JPS5861883A - フツ素含有廃液の処理方法 - Google Patents
フツ素含有廃液の処理方法Info
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- JPS5861883A JPS5861883A JP16045281A JP16045281A JPS5861883A JP S5861883 A JPS5861883 A JP S5861883A JP 16045281 A JP16045281 A JP 16045281A JP 16045281 A JP16045281 A JP 16045281A JP S5861883 A JPS5861883 A JP S5861883A
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- Japan
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- fluorine
- liquid
- tank
- reaction tank
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
フッ化水素酸など７ノ素の化合物は電子工業、金属工業
を始めとして工業的にも実験室においても広く冬場：に
用いられている。
を始めとして工業的にも実験室においても広く冬場：に
用いられている。
ところで、フッ素およびフッ素化合物は人体に極めて有
害で、公害防止、安全衛生上その処理や取り扱かいに対
しては十分な配慮が必要な物質である。廃液処理におい
てはこれを除去することが義務ずけられ、現在フッ素は
排水基準として１５ｑ／ｌと定められている。従来より
フッ素の処理方法としては、消石灰や塩化力ルンウムな
どのカルシウム塩を用い、比較的溶解度の小さいフッ化
カルシウムとして沈殿分離させることが知られている。
害で、公害防止、安全衛生上その処理や取り扱かいに対
しては十分な配慮が必要な物質である。廃液処理におい
てはこれを除去することが義務ずけられ、現在フッ素は
排水基準として１５ｑ／ｌと定められている。従来より
フッ素の処理方法としては、消石灰や塩化力ルンウムな
どのカルシウム塩を用い、比較的溶解度の小さいフッ化
カルシウムとして沈殿分離させることが知られている。
しか七、フッ化カルシウムは、水に対して溶解性がある
うえ、共存するイオンの影響を受けやすく、またフッ素
が錯イオンを形成しやすいために実際上排水基準値以下
に処理することが非常に困難である。このため処理工程
上の種々の工夫により、ようやく規制値を保っているの
が現状であり、より確実な処理技術の開発が望まれてい
る。
うえ、共存するイオンの影響を受けやすく、またフッ素
が錯イオンを形成しやすいために実際上排水基準値以下
に処理することが非常に困難である。このため処理工程
上の種々の工夫により、ようやく規制値を保っているの
が現状であり、より確実な処理技術の開発が望まれてい
る。
一方フッ素の規制値は上乗せ等により更に低い値に押え
られようとしており、これに応する方法とし７て活性ア
ルミナなどの特殊な吸着剤、薬品添加による吸着沈殿法
など２を用いた高度処理方法が提案され、その実施化が
試みられようとしているが、これらの方法もその選択性
やスラッジ量の増大、処理のコストアンプなどの点で実
用上問題が多い。
られようとしており、これに応する方法とし７て活性ア
ルミナなどの特殊な吸着剤、薬品添加による吸着沈殿法
など２を用いた高度処理方法が提案され、その実施化が
試みられようとしているが、これらの方法もその選択性
やスラッジ量の増大、処理のコストアンプなどの点で実
用上問題が多い。
本発明はこのような状況に鑑み、廃水中に含まれたフッ
素を高度に処理する全く新しい方法、を提供するもので
ある。すなわち本発明は、廃液中に含まれたフッ素およ
びフッ素化合物の除去に際し、反応槽中に収容された廃
液中に、ヘキサアルキルジシロキサンを固体吸着剤に担
持させて充填し、反応槽内の廃液を酸性状態に保ちその
中に空気を吹込み、廃液中より飛散するフルオロ） Ｉ
Ｊアルキルシランを、アルカリ液と固体吸着剤とを収容
した吸収槽中に導ひき、該吸収槽中でトリアルキルシラ
ノールとフッ素イオンとを生成させ、トリアルキルシラ
ノールをヘキサアルキルジシロキサンとして固体吸着剤
に吸着させるとともにアルカリ液中にフッ素イオンを回
