JPS586242Y2 - サイドドライブ型作業機 - Google Patents

サイドドライブ型作業機

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JPS586242Y2
JPS586242Y2 JP1977074609U JP7460977U JPS586242Y2 JP S586242 Y2 JPS586242 Y2 JP S586242Y2 JP 1977074609 U JP1977074609 U JP 1977074609U JP 7460977 U JP7460977 U JP 7460977U JP S586242 Y2 JPS586242 Y2 JP S586242Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
transmission case
rotating shaft
shaft support
support frame
tilling
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977074609U
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English (en)
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JPS5316511U (ja
Inventor
丹羽英夫
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はサイドドライブ形ロータリ耕耘作業機に係り
、特に、側部伝動ケースと回転軸支持枠の各回転軸支持
部が地表面以下に没する深さまでの作業深さを円滑に約
束すると共に、この深耕により強力な反力が機体に作用
しても変形、破損等の故障のないサイドドライブ形ロー
タリ耕耘作業機の提供を目的とする。
サイドドライブ形ロータリ耕耘作業機をトラクタ等の車
輌に牽引装着して農耕作業を実施する場合、側部伝動ケ
ースと回転軸支持枠の下面が地表面に接触するために、
通常その最大耕深は150nyx乃至180mm程度に
しかできなかった。
従って、これ以上の耕深作業を必要とするときには、回
転作業具である耕耘爪を長大なものに変更すると共に、
耕耘カバーの位置を変更する等の付帯作業が要求され、
面倒であった。
又、作業時には耕耘半径が長大することから耕耘抵抗が
犬で、かつ、耕耘爪自体の折損を招くばかりでなく耕耘
回転軸にも大なるモーメントが作用して、耕耘爪取付は
部は勿論のこと耕耘回転軸に強度面での配慮が要求され
た。
更にまた、回転作業具を長大なものに変更したとしても
、回転作業具の半径以上に深耕することは前記側部伝動
ケースと回転軸支持枠の下面が地表面に接触することか
ら不可能に近く、この結果として強力な反力が作業機自
体に作用し、作業機の故障原因となっている。
また、特公昭44−329号で開示されているように、
従来、中央の伝動ケースの下部に未耕地を残さないため
に該伝動ケースを上下に一定間隔をあけて2分し、両ケ
ースをその側部に連結した別の伝動ケースで連結し、上
下伝動ケースの間を爪の先端が通過して下部伝動ケース
の下面を耕耘するようにし、更に、連結ケースたる別の
伝動ケースの下側で先端が回動できる特別に短い爪を設
けた装置が存在したが、この技術は単にセンタードライ
ブ形耕耘機の残耕処理以外を期待したものではなく、殊
に、センタードライブ形耕耘機にあっては中央伝動ケー
スの左右に突出する耕耘爪取付軸としての回転軸が左右
夫々片持状となるため、耕耘爪取付は用の回転軸支持部
に無理が生じ、耕耘爪の長さ以上の深さまで耕耘するこ
とは非常に軽い又は柔い土壌の如く特殊の圃場以外では
実用に供し得ないというのが実状である。
更に、センタードライブ形耕耘装置において、特公昭3
2−155号公報で開示されているように、中央の伝動
ケースから左右に突出させた耕耘軸に画材側が下方に夫
