JPS586812Y2 - 貯留移送装置 - Google Patents

貯留移送装置

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JPS586812Y2
JPS586812Y2 JP6380878U JP6380878U JPS586812Y2 JP S586812 Y2 JPS586812 Y2 JP S586812Y2 JP 6380878 U JP6380878 U JP 6380878U JP 6380878 U JP6380878 U JP 6380878U JP S586812 Y2 JPS586812 Y2 JP S586812Y2
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JP
Japan
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hopper
suction
pump
transfer device
sucks
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JP6380878U
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English (en)
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JPS54167980U (ja
Inventor
ジヤツク・ケネス・イボツト
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鶴見曹達株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ホッパー内の貯留物を吸入して搬出する貯
留移送装置に関する。
従来、例えば、籾殻等の比較的軽量の固体粒状物を集積
して、これを他所へ移送するために、ホッパーを使用し
て、このホッパーに集積された貯留物を吸入して他所へ
移送する場合、ホッパー内の貯留物が円滑に吸入される
ためには、ホッパー内の貯留物が流動する状態になって
いることが必要である。
このために、従来はホッパーにバイブレータを取りつけ
てホッパー全体を振動させ、これによりホッパー内の貯
留物を細かく揺ぶって流動化させている。
しかしながら、ホッパー全体を振動駆動するためには相
当に大型のバイブレータが必要であり、lたそのために
、貯留物を吸入するためのとは別に、大量の駆動パワー
が必要となってし1う。
それでも、このようにしてホッパーを振動駆動させ内部
の貯留物を流動化させられるのは、ホッパーの形状ある
いは重量が余り大きくない場合だけである。
ホッパーの形状あるいは重量が大型化すると、バイブレ
ータの負担が大きくなるとともに、ホッパー自体の固有
振動数が下ってくるために振動駆動するのが難しくなっ
てくる。
また、従来は、ホッパーを振動駆動させるためにホッパ
ー全体を振動的に浮遊させていたが、このためにホッパ
ーの支持状態はどうしても不安定にならざるを得す、装
置全体の構造的安定性および強度を得難いという欠点も
あった。
この考案は、以上のような背景を鑑みてなされたもので
、その目的どするところは、ホッパー内の貯留物の流動
化を促すための振動励起を、従来のバイブレータの如き
励振装置を使用せずに行なって、構造の簡略化および消
費エネルギーの低減化を可能にするとともに、ホッパー
の形状や大きさあるいは内部貯留物の種類等にかかわら
ず、貯留物を流動化させて他所へ移送させることができ
、さらにホッパーの支持構造を堅牢かつ簡略化すること
ができるようにした貯留移送装置を提供することにある
すなわち、この考案は、ホッパー内の貯留物を吸入して
搬出する装置にkいて、上記ホッパーの下部を上部から
振動的に分離するとともに、この分離された下部を、上
記ホッパー内の貯留物を吸入する吸入装置の駆動部とと
もに、弾性支持された基台に装荷させてなる貯留装置で
あり、具体的には、ホッパー内の貯留物を吸入して搬出
するものにおいて、上記ホッパーは、上部と下部とに分
割されて、上部は固定部分に連結されて保持される一方
、下部は弾性支持された基台に装荷されて支持され、さ
らに、上部と下部とは互いに連結されて一つのホッパー
を形成するとともに、その連結部分に振動絶縁部材が介
在して下部が上部に対して独立に振動できるようになし
、lた、上記ホッパー内に該ホッパー内の貯留物を吸入
して搬出する吸入装置の吸入ノズルを挿入するとともに
該ノズルの吸入口を該ホッパーの下部に位置せしめ、さ
らに上記吸入装置の駆動部を上記ホッパーの下部ととも
に上記基台に装荷させ、この駆動部から生じる振動駆動
力によって上記ホッパーの下部を上部から独立して振動
駆動させるようにしたことを特徴とする。
以下その実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は、この考案に係る貯留移送装置の一実施例を示
したもので、角錐状のホッパー1が、その上部開口端周
縁11にて、枠2に固定支持されている。
ホッパー1は下部12と上部13とに分けられ、その間
は柔軟な合成ゴム14で仕切っである。
これにより、ホッパー1の下部12はその上部13から
振動的に分離されて、上部13とは別個に独立して振動
駆動させられるようになっている。
このホッパー1の下部12の下端部15は、上記枠2の
基部21上に弾性支持されている基台3上に装荷されて
いる。
基台3の支持は、この実施例ではスプリング31によっ
て行なっているが、他の手段、例えば基台3自体を可撓
性および弾性のあるもので形成して、これを部分的に支
持するような構造でもよい。
要するに、基台3自体が独立に振動駆動させられるよう
にすることである。
上記ホッパ−1上部には、ホッパー1内に集積された例
えば籾殻の如き貯留物を吸入するための吸入ポンプ4が
取りつけられ、この吸入ポンプ4と一体に連通している
吸入ノズル41がホッパー1内に垂直に挿入され、その
吸入口42はホッパー1の底近く1で達している。
この吸入ポンプ4は、後述するが、圧力空気によって動
作する、いわゆる流体作動式のポンプで、このポンプの
駆動装置であるニアコンプレッサー5は、上記ホッパー
1の下部12とともに、上記基台3上に装荷され固定さ
れている。
このニアコンプレッサー5から上記ポンプ4までは、フ
レキシブルパイプ51で連絡されている。
上記ポンプ4の排出口側は、上記ホッパー1内の貯留物
