JPS5863850A - アスコルビン酸定性用試験紙 - Google Patents

アスコルビン酸定性用試験紙

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Publication number
JPS5863850A
JPS5863850A JP16303081A JP16303081A JPS5863850A JP S5863850 A JPS5863850 A JP S5863850A JP 16303081 A JP16303081 A JP 16303081A JP 16303081 A JP16303081 A JP 16303081A JP S5863850 A JPS5863850 A JP S5863850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ascorbic acid
bleaching
test paper
dye
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP16303081A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hirano
平野 行雄
Takao Hiyama
桧山 多可夫
Sakae Negishi
根岸 栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKYO BUNSEKI CENTER KK
Original Assignee
KANKYO BUNSEKI CENTER KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP16303081A priority Critical patent/JPS5863850A/ja
Publication of JPS5863850A publication Critical patent/JPS5863850A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N31/00Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
    • G01N31/22Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods using chemical indicators

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品等にアルフルビン酸が添加されているか
否かを簡単に判定することができる試験紙に関するもの
である。
近年、食品の酸化防止剤、鮮度保持剤およびビタミン強
化剤としてL−アスコルビン酸捷りiL−アスコルビン
酸ナトリウム(こレラを総称して本明細書中ではアスコ
ルビン酸という)が食品中に単独で添加され、あるいは
他の食品添加物と配合して使用されている。このアスコ
ルビン酸は、特に生鮮食品や肉製品においてミオグロビ
ンお」:びヘモグj+ビンの酸化防止または還元作用を
有するため、食品の退色防止、褐変防止さらには魚了色
の回復効宋がある。しかしながら、アスコルビン酸r1
食品中の酵素による自己消化や細菌の増殖を抑制する作
用はないため、アスコルビン酸を添加しである食品は、
鮮度が落ちて腐敗が進んだ場合でも鮮やかな色を呈する
ことになる。特に魚肉t【とを生食する習慣のある日本
では、視覚によって鮮度の良否や腐敗の有無を判断する
ことが多く、このため食品の安全面より食品中のアスコ
ルビン酸の有無を調べる必要がある。
従来から一般に行なわり、ている食品中のアスコルビン
酸の定量定1′4力法は、通常試第11を実験室に持ち
込んで繁雑な操作で長時間を要するものであり、簡便で
迅速な方法とは云えない。
より簡便、迅速にアスコルビン酸の有無を判定する方法
としては、アスコルビン酸の還元作用により色変化する
酸化1’r1元色素をシー’HEなどに保持せしめた試
験紙を作製し、この試験紙を食品に接触させて色変化を
調べる方法が考えられる。しかしながら、かような酸化
還元色素は食品に混入する可能性のある次亜塩素酸す)
 IJウムやさらし粉などの漂白殺菌剤によっても色変
化を起してしまうだめ、試験紙の色変化がアスコルビン
酸によるものか漂白殺菌剤によるものか区別することが
できない。上記のごとき漂白殺菌剤は本来食品中に添加
されてはならない物質であるが、まな板や手指等の殺菌
に使用されることもあるため、これらまな板や手指等を
介して漂白殺菌剤が食品に付着、混入する可能性がある
そこで本発明は、食品中のアスコルビン酸の有無を簡便
、迅速に、しかも確実に調べることができ、特にアスコ
ルビン酸の色変化と漂白殺菌剤による色変化とを識別す
ることができる試験紙を提供することを目的としてなさ
れたものである。
すなわち、本発明によるアスコルビン酸定性用試験紙は