々傾斜するように回転軸を設けこの回転軸の外端を取付
部が内方へ弯曲させた左右の支持枠で支持する技術が提
案されているが、この技術は爪取付は用としての回転軸
を傾斜させたため冬瓜の長さを変える必要があり、又、
耕耘巾も地面の耕耘巾より耕耘底の巾が小さくなる次点
があり、かつ、回転軸を自在接手で連結するため伝動ケ
ースと左右の支持枠との連結は弱体となり、全体の枠組
みも貧弱となることから中央の伝動ケースや左右の支持
枠の回転軸支持部下側の残耕はなくなるとしても、深耕
ができる作業機ではなかった。
本考案者は上記のような実状に鑑み、サイドドライブ形
ロータリ耕耘作業機において、その側部伝動ケースと回
転軸支持枠の形状を工夫し、かつ側部伝動ケースと回転
軸支持枠の上部および下部をそれぞれ腕体と回転軸でリ
ジットに連結した枠組み構造を採用することにより、回
転軸に爪その他の作業具を装着してその作業具の半径以
上に深耕でき、この深耕により強力な反力が機体に作用
したとしても枠組みの変形や故障が少ないばかりでなく
、従来では不可能視されていた硬い土壌や石、木根等の
混入した圃場であっても深耕できるようにしたサイドド
ライブ形ロータリ耕耘作業機の開発に成功したのである
このために本考案では、動力受入れケースの左右両側に
夫々腕体が固着され、一方の腕体の端部に上部伝動ケー
スが固着され、この上部伝動ケースの下部内側には下部
伝動ケースが連接部を介して連接されて上部伝動ケース
と下部伝動ケースとからなる側部伝動ケースが構成され
、他方の腕体の端部には前記連接部と略対応する位置に
略対称形状の連接部を有する回転軸支持枠が固着され、
前記下部伝動ケースと回転軸支持枠の夫々下端にわたっ
て回転軸が支架されて側部伝動ケースと回転軸支持枠の
下端が連結され、更に、回転軸支持部左右外側寸法より
も腕体に近い上部伝動ケースの内側と腕体に近い回転軸
支持枠の内側との間の内側寸法が大きく構成されている
ことを特徴とする。
以下、図面に従って本考案の実施−例を詳述すると、符
号1はベベルギヤ伝動機構2を内蔵せる動力受入れケー
スで、例えばその入力側にトラクタPTO軸からの動力
が伝達される。
3および4は左右一対の腕体で、動力受入れケース1の
両側面に基端が固着されて両側外方に向って延出され作
業機の機体が構成されている。
各腕体3,4の少なくとも腕体3は筒構造とされるが、
双方の腕体3,4を筒構造としてもよい。
5は側部伝動ケース6は回転軸支持枠で、側部伝動ケー
ス5は上部伝動ケース5aと下部伝動ケース5bとから
成る。
上部伝動ケース5aは、一方の腕体3の端部に固着され
て接地方向下方に延びており、この上部伝動ケース5a
の下部内側には下部伝動ケース5bが固着されて連接さ
れ、接地方向下方に延在されており、符号12がその連
接部である。
また、回転軸支持枠6は他方の腕体4に固着され、前記
連接部12と略対応する位置に略対称形状に本例では折
曲されて連接された上方部分6aと下方部分6bとから
成り、符号13がその連接部である。
上部伝動ケース5aは腕体3に固定された基板7aと、
この基板7aに着脱自在に取付けられたカバー板8aと
から成り、また、下部伝動ケース5bは基板7bとこの
基板7bに着脱自在に取付けられたカバー板8bとから
成り、上部伝動ケース5aの内側基板7aの下部に形成
された膨出部12aに下部伝動ケース5bのカバー板8
bが固着されているのである。
更に、下部伝動ケース5bの下部には耕耘軸となる回転
軸9の端部を軸架するための回転軸支持部10が設けら
れている。
側部伝動ケース5と実質的に左右に対応する回転軸支持
枠6はその上部が腕体4に支持固定され下方に延出し、
かつ、下部には回転軸9の端部を軸架するための支持部
11が設けられている。
従って、回転軸9は下部伝動ケース5bと回転軸支持枠
6の下端にわたってその軸心回りに回転自在に支架され
、側部伝動ケース5と回転軸支持枠6の下端が連結され
ている。
なお、回転軸9は実質的に左右一対の腕体3,4と平行
