JPS5868045A - 静電記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導電性基体上に誘電層を設けた静電記録体の
改良に関する。

近年、情報量の増大、省資源、省力化、無公害化等の社
会的ａｈに伴って情報記録分野においても、種々の記録
方式の実用化や改良が進められているが、中でも静電記
録方法は、■）画信号の形成手段が安価で簡易。

■）記録紙に晋虐紙か使用でき、記録紙コストの低減か
はかれる。

■）潜像記録部か固体重子走査で解像力にすぐれ、しか
も印字速度が１ｏ数μｓｅｃ／ｄｏｔで非常に早い等の
特徴がある。

次に、静電記録方法で画像を記録するには、例えば、１
）静電記録体上に、画像状にイオン流を照射するか、ス
タイラス（記録針）を走査する、２）一旦、電子写真感
光体上に形成せしめた静′町１浩稼を静電記録体上に重
ねてその潜像を転写させる、等した後これを検電性現像
剤で現像し可視化している。

これらの画像記録法（特に上記１）は、別の角度からみ
れば、可動部分をもつ走査型、多針の固定型の記録ヘッ
ド、空隙放電型、背面制御型などによる容積の手段が採
用しうろことに繋がっている。

また、従来にあっては前記のような記録法で誘′−５性
記録層上に形成されたａ像を検電性現像剤（横電性トナ
ー）で現像し、そのトナー像をそのまま定着せしめるこ
とが多かったが、最近では検′４．性トナー画１駅を他
の転与材料（例えば紙、布、合成紙など）へ転写しこイ
１を定’Ｚｆｉ　Ｌ、て、静電記録体を何し］も繰り返
し使用できるようにした記録法、すなわち、転写ノ４す
静’ｔｉＬ記録方法が採用されるようになってきており
、不発、明θ）記録体はこθ）方法ｌと用いろねるも０
）である。

靜穎＠像は、スタイラスとｉＴ７録体θ）訪′■、層と
の間に放電を起こさぜることにより形成され、こＱ）た
めにノξツシエンθ）放′屏開始祐−圧曲薪以−Ｆの′
市川をスタイラスに印加せねばならず、スタイラスと誘
′亀層θ）空隙か小さ過ぎると放′屯開始に必要な′…
、圧が急激に立ち上がるため（こ放″ｉＭ、　シにくく
なる。逆に、空隙が大きＪｉ４きても放′−；開始に必
要な゛１圧が」二列して放市；シにくくなり、ドツトの
拡散を生じて分解能か劣化する。こび）ように放電にＳ
いてはスタイラスと誘電ノー〇）空隙間隔に大きく依存
しており、こθ）空隙間隔をμｍオーダーで正確に管理
するこ、Ｊ：は、非猟に困難であった。

従来０）転写型２１’　７ｈ’、記録体では平滑表面０
）誘電層を用い、空隙間隔θ〕管理を機械的に行なって
いたが、空隙間隔０）保持磯イ戒が高価で、信頼性も低
く、満足しえるもθ）ではなかった。そこで記録体表面
に凹凸を形成せしめ、こねζこ記録霜、極を接触させる
ことにより、記録電極下に記録体表面θ）凹凸のためｌ
こ、記録体さθ）空隙が最も放電しやすくなる部分をる
′−保して放中；シ、市、荷潜像を形成するこさが静η
イ記録体を中心として行なわれてきた。

本発明では、記録体表■に凹凸を形成させるためにめ電
層θ）結冶樹脂中へ凹凸形成材を分散させたも０）であ
るが、従来、記録体θ）厚さや結盾衛脂の特性について
は種々検討されてはいるもθ）の、表面凹凸形成材の物
性値の記録電位や耐久性への影響は知られていないσ〕
が現状であった。

記録電位は、記録体の体積′−；気抵抗に大きく左右さ
れ、一般に電気抵抗が商いほど帝也童が多く、即ち記録
電位か高いため、＠篭層結看樹脂の体積電気抵抗は１０
９Ωｍ以上が望韮しく、これに伴ない訪′駄層中に表面
凹凸形成材を誘電層全体に対して５体積チル６０体′！
＊チ含有させているため、表面凹凸形成材の体積電気抵
抗も記録電位に及ぼす影響も大きい。

父、表面に凹凸θ）ある記録体では、！ｌｔｌ述したよ
うに放′１空隙を得やすい利点はあるが、現像部スタイ
ラス等でｆｆｌ／ｕ−のストレスを受けており、特に凸
部の多くはスタイラスと接触しているため、スタイラス
からの放電時の熱線により摩耗並びにヒズミが大きく記
録体０）耐久性は十分ではなかった。この耐久性は記録
体を繰り返し使用する意味で極めて東壁な因子である。

本発明省は記録体θ〕摩耗並びにヒズミには凹凸形ｂＡ
何θ）融点（分ｙｙｔ点）、桐熱膨張率が大きく関与し
ていることに右目し、ｊｉｉｌｊｔ己した間亀を解決す
べく鋭意検討を〕“ＩＩねた結果、本発明に達した。

即ち、本発明θ）転写ハリ用静軍記録体は、溝荒性基体
上ζζ衣］Ｉ１１凹凸形成材を鯖’ｋ　（Ｖ−１１１’
ｎ中へ分散させた亀ｔＪ脅か設けてあり、前記表向凹凸
形Ｊ皮材の体檀′目を気抵抗が１０６０（７）以上、融
点（分解５一 点）が４００℃以上、線熱膨張率が５Ｘ１０−”ｄｅｇ
−’以下であることを特徴としたものである。

