端は下がっている。それ酸チェーン（２）の
進行に伴って送られて来たパレット（１）はストッパ（
１３）に当り、ピン（１０）を中心に反時計方向に他方
のロッド（８）を引き上げながら回転するので、そのピ
ストン（６）ハダッシーポットとして働き、シリンダ（
４）上部の空気は圧縮されてエネルギーを吸収すると同
時に、ボート（１７）から絞り弁（１８）を通して大気
へ逃れ、これと同時に下側のボート（１９）から圧縮空
気が供給されてロッド（８）はその上限で正寸るので、
第２図に示す如くパレット（１）はストッパ（１３）と
段部（１５）に係合する逆行防止爪（１４）とによって
正確な停止位置に固定される。

次に／リング（３）の上部のポー）　（２０）から圧縮
空気が供給されると、ロッド（７）はその下限１で下降
１−１これに対に他方のロッド（８）ハ上限に保持され
ているので、作動片（９）をピン（１１）の回わりに反
時計方向に回わす結果、ストッパ（１３）は後退してパ
レ、ｌ）から外れると同時に、作動片（９）の他端にあ
ってパレット（１）の段部（１５）と係合状態にあった
逆行防止爪（１４）は段部（１５）’ｔチェーン（２）
の進行方向に押して今寸で停止状態にあったパレット（
１）を押し出して再発進を促すものである。

なお、以上は流体として空気を利用した場合について説
明ｊ〜だが、空気圧に代え油圧を使用してもよく、１だ
、シリンダ（３）　（４）はこれを横向に設置してロッ
ト責７）　（８）を進退させてもよいことは勿論である
。

この発明は、並設した２個のシリンダ（３）　（４）の
ロット責７）　（８）　［ピン（１０）　（１１）を以
て回動可能に連結１〜だ作動片（９）にストッパ（１３
）と逆行防止爪（１４）とを設けることによってフリー
フローチェーン（２）によって送られるパレット（１）
がストッパ（１３）　［当って停止する場合、ストッパ
（１３）を支持する作動片（９）を一方のロッド（７）
のピン（１０）を支点として回動して他方のロット責８
）を押動してシリンダ（４）ラダ。

シュポットとして利用し、このときダ、シーポットの圧
縮側の圧を直ちに常圧に開放すると同時に反対側の減圧
側に圧縮圧を供給して作動片（９）の逆行防止爪（１４
）でパレ、ｌ）を係止して、反発を防止するようにした
から、定速度で進行して来るパ速度で進行１−でくるパ
レット（１）も定位置で正確に停止させることができる
特長があり、しかもパレット（１）の再発進に際しては
、ストッパ（１３）　側のロッド（７）を退去させれば
、作動片（９）の回動によって逆行防止爪（１４）　Ｕ
パレット（１）を進行方向に押し出すので、パレット（
１）の早送りを可能ならしめることができるので、滞溜
可能々コンベヤにおけるワークの停止装置としてきわめ
て有効なものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明に係る滞溜可能なコンベヤにおけるワ
ーク停止装置の実施例を示すもので、第１図は、パレッ
トが停止位置に向って進行して来る状態を示す側面図。 第２図は、パレットがストッパによって停止し、逆行防
止爪によって係止され、固定された状態を示す側面図。 第３図は、パレットが停止後再発進した状態を示す側面
図である。 （１，）　　・・・・・　パンツ　）　　　　（２）　
　・・・・・・フリーフローチェーン（３）、（４）・
・・・・　シリンダ　　（７）　（８）・・・・・・ロ
ッド（９）・・・・・・・・作動片　　　　（１０）　
（１１）・・・・・ピン（１２）−・・・・・・・・長
孔　　　　　（１３）・・・・・・・・・・・・ストッ
パ（１４）・・・−・・・・逆行防止爪　　（１５）・
・・・・・・・・・段部（９） 手続補正書（方式） 昭和５７年３月３日 特許庁長官島田春樹　殿 １、事件の表示 昭和５６年特許願第１６６１２７号 ２、発明の名称 滞留可能なコンベヤにおけるワーク停止装置。 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 熊本県熊本市妙体寺町５番４号 ４、代理人 東京都大田区蒲田１丁目２２番１８号 昭和５７年２月４日 （発送日、昭和５７年２月２３日） ６、補正の対象 明細書 ７、補正の内容 明細書の浄書（内容に変更なし） （２） ３１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 並設した２個のシリンダ（３）　（４）のロッド（７）
   　（８）にピン（１０）　（１１，）を以て回動可能に
   連結した作動片（９）にストッパ（１３）と逆行防止爪
   （１４）とを設け、フリーフローチェーン（２）によっ
   て送られるパレット（１）がストッパ（１３）に当って
   停止する場合、ストッパ（１３）を支持する作動片（９
   ）を一方のロッド（７）のピン（１０）を支点として回
   動１−１他方のロッド（８）を押動してシリンダ（４）
   をダッシュポットとして利用し、このときダラシ−ポッ
   トの圧縮側の圧を直ちに常圧に開放すると同時に、反対
   側に圧縮圧を供給１−で作動片（９）の逆行防止爪（１
   ４）でパレット（１）ｆ：係止して反発を防止するよう
   になし、さらにパレット（１）の再発進に際してはシリ
   ンダ（３）に圧縮圧を送ってそのロッド（７）を後退す
   ることによって、作動片（９）全回動してストッパ（１
   ３）を退却させると同時に、逆行防止爪（１４）を以て
   パレット（１）’（ｉ＝発進方向へ押し出すように構成
   した滞溜可能なコンベヤにおけるワーク停止装置。