である。
ここに側部伝動ケース5と回転軸支持枠6はその上部が
腕体3,4でリジッドに連結され、下部が回転軸9でリ
ジッドに連結された枠組み構成とされると共に、回転軸
支持部10.11の左右外側5B、6Bの寸法L1より
も腕体3,4に近い上部伝動ケース5aの内側5Aと回
転軸支持枠6の上方部分6aの内側6Aとの間の寸法L
2が大きく構成されている。
14は動力伝達手段で、図ではチェーンによる巻掛伝動
機構を示し、側部伝動ケース5に内蔵されている。
動力伝達手段14は第1伝達手段14aと第2伝達手段
14bとから成り、側部伝動ケース5の膨出部12aが
実質的に軸受部に形成され、ここに中間軸15を回転自
在に軸架している。
動力受入れケース1の伝動機構2における出力軸16を
筒構造とされた腕体3内に貫挿して回転自在とし、上部
伝動ケース5aの上部内に延出し、この延出部に設けた
スプロケットホイール17と中間軸15における上部伝
動ケース5a内のスプロケットホイール18とにチェー
ン19を掛張してここに第1伝達手段14aを構成して
いる。
また、中間軸15の下部伝動ケース5bに突出した部分
にスプロケットホイール20を設け、下部伝動ケース5
bの支持部10に突出された回転軸9又は、該回転軸9
に取付けられた端部軸9Aにスプロケットホイール21
を設け、各ホイール20゜21にチェーン22を掛張し
て第2伝達手段14bを構成している。
23はロータリ作業具−例としての耕耘爪で、回転軸9
に固設した公知の箱形又は円盤形等のブラケット24に
対してボルト25等にて着脱自在としてその基部が支持
され、作用先部23aに至るに従って径方向外方に向っ
て延びている。
側部伝動ケース5と回転軸支持枠6に隣接する耕耘爪2
3の作用先部23aは外方に向って回転軸9の軸長方向
と平行に延出される。
しかし、実際の使用にあたっては隣接するつまり、回転
軸9の両軸端部の耕耘爪23の作用先部23aの側面視
における回転軌跡の範囲内に下部伝動ケース5bおよび
支持枠下方部分6bが包み込まれるもので、また側部伝
動ケース5の下面横巾を31回転軸支持枠6の内端と回
転軸支持部11の外端との間の下面横巾をbとすれば、
作用先部23aは上記各横巾a、bと等しいか若しくは
それ以上にラップすべく符号a′、b′で示す如くラッ
プ量を含んで延出される。
同図では回転軸9の両軸端部に2本の耕耘爪23を設け
、2本のうち各1本の作用先部23aを外側方に延出し
、他の各1本の作用先部23aは内側方に延出している
が、これは各2本をいずれも外側方に延出してもよい。
また、図では耕耘爪23を両側端部にのみ図解している
が、公知のように回転軸9の軸長所定間隔おきに具備さ
れる。
その他、符号26は耕耘カバーを示し、側部伝動ケース
5と回転軸支持枠6間にロータリ作業具の作用先部23
aを囲むべく設けてあり、また、符号Rは通常耕耘時の
作業深さを示し、Gは地表面である。
上記のように構成されたこの考案の実施例によれば、ロ
ータリ耕耘作業機をトラクタに牽引装着するか自走する
かのいずれにせよ移動させると共に、動力受入れケース
1の伝動機構2に動力を伝達すると、出力軸16、第1
伝達手段14aおよび第2伝達手段14bを通じてロー
タリ作業具−例としての耕耘爪23の適数を装着した回
転軸9が水平の横軸廻りに駆動され、ここに耕耘作業が
実施される。
この作業に当り、通常は側部伝動ケース5および回転軸
支持枠6の下面が地表面Gに接触することから、附号R
で示す作業深さしか得ることかでさず、これ以上の作業
深さを必要とするには、冒頭に記述した如く長大な耕耘
爪への交換等が要求される。
しかしながら、本考案の実施例にあっては、回転軸支持
部10,11の左右外側5B、6Bの寸法L1よりも腕
体3,4に近い上部伝動ケース5aの内側5Aと回転軸
支持枠6の内側6Aとの間の寸法L2が大きくされてい
るので、下方部分の周側域をこれらに隣接のロークリ作
業具23の作用先部23aが通過するようにしておけば
