JPS58649B2 - シンクウシヤダンキノ デンキヨクセイサクホウホウ - Google Patents

シンクウシヤダンキノ デンキヨクセイサクホウホウ

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JPS58649B2
JPS58649B2 JP1548175A JP1548175A JPS58649B2 JP S58649 B2 JPS58649 B2 JP S58649B2 JP 1548175 A JP1548175 A JP 1548175A JP 1548175 A JP1548175 A JP 1548175A JP S58649 B2 JPS58649 B2 JP S58649B2
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electrode
electrode area
area
alloy
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JP1548175A
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船越功
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空しゃ断器の電極製作方法に関し、特に第1
電極区域と第2電極区域に区画された異なる接点材料の
電極区域を一体に結合させた電極の製作を簡単にすると
共に、しゃ断性能のすぐれた電極を得ることを目的とす
る。
真空しゃ断器に使用される電極の材料は周知のように、
通常のしゃ断器と異なり真空中におけるアーク特性、絶
縁配力、真空バルフ内の接点配置構造等の特殊条件を考
慮して選定されるもので、電極の材料によってしゃ断性
能が決定されるとしても過言ではない。
このような電極に要求される電極の主な特性としては、
(a)変圧器の励磁電流のような励磁電流に対しでは、
蒸気用が高く、熱伝導度が低い材料を用いて高い異常電
圧を発生させないようにさい断電流レベルを低くするこ
と、(b)通常のしゃ断器のよ・うな冷却媒体がなく、
従って接触部の温度が高くなるので、耐溶着性にすぐれ
ていること、(C)更に熱伝導度が良く大電流のしゃ断
性能がすぐれていることがある。
別に当然のことながらガス含有量が微量なこと、熱電子
放射の起りにくいこと等があげられる。
以上のような安水特性を電極材料からみると相反する特
性であり、特に(a) 、 (b)の安水特性を満足さ
せれば、(C)の要求特性が満足出来ず、これ等の特性
を全てイー材料で満足させることは殆ど不可能である。
そのために従来、電極を2つの区域に区画し、常時対向
電極と接触して通電させ、かつ励磁電流のような小電流
をしゃ断させるよう前記要求特性の(a) + (b)
を満足させる材料から作られた第1電極区域と、(C)
を満足させる大電流しゃ断性能のすぐれた材料から作ら
れた第2電極区域とを別個に製作し5、両電極区域部分
を一体に結合させた電極が公知である。
この電極を第1図及び第2図に図示する。
図において1が第1電極区域、2が第2電極区域、3が
電極の通電ロンドである。
第2電極区域2は第1電極F−j、域1の背後に位置し
、径大に定められている。
特に第1図の例におけるスパイラル溝2′は自己の通流
電流による電磁力によりアークを自動的に回転駆動させ
るために設けられている公知の構造である。
この電極は第3図の90く真空バルブ4内に収設されて
真空しゃ断器が構成される。
5はベローズ、6はシールドを示す。
従来は上記第1電極区域1と第2電極区域部分をそれぞ
れ別個に製作するよう所要の形状に切り出し加工した後
、両者をロウ付によって一体に結合して製作していた。
ところで第1電極区域1の電極材料は頭記の要求特性か
ら炭化タングステン等の炭化物、或はタングステン、モ
リブデンのような耐火性金属、又は耐火性金属を主成分
として例えばビスマスを添加した合金が使用され、−力
筒2電極区域2の電極材料は銅、銀、或は銅銀に他の元
素を少量添加した合金が使用される。
両者をロウ付により一体結合させる場合、第2電極区域
2の材料はロウ付が容易で強固にロウが密着するが、−
・方策1電極区域1の材料はL]つ付性が悪い。
このために両者のロウ付作業性は極めて悪く、シかもし
ゃ断器として使用中にロウ付部の剥離事故が生じて、し
ゃ断寿命が長いのが特徴である真空しゃ断器の寿命を縮
めその影響は極めて犬である。
即ち剥離事故の修理はその構造上殆ど不可能であるから
である。
又第1電極区域の材料である炭化物、耐火性金属、又は
その合金は加工性が悪い。
これ等の点で電極の製作は困難な作業を必要としていた
更に電極をロウ付する作業の際に、ロウ付箇所の近傍域
で第1電極区域の電極側面、或は第2電極区域のアーク
発生表面にロウが滲み出てロウ被膜で覆われる。
この結果ロウ材の金属がしゃ断時のしゃ断性能に悪影響
を及ぼすことも確められている。
本発明は上記のような従来技術によって製作される際の
作業の困難なこと及び製作されたしゃ断器のしゃ断時性
への悪影響を除去して、製作を容易にしかつしゃ断性能
向上をも計ることが出来る電極の製作方法を目的とした
ものであり、本発明によれば炭化物、耐火性合金、又は
その成分の粉末を所定の空隙含有率で第1電極区域の形