、アスコルビン酸により色変化する酸化還元色素(I)
と、アスコルビン酸には安定でかつ漂白殺菌剤により脱
色される色素(II)とを、1紙等の固定化相体に保持
せ17め/ζことを特徴とするものである。
酸化還元色素0)は一般に酸化型においては濃色、還元
型においては無色ないi〜淡色を」1!、するものであ
り、アスコルビン酸のもつ還元作用によって濃色から無
色ないI−淡色に色変化する。
しかしながら前述し/Cように、酸化i°G?元色素(
I)は次亜塩素酸やさらし粉などの漂白殺菌剤によって
も脱色されて無色ないし淡色に変化してしまう。
そこで本発明者Q±、アスコルビン酸による色変化と漂
白殺菌剤による色変化とを確実に識別する方法を種々検
討した結果、酸化還元色素(I)とともに、アスコルビ
ン酸には安定で漂白殺菌剤により脱色される色素(1【
)を共存せしめることによって両者の識別が可能になる
ことを見出した。すなわち、酸化+i;j元色素(1)
と色素(11)とを′l)紙に吸収せし、めだ試V!紙
を食品に接触させると、アスコルビン酸が添加されてい
る場合には酸化還元色素(1)が還元されて無色になり
色素(If)の色のみが試験紙上に残ることになる。一
方、漂白殺菌剤による色変化の場合には酸化還元色素(
I)と色素(H)のいずれも脱色されて試験紙は無色と
なる。
本発明で使用される酸化還元色素(Dとしては、アスコ
ルビン酸の還元作用によって色変化するものの中から適
宜選択でき、例えばフェノール−m−スルホネイトーイ
ンドー2,6−ジプロムフエノール;m−クロルフェノ
ール−インド−2゜6−ジクロルフェノール;m−ブロ
ムフェノール−インドフェノール;1−ナフトール−2
−スルホネイトーインドフェノール;0−クロルフェノ
ール−インドフェノール;ビンドシエドラーズグリーン
; 2.6−シクロルフエノールーインドー〇−クレゾ
ール;トルイレンブルー;1−ナフトール−2−スルホ
ネイトーインドー2,6−ジクロルフェノール;メチレ
ンブルー:過マンガン酸カリウム; 2,6−ジクロル
フエニルインドフエノールなどが使用できる。
捷だ色素(II)としては、アスコルビン酸には安定で
次亜塩素酸ナトリウムやさらし粉といった漂白殺菌剤で
脱色される色1から適宜選択することができ、例えば+
−(4’−スルホ−17−ナフチルアゾ)−2−ナフト
−ル−3,6−ジスルホン酸三ナトリウム; 9−(o
−ノノルポキシフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,
5,7−チトラヨードー3−インキサントンニナトリウ
ム:+−(+’−スルホー1′−ナフチルアゾ)−2−
ナフト−ル−6,8−ジスルホン酸三すトリウム: 9
−(3’、 4’、 5’、 6’−テトラクロル−0
−カルポギシフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,5
,7−テトラブロム−3−インキサントン二ナトリウム
:9−(2’−スルホニウム−4′−スルホフェニル)
−6−シエチルアミノーa−(N 、N−ジエチルイミ
ノ)−3−イソキサンチン−ナトリウム;3−カルボキ
シ−5−ヒドロキシ−1−(p−スルホフェニル)−’
I−(p−スルホフェニルアゾ)−ピラゾール−三すト
リウム;1−(p−スルホフェニルアゾ)−2−ナフト
ール−6−スルホン酸二ナトリウム; 4  ((4(
N−エチル−m−スルホベンジルアミノ)−フェニル]
−(2−スルホニウムフェニル)−メチレン)−[:1
−(N−エチル−N−m−スルホベンジル)−△2・5
−シクロへキサジエンイミン〕二ナトリウム;5,5’
−インジゴチンジスルホン酸二ナトリウム;4−(〔4
−(N−エチル−m−スルホベンジルアミノ)−フェニ
ル:]−[4−(N−ジメチルアミノ)−フェニルクー
メチレン)−(1−(N−エチル−N−m−スルホニウ
ムベンジル)−△2バーシクロヘキサジエンイミン〕−
ナトリウム:9(3/ 、 4/ 、 5/ 、 6/
−テトラクロル−0−カルボキシフェニル)−6−ヒド
ロキシ−2,4,5,7−テトラヨード−3−インキサ
ントン二ナトリウムなどが使用できる。
酸化還元色素(I)と色素(IT)の選択に際しては、
着色時のそれぞれの色が互いに対比色となるような色素
を使用することが望ましい。対比色となるような色素(
I)と色素(II)とを組合せることによって、アスコ
ルビン酸の還元作用てより色素(Dが無色となったとき
に試験紙上に残る色素(1])の色を、試験紙の最初の
色と明瞭に区別でき、試験紙の色変化を一層確実に視覚
的に認めることができる。
本発明の試験紙を作製するにあたっては、酸比還元色素
(I)と色素(11)とを水に溶解して水溶液とし、こ
の色素水溶液をil□I紙に吸収さぜたのち風乾する。
なお、色素水溶1夜を所定pHに保つため緩lI!II
i液を月1いることが望外しい。この場合のpI−1値
は使用する色素の種類によっても変化するが、一般的に
1J1)rI 2〜8の範囲、好1しくけpH6〜7で
