JPS586908Y2 - 鋼板製多角形かご - Google Patents
鋼板製多角形かごInfo
- Publication number
- JPS586908Y2 JPS586908Y2 JP16205979U JP16205979U JPS586908Y2 JP S586908 Y2 JPS586908 Y2 JP S586908Y2 JP 16205979 U JP16205979 U JP 16205979U JP 16205979 U JP16205979 U JP 16205979U JP S586908 Y2 JPS586908 Y2 JP S586908Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- polygonal
- edge
- retaining edge
- basket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉄筋コンクリート柱の鉄筋、護岸に用いる蛇
籠、道路の法枠等広い用途に対応できる鋼板製多角形か
ごに関するものである。
籠、道路の法枠等広い用途に対応できる鋼板製多角形か
ごに関するものである。
この種のかごとしては種々のものが提案され、使用され
ているがそれぞれ一長一短があり必ずしも満足できるも
のとは云えない。
ているがそれぞれ一長一短があり必ずしも満足できるも
のとは云えない。
本考案は製造が容易で強度的にも信頼度の高い多目的の
鋼板製多角形かごを安価に提供することを目的として考
案したもので実施例として提示する図面を参照して本考
案を詳細に説明すれば次の通りである。
鋼板製多角形かごを安価に提供することを目的として考
案したもので実施例として提示する図面を参照して本考
案を詳細に説明すれば次の通りである。
第1図は鋼板製多角形かごを構成する単材の数例を示し
イ、ハ、ホはそれぞれ正面図、口、二、へはそれぞれイ
、ハ、ホのA−A’断面矢視拡大図で、何れも例えば帯
状鋼板の巾方向に所定間隔で、数条の長手方向に断続す
るスリットを設はエキスバンド法で巾方向に拡開して、
ラチス状面1を形成しその両側縁部2を曲或して係合縁
3,3′を構成する。
イ、ハ、ホはそれぞれ正面図、口、二、へはそれぞれイ
、ハ、ホのA−A’断面矢視拡大図で、何れも例えば帯
状鋼板の巾方向に所定間隔で、数条の長手方向に断続す
るスリットを設はエキスバンド法で巾方向に拡開して、
ラチス状面1を形成しその両側縁部2を曲或して係合縁
3,3′を構成する。
第1図の49口に示す係合縁3,3′は半円弧状に膨出
し同一方向に開口せしめているが、反対方向に開口する
ようにしてもよい。
し同一方向に開口せしめているが、反対方向に開口する
ようにしてもよい。
ハ、二に例示するものはコ状の係合縁3と鉤状の係合縁
3′とに構成し、ホ、へはラチス部1と直角なM状係合
縁3と水平なM状係金縁とに形成している。
3′とに構成し、ホ、へはラチス部1と直角なM状係合
縁3と水平なM状係金縁とに形成している。
また第2図に例示するものは第1図同様多角形かごを構
成する単材の一例で正面図ト断面図チの如くウェブ4、
フランジ5,5′にそれぞれラチス部1を設は深い溝形
に曲或し、フランジ5の端縁部に内向に対向する半円弧
状の係合縁3,3′を形成したもので図示例のほか係合
縁3,3′をコ字状、W状等にしてもよく、またラチス
面1をウェブ面4だけに設けた通常形状の軽量溝形鋼に
形成しそのフランジ5端縁に係合縁3,3′を形成した
ものとすることもできる。
成する単材の一例で正面図ト断面図チの如くウェブ4、
フランジ5,5′にそれぞれラチス部1を設は深い溝形
に曲或し、フランジ5の端縁部に内向に対向する半円弧
状の係合縁3,3′を形成したもので図示例のほか係合
縁3,3′をコ字状、W状等にしてもよく、またラチス
面1をウェブ面4だけに設けた通常形状の軽量溝形鋼に
形成しそのフランジ5端縁に係合縁3,3′を形成した
ものとすることもできる。
第1図に例示した単材の複数個をそれぞれの係合縁3,
3′を重合または嵌合させてスプリングアクション、ボ
ルト又は溶接等により固着すれば簡単に多角形かごが得
られる。
3′を重合または嵌合させてスプリングアクション、ボ
ルト又は溶接等により固着すれば簡単に多角形かごが得
られる。
即ち第3図(断面図)Aに示すものは第1図イ9口に例
示した単材6a3個を、それぞれの係合縁3,3′を重
合させて三角形断面の、また第3図Bに示すものは同一
の単材6a4個をそれぞれの係合縁3,3′を重合させ
て方形断面の筒状体に成形した多角形かごである。
示した単材6a3個を、それぞれの係合縁3,3′を重
合させて三角形断面の、また第3図Bに示すものは同一
の単材6a4個をそれぞれの係合縁3,3′を重合させ
て方形断面の筒状体に成形した多角形かごである。
