JPS586775A - 共晶生成切断法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高融点で加工困難な金属材料を、共晶組織の
融点が低いことを利用して切断する方法に関する。

一般に加熱炉に品物を挿入するのに用いるポート、パケ
ット等はＭｏ、Ｗ親で、これらの材料を、従来は、砥石
やプレスで切断、加工して作っていた。しかしこの様な
従来の加工法ではｌＩ＆形加工は非常に難しく、高価な
ものになるという問題があった。

本発明の目的は、Ｗ、Ｍｅ等の高融点で加工困難な材料
を、比較的容易に異形切断、加工するのに適した切断法
を提供することにある。

上記目的を達成するために本発明においては、一般に共
晶組織の融点はその共晶を生成する素材本来の融点より
着しく低いことを利用する。

第１，２図は本発明実施例図で、所望切断部輪郭形状に
整形した０、５−一のＮｉ線１を、厚さ１■ｔのＭｏ板
２の上に置いた状態を示しＪｌｇｌは平画図、第２図は
ａｍ図である。この様な状態にして真空中で１，３００
〜１，３５ＯＵに３０〜６０分間加熱すると、Ｎｉ線の
形状に従って局部的に共晶組織が生成され、融点が著し
く低下し、Ｎｉｌ［の形状通り局部的にｆＩＩｌｋシ、
Ｍｅ板が切断される。

この巻金切断形状を定めるために、整形したＮｉ線の代
りにＮｉ粉末ペーストの塗布、印刷等の手法を用いても
よく、また共晶組織を得るための加熱に、レーザビーム
や電子ビームの照射を用いてもよい。ＭｏやＷに対して
は共晶組織を生成させる材料としてＦｅやム４を用いる
こともできる。

以上説明したように本発明によれば、共晶組織を有する
高融点で加工困−な金属材料を、容易に任意の形状に切
断加工できる。加工対象材料と共晶組織を生成する相手
材料は比較的取扱いが容易であるから、切断輪郭形状に
、線材の曲げ加工を行う治具や粉末ペースシをスクリー
ン印刷する治＾を作れば、同様形状の物を多数切断する
ことも、従来の加工法による巻金に比してはるか←−容
易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の平面図、第２図は同実施例の側
面図である。 １・・・切断部輪郭形状に成形したＮｉ線、２・・・切
断対象Ｍｏ板。 第　　１　　図 第　　２　　図 ！

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高融点−加工金属材の切断に際し、所望切断部に沿
   うて前記高融点曙加工金属材と共晶組織を生成する材料
   を配置し、前記高融点−加工金属材の本来の融点よりも
   低い前記共晶組織の融点以上に所望切断部を加熱するこ
   とによって、鞍部に生成された共晶組織を＊＊させて切
   断することを特徴とする共晶生成切断法。 ２、高融点■加工材であるＷｌｌたはＭｏを、これらと
   共晶組織を生成する？＠またはＮｉ京たはム１を所望切
   断部に配置して加熱、切断する特許請求の範−箇ｉｌｌ
   記載の共晶生成切断法。