ある。雪だ、(45素水溶液を吸収させる固定化111
体としてe]1、il1紙以外に、ゼラチンやコラーゲ
ンなども必要に応じて使用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例1 リン酸緩街液でpI−I6.86に調節した水溶液1t
に、酸化還元色素(I)として2,6−シクロルフエニ
ルインドフエノール、色素(■)トシテ3−カルボキシ
−6−ヒドロキシ−1−(p−スルホフェニル)−4−
=(p−スルホフェニルアゾ)−ピラゾール三す) I
Jウムを濃度がそれぞれ0.05wt%および0.06
wt%となるように添卯、溶解して色素水溶液を調製し
た。この色素水溶液をクロマトグラフィー用1紙に10
0cd当り2.5mlの割合で吸わせたのち風乾し、緑
色の本発明試験紙を作製した。なお、上記酸fヒ還元色
素(1)のみの色は青紫色、色素(II)のみの色は黄
色である。
L−アスコルビン酸の0.2%溶液に5分間浸漬処理し
たマグロと無処理のマグロを用い、上記試験紙をマグロ
の表面捷だはドリップに接触させて色変化を調べたとこ
ろ、無処理のマグロでは試験紙の緑色は変化せず、処理
マグロにつ5ては数秒以内に緑色より黄色に変化した。
一方、次亜塩素酸す) IJウムの0.+%温溶液上記
試験紙を浸すと緑色より無色に変化した。
実施例2 実施例1における色素(H)を1−(p−スルホフェニ
ルアゾ)−2−ナフト−ル−6−スルホン酸二す) I
Jウムに換えた以外d、実施例1と同様にして、暗紫色
の本発明試験紙を作製した。
なお、色素(H)のみの色r1橙色である。
この試験紙の色変化を実施例1と同様の方法で調べたと
ころ、L−アスコルビン酸にj: リ暗紫色より橙色に
変化1〜、−力、次111(塩素酸ナトリウムでは暗紫
色より無色に変化した。
以上の説明かられかるように、本発明の試験紙によれば
、これを現場にて食品に接触させて試験紙の色変化を調
べるという極めて簡111.な方法によって数秒以内で
食品中のアスコルビン酸の有無を検出でき、しかもこの
試験紙の色変化が漂白殺菌剤によるものかアスコルビン
I’V?によるものかを確実に品別することができるの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 アスコルビン酸により色変化する酸化還元色素と
    、アスコルビン酸には安定でかつ漂白殺菌剤に」:り脱
    色される色素とを固定化担体に保持せしめたことを特徴
    とするアスコルビン酸定性用試験紙。
JP16303081A 1981-10-13 1981-10-13 アスコルビン酸定性用試験紙 Pending JPS5863850A (ja)

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JP16303081A JPS5863850A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 アスコルビン酸定性用試験紙

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JP16303081A JPS5863850A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 アスコルビン酸定性用試験紙

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JPS5863850A true JPS5863850A (ja) 1983-04-15

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ID=15765848

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16303081A Pending JPS5863850A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 アスコルビン酸定性用試験紙

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426152A (en) * 1987-04-06 1989-01-27 Wako Pure Chem Ind Ltd Oxygen indicator
CN109596606A (zh) * 2018-12-12 2019-04-09 华南理工大学 一种基于可降解性纳米酶的抗坏血酸比色检测法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6426152A (en) * 1987-04-06 1989-01-27 Wako Pure Chem Ind Ltd Oxygen indicator
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