JPS586689Y2 - 薬品包装用ラミネ−ト紙 - Google Patents

薬品包装用ラミネ−ト紙

Info

Publication number
JPS586689Y2
JPS586689Y2 JP2288081U JP2288081U JPS586689Y2 JP S586689 Y2 JPS586689 Y2 JP S586689Y2 JP 2288081 U JP2288081 U JP 2288081U JP 2288081 U JP2288081 U JP 2288081U JP S586689 Y2 JPS586689 Y2 JP S586689Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated paper
paper
laminated
roll
drug packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2288081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5743163U (ja
Inventor
英男 後藤
Original Assignee
昭和ラミネ−ト印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和ラミネ−ト印刷株式会社 filed Critical 昭和ラミネ−ト印刷株式会社
Priority to JP2288081U priority Critical patent/JPS586689Y2/ja
Publication of JPS5743163U publication Critical patent/JPS5743163U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS586689Y2 publication Critical patent/JPS586689Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として薬品の包装に用いて有用なラミネート
紙に関するものである。
薬品包装用に用いられている、薬品を内包した後周縁を
融着するタイプのラミネート紙としては、従来よりセロ
ファンにポリエチレンを積層した透明なものが多く使用
されており、このものは内容物の視認性に優れてはいる
が、対向する透明面即ち鏡面同士で所謂ブロッキング現
象が起るという問題があり、一方、セロファンにポリエ
チレンを半透明又は不透明となるように積層したラミネ
ート紙にあっては対向面が梨地となるので、上記ブロッ
キング現象は防止できるものの内容物の視認性が損なわ
れるという問題があったので、最近では、一方の側に透
明なラミネート紙を用い、他方の側に半透明又は不透明
なラミネート紙を多く用いるようになってきた。
而して、従来は個々に製造した透明なラミネート紙と半
透明又は不透明なラミネート紙とを重合し、それらの周
縁を融着するようにしているため、常に2種類のラミネ
ート紙を用意しなければならないし、また、周縁全体を
融着しなければ密封できないなど不都合な点があるばか
りでなく、包装コストも高くなるという難点があった。
本考案は上述のような問題点を解決できるラミネート紙
を提供することを目的としてなされたもので、その構成
は、セロファン等の透明な基紙の片面に、ポリエチレン
等の合成樹脂を、適宜幅の鏡面と梨地面とを形成させて
積層したことを特徴とするものである。
次に本考案の実施例を図により説明する。
第1図は本考案の薬品包装用ラミネート紙を示すもので
、1は透明なセロファンフィルムから成る基紙、2はそ
の上に積層したポリエチレンから成る積層物で、鏡面2
aと梨地面2bが形成されている。
第2図に示すものは、本考案ラミネート紙の製造に用い
る冷却ロール3で、両側の適宜幅の表面を梨地面3aに
形成し、中間に等間隔で鏡面3bと梨地面3Cを交互に
形成しである。
即ち、例えば冷却ロール3の幅を1100mmとした場
合、梨地面3aの幅を200 mmとし、鏡面3bと梨
地面3Cを共に140mm幅とする。
第3図は本考案ラミネート紙の製造法を示すもので、4
は基紙1を巻取ったロール、5はガイドロール、6は加
圧ロール、7は巻取ロール、8は押出機で、セロファン
1の表面に積層すべきポリエチレンを溶融して押出し、
基紙1上に流下させるものである。
而して、基紙1をロール4から繰出し、ガイドロ−ル5
.加圧ロール6、冷却ロール3.ガイドロール5を経て
定張力で移送し乍ら、加圧ロール6と冷却ロール3の間
でセロファン1上に押出機8からポリエチレンを溶融し
て押し、加圧ロール6で加圧すると共に冷却ロール3で
冷却すれば、加圧ロール6により冷却ロール3の鏡面3
bに押つけられた部分は鏡面2aとなり、また同じく梨
地面3a、3cに押つけられた部分は梨地面2bとなる
従って、そのまま巻取ロール7に巻取れば、セロファン
の上にポリエチレンを、鏡面2aと梨地面2bを形成さ
せて積層した本考案ラミネート紙の連続紙が得られるの
であり、冷却ロール3を前述のように、幅1100 m
m、梨地面3aの幅を200mm、鏡面3b及び梨地面
3Cの幅を14Qmmとすれば、透明面、半透明面がそ
れぞれ7Q mm、全幅14Qmm仕上の本考案ラミネ
ート紙を方面取りすることができるのである。
このようにして得られたラミネート紙を一面ずつに切断
し、鏡面2aと梨地面2bの鏡界部からそれら面を内側
にして折曲すれば、−側が透明で他側が半透明となるの
で、薬品の包装に際しては、特に2種類のラミネート紙
を必要とせず、また折曲部は融着せずに他の3周縁を融
着すれば密封できるから、全体として包装コストは低置
になる。
又、本考案ラミネート紙は薬品の包装に用いた場合は鏡
面2aに対し梨地面2bが対向するので、所謂ブロッキ
ング現象を起すこともない。
尚、上記実施例に於ては、基板に透明なセロファンフィ
ルムを用い、また積層物にポリエチレンを用いたが、本
考案はそれに限定されるものではなく、他の適宜のもの
を用いてもよいし、寸法は適宜選択すればよい。
本考案薬品包装用ラミネート紙は上述の通りであるから
、薬品包装用紙として好適でうるし、またその製造方法
は、従来のラミネート紙製造用の冷却ロールの表面に適
宜鏡面と粗面を形成するのみで他は従来法と同様でよい
から、極めて容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案薬品包装用ラミネート紙の一例の斜視図
、第2図は本考案薬品包装用ラミネート紙の製造に用い
る冷却ロールの一例の斜視図、第3図は本考案薬品包装
用ラミネート紙を製造するための装置の一例を示す概略
図である。 1・・・・・・基紙、2・・・・・・積層物、2a・・
・・・・鏡面、2b・・・・・・梨地面、3・・・・・
・冷却ロール、3a、3c・・・・・・梨地面、3b・
・・・・・鏡面、4・・・・・・基紙ロール、5・・・
・・・ガイドロール、6・・・・・・加圧ロール、7・
・・・・・巻取ロール、8・・・・・・押出機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セロファン等の透明な基紙の片面に、ポリエチレン等の
    合成樹脂を、適宜幅の鏡面と梨地面とを形成させて積層
    したことを特徴とする薬品包装用ラミネート紙。
JP2288081U 1981-02-20 1981-02-20 薬品包装用ラミネ−ト紙 Expired JPS586689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288081U JPS586689Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20 薬品包装用ラミネ−ト紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288081U JPS586689Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20 薬品包装用ラミネ−ト紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743163U JPS5743163U (ja) 1982-03-09
JPS586689Y2 true JPS586689Y2 (ja) 1983-02-04