収することを特徴とするものである。次に本発明の詳細
な説明する。
素を高度に処理する全く新しい方法、を提供するもので
ある。すなわち本発明は、廃液中に含まれたフッ素およ
びフッ素化合物の除去に際し、反応槽中に収容された廃
液中に、ヘキサアルキルジシロキサンを固体吸着剤に担
持させて充填し、反応槽内の廃液を酸性状態に保ちその
中に空気を吹込み、廃液中より飛散するフルオロ） Ｉ
Ｊアルキルシランを、アルカリ液と固体吸着剤とを収容
した吸収槽中に導ひき、該吸収槽中でトリアルキルシラ
ノールとフッ素イオンとを生成させ、トリアルキルシラ
ノールをヘキサアルキルジシロキサンとして固体吸着剤
に吸着させるとともにアルカリ液中にフッ素イオンを回
収することを特徴とするものである。次に本発明の詳細
な説明する。
例えばヘキサメチルシロキサ／はフッ素イオンと反応し
て低沸点化合物のフルオロトリメチル７ランと、トリメ
チルシラノールとを生成する。
て低沸点化合物のフルオロトリメチル７ランと、トリメ
チルシラノールとを生成する。
（ＣＨ３）ｓ Ｓ ｉ −０−８ｉ （ＣＨ３）３ ＋
ＨＦ−（ＣＨ３）３ ＳｉＦ＋（ＣＨ３）３５ｊＯＨ−
（リトリメチルシランはアルカリ液中でトリメチルシラ
ノールとフッ素イオンとに分れる。
ＨＦ−（ＣＨ３）３ ＳｉＦ＋（ＣＨ３）３５ｊＯＨ−
（リトリメチルシランはアルカリ液中でトリメチルシラ
ノールとフッ素イオンとに分れる。
ＣＣＨｓ）ｓ ＳｉＦ 壓（ＣＨ３）３５ｉＯＨ＋Ｆ
−−＝ −（２）（り式および（２）式で生成したトリ
メチルシラノールは瞬間的に２分子結合してヘキサメチ
ルジシロキサンとなる。
−−＝ −（２）（り式および（２）式で生成したトリ
メチルシラノールは瞬間的に２分子結合してヘキサメチ
ルジシロキサンとなる。
（ＣＨ３）３５ｉＯＨ＋ＨＯ８ｉ（Ｃ’ｆ（ｓ）ｓ−（
Ｃ）＆ ）３ Ｓｉ −Ｏ５ｉ（ＣＨａ ）２ ＋Ｈ２
０−（３）本発明は上記の反応を有効に活用して廃液中
のフッ素イオンを除去し、廃液中に添加したヘキサメチ
ルジシロキサンを液中に再生させて繰返し使用できるよ
うにしたものである。
Ｃ）＆ ）３ Ｓｉ −Ｏ５ｉ（ＣＨａ ）２ ＋Ｈ２
０−（３）本発明は上記の反応を有効に活用して廃液中
のフッ素イオンを除去し、廃液中に添加したヘキサメチ
ルジシロキサンを液中に再生させて繰返し使用できるよ
うにしたものである。
すなわち反応槽と回収槽とを配管で接続し、反応槽内に
、フッ素イオンを含む廃液を収容し、回収槽中にはアル
カリ液と゛固体吸着剤とを収容する。
、フッ素イオンを含む廃液を収容し、回収槽中にはアル
カリ液と゛固体吸着剤とを収容する。
反応槽中の廃液を酸性状態に保ち、その液中に、ヘキサ
メチルジシロキサンを、固体吸着剤（例えば活性炭）に
担持させて添加し、次いで液中に空気を連続的に吹込む
。これによって反応槽中では前記（りの反応が−生じ、
生成した低沸点化合物のフルオロトリメチル７ランが空
気・と共に飛散し−て回収槽のアルカリ液中に送り込ま
れる。
メチルジシロキサンを、固体吸着剤（例えば活性炭）に
担持させて添加し、次いで液中に空気を連続的に吹込む
。これによって反応槽中では前記（りの反応が−生じ、
生成した低沸点化合物のフルオロトリメチル７ランが空
気・と共に飛散し−て回収槽のアルカリ液中に送り込ま
れる。
回収槽中では前記（２）の反応が生じ、フッ素イオンが
アルカリ液中に溶解し、反応が進むにしたがってフッ素
の濃縮液となる。
アルカリ液中に溶解し、反応が進むにしたがってフッ素
の濃縮液となる。
一方、反応槽および回収槽中に生じたトリメチルシラノ
ールは前記（５）の反応によりヘキサメチルジシロキサ
ンとなり、いずれも活性炭に吸収回収される。じたがっ
て反応槽内では活性炭に吸着されたヘキサメチルジシロ
キサンがひきつづき前記（１）の反応の進行に使用され
る。
ールは前記（５）の反応によりヘキサメチルジシロキサ
ンとなり、いずれも活性炭に吸収回収される。じたがっ
て反応槽内では活性炭に吸着されたヘキサメチルジシロ
キサンがひきつづき前記（１）の反応の進行に使用され
る。
（１）〜（６）の反応の進行にしたがって反応槽内の活
性炭に吸着されたベキサメチルジンロキサ／が消失して
回収槽内の活性炭に吸着されるヘキサメチルジシロキサ
ンの量が増大し、目、つアルカリ液中のフッ素イオンの
量が増加して廃液中よりフッ素及びフッ素化合物が除去
される。反応槽及び回収槽中に残る活性炭をそれぞれ入
替え、回収槽内に得られた、ヘキサメチルジシロキサン
