JPS586566B2 - 圧延機油圧圧下装置 - Google Patents

圧延機油圧圧下装置

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JPS586566B2
JPS586566B2 JP52032504A JP3250477A JPS586566B2 JP S586566 B2 JPS586566 B2 JP S586566B2 JP 52032504 A JP52032504 A JP 52032504A JP 3250477 A JP3250477 A JP 3250477A JP S586566 B2 JPS586566 B2 JP S586566B2
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JP
Japan
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rolling
pressure chamber
acting cylinder
hydraulic
cylinder
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JP52032504A
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JPS53117663A (en
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一柳健
益田豊次
赤坂吉道
竹ノ下光明
中村一郎
木村智明
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS586566B2 publication Critical patent/JPS586566B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
    • B21B31/32Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis by liquid pressure, e.g. hydromechanical adjusting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、板厚を制御するため油圧シリンダを介しロー
ルギャップを制御する圧延機油圧圧下装置に関するもの
である。
冷問および熱間の圧延機は、板厚精度の向上ならびに規
格外圧延製品の減少のために、電動圧下に代って油圧圧
下が使用される傾向にある。
これら゛従来の油圧圧下装置には、単動シリンダまたは
ラムとジャッキとを組合せたものがほとんどあり、3方
向弁でこれを制御するのが通例であった。
第1図は従来の油圧圧下の圧延装置を示し、スタンド1
の内側には、上下のバックロール6,7を案内するチョ
ツク2,3を有し、更にワークロール8,9を支持する
チョツク4,5を設けている。
下側のチョツク3、下側のワークロール9支持用のチョ
ツク5を上下に動かし、ワークロール8,9間のロール
ギャップを制御するために、ラム11、シリンダ12か
らなるジャッキの油圧圧下装置を有している。
ラム11の動きは、3方向形のサーボ弁15で制御する
圧延力計10および変位計13からなるセンサーよりの
値を取り込み、コントローラ16で演算処理してサーボ
弁15を作動させ、圧油を配管14を介しシリンダ12
内に導入する。
このような単動シリンダ構造においては種々の問題があ
り、十分な板厚精度をあげることがむづかしく、また速
応性が十分でなく、オフゲージ、即ち、規格外圧延製品
を減少することが困難であった。
それは、(1)圧延荷重が変動する場合において、ラム
11の上昇および下降に対するサーボ弁の流量特性が一
致せず、応答を早く精度をよくすることができない。
詳述すれば、p5を油圧の元圧、pをジャッキ圧とする
とき、ラム11の上昇する対し、ラム11の下降する場
合の流量QDは、QD■V丁となり、p≒ps/2の場
合のみ、QU:QDとなる。
pは圧延荷重によって大幅に異なるから、p≠ps/2
であり、QU≠QDとなる。
(2)ラム11の上昇の場合は、圧油が強制的にジャッ
キに入れられるのでラム11は摩擦に抗して動き易くな
るが、ラム11の下降の場合には、ラム11またはチョ
ツク3,5がこじれたりした場合には円滑に動かない。
第2図は従来のラム構造の詳細を示したものであり、パ
ッキング20によりラム11の外周とシリンダ12の内
径を封塞している。
上記(1)(2)のために応答特性、制御性は悪い力に
左右されてしまうので、十分な特性が出ないと云うこと
になる。
これを解消するために、第3図に示す如き油圧圧下装置
が既に広く知られている。
第3図において、シリンダ12の上部のピストン11A
端面部に上部圧力室23を設け、上部圧力室23の面積
s2を下部圧力室24の面積S1の10%前後に形成す
ることによりある程度のピストン11Aの押下げを図る
ものである。
Wは荷重である。
第4図は4方向サーボ弁17を示し、18.19は上部
圧力室23、下部圧力室24にそれぞれ連通する圧油給
排口、25は弁体で、弁棒29に弁25a,25b,2
5cを固着し形成されている。
26は油圧源連通口,27,28は排油口である。
弁棒29は、第1図に示す圧延力計10および変位形1
3のセンサーからの信号に基づいて制御され、弁体25
が矢印方向に動くことにより、圧油給排口18,19を
圧油源連通口26、排油口、27,28に連通する。
今、油孔21,22から4力向サーボ弁17を介しピス
トン11Aの制御を行うとき、上部圧力室23の面積s
2側の流量は小さいから、系全体の流量ゲインは、ほぼ
下部圧力室24の面積s1側できまる。
p1は下部圧力室24の圧力、p2は上部圧力室23の
圧力である。
p,=210kg/cMで、圧延荷重の平均圧箱=W/
31=50kg/cm2,σ=s1/s2=10とする
く流量ゲインが異り、単動シリンダと動作は大差がなく
なる。
若しσ=s1/s2=4とし、上下の受圧面積を量ゲイ
ンはやや接近する。
しかし、流量ゲイン不一致による制御性の悪さはさけら
れない。
