JPS5867582A - 安定走行自転車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自転車のキャスター角ヲ９０゜以上にする
ことにより、自転車の走行時における安定性と直進性を
増すことを目的として開発されたものである。

第１図が本発明の自転車の正面図であり、αがキャスタ
ー角である。本発明の自転車のノ・ンドルを切ったとき
、あるいは切れたときに起る力学的関係から本発明の自
転車の特長を説明する０ 前輪２が直進方向に対して角度βだけ反時計方向に回転
すると、自転車の車軸は図のように１だけ回転する０ 前輪はこの方向に進もうとするため、その方向にころが
り摩擦抵抗が生じる。前輪の支点１′から抵抗Ｆの作用
線への垂直距離をｄとするとＭ＝ｄＦなるモーメントが
支点１′に時計方向に働く。すなわち前輪の回転角βを
小さくするように働く。このモーメントは７＝Ｏ°のと
きのみゼロであり、ハンドルが回転すると常にその回転
を元に戻し、直進走行を促すように働く。

−力筒３図に示す従来の自転車ではキャスター角αが９
０°以下であり、支点１の位置が前輪軸より後方にある
ため、ころがり摩擦抵抗による支点のモーメントが、ハ
ンドルが回転すると、その回転を一層助長するように働
く。よって従来の自転車はハンドル操作の失敗から、一
旦ハンドルが回転すると、操縦者が自刃でハンドルを戻
さない限り、ハンドルは立ち直らない。ところが本自転
車は回転が大きい分だけそれを戻そうとするモーメント
が自然に発生するので、安定しており、直進性も保たれ
る〇 以上本山転車は安定性、直進性に優れた自転車である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自転車の正面図、第２図は前輪回転後
の状態におけるハンドル操作に及ぼす力学的関係を説明
した平面図、第３図は従来の自転車の力学的関係を本発
明との比較のために示した平面図である。 記号の説明 １・・・・・・・・・前輪回転支持受部（支点）２・・
・・・・・・・前輪 ３・・・・・・・・・後輪 １・・・・・・・・・回転後の支点１ ２′・・・・・・・・・回転後の前輪２α・・・・・・
・・・キャスター角 β・・・・・・・・・前輪の回転角 γ・・・・・・・・・車軸の回転角 Ａ・・・・・・・・・前輪の接地点 Ｆ・・・・・・・・・ころがり摩擦抵抗ｄ・・・・・・
・・・１′からＦの作用線への垂直距離Ｍ・・・・・・
・・・Ｆによる１１まわりのモーメント第２図 拍３圓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キャスター角αを９０°以上にすることにより、自転車
   の走行時における安定性と直進性をより良くした自転車
   。