JPS5861226A - 高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法 - Google Patents
高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法Info
- Publication number
- JPS5861226A JPS5861226A JP15846281A JP15846281A JPS5861226A JP S5861226 A JPS5861226 A JP S5861226A JP 15846281 A JP15846281 A JP 15846281A JP 15846281 A JP15846281 A JP 15846281A JP S5861226 A JPS5861226 A JP S5861226A
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- JP
- Japan
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- slab
- slabs
- hot
- stainless steel
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- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/84—Controlled slow cooling
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高炭素（Ｃ≧０．２６％ ）マルテンサイト
系ステンレス鋼の連鋳スラブまたは分塊圧延スラブなど
の鋼片の処理法に関する。
系ステンレス鋼の連鋳スラブまたは分塊圧延スラブなど
の鋼片の処理法に関する。
中炭素とくに高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の連
鋳スラブま爬は分塊圧延スラブなどの鋼片は、その製造
されたままの高温状態から大気放冷すると、マルテンサ
イト割れが発生したり、また表面の庇取工程において微
細な割れがその表層部に生ずることがあり、製品化がで
きなくなったりまた庇取工程での工数の増大や歩留低下
等の原因となる。
鋳スラブま爬は分塊圧延スラブなどの鋼片は、その製造
されたままの高温状態から大気放冷すると、マルテンサ
イト割れが発生したり、また表面の庇取工程において微
細な割れがその表層部に生ずることがあり、製品化がで
きなくなったりまた庇取工程での工数の増大や歩留低下
等の原因となる。
このため、高温状態からＭＢ点に達するまでの間で庇取
工程を終了し、Ｍｓ点以上の温度で加熱炉に装入し、次
いで熱間圧延する方法や、焼鈍炉で長時間焼鈍し７て変
態点以上のオーステナイト域から徐冷してパーライト組
織全生成させる方法などが提案されている。じゃ）シ、
前者の方法では短時間に庇取工程を実施しなければなら
ずこの時間的制約から実作業の運営に問題がありまた大
量生産にも適さない。また後者の方法においても、焼鈍
炉の設置が前提となり、設置費や燃料費などの製造コス
ト高を招く。
工程を終了し、Ｍｓ点以上の温度で加熱炉に装入し、次
いで熱間圧延する方法や、焼鈍炉で長時間焼鈍し７て変
態点以上のオーステナイト域から徐冷してパーライト組
織全生成させる方法などが提案されている。じゃ）シ、
前者の方法では短時間に庇取工程を実施しなければなら
ずこの時間的制約から実作業の運営に問題がありまた大
量生産にも適さない。また後者の方法においても、焼鈍
炉の設置が前提となり、設置費や燃料費などの製造コス
ト高を招く。
このような問題を回避し、鋼片の割れはもとより庇取工
程においても微小割れが発生しないような鋼片が、その
高温状態からの冷却過程の制御によって得られるならば
その利点は多大なものがある。１本発明ｋまこれを目的
としてなされたもので、とくにＣ；υ、２６−以上の高
炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の高温状態の鋼片ス
ラブの放熱量を抑制して、１５７：／Ｈｒ以下の如く非
常にゆっくりした冷却速度で３００〜４３０Ｃ程度まで
徐冷し、鋼。
程においても微小割れが発生しないような鋼片が、その
高温状態からの冷却過程の制御によって得られるならば
その利点は多大なものがある。１本発明ｋまこれを目的
としてなされたもので、とくにＣ；υ、２６−以上の高
炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の高温状態の鋼片ス
ラブの放熱量を抑制して、１５７：／Ｈｒ以下の如く非
常にゆっくりした冷却速度で３００〜４３０Ｃ程度まで
徐冷し、鋼。
片表面温度が１００Ｃ以上のところで表面庇取工程を実
施すると、前記目的が好適に達成されることを見い出し
たものである。そのさい、放熱量の制御による徐冷処理
はこの鋼片の放熱を遮蔽するための容器またはカッ、５
−内に複数個の高温状態の鋼片をパイリング（積み重ね
）して行ない、その冷却速度の調節はこの容器またはカ
バーの内容積に対する鋼片容積の割合を調整して行なう
とよい。
施すると、前記目的が好適に達成されることを見い出し
たものである。そのさい、放熱量の制御による徐冷処理
はこの鋼片の放熱を遮蔽するための容器またはカッ、５
−内に複数個の高温状態の鋼片をパイリング（積み重ね
）して行ない、その冷却速度の調節はこの容器またはカ
バーの内容積に対する鋼片容積の割合を調整して行なう
とよい。
以下に本発明を実施例に従って具体的に説明する。
実施例 １
Ｃ％が０．２６〜０．４０ ％の範囲の高炭素マルテン
サイト系ステンレス鋼を連続鋳造して連鋳スラブ６本を