本発明の目的は、ロールギャップを制御する油圧シリン
ダの制御性を改善し板厚精度を向上しオフゲージを減少
できる圧延機油圧圧下装置を提供することにある。
本発明は、板厚を制御するための油圧シリンダを、ほぼ
平均的な圧延荷重を支持する単動シリンダと主として変
動圧延荷重を制御するための複動シリンダから形成し、
上記複動シリンダの上部圧力室および下部圧力室のピス
トン端面を単動シリンダより大きな圧延力を有するよう
に形成するとともに、上部圧力室及び下部圧力室に圧油
が連動して給排される手段を設け、圧延荷重を、平均的
圧延荷重と変動圧延荷重とに分けて制御可能に構成した
ものである。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
従来と同部品は同符号で示す。
第5図において、油圧シリンダ31は、受圧面積が等し
い複動シリンダ30と圧延荷重の平均値を支持する単動
シリンダ34とを一体に形成している。
複動シリンダ30にはロツド33A,33B,ピストン
32を組合せ、上部圧力室23、下部圧力室24の受圧
部の面積は等しく、ピストン32の上下面の圧延力は単
動シリンダ34のそれより大きくしてある。
そして、ロツド33A,33Bの摺動部分はパッキン4
1.42で封塞されている。
上部圧力室23、下部圧力室24は油孔38,39を経
て第4図に示した4方向サーボ弁17の圧油給排口18
,19に連通している。
40は油孔38,39を途中で連通ずるクロスポート絞
りである。
単動シリンダ34はロンド33Bを嵌入したものであり
、圧力室43により荷重支持を行う。
そして、圧力室43に圧力制倒弁44とアキュムレータ
36とからなる圧力調節器37に配管35により連通し
ている。
次に作用について説明する。
ます、予測される平均圧延荷重により、圧力制御弁44
から圧力室43に圧油を導入する。
同時にサーボ弁17により位置サーボを構成して置く。
ここで、位置サーボの構成できる条件は、元圧psとす
るとき、p2=pSとして、上部圧力室23、下部圧力
室24の受圧面積をそれぞれSとし、単動シリンダ34
の受圧面積sm、圧延荷重の平均圧pmの時、sp2>
sm pmとなればよい。
これは適正な設計により十分に満足できる。
この状態にてロールギャップを設定し待機する。
通板時においては、W≒prn smとなるから、サー
ボ弁は変動荷重ΔWのみを制御すればよい。
下部圧力室24の圧力p1と上部圧力室23の圧力p2
との平均値は、ほぼ等しく(≒ps/2)なるため、押
上げ、押下げでの流量ゲインは等しくなり、サーボ系は
理想的な動作をするに至る。
実際の圧延においては、平均的圧延荷重が設定値となる
可能性があり、また、通板時に熱的条件の変化によって
徐々に変化する。
この場合は、圧延力計の値により、圧力制御弁の設定圧
を徐々に変化せしめることが可能であり、すべての圧延
条件に対して本圧下系は理想的に動作する。
上記実施例においては、複動シリンダで制御する変動荷
重の平均値を単動シリンダの平均的な圧延荷重とした場
合について述べたが、複動シリンダで制御する上限値ま
たは下限値の圧延荷重を単動シリンダで支持するように
してもよい。
上記のように本実施例の圧延機油圧圧下装置は、圧延荷
重を、平均的圧延荷重と変動圧延荷重とに分けて制闘可
能に構成し、正常な板厚状態では釣り合せておき、厚板
の変動があった場合の変動荷重のみを上部圧力室及び下
部圧力室を有する複動シリンダにより調整するようにし
たので、圧下装置に対称性を与え、チョツクの上下方向
の移動を円滑に行わせて高精度の板厚の達成を可能なら
めることによりオフゲージを減少することができる。
また、油圧シリンダに復元性を与えピストンに円滑な動
きを与えることができる。
以上記述した如く本発明の圧延機油圧圧下装置は、ロー
ルギャップを制御する油圧シリンダの制御性を改善し、
板厚精度を向上しオフゲージを減少することができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧圧下の圧延機の一部を断面で示した
正面図、第2図は第1図の油圧シリンダの詳細図、第3
図は第1図の油圧シリンダの他の従来例の詳細図、第4
図は4方向サーボ弁の要部断面図、第5図は本発明の圧
延機油圧圧下装置の一実施例を示す油圧制薗部分の一部
を断面で示した正面図である。 17・・・4力向サーボ弁、23・・・上部圧力室、2
4・・・下部圧力室、30・・・複動シリンダ、31・
・・油圧シリンダ、32・・・ピストン、34・・・単
動シリンダ、37・・・圧力調節器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 板厚を制御するため油圧シリンダを介しロールギャ
    ップを制御する圧延機油圧圧下装置において、上記油圧
    シリンダを、ほぼ平均的な圧延荷重を支持するための単
    動シリンダと、主として変動圧延荷重を制研するための
    複動シリンダとから形成し、上記複動シリンダの上部圧
    力室及び下部圧力室のピストン端面を同面積に形成し、
    かつ、単動シリンダより大きな圧延力を有するように形
    成するとともに、上記上部圧力室及び上記下部圧力室に
    圧油が連動して給排される手段を設け、圧延荷重を、平
    均的圧延荷重と変動圧延荷重とに分けて制御可能に構成
    したことを特徴とする圧延機油圧圧下装置。 2 上記単動シリンダが圧力調節器を有し、上記複動シ
    リンダが、センサーからの信号に基づいて制御される4
    方向サーボ弁を介し上記上部圧力室及び上記下部圧力室
    に圧油を給排されてロールギャップを制御するように形
    成されている特許請求の範囲第1項記載の圧延機油圧圧
    下装置。
JP52032504A 1977-03-24 1977-03-24 圧延機油圧圧下装置 Expired JPS586566B2 (ja)

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JPS53117663A JPS53117663A (en) 1978-10-14
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