JPS5869234A - 有機半導体及びその製造方法 - Google Patents
有機半導体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS5869234A JPS5869234A JP56169086A JP16908681A JPS5869234A JP S5869234 A JPS5869234 A JP S5869234A JP 56169086 A JP56169086 A JP 56169086A JP 16908681 A JP16908681 A JP 16908681A JP S5869234 A JPS5869234 A JP S5869234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density
- semiconductor
- heat
- resin
- organic semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Phenolic Resins Or Amino Resins (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明線、耐熱性、耐酸化性、機械的強度等に優れた有
機半導体及びその製造方法KIJ11する。
機半導体及びその製造方法KIJ11する。
有機半導体は古くから研究され、アントラセン、ピレン
、ペリレン、ナト2シアノキノジメタン又はポリアクリ
ロニトリルの熱処理゛物寺々、多くの物質が知られてい
る。ところがこれら有機半導体紘シリコン、ゲルマニウ
ム等の無機半導体のように板状、フィルム状等に成形す
ることが困難であり、多くの有機半纏体は粉末状である
・又これらの有機半纏体に対してはシリコン、ゲルマニ
ウムの様に電子供与性あるいは電子受容性物質をドーピ
ングすることによりpH6るいはnfi半導体とする技
前が確立されていないため用途が阪られている0ところ
が近年ポリアセチレンの様に比板的谷易にフィルム状に
成形され、しかも電子供与性めるいtま電子受容性物質
をドーピングすることによってpJJis n−の不純
物半導体となり得る有機半導体が見出され、これらのp
−n接合をオリ用して大圓積の太lII電池奏(応用$
研究がなされている。しかしこれらのポリアセチレン、
らるいはこの系列の物質は空気中の酸素と反応性が高い
丸め安定性にとぼしく、又1tM性が患い丸め現実に使
用するには多くの困−がある@更にポリアセチレンフィ
ルムは電子顕微鏡写真からもわかる様に非常に細いフィ
ブリルの集合体であり、その・丸めに嵩密度はかなり小
さい。このためドーパントをドーピングした場合、瞬時
にフィルムの全体にわ九ってドーピングされてしまい、
シリコン、ゲルマ二りムの様に表側はP11%裏側はn
ff1というようにひとつの試料の内部にP−n綴金を
作る事が嫌しい。即ちドーパントの拡散速度が非常に大
急いため拡散律速によりて試料内部に接合を作ることが
他めて困−である。又古くから高分子重合体を熱処理す
る事によって半導体を作如僧る事が知られているが、−
紋にこれらの熱九塩物はもとの為分子重合体が熱兜履時
に溶融し九伽、軟化する丸め形状を保つ事が出来ない欠
点かあるのみならず溶融、軟化時にで紋にメリフェーズ
とよはれる状jlKなp、試臀O内部に億々の形の結晶
が生じてくる。このため試料は均一でなく、結晶部分と
非結晶部分の混合した搏 状態となる丸め、均質な材料ヒ紘ない。このためドーピ
ングによる不純物制御が困離でTo9間Ilテある。又
ポリアクリロニトリルの様に一度予備的に酸化させ、軟
化し−くし友後に熱処理し、比較的均質な半導体iE得
られることが知られているが、この場合でもポリアクリ
ロニトリルが本質的には易黒鉛化物質であることからし
て完全に結#1部分と非結晶部分の混合Δ6をさける事
が出来ない。
、ペリレン、ナト2シアノキノジメタン又はポリアクリ
ロニトリルの熱処理゛物寺々、多くの物質が知られてい
る。ところがこれら有機半導体紘シリコン、ゲルマニウ
ム等の無機半導体のように板状、フィルム状等に成形す
ることが困難であり、多くの有機半纏体は粉末状である
・又これらの有機半纏体に対してはシリコン、ゲルマニ
ウムの様に電子供与性あるいは電子受容性物質をドーピ
ングすることによりpH6るいはnfi半導体とする技
前が確立されていないため用途が阪られている0ところ
が近年ポリアセチレンの様に比板的谷易にフィルム状に
成形され、しかも電子供与性めるいtま電子受容性物質
をドーピングすることによってpJJis n−の不純