の移送先に連絡している移送パイプ43に接続されてい
る。
ここで、上記ホッパー1内に籾殻の如き固体流動物を集
積する一方、上記コンプレッサー5を運転して上記ポン
プ4を駆動すると、ホッパー1内に集積された貯留物は
、ホッパー1の底力から吸い込1れ、上記移送パイプ4
3内を通って移送されて行く。
このとき、上記基台3には、上記コンプレッサー5の運
転に伴う振動が伝わり、この振動は、基台3に糸通に装
荷されている上記ホッパー1の下部12に伝わる。
このためホッパー1の下部12は振動駆動されて、ホッ
パー内の貯留物を細かく揺ぶって流動化させる。
これにより、ホッパー1内に集積された貯留物は、ホッ
パー1内で偏在することなく上記ポンプ4の吸入ノズル
41に漸次集められて吸い上げられ、移送されるように
なる。
この場合、上記ホッパー1の下部12は、前述したよう
に、枠2に固定されているホッパー1の上部13から振
動的に分離されているため、ホッパー1のサイズ、形状
およびその取付状態にかかわりなく、独立して振動する
ことができるので、常に貯留物の流動化に適した振動状
態に励振される。
以上、装置全体について説明してきたが、ここで、上述
の実施例にて使用されているポンプ4について詳述する
このポンプ4は、この考案に係る装置に使用するのに特
に適しており、その構造は、第2図に示すように、吸入
口42と移送用パイプ43との間に介在する管44の内
周面に沿って、上記吸入口42と反対方向を向いて開口
する微小空隙45を環状に配設するとともに、上記微小
空隙45から流体(上記実施例では空気)を噴出させる
ための流体圧送手段すなわち上記ニアコンプレッサー5
を設けたものである。
このように構成されたポンプ4は、少量の加圧空気でも
って多量の空気流を励起できるとともに、第2図を見て
も明らかなように、通常のポンプとは全く違って、吸入
側と排出側間の流路が完全に開口し、流通を妨げるよう
な障害物が全くないのが特徴である。
このポンプ4は、次のような原理に基づいて動作する。
すなわち、第2図に示した如き微小空隙45に加圧空気
を供給してその空隙45から空気を噴出させると、その
空気は微小空隙45を通過する際に微小な撹流(マイク
ロタービュランス)となって放出されるようになる。
そして、この撹流となって放出される空気流は、その運
動状態がきわめて活性化(アクチベー) : ac t
1vate )されていて、空隙から放出された後に
もその活性化状態を暫くの間維持し、周囲の空気に対し
てきわめて強力に作用する。
この現象は、先に本考案者によって知得されたもので、
空気以外の流体、例えば水等においても同様のことを生
じることが確められている。
ところで、このような現象が生じる原因を分析すると、
成る所定の加圧下で流体を空隙部に供給し、この空隙部
を徐々に縮小すると流速は増大し、この流速が音速に達
する1で空隙部を縮小すると、この音速状態によって流
体の放出側に所謂音速の壁なるものが形成され、この音
速の壁によって空隙内の流体は励起されてきわめて微小
な撹流(マイクロタービュランズ: mi crotu
rbulence )となって空隙内を移動し、放出さ
れるようになる。
このような音速状態で微小な撹流となった流体は、例え
ば超音波洗浄機に見られるようにきわめて活性を帯び、
空隙部から放出された後にも暫くこの活性化を継続維持
する。
従って、上記ポンプ4においては、空隙45から放出さ
れた撹流が何重もの音速の壁となって管44内に拡がっ
て進行する。
これにより、各音速の壁が恰もピストンのように作用し
て、管44内の空気を前方へ駆動し、この結果、少量の
加圧空気でもって、強力なポンピング作用を呈するもの
と考えられる。
上述した音速状態は、空隙45の間隙と空隙45に供給
する加圧空気の圧力とによって相対的に得られるもので
、空隙45の間隔を拡げた場合、これに応じて上記加圧
空気の圧力を高めればよい。
しかし、駆動流体および被駆動流体の何れもが空気の場
合においては、空隙の流入側と流出側の圧力差が2:1
以上となるように空隙の間隔を設定すると好ましいこと
が知得されている。
この場合において、上記圧力差を2:1以上、例えば3
:1としても前記音速の壁によって駆動される空気量の
変化並びに活性化の度合の変化は、それほど認められな
い。
さて、上述のように構成されているポンプ4は、第3図
に示すように、このポンプ4の外径よりも十分に大きな
内径を有する両端開口の外套管46を被せられて、ホッ
パー1の下部12に挿入される。
ホッパー1内の貯留物は、上述したように、上記ポンプ
4を駆動するためのコンプレッサー5によって振動励起
されて流動化されているため、ホッパー1の下部12に
漸次集1って、上記外套管46にも入り込んで来る。
この外套管46内に入り込んだ貯留物は、空気とともに
、上記ポンプ4にて吸い上げ゛られ、移送パイプ43を
通って連続的に搬出されて行く。
なお、移送パイプ43が長距離に亘って延長されていて
も、上述したのと同じ型式のポンプ4をパイプ43の途
中に介入させればよい。
以上、実施例について説明してきたが、この考案による
貯留移送装置は、ホッパー内の貯留物を吸入して搬出す
るものにトいて、上記ホッパーの下部を上部から振動的
に分離するとともに、この分離された下部を、上記ホッ
パー内の貯留物を吸入する吸入装置の駆動部とともに、
弾性支持された基台に装荷したことにより、従来のよう
に大型でしかも大量の駆動パワーを消費するバイブレー
タ−を使用せずとも、ホッパー内の貯留物の流動化を促
すことができるようになシ、これにより装置は簡略化か
つ低コスト化され、また駆動パワーも大幅に節減される
ようになっている。
さらに、ホッパー内の貯留物の振動励起は、ホッパーの
形状や大きさあるいは内部貯留物の種類等に制約される
ことなく、行なうことができ、渣た、ホッパー全体を振
動的に浮遊させる必要がないので、その支持構造も堅牢
かつ簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る貯留移送装置の一実施例を示す
正面図、第2図は第1図の実施例にて使用されるポンプ
の一例を示す断面図、第3図は第1図に示した装置の部
分斜視図である。 1・・・・・・ホッパー、12・・・・・・ホッパーの
下&13・・・・・・ホッパーの上部、14・・・・・
・合成ゴム、3・・・・・・基台、31・・・・・・ス
プリング、4・・・・・・ポンプ、・・・・・・吸入ノ
ズル、5・・・・・・コンプレッサー。 1