第3図Cに示すものは第1図ハニに例示する単材6b4
個をそれぞれの係合縁3,3′を嵌合させて方形断面の
筒状体に成形した多角形かごである。
個をそれぞれの係合縁3,3′を嵌合させて方形断面の
筒状体に成形した多角形かごである。
第1図のホ、へに示す単材6Cについては図示しないが
上記と同様に4個の単材6Cをそれぞれの係合縁3,3
′を重合させて方形状断面の筒状体に成形することがで
きる。
上記と同様に4個の単材6Cをそれぞれの係合縁3,3
′を重合させて方形状断面の筒状体に成形することがで
きる。
上述の鋼製多角形かごは方形断面のものを主体に説明し
たがこれらは必要に応じ係合縁3,3′の方向を僅かに
変更することによって三角形、五角形、六角形等の多角
形かごに組立てることも容易である。
たがこれらは必要に応じ係合縁3,3′の方向を僅かに
変更することによって三角形、五角形、六角形等の多角
形かごに組立てることも容易である。
第3図りに示すものは第2図に例示する単材6d2個を
溝方向を対向させて突合せ、それぞれ係合縁3,3′を
重合させて組立てるもので、図示の如く対向辺に膨出部
を有する長方形状断面の筒状体に成形した多角形かごで
ある。
溝方向を対向させて突合せ、それぞれ係合縁3,3′を
重合させて組立てるもので、図示の如く対向辺に膨出部
を有する長方形状断面の筒状体に成形した多角形かごで
ある。
上記構成になる鋼板製多角形かごをコンクリート柱に用
いればラチス状面1が帯筋の役目をなし、保合部が主筋
の役目を果しその形状、構造からして満足できるもので
あり、コンクリート柱に要請される強度に応じて板厚を
考慮し、必要によっては多角形かご内面に主筋を配筋す
ることも容易となりコンクリート柱構築作業の簡易化を
図ることができる。
いればラチス状面1が帯筋の役目をなし、保合部が主筋
の役目を果しその形状、構造からして満足できるもので
あり、コンクリート柱に要請される強度に応じて板厚を
考慮し、必要によっては多角形かご内面に主筋を配筋す
ることも容易となりコンクリート柱構築作業の簡易化を
図ることができる。
また鋼板製多角形かごの中に雑石を詰めて護岸等の蛇籠
としての使用にも適し、この蛇籠は必要によっては縦、
横、斜、並列、直列何れの方向にも前記等の衆知の手段
で簡単に連結敷設することができる。
としての使用にも適し、この蛇籠は必要によっては縦、
横、斜、並列、直列何れの方向にも前記等の衆知の手段
で簡単に連結敷設することができる。
さらに鋼板製多角形かごは、道路の法枠としても使用が
可能で、例えば所定長さに製作した鋼製多角形かごを溶
接、ボルト利用、その他任意の衆知手段で接続して法面
高さに等しくした縦材または斜材を一定間隔で法面に配
設し、該縦材または斜材間に多角形かごを横材または斜
材として直交状に配設固定し、順次方角を形成して法枠
を構成する。
可能で、例えば所定長さに製作した鋼製多角形かごを溶
接、ボルト利用、その他任意の衆知手段で接続して法面
高さに等しくした縦材または斜材を一定間隔で法面に配
設し、該縦材または斜材間に多角形かごを横材または斜
材として直交状に配設固定し、順次方角を形成して法枠
を構成する。
設置位置の実情に応じ鋼板製多角形かご内に雑石をつめ
て暗渠排水路とし必要によってはコンクリートを充填す
ることもできる。
て暗渠排水路とし必要によってはコンクリートを充填す
ることもできる。
本考案の鋼板製多角形かごは上記構造になるものである
から軽量で取扱いが容易であり、かつ強度的にも信頼度
が高く然も本考案の多角形かごの単材はエキスバンド法
により、スリッター、拡開、保合縁部等の曲成等を一連
の製造ラインで低コストに量産することができかつ鋼板
製多角形かごの製造組立も簡単容易である。
から軽量で取扱いが容易であり、かつ強度的にも信頼度
が高く然も本考案の多角形かごの単材はエキスバンド法
により、スリッター、拡開、保合縁部等の曲成等を一連
の製造ラインで低コストに量産することができかつ鋼板
製多角形かごの製造組立も簡単容易である。
第1図は本考案の鋼板製多角形かご製作用単材の一例を
示しイ、ハ、ホは何れも正面図、口、二、へはそれぞれ
イ、ハ、ホのA−A線矢視拡大断面図、第2図は他の一
例を示しトは正面図、チはトのAA線矢視拡大断面図、
第3図A、Bは、第1図イ。 口に示す単材により、同C゛は第1図ハニに示す単材に
より製作した鋼板製多角形かご、同りは第2図ト、チに
示す単材により製作した鋼製多角形かごの一例を示す断
面図で第1図口、二、第2図トと同一断面により図示し
たものである。 図中 1:ラチス状面、゛2:両側縁部、3.3’:係
合縁、4:ウェブ、5:フランジ、6:鋼板製多角形か
ごの単材。
示しイ、ハ、ホは何れも正面図、口、二、へはそれぞれ
イ、ハ、ホのA−A線矢視拡大断面図、第2図は他の一
例を示しトは正面図、チはトのAA線矢視拡大断面図、