物半導体となり得る有機半導体が見出され、これらのp
−n接合をオリ用して大圓積の太lII電池奏(応用$
研究がなされている。しかしこれらのポリアセチレン、
らるいはこの系列の物質は空気中の酸素と反応性が高い
丸め安定性にとぼしく、又1tM性が患い丸め現実に使
用するには多くの困−がある@更にポリアセチレンフィ
ルムは電子顕微鏡写真からもわかる様に非常に細いフィ
ブリルの集合体であり、その・丸めに嵩密度はかなり小
さい。このためドーパントをドーピングした場合、瞬時
にフィルムの全体にわ九ってドーピングされてしまい、
シリコン、ゲルマ二りムの様に表側はP11%裏側はn
ff1というようにひとつの試料の内部にP−n綴金を
作る事が嫌しい。即ちドーパントの拡散速度が非常に大
急いため拡散律速によりて試料内部に接合を作ることが
他めて困−である。又古くから高分子重合体を熱処理す
る事によって半導体を作如僧る事が知られているが、−
紋にこれらの熱九塩物はもとの為分子重合体が熱兜履時
に溶融し九伽、軟化する丸め形状を保つ事が出来ない欠
点かあるのみならず溶融、軟化時にで紋にメリフェーズ
とよはれる状jlKなp、試臀O内部に億々の形の結晶
が生じてくる。このため試料は均一でなく、結晶部分と
非結晶部分の混合した搏 状態となる丸め、均質な材料ヒ紘ない。このためドーピ
ングによる不純物制御が困離でTo9間Ilテある。又
ポリアクリロニトリルの様に一度予備的に酸化させ、軟
化し−くし友後に熱処理し、比較的均質な半導体iE得
られることが知られているが、この場合でもポリアクリ
ロニトリルが本質的には易黒鉛化物質であることからし
て完全に結#1部分と非結晶部分の混合Δ6をさける事
が出来ない。
本発明者は、既存の縄分子有機半導体が有する上述の諸
問題点に鑑み鋭意研究を続けた結果本発明を完成したも
のである。
問題点に鑑み鋭意研究を続けた結果本発明を完成したも
のである。
本発明の目的はフィルム状、板状等自由な形に成形出来
、又耐熱性、耐酸化性、機械的強度等に優れ、そのため
実用上充分な物性を有し、しかも熱処理時に全く溶融、
軟化しないため半導体の内部に結晶部分と非結晶部分と
いう異質な構造が共存せず、分子レベルまで完全に均質
な丸め、ドーパントが極めて均一にドーピングfiI能
でめり、しかも、半導体の密度が適当な丸め、ドーパン
トの拡散速度が適切となり拡畝によりて不純物半導体層
を任意の深さまで作シ得る有機半導体及びその製造方法
を提供するにある・ 上述の目的はフェノール系樹脂又はフラン系樹脂の加J
亡を主成分とし、10 〜10 Ω−の電気比抵抗と
110〜1.45 jF/−の密度を有する有機半導体
並びにフェノール系樹脂又はフラン系樹脂を主成分とす
る高分子重合体を非酸化性雰囲気中で550〜700℃
の温度で、マクロな連続気孔が存在せず電気比抵抗が1
0 〜101QΩ・―、密度が1,10〜1.45y/
−となる様熱処鳳することを特徴とする有機半導体の製
造方法によ知達成される。
、又耐熱性、耐酸化性、機械的強度等に優れ、そのため
実用上充分な物性を有し、しかも熱処理時に全く溶融、
軟化しないため半導体の内部に結晶部分と非結晶部分と
いう異質な構造が共存せず、分子レベルまで完全に均質
な丸め、ドーパントが極めて均一にドーピングfiI能
でめり、しかも、半導体の密度が適当な丸め、ドーパン
トの拡散速度が適切となり拡畝によりて不純物半導体層
を任意の深さまで作シ得る有機半導体及びその製造方法
を提供するにある・ 上述の目的はフェノール系樹脂又はフラン系樹脂の加J
亡を主成分とし、10 〜10 Ω−の電気比抵抗と
110〜1.45 jF/−の密度を有する有機半導体
並びにフェノール系樹脂又はフラン系樹脂を主成分とす
る高分子重合体を非酸化性雰囲気中で550〜700℃
の温度で、マクロな連続気孔が存在せず電気比抵抗が1
0 〜101QΩ・―、密度が1,10〜1.45y/
−となる様熱処鳳することを特徴とする有機半導体の製
造方法によ知達成される。
本発明に係る有機半導体はt、1O−L45jl/−の
IFj[を有し、水銀ポロシメーターで一定した最小l
11120A以上のマク−な孔、特に連続気孔が存在し
ないことが必費である・マクロな孔が存在すると、ドー
ピングし九とき、この孔を瀘してドーパントが異常に逮
〈(l!畝し、均質なドーピング層が形成されない等の
$1を生じる。
IFj[を有し、水銀ポロシメーターで一定した最小l
11120A以上のマク−な孔、特に連続気孔が存在し
ないことが必費である・マクロな孔が存在すると、ドー
ピングし九とき、この孔を瀘してドーパントが異常に逮
〈(l!畝し、均質なドーピング層が形成されない等の