状に圧縮成形した後に仮焼結し、その後胴、銀、ないし
銅銀を主体とした合金等の第2電極区域材料の金属体を
前記仮焼結体と共に電極成形型内に置いて溶融させるこ
とにより一部を仮焼結の空隙に溶浸させて、第1電極区
域と第2電極区域とを同時に一体に結合して成形する。
次に本発明の製作方法の実施例を説明する。
先ず第1電極区域の材料としてWC1MO20等の炭化
物粉末、或はW、Mo等の耐火性金属の粉末、又は耐火
性金属の粉末に合金添加物として例えばBiの粉末を加
えたもの、もしくはW又はM。
とBiの耐火性合金の粉末を用い、これ等1〜2μ程度
の微粒粉末を0.1〜Q、2ttyn/7程度の圧力で
第1電極区域1の形状に型内で圧縮成形させる。
これにより空隙含有率は略40〜55%の所定空隙含有
率となる。
この圧縮成形体を水素及び真空雰囲気で1,300°C
〜1,400℃程度の高温で表面浄化のための還元と仮
焼結を行う。
このようにして出来た仮焼結体1aは、次に第4図に示
す如き中央に第1電極区域の径d1に合せたくぼみ7を
形成し、その他を第2電極区域の径d2に合せた電極型
8の11j記第1電極区域のくぼみT内に置かれる。
更に仮焼結体1aの上には第2電極区域の材料としての
銅、銀、或は銅銀の合金体2aが載置される。
この状態で高温で金属体2aを溶融させると、その金属
の一部は仮焼結体1aの空隙内に溶浸されて空隙を完全
に満すと共に、同時に金属体23自身が電極型8の形状
に成形される。
硬化後電極型8から脱型されたものが第5図に示される
図から明らかなように第1電極区域1と第2電極区域2
とが一体に結合されている。
画成は第1電極区域1の空隙に溶浸された金属部分で一
体に強固に結合される。
電極型8はその形状により第1図に示したスパイラル溝
を備えた第2電極区域形状の電極も一体に結合して成形
することが出来る。
前記の成形された電極はその後簡単な什ト加工により仕
上げられ電極が完成する。
この製作工程をブロック図で示せば第6図のようになる
以上述べた本発明の製作方法によれば、第1電極区域と
第2電極区域とがロウ付作業によらずに溶浸作業の工程
で一体に成形結合される。
従って困難なロウ付作業が省略出来るほか電極の切り出
し形成加工も必要とせず、極めて製作が簡単かつ容易と
なる。
特に電極型を用いて成型させるので電極を産量する場合
には製作能率が上り効果的である。
更にロウ付作業が心安でないので、頭記したようにロウ
付の際にロウの滲み出しによって形成されるアーク発生
表面のロウ被膜が本発明では生じないので、従来の電極
に比較してしゃ断性能を向上出来る。
このように本発明により製作が容易で高能率に行える電
極の製作方法を提供することが出来て有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は異なる形状の電極の刷視図、第3図は
真空しゃ断器の断面図、第4図は製作T程の内、電極型
内で溶融させる状態を示す断面図、第5図は電極型から
脱型された電極の断面図、第6図は製作工程を示すフ崩
ツク図である。 1・・・・・・第1電極区域、1a・・・・・・仮焼結
体、2・・・・・・第2電極区域、2a・・・・・・第
2電極区域材料の金属体、8・・・・・・電極型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 対向電極と常時は互に接触してしゃ断時に開離され
    る通電と小電流しゃ断を行わせるさい断電流レベルが低
    くかつ耐溶着性にすぐれた接点材料の第1電極区域と、
    第1電極区域の背後に位置し第1電極区域より径大に定
    められてしゃ断時に大電流しゃ断を行わせる大電流しゃ
    断性能がすぐれた接点材料の第2電極区域とを一体に結
    合させた電極を製作するに際し、炭化物、或は耐火性合
    金、又はその成分の粉末を所定の空隙含有率で第1電極
    区域の形状に圧縮成形した後に仮焼結し、その後胴、銀
    、ないし銅銀を主体とした合金等の第2電極区域材料の
    金属体を前記仮焼結体と共に電極成形型内0こ置いて溶
    融させることにより一部を仮焼結体の空隙に溶浸させて
    、第1電極区域と第2電極区域とを同時に一体に結合し
    て成形したことを特徴とする真空しゃ断器の電極製作方
    法。
JP1548175A 1975-02-07 1975-02-07 シンクウシヤダンキノ デンキヨクセイサクホウホウ Expired JPS58649B2 (ja)

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JPS63131505A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Kiyoshi Momose コイルおよびコイルの製造方法

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JP2874522B2 (ja) * 1993-07-14 1999-03-24 株式会社日立製作所 真空遮断器及びそれに用いる真空バルブと真空バルブ用電極並びにその製造法

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