第3図A、Bは、第1図イ。 口に示す単材により、同C゛は第1図ハニに示す単材に
より製作した鋼板製多角形かご、同りは第2図ト、チに
示す単材により製作した鋼製多角形かごの一例を示す断
面図で第1図口、二、第2図トと同一断面により図示し
たものである。 図中 1:ラチス状面、゛2:両側縁部、3.3’:係
合縁、4:ウェブ、5:フランジ、6:鋼板製多角形か
ごの単材。
Claims (1)
- 巾方向の要部に長手方向にラチス部を形成した帯状鋼板
の一側縁を曲或して保合縁を形成し、他側の側縁を曲成
して前記保合縁と重合する保合縁を形成した形鋼、もく
しは該形鋼を溝形状に形成した形鋼の複数個を長軸にそ
って組合せて多角形筒状体に構成したことを特徴とする
鋼板製多角形かご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16205979U JPS586908Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 鋼板製多角形かご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16205979U JPS586908Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 鋼板製多角形かご |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5585146U JPS5585146U (ja) | 1980-06-12 |
JPS586908Y2 true JPS586908Y2 (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=29157408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16205979U Expired JPS586908Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | 鋼板製多角形かご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586908Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-22 JP JP16205979U patent/JPS586908Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5585146U (ja) | 1980-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100315574B1 (ko) | 3-차원 플레이스-온 타입 조립형 구조물 | |
CA2303040C (en) | Spanning member with convoluted web, c-shaped flanges, and end plate | |
JPS586908Y2 (ja) | 鋼板製多角形かご | |
US1188959A (en) | Wall for buildings. | |
RU93003689A (ru) | Сборный элемент сборно-монолитной стены в грунте | |
JPH0329378Y2 (ja) | ||
JP2928106B2 (ja) | 地中連続壁工法に用いる鉄筋かご | |
JP3111331B2 (ja) | 擁壁用ブロック及び擁壁の構築構造 | |
JP2003055961A (ja) | 鋼・コンクリート一体化地下壁およびその構築方法 | |
JPS61179947A (ja) | 鋼管コンクリ−ト複合柱 | |
JP2560965Y2 (ja) | 柱・梁接合部構造 | |
JP2551375Y2 (ja) | ダブルウオール構造物 | |
JPH03180613A (ja) | 地中連続壁 | |
JPH0335458B2 (ja) | ||
JPS5817864B2 (ja) | コウセイタカクケイカゴ | |
JP3216077B2 (ja) | 組立及び載置式立体構築物 | |
KR102376018B1 (ko) | 파형 강판 벽체의 마감부 | |
JPH06299631A (ja) | 鋼板コンクリート壁構造 | |
JPH04106256A (ja) | 鋼管コンクリート柱 | |
JPS6315455Y2 (ja) | ||
JPH02115437A (ja) | 鋼板コンクリート合成壁構築用型枠 | |
JPH022724Y2 (ja) | ||
JPH053548Y2 (ja) | ||
JPH052667Y2 (ja) | ||
JPH026096Y2 (ja) |