$1を生じる。
本@顔書中に於いて、aIjLは試料の体積を水銀ポロ
シメーターにて−足し、次式にて算出した墓である。
シメーターにて−足し、次式にて算出した墓である。
1M11 (11/al>ヰ(拭科の絶乾重量)/(試
料の体積)本発明においてフェノール系w驕又はフラン
系樹脂の成形体を熱処理していくと、温度の上昇にりれ
て200〜350℃の温度範囲では分解によるガスが発
生し始め、この丸め試料の重量が減少していくが、体積
の減少は少なく、一度は小さくなる。この場合の空−は
分子レベルで69極めて小さい0550℃〜700℃O
温に範−でけ分解によるmit減もあるか1体積も減少
するので*1は少し大−くなる07tJロ℃を越えると
分解は9よとんどなくな抄1重瀘ははば一定となに1体
積は減少し続■する九め密度は人きく龜参続ける。この
熱処理時の1!度変化は分子レベルであ襲、この分子レ
ベルの空障にドーピングによるドーノ(ントか入り込む
躾が本発明において最も重要である。この意味では本4
発明における上記VB度は所謂真密度に近い0本発明に
使用する高分子はフェノール1Lノ9・ン樹腫を主成分
とするものであシこれらの混合体でぬってもよい。これ
らの樹脂はvk巡する様に熱処理時に全く、溶融あるい
は軟化することがなく、形状をそのまま保持できるのみ
ならず、半導体になった時点で結晶、非結晶等の異質な
構造が存在せず、均質な材料となるため好適である。こ
れら樹脂の成形は成形体の種類に応じて常法により適宜
性なえばよい・例えばフィルム状とするにはノボ2.り
樹脂の場合メタノール等の溶剤に溶解させ、この#I液
をテア0ン板畳の平滑な面上に均一な厚みに#l延し、
比較的低温でメタノールを蒸発させ、その#!60〜1
20℃にて熱処理し微細気孔を無くし九依、塩酸ホルマ
リン水溶液中にて6Q〜100℃O温度で架橋反応をさ
せる事によって得られる。又、板状体とするには例えば
フェノール繊維にレゾール4I廁を付着せしめ、プリプ
レグを作成し、これを鳩当な厚みになる様、1i板の間
杢 に仰し120〜150℃の温度で10〜zo(1/CI
に加圧して成形体とする事が出来る〇又、フラン樹脂を
使用しても塩酸等の適当な触媒を使用してフィルム状、
あるいは板状11成形可能でおる。メカえはフェノール
繊維と7ラン樹脂を使用すればこれら2a[類の樹脂の
混合体からなる成形体を侮ることが出来る。又、常法に
より他の形状、例えは棒状、パイプ状等にも容易に作成
出来る、 この様にしてm1ttした熱処理前の成形体の嵩密度は
1.15 f/−でめるのが好ましい。密度が小さ過き
゛るとマクロな連続気孔(水銀ポロシメーターで測定し
た厳小径120A以上の気孔〕が形成され易い0そして
成形体中にマクロな連続気孔が存在すると、引き枕いて
熱処理を施こし半導体化したときドーピング等を行うと
ドーパントの拡#蓮門が他層に大になり不純物半導体層
の厚みを過度に制御し婦くなる。またこれら成形体中の
7エノール樹Bホ又i=、 79ン樹脂の含有蓋は99
fL菖%以上でおるのが好ましい。
料の体積)本発明においてフェノール系w驕又はフラン
系樹脂の成形体を熱処理していくと、温度の上昇にりれ
て200〜350℃の温度範囲では分解によるガスが発
生し始め、この丸め試料の重量が減少していくが、体積
の減少は少なく、一度は小さくなる。この場合の空−は
分子レベルで69極めて小さい0550℃〜700℃O
温に範−でけ分解によるmit減もあるか1体積も減少
するので*1は少し大−くなる07tJロ℃を越えると
分解は9よとんどなくな抄1重瀘ははば一定となに1体
積は減少し続■する九め密度は人きく龜参続ける。この
熱処理時の1!度変化は分子レベルであ襲、この分子レ
ベルの空障にドーピングによるドーノ(ントか入り込む
躾が本発明において最も重要である。この意味では本4
発明における上記VB度は所謂真密度に近い0本発明に
使用する高分子はフェノール1Lノ9・ン樹腫を主成分
とするものであシこれらの混合体でぬってもよい。これ
らの樹脂はvk巡する様に熱処理時に全く、溶融あるい
は軟化することがなく、形状をそのまま保持できるのみ
ならず、半導体になった時点で結晶、非結晶等の異質な
構造が存在せず、均質な材料となるため好適である。こ
れら樹脂の成形は成形体の種類に応じて常法により適宜
性なえばよい・例えばフィルム状とするにはノボ2.り
樹脂の場合メタノール等の溶剤に溶解させ、この#I液
をテア0ン板畳の平滑な面上に均一な厚みに#l延し、
比較的低温でメタノールを蒸発させ、その#!60〜1
20℃にて熱処理し微細気孔を無くし九依、塩酸ホルマ