、側部伝動ケース5と支持枠6の下方部分は作用先部2
3aの作用範囲内に入り、ここに回転軸支持部10.1
1の下面が着地せず、図示の如く沈下することとなり、
従って、この沈下没入量だけは作業深さが作業具23を
長大化又は大型化しなくとも、ロータリ作業具23の半
径以上に深耕できる。
而して、作業具23の作用先部23aを実施例の様にa
≦a’、b≦b′のようにしなくても回転軸支持部10
.11の外側5B、6Bが耕起立面A、Bに対して仮り
に接触しても、この立面A。
Bは崩れやすく差程抵抗とならないので深耕はできる。
また、回転軸支持部10.11を地表面Gよりも没入さ
せた深耕作業を実施した場合にあっても、動力受入たケ
ース1の左右両側に夫々固着された腕体3,4に側部伝
動ケース5と回転軸支持枠6が上部にて固着され、側部
伝動ケース5と回転軸支持枠6が下部にて回転軸9に連
結されていることに基づき、全体の枠組み構成は所謂座
屈変形のない強固な剛結枠組みとなり、ここに回転軸9
、側部伝動ケース5および回転軸支持枠6に強力な反力
が作用したとしても故障することが少なく、回転軸9の
振れのない正確な回転も保証されて、硬い土壌や石、木
根等が混入した圃場でも深耕作業としての砕土、攪拌、
天地返しができ、残耕もなく、作物の生育に適した作土
作業ができることになる。
更に、回転軸9は水平軸心廻りに回動自在にしても深耕
作業ができ、これは、耕耘巾が天地において異ることも
なく、延いては回転軸9に異常かつ、異方向の負荷が作
用しないのである。
本考案は以上の通りに実施できるものであり、ここに冒
頭記載の所期目的を有効かつ積極的に達成できて実益大
である。
【図面の簡単な説明】 図はこの考案の一例を示す全体背面図である。 1・・・・・・動力受入れケース、3,4・・・・・・
腕体、5・・・・・・側部伝動ケース、5a・・・・・
・上部伝動ケース、5b・・・・・・下部伝動ケース、
6・・・・・・回転軸支持枠、9・・・・・・回転軸、
10,11・・・・・・回転軸支持部、12・・・・・
・5a 、sbの連接部、13・・・・・・6の連接部
、14・・・・・・動力伝達手段、23・・・・・・ロ
ータリ作業具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動力受入れケースの左右両側に夫々腕体が固着され、一
    方の腕体の端部に上部伝動ケースが固着され、この上部
    伝動ケースの下部内側には下部伝動ケースが連接部を介
    して連接されて上部伝動ケースと下部伝動ケースとから
    なる側部伝動ケースが構成され、他方の腕体の端部には
    前記連接部と略対応する位置に略対称形状の連接部を有
    する回転軸支持枠が固着され、前記下部伝動ケースと回
    転軸支持枠の夫々下端にわたって回転軸が支架されて側
    部伝動ケースと回転軸支持枠の下端が連結され、更に、
    回転軸支持部左右外側寸法よりも腕体に近い上部伝動ケ
    ースの内側と腕体に近い回転軸支持枠の内側との間の内
    側寸法が大きく構成されていることを特徴とするサイド
    ドライブ形ロータリ耕耘作業機。
JP1977074609U 1977-06-07 1977-06-07 サイドドライブ型作業機 Expired JPS586242Y2 (ja)

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JP1977074609U JPS586242Y2 (ja) 1977-06-07 1977-06-07 サイドドライブ型作業機

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JPS5316511U JPS5316511U (ja) 1978-02-13
JPS586242Y2 true JPS586242Y2 (ja) 1983-02-03

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