を吸着している活性炭を前記（１）式の反応に使用し、
反応槽内ノ活性炭を回収槽内でのへキサメチルジシロキ
サンの吸着用として使用する。あるいは、それぞれの槽
内に活性炭を残したまま、反応槽を回゛収槽に、また回
収槽を反応槽に交替使用することもできる。
性炭に吸着されたベキサメチルジンロキサ／が消失して
回収槽内の活性炭に吸着されるヘキサメチルジシロキサ
ンの量が増大し、目、つアルカリ液中のフッ素イオンの
量が増加して廃液中よりフッ素及びフッ素化合物が除去
される。反応槽及び回収槽中に残る活性炭をそれぞれ入
替え、回収槽内に得られた、ヘキサメチルジシロキサン
を吸着している活性炭を前記（１）式の反応に使用し、
反応槽内ノ活性炭を回収槽内でのへキサメチルジシロキ
サンの吸着用として使用する。あるいは、それぞれの槽
内に活性炭を残したまま、反応槽を回゛収槽に、また回
収槽を反応槽に交替使用することもできる。
以上実施例ではヘキサメチルジシロキサンを用いた例に
ついて説明したが、これに限らずメチル基をエチル基そ
の他のアルキル基に置換したヘキサアルキルシロキサン
を用いることも勿論できる。
ついて説明したが、これに限らずメチル基をエチル基そ
の他のアルキル基に置換したヘキサアルキルシロキサン
を用いることも勿論できる。
すなわち前記（１）式の反応ではフルオロトリアルキル
シランとトリアルキルシラノールとが生成され、また（
２）式の反応ではトリアルキルシラノールとフッ素イオ
ンとに遊離し、トリアルキルシラノールが２分子結合し
てヘキサアルキルジシロキサンとなり、これが活性炭に
吸着され、フッ素イオンがアルカリ液中に回収されるの
である。
シランとトリアルキルシラノールとが生成され、また（
２）式の反応ではトリアルキルシラノールとフッ素イオ
ンとに遊離し、トリアルキルシラノールが２分子結合し
てヘキサアルキルジシロキサンとなり、これが活性炭に
吸着され、フッ素イオンがアルカリ液中に回収されるの
である。
本発明は以−七のように、反応槽と回収槽とを用い、前
記（１）〜（３）の反応を有効に活用して廃液中に含ま
れたフッ素又はフッ素化合物を除去するもので、固体吸
着剤に担持させて反応槽内に添加したヘキサメチルジシ
ロキサンは回収槽内で固体吸着剤に担持された形で回収
され、これをそのまま反応槽内で使用できるため、成分
に無駄が生ぜず、処理に要する手数を簡略化でき、処理
７ステムの構成上極めて有利であり、高度の処理を行な
うことができる効果を有するものである。以下に本発明
の実施例を示す。
記（１）〜（３）の反応を有効に活用して廃液中に含ま
れたフッ素又はフッ素化合物を除去するもので、固体吸
着剤に担持させて反応槽内に添加したヘキサメチルジシ
ロキサンは回収槽内で固体吸着剤に担持された形で回収
され、これをそのまま反応槽内で使用できるため、成分
に無駄が生ぜず、処理に要する手数を簡略化でき、処理
７ステムの構成上極めて有利であり、高度の処理を行な
うことができる効果を有するものである。以下に本発明
の実施例を示す。
（実施例）
反応槽内に、Ｆ”１１０００ｐｐを含む１００−の廃液
を収容し、該液中にヘキサメチルジシロキサン２−が吸
着された活性炭５ｖを添加した。
を収容し、該液中にヘキサメチルジシロキサン２−が吸
着された活性炭５ｖを添加した。
一方回収槽内にはｏ、 Ｉ Ｎのアルカリ懸濁液１０〇
−を収容し、これに活性炭３２を添加した。
−を収容し、これに活性炭３２を添加した。
反応槽内に硫酸（１：１）を５〜１０ｍ１加え、液中に
空気を送り込み、液中より生ずるガスを回収槽内に導び
いてアルカ−り液中に吸収させ、５時間経過後、反応槽
内の廃液中のＦ−の濃度を測定したところ、２．１ ｐ
ｐｍであった。
空気を送り込み、液中より生ずるガスを回収槽内に導び
いてアルカ−り液中に吸収させ、５時間経過後、反応槽
内の廃液中のＦ−の濃度を測定したところ、２．１ ｐ
ｐｍであった。
次に、反応槽内の活性炭と１１回収槽内の活性炭とを入
替え、反応槽内に５００ ｐｐｍのＦ−を含む１００−
の廃液を収容し、硫酸（１：１）を５ ｍｌ加えて廃液
中に通気し、反応槽からのガスを回収槽内の０、 Ｉ
Ｎのアルカリを含む１００−の液中に吸収させた。５時
間経過後、反応槽内のＦ−の濃度を測定したところ１．
８ ｐｐｍであった。
替え、反応槽内に５００ ｐｐｍのＦ−を含む１００−
の廃液を収容し、硫酸（１：１）を５ ｍｌ加えて廃液
中に通気し、反応槽からのガスを回収槽内の０、 Ｉ