リン水溶液中にて6Q〜100℃O温度で架橋反応をさ
せる事によって得られる。又、板状体とするには例えば
フェノール繊維にレゾール4I廁を付着せしめ、プリプ
レグを作成し、これを鳩当な厚みになる様、1i板の間
杢 に仰し120〜150℃の温度で10〜zo(1/CI
に加圧して成形体とする事が出来る〇又、フラン樹脂を
使用しても塩酸等の適当な触媒を使用してフィルム状、
あるいは板状11成形可能でおる。メカえはフェノール
繊維と7ラン樹脂を使用すればこれら2a[類の樹脂の
混合体からなる成形体を侮ることが出来る。又、常法に
より他の形状、例えは棒状、パイプ状等にも容易に作成
出来る、 この様にしてm1ttした熱処理前の成形体の嵩密度は
1.15 f/−でめるのが好ましい。密度が小さ過き
゛るとマクロな連続気孔(水銀ポロシメーターで測定し
た厳小径120A以上の気孔〕が形成され易い0そして
成形体中にマクロな連続気孔が存在すると、引き枕いて
熱処理を施こし半導体化したときドーピング等を行うと
ドーパントの拡#蓮門が他層に大になり不純物半導体層
の厚みを過度に制御し婦くなる。またこれら成形体中の
7エノール樹Bホ又i=、 79ン樹脂の含有蓋は99
fL菖%以上でおるのが好ましい。
フェノール樹脂又は7ラン樹腫゛の含有量が99重量%
未満の場曾、後続する熱処理工程で半導体化し九とき、
内部構造が不均一になり、均質性が低下するからである
。
未満の場曾、後続する熱処理工程で半導体化し九とき、
内部構造が不均一になり、均質性が低下するからである
。
次にこれらの成形体は公知の方法、例えば非酸株
i囲気中で熱処理し、電気比抵抗が10−1〜1010
Ω・錨でありかつ密度が1.10〜1.4577/dと
なる様、半導体化する。この際の昇温速度と熱処理温度
は被処理成形体の種類によ抄多少の相違があるが次のよ
うに設定すると殊に好適な結果が得られる。即ち昇温速
度は室温より500℃までは比較的速い昇温が9屁でめ
り、100℃/#間以下でわれは充分である。500℃
以上に昇温する綜には有機物の熱分解によるガスが内部
より発生するため、充分に遅い速度でなけれはならない
、この昇i1速度は本質的に材料0JIILみと関連し
ており、80/ルC/時間〔h:厚み(騙)〕以下の速
度で昇温するのが好ましい・これよ勤^速で昇温すると
熱処理中導体の一気比抵抗を過度に制御し−くなるO熱
処理物の電気比抵抗を10−1〜1010Ω・(至)、
密度を1.10〜1・45jI/−とするには熱処理温
度を650〜700℃の範囲に設定する必貴がある。熱
処理温度が350℃未満の場合、電気比抵抗が1010
Ω・―を越え、この様々半導体はドーピングを行って本
はとんど電気抵抗は下がらず不純物半導体とすることか
困−である◎ 一方熱処理温度が700℃を越えると、電気比抵抗が1
0−10・1未満とな抄、この試料にドーピングを行っ
ても殆んど電気抵抗は下がらなと 152ノ い。更に熱処理温度が700℃を越える試料の密度がt
、45jl/−を越えるためドーノくントが材料内部に
浸入し−〈無理にドーピングを行うと試料が破壊する。
Ω・錨でありかつ密度が1.10〜1.4577/dと
なる様、半導体化する。この際の昇温速度と熱処理温度
は被処理成形体の種類によ抄多少の相違があるが次のよ
うに設定すると殊に好適な結果が得られる。即ち昇温速
度は室温より500℃までは比較的速い昇温が9屁でめ
り、100℃/#間以下でわれは充分である。500℃
以上に昇温する綜には有機物の熱分解によるガスが内部
より発生するため、充分に遅い速度でなけれはならない
、この昇i1速度は本質的に材料0JIILみと関連し
ており、80/ルC/時間〔h:厚み(騙)〕以下の速
度で昇温するのが好ましい・これよ勤^速で昇温すると
熱処理中導体の一気比抵抗を過度に制御し−くなるO熱
処理物の電気比抵抗を10−1〜1010Ω・(至)、
密度を1.10〜1・45jI/−とするには熱処理温
度を650〜700℃の範囲に設定する必貴がある。熱
処理温度が350℃未満の場合、電気比抵抗が1010
Ω・―を越え、この様々半導体はドーピングを行って本
はとんど電気抵抗は下がらず不純物半導体とすることか
困−である◎ 一方熱処理温度が700℃を越えると、電気比抵抗が1
0−10・1未満とな抄、この試料にドーピングを行っ
ても殆んど電気抵抗は下がらなと 152ノ い。更に熱処理温度が700℃を越える試料の密度がt
、45jl/−を越えるためドーノくントが材料内部に
浸入し−〈無理にドーピングを行うと試料が破壊する。
以上の様にして侍られた本発明に係る有機半導体は板状
、フィルム状等その形状を適宜選択出狐完全に均質なで