本発明θ）静電記録体を実際に作成するには、第１図に
示されるように４中層１を設けたポリエステルフィルム
２の専″Ｋｌ−基体上に、結着樹脂３中に表面凹凸形成
材４を含む誘電層形成液を塗布、乾燥すればよい。ここ
で結着樹脂には変性ウレタン樹脂、変性シリコン樹脂、
変性エポキシ樹脂、ボ１ｊエステル樹脂、ポリカーボネ
イト側脂等が、表面凹凸形成材としては、窒化ケイ素、
酸化ナタン、酸化アルミ、硬買セラミック材（酸化物、
窒化物、炭化物）等がある。

但し、表面凹凸形成材Ｑ）平均粒径は０．５μｍ〜３０
μｍ９粒度分布のδが１５μｍ以下であることが望まし
い。

次に、本発明の静′ｉＩＬ記録体を用いて実際に記録画
像を得るには、例えば第２図のようなプロセスになる。

エンドレスベルト状（１）　靜’４１．記録体５Ｉこス
タイラス６により画像信号を印加し、靜′邂潜像を形成
する。この＠像を埃像ユニット７６一 ｔこよりトナー世１°ボしてトナー怪・を１￥）て、転
写チャージャー８により転写紙９１こ転′す′して記録
画像を得る。転写工程後も、静電記録体５上ｊこ付着す
るトナーはクリーニングローラー１０ｔこより除去され
て、ついで除霜、ローラー１１及び除電チャージャー１
２により除電されて靜１１１記録録体５は反復使用され
る。図中１３はローラーを示−（。

なお、静電記録体θ）形状は特に問わｆ、Ｃいが、繰り
返し体用θ〕欽点からはエンドレスベルト状、剛体ドラ
ム状等が一般的である。

次に実舵例をボす。

実施例１ １ｅさｉｏｎμｍθ）、Ｉ？リエステルフイルム上に白
金を＃有し六面′亀気Ｕ（抗５　Ｘ　１０’Ω乙の４重
層を設けて、 窒化ケイ素粉末（半均粒径８１μｍ、δ＝２１μｍ）１
５市期部 １５１（一部 メチルエチルケトン　　　　　　５重を部上記、組成物
をボールミルで２時間分散させて塗布用分散液を得た。

こθ〕分散液を前記溝を性フィルム上へ、ドクターブレ
ードコーティング法により塗布し、１００℃にて１０分
間乾燥硬化して膜厚１５μｍの表面凹凸を有する本発明
の記録体を得た。表面凹凸形成材である窒化ケイ素粉末
は１９００°Ｃで昇華し、線膨張率は２．８×１０−６
℃−１であり、窒化ケイ素粉末及びアルキド変性シリコ
ーン樹脂の体積′電気抵抗を測定した所、それぞれ５　
Ｘ　１０’Ωｍと２Ｘ１０”０ｍであった。なお、こθ
）記録体では、窒化ケイ素粉末を誘′亀層全対に対して
３５体槓チ含有させた。

次に、片面制御型８本／ｗのマルチスタイラス電極で、
スタイラス印加−圧−３５０■、セクメノト電圧＋３５
０ｖでベタ浩像を記録した所、記録′電位が一１４０■
で、１分後の電位は一１３５Ｖと減其特性は遅かった。

実施例２ れ己録体の耐久性をみるために実ツバ６例１０こ示した
記録体を用いて、第２図に示されるようなプロセスにて
、連ｌｊＡ的に多数θ）岬通紙（転写紙）に記録したと
きＯ）記録電位を随時測定した。結果を第３図ζこ示ず
。この図から明らかなように本発明θ）記録体はに（シ
録特性ｌこ１１７％　、芭曲紙７万枚後の記録電位？ご
おいでは初期のそれとはほとんど尭はみられず、４ｄ４
めて而・１久＋／Ｉに潰れていることが判った。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明０）　ｆｉｔ”＋Ｍ、　ｍ己骨体υ）
構成図である。第２図は、本発明θ）ｇＰ″亀紀・ｋ′
を体に適用されるプ「コセスθ）概略図の１例である。 第３図は、普通紙０）ランニック枚数に対する［尼＃、
奄ＩＶの変化を示すクラ７（曲線）である。 １・・・尋′酊１層　　　　　　２・・・、Ｉ？リエス
テルフイルム３・・・結７ｆｔ桐脂　　　　４・・・表
面凹凸形成材５・・・静′１毬記録体　　６・・・スタ
イラス７・・埃１簾ユニット　８・・・転写ナヤージャ
ー９− ９・・・転写紙　　　　　　１ｏ・・・クリーニングロ
ーラー１２・・・除電ナヤージャー １０−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　導ｌ、性基体上に、表面凹凸形成材を結着樹脂中
   へ分散させた誘電層を設けた軸写型用静電記録体におい
   て、前記表面凹凸形成材の体積電気抵抗か１０６Ω副以
   上、融点（分解点）が４００℃以上、線熱樹帳率が５　
   Ｘ　１０−’ｄｅｇ−１以下であることを特徴とする静
   電記録体。