Ｎのアルカリを含む１００−の液中に吸収させた。５時
間経過後、反応槽内のＦ−の濃度を測定したところ１．
８ ｐｐｍであった。
Claims (1)
- （１）廃液中に含まれたフッ素およびフッ素化合物の除
去に際し、反応槽中に収容された廃液中にヘキサアルキ
ルジンロキサンを固体吸着剤に担持させて充填し、反応
槽内の廃液を酸性状態に保たせて液中に空気を吹込み、
廃液中より飛散するノルオロトリアルキルンランをアル
カリ液と固体ＩＪ＆ ｊｆｆ剤とを収容した吸収槽内に
導ひき、該吸収槽中でトリアルキル７ラノールとフッ素
イオンを生成させ、トリアルキル７ラノールをヘキサア
ルキルジンロキサンとして固体吸着剤に吸着させるとと
もにフッ素イオンをアルカリ液中に回収することを特徴
とするフッ素含有廃液の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16045281A JPS5861883A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | フツ素含有廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16045281A JPS5861883A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | フツ素含有廃液の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861883A true JPS5861883A (ja) | 1983-04-13 |
| JPH0144392B2 JPH0144392B2 (ja) | 1989-09-27 |
Family
ID=15715235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16045281A Granted JPS5861883A (ja) | 1981-10-08 | 1981-10-08 | フツ素含有廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861883A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230029807A1 (en) * | 2021-07-19 | 2023-02-02 | 3M Innovative Properties Company | Methods of Removing Inorganic Fluoride from Compositions Containing Fluorinated Organic Compounds |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015152258A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | ダイキン工業株式会社 | フッ素含有水溶液の処理方法 |
-
1981
- 1981-10-08 JP JP16045281A patent/JPS5861883A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20230029807A1 (en) * | 2021-07-19 | 2023-02-02 | 3M Innovative Properties Company | Methods of Removing Inorganic Fluoride from Compositions Containing Fluorinated Organic Compounds |
| US11919788B2 (en) * | 2021-07-19 | 2024-03-05 | 3M Innovative Properties Company | Methods of removing inorganic fluoride from compositions containing fluorinated organic compounds |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0144392B2 (ja) | 1989-09-27 |
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