おり、迩切な電気抵抗を有している。又耐熱性、耐酸化
性に優れているのみならず、充分−g!−強震面でも優
れており、面状す−ミスター、湿にセンサー等梳々の用
途に適用可能である0又適切表密度を有しているために
ドーピングによって半導体内部に不純物半導体層を容易
に形成し+J、P−n接合等をひとつの試料内に作成出
来るため、ダイオード、太陽電池への応用も可能でめる
0 以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するO 実施例1 フェノール系繊維IIb平繊クロス(日本カイノール社
、商品名カイノール、目付200jj/イ)を40重量
%のレゾール樹脂のメタノール#1IILK浸漬し、マ
ングルにて搾液、レゾール樹脂を付着せしめ、素置にて
24時間乾燥し、フェノール系繊維/レゾ−に樹ml−
”1/、(重量比〕のグリプレグを作成した。このプリ
プレグ1枚を150℃に加熱された積層板用加圧成形機
によj、150J1/−の圧力下50分間硬化し、厚み
250μ、密度1.251 / a/の板とした。この
板tN23Fietl気下で300℃までは70℃/
h r * 513011− ℃から下表記載の団定温度まで 20℃/arで昇温し
半纏性を有する成形板を得た◎これらの板犠 の表面及び断面t′l1iL劇 25倍率まで観皺し
たがマクロな孔り存在しなかった。これらの板の密度及
び電気比抵抗を第1表に示す。又この様にして得られた
半導性を有する成形板(厚み約200μ)を2LIO℃
の工2ガス雰囲気中にさらし板&向より工2のドーピン
グを約60分間行った。ドーピング後の試料をメタノー
ルで洗浄した後、風乾しii□MAX(エレクトロン・
マイクロ・アナライザー)分析を行い、この試料内の工
2の分布を測゛定した。
、フィルム状等その形状を適宜選択出狐完全に均質なで
おり、迩切な電気抵抗を有している。又耐熱性、耐酸化
性に優れているのみならず、充分−g!−強震面でも優
れており、面状す−ミスター、湿にセンサー等梳々の用
途に適用可能である0又適切表密度を有しているために
ドーピングによって半導体内部に不純物半導体層を容易
に形成し+J、P−n接合等をひとつの試料内に作成出
来るため、ダイオード、太陽電池への応用も可能でめる
0 以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するO 実施例1 フェノール系繊維IIb平繊クロス(日本カイノール社
、商品名カイノール、目付200jj/イ)を40重量
%のレゾール樹脂のメタノール#1IILK浸漬し、マ
ングルにて搾液、レゾール樹脂を付着せしめ、素置にて
24時間乾燥し、フェノール系繊維/レゾ−に樹ml−
”1/、(重量比〕のグリプレグを作成した。このプリ
プレグ1枚を150℃に加熱された積層板用加圧成形機
によj、150J1/−の圧力下50分間硬化し、厚み
250μ、密度1.251 / a/の板とした。この
板tN23Fietl気下で300℃までは70℃/
h r * 513011− ℃から下表記載の団定温度まで 20℃/arで昇温し
半纏性を有する成形板を得た◎これらの板犠 の表面及び断面t′l1iL劇 25倍率まで観皺し
たがマクロな孔り存在しなかった。これらの板の密度及
び電気比抵抗を第1表に示す。又この様にして得られた
半導性を有する成形板(厚み約200μ)を2LIO℃
の工2ガス雰囲気中にさらし板&向より工2のドーピン
グを約60分間行った。ドーピング後の試料をメタノー
ルで洗浄した後、風乾しii□MAX(エレクトロン・
マイクロ・アナライザー)分析を行い、この試料内の工
2の分布を測゛定した。
上表から熱処理温度か550℃未dA士は試料のWtが
1.105F/c4未満となシ、12をドーピングする
と工2の仏献速臘か大きい丸め試料全部がドーピングさ
れてしまい試料P3部にI2含浸層を作成する事が出来
ず、又晶処琥iiL直が750℃を越えると試料の街区
が1.45ノ/−を越えるため、工2をドーピングした
時に試料にクジ、りが生ずることがわかる・又本@明半
導体からなる成層体ではI2をドーピングすると、ドー
パントの拡散堪kが過当でるるため、試料内−に不純物
半導体J=を作る事が出来た。
1.105F/c4未満となシ、12をドーピングする
と工2の仏献速臘か大きい丸め試料全部がドーピングさ
れてしまい試料P3部にI2含浸層を作成する事が出来
ず、又晶処琥iiL直が750℃を越えると試料の街区
が1.45ノ/−を越えるため、工2をドーピングした
時に試料にクジ、りが生ずることがわかる・又本@明半
導体からなる成層体ではI2をドーピングすると、ドー