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ホッパー内の貯留物を吸入して搬出するものにお
    いて、上記ホッパーは、上部と下部とに分割されて、上
    部は固定部分に連結されて保持される一方、下部は弾性
    支持された基台に装荷されて支持され、さらに、上部と
    下部とは互いに連結されて一つのホッパーを形成すると
    ともに、その連結部分に振動絶縁部材が介在して下部が
    上部に対して独立に振動できるようになし、また、上記
    ホッパー内に該ホッパー内の貯留物を吸入して搬出する
    吸入装置の吸入ノズルを挿入するとともに該ノズルの吸
    入口を該ホッパーの下部に位置せしめ、さらに上記吸入
    装置の駆動部を上記ホッパーの下部とともに上記基台に
    装荷させ、この駆動部から生じる振動駆動力によって上
    記ホッパーの下部を上部から独立して振動駆動させるよ
    うにしたことを特徴とする貯留移送装置。
  2. (2)前記吸入装置は、吸入口と移送用パイプとの間に
    介入する管の内周面に沿って、上記吸入口と反対方向を
    向いて開口する微小空隙を環状に配設するとともに、上
    記微小空隙から流体を噴出させるための流体圧送手段を
    設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の貯留移
    送装置。
  3. (3)前記ホッパーの上部と下部との間をゴム状の弾性
    材で仕切ってなる実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載の貯留移送装置。
JP6380878U 1978-05-15 1978-05-15 貯留移送装置 Expired JPS586812Y2 (ja)

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JP6380878U JPS586812Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 貯留移送装置

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JP6380878U JPS586812Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 貯留移送装置

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Publication Number Publication Date
JPS54167980U JPS54167980U (ja) 1979-11-27
JPS586812Y2 true JPS586812Y2 (ja) 1983-02-05

Family

ID=28967337

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