Family

ID=29434595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2288081U Expired JPS586689Y2 (ja) 1981-02-20 1981-02-20 薬品包装用ラミネ−ト紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS586689Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910234U (ja) * 1982-07-14 1984-01-23 園部 一成 薬剤分包用包装袋

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5743163U (ja) 1982-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910009515B1 (ko) 시이트형태 또는 웨브형태의 가요한 포장지와 포장지의 제조방법 및 포장지로부터 제조되는 포장용기
US4063641A (en) Two-side legible packaging film and package made therefrom
JPS6169544A (ja) 液体用厚紙容器のブランク
US4688673A (en) Foldup paper container
JPS586689Y2 (ja) 薬品包装用ラミネ−ト紙
EP0086892B1 (en) Heat-sealable package blank for a video tape cassette or the like
US3846220A (en) Multi-layer web of packaging material
US3606139A (en) Laminated webs
FI85843C (fi) Bandformig foerpackningsmaterial.
JPH0445880Y2 (ja)
US20220203666A1 (en) Composite film for a tube with a 360° printing effect
JP2001225849A (ja) 袋体及び充填方法
JPH0368160B2 (ja)
JPH0221227Y2 (ja)
JPH0321957Y2 (ja)
JPH0462261B2 (ja)
US4562690A (en) Method of heat sealing and forming a video tape cassette package
JPH068042B2 (ja) 角折り自動包装用積層フィルム
JPH0343233A (ja) Tダイフィルム及びその製造装置ならびにエンボッシング用ロール及びサイドシールバッグ
JPH07117158A (ja) 包装袋の製造方法
JPH0382528A (ja) 食品及び類似消耗品のパッケージ用パッケージホイルの製造方法と該方法によって製造したパッケージホイル
JPH043743B2 (ja)
JP2529670Y2 (ja) 易引き裂性包装フィルム
JPH0643803Y2 (ja) 写真感光材料用遮光袋
JPH0986549A (ja) ラミネートチューブ