パントの拡散堪kが過当でるるため、試料内−に不純物
半導体J=を作る事が出来た。
実施例2
恭
レゾール樹脂とフラン−jlk(日立化成7社、商品名
Lり7う:、y6o 2 )を重重比で1:1の割合で
アセトンリこ積mしこの添板に実施例1で用イタ平楓り
ロスt&直し、度域して、フェノ−号極!l!/砺繍−
27,q)グリプレグを作成した口このグリプレグを成
形圧τ変化させる以外は★JliuN1と1−じ方法で
加熱、加圧成彩して−々の嵩密度の成形板を作った(+
為分子成鯵板のか′さ↓9九 vHj、1L25)/as 、 1.27 W / C
mでumm−一でマクロな孔はなかったが、1.05p
/−ではマクロな孔が存在した。この板を実施例1と同
の )− r昇温し条件で下表記載の所定電板まで昇温し熱処理を
行った・これら、自生導体の板の厚みは約200μであ
った・次にこれらの板KI、を150℃にて約5分間ド
ーピングを行い工、のドーピング層の厚みをmMAX分
析によって求めた。
Lり7う:、y6o 2 )を重重比で1:1の割合で
アセトンリこ積mしこの添板に実施例1で用イタ平楓り
ロスt&直し、度域して、フェノ−号極!l!/砺繍−
27,q)グリプレグを作成した口このグリプレグを成
形圧τ変化させる以外は★JliuN1と1−じ方法で
加熱、加圧成彩して−々の嵩密度の成形板を作った(+
為分子成鯵板のか′さ↓9九 vHj、1L25)/as 、 1.27 W / C
mでumm−一でマクロな孔はなかったが、1.05p
/−ではマクロな孔が存在した。この板を実施例1と同
の )− r昇温し条件で下表記載の所定電板まで昇温し熱処理を
行った・これら、自生導体の板の厚みは約200μであ
った・次にこれらの板KI、を150℃にて約5分間ド
ーピングを行い工、のドーピング層の厚みをmMAX分
析によって求めた。
結果を第2機に示す。
^分子成形体の密度がt15p/−未満の場合、550
〜700℃のE=113 INItで熱処理を行っても
マクロな連続気孔が存在する丸め、ドーパントの拡散速
度が大きいため工2ドーピング鳩を半導体内部に作る事
が出来なかりた・又熱処理中導体の密RがL45F/−
を越えるとI2がドーピングされ縁<、表面にクツツク
が入った。本発明の牛導体からなる成形板では板肉部に
I2ドーピング層からなる不純物中導体(この場合には
pg半導体)層が形成され、この層の電気抵抗はドーピ
ング以前に比較して大巾に低減してい友。
〜700℃のE=113 INItで熱処理を行っても
マクロな連続気孔が存在する丸め、ドーパントの拡散速
度が大きいため工2ドーピング鳩を半導体内部に作る事
が出来なかりた・又熱処理中導体の密RがL45F/−
を越えるとI2がドーピングされ縁<、表面にクツツク
が入った。本発明の牛導体からなる成形板では板肉部に
I2ドーピング層からなる不純物中導体(この場合には
pg半導体)層が形成され、この層の電気抵抗はドーピ
ング以前に比較して大巾に低減してい友。
出願人l1li紡株式会(
Claims (2)
- (1) 7gノール系樹脂又はフラン系樹脂のw経(
多 物を主成分とし、10−1〜101oΩ・−の電気比抵
抗とL10〜1.45り/−の密度を有する有機半導体
。 - (2) フェノール系樹脂又は7ラン系樹脂を主成分
とする高分子成臘体を非酸化性!#−気中で350〜7
00℃の温度で%1りl3tk連続気孔が存在せず、電
気比抵抗が10−1〜1010Ω・―、密度がt10〜
L4SJF/−と表る様熱lI&運することを特徴とす
る有機半導体の製造方法・(3) ^分子成臘体が、
99重量%以上のフェノール系樹脂又は7フン系樹脂を
含有するものである特許請求の範112)項記載の有機
半導体0製造方法・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56169086A JPS5869234A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 有機半導体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56169086A JPS5869234A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 有機半導体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5869234A true JPS5869234A (ja) | 1983-04-25 |
JPS6226122B2 JPS6226122B2 (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=15880060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56169086A Granted JPS5869234A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 有機半導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5869234A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0149497A2 (en) * | 1984-01-19 | 1985-07-24 | Kanebo, Ltd. | Insoluble and infusible substrate with a polyacen-type skeletal structure, and its applications for electrical conductor or organic cell |
JPS61218641A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | Kanebo Ltd | 多孔性有機半導体 |
JPS61218640A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | Kanebo Ltd | 多孔性有機半導体 |
JPS6221528A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 摩擦材の製造法 |
JP2007294719A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機薄膜トランジスタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121739A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-25 | Otani Sugio | Carbon fiber aqueous solution type secondary battery |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP56169086A patent/JPS5869234A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51121739A (en) * | 1975-04-18 | 1976-10-25 | Otani Sugio | Carbon fiber aqueous solution type secondary battery |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0149497A2 (en) * | 1984-01-19 | 1985-07-24 | Kanebo, Ltd. | Insoluble and infusible substrate with a polyacen-type skeletal structure, and its applications for electrical conductor or organic cell |
JPS61218641A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | Kanebo Ltd | 多孔性有機半導体 |
JPS61218640A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | Kanebo Ltd | 多孔性有機半導体 |
JPS6221528A (ja) * | 1985-07-22 | 1987-01-29 | Hitachi Chem Co Ltd | 摩擦材の製造法 |
JP2007294719A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Konica Minolta Holdings Inc | 有機薄膜トランジスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6226122B2 (ja) | 1987-06-06 |
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