製造した。これを第１図に示した放熱遮蔽カバー１の中
にパイリングした。この力、バー１の中に装入するとバ
の鋳片の表面温度に約７０（Ｊ ｃであり、カバー１の
内容積は２８．０ ｍ″、鋳片の容積は５．２ｍ“相当
テアった（鋳片の占有率は１８．５ ％ ）。
サイト系ステンレス鋼を連続鋳造して連鋳スラブ６本を
製造した。これを第１図に示した放熱遮蔽カバー１の中
にパイリングした。この力、バー１の中に装入するとバ
の鋳片の表面温度に約７０（Ｊ ｃであり、カバー１の
内容積は２８．０ ｍ″、鋳片の容積は５．２ｍ“相当
テアった（鋳片の占有率は１８．５ ％ ）。
このカバー１ ｆｌ ７アイパーフランクス２で内張シ
ｇれたものであり、第１図に示すようにこのカバーの中
央部に鋳片６本（Ｎａ１〜卜１α６）を積み重ねて４５
時間放置し念。この間に鋳片温度は５１５ｃまで低下し
、この時の冷却曲線は第６図に示した如く、２〜１４ｒ
／Ｈｒの速度でゅっぐシ徐冷されていた。
ｇれたものであり、第１図に示すようにこのカバーの中
央部に鋳片６本（Ｎａ１〜卜１α６）を積み重ねて４５
時間放置し念。この間に鋳片温度は５１５ｃまで低下し
、この時の冷却曲線は第６図に示した如く、２〜１４ｒ
／Ｈｒの速度でゅっぐシ徐冷されていた。
この徐冷処理後の鋳片表面状態を調べたが、マルテンサ
イト変態割れに相当するものは全く認められなかった。
イト変態割れに相当するものは全く認められなかった。
また、ショアー・硬度計を用いて表面硬度を調べたとこ
ろ、表１の結果が得られた。
ろ、表１の結果が得られた。
表１
表１のとおシ最下段と最上段は若干表面硬度が高くなっ
ている。
ている。
これらの鋳片を常温近くで疵取手入れしたところ、最上
段と最下段に位置した鋳片は、硬化現象が認められた側
面部近傍において微細な割れが表層部に現われた。この
微細な割れが認められた鋳片を、他の温間状態にある鋳
片とパイリングすることによって３００Ｃ近辺にまで再
加熱し、その表面温度が１００Ｃに保たれている間に疵
取手入れしたところ、今度は微細な割れは発生せず、前
回の微細な割れを完全に−へることができた。
段と最下段に位置した鋳片は、硬化現象が認められた側
面部近傍において微細な割れが表層部に現われた。この
微細な割れが認められた鋳片を、他の温間状態にある鋳
片とパイリングすることによって３００Ｃ近辺にまで再
加熱し、その表面温度が１００Ｃに保たれている間に疵
取手入れしたところ、今度は微細な割れは発生せず、前
回の微細な割れを完全に−へることができた。
なお、Ｃ％が０．１６〜０．２５ ％のマルテンサイト
系ステンレス鋼を前記同様の徐冷処理した場合には、鋳
片の表面硬度Ｆ！、５０〜６０ Ｈｇであり、常温付近
の疵取手入れでも微細な割れは発生しながった。したが
って、本発明はＣ％が０．２６％以上の高炭素ステンレ
ス鋼に適用した場合に効果がある。
系ステンレス鋼を前記同様の徐冷処理した場合には、鋳
片の表面硬度Ｆ！、５０〜６０ Ｈｇであり、常温付近
の疵取手入れでも微細な割れは発生しながった。したが
って、本発明はＣ％が０．２６％以上の高炭素ステンレ
ス鋼に適用した場合に効果がある。
実施例 ２
鋳片を第２図に示すように１２本装入して鋳片のカバー
内に虐める占有率を高めた以外は実施例１と同様の徐冷
処理を行なった。すなわち、鋳片の容積は約１２．２．
１であシ、その占有率Ｉｆｉ４４％であった。そして、
７２時間放置したところ、３１５ＣＫ鋳片温度が低下し
、それから大気放冷した。
内に虐める占有率を高めた以外は実施例１と同様の徐冷
処理を行なった。すなわち、鋳片の容積は約１２．２．
１であシ、その占有率Ｉｆｉ４４％であった。そして、
７２時間放置したところ、３１５ＣＫ鋳片温度が低下し
、それから大気放冷した。
このときの冷却曲線を第３図に示した。その冷却速度は
２〜１０ ｒ／Ｈｒであり、実施例１よりもさらにゆっ
くり徐冷された。なお、第２図に示したパイリングにお
いて、記号Ａの鋳片は、占有容積を増す目的で装入され
た他の温間状態の鋳片である。
２〜１０ ｒ／Ｈｒであり、実施例１よりもさらにゆっ
くり徐冷された。なお、第２図に示したパイリングにお
いて、記号Ａの鋳片は、占有容積を増す目的で装入され
た他の温間状態の鋳片である。
この徐冷処理された鋳片の表面状態を調べたが、マルテ
ンサイト変態割れに相当するものけ全く認められなかっ
た。また、ショアー硬度計を用いて最上段と上から２段
目の鋳片の表面硬度を測定し、表２の結果を得た。
ンサイト変態割れに相当するものけ全く認められなかっ
た。また、ショアー硬度計を用いて最上段と上から２段
目の鋳片の表面硬度を測定し、表２の結果を得た。
表２
表２のとおり、最上段の鋳片でも実施例１よりは１０
Ｈｓ程硬度が低下したものが得られた。得られた鋳片を
表面温度１０００以上の温間状態で庇取手入れを実施し
たが、微細な割れの発生は全く認められなかった。また
熱延工程に供給しホットコイルを製造したが異常は全く
認められなかった。
Ｈｓ程硬度が低下したものが得られた。得られた鋳片を
表面温度１０００以上の温間状態で庇取手入れを実施し
たが、微細な割れの発生は全く認められなかった。また
熱延工程に供給しホットコイルを製造したが異常は全く
認められなかった。
第１図は本発明法に従う徐冷処理状態を示す説明断面図
、第２図は同じく他の例を示す説明断面図、第３図は鋳
片の冷却曲線図である。 １・・・ファイバーフラックスによる内張層２・・・放
熱遮蔽カバー 出願人 日新製鋼株式会社 第１図
、第２図は同じく他の例を示す説明断面図、第３図は鋳
片の冷却曲線図である。 １・・・ファイバーフラックスによる内張層２・・・放
熱遮蔽カバー 出願人 日新製鋼株式会社 第１図
Claims (2)
- （１） 連続鋳造または熱間加工された高温状態にあ
る高次ｉ （０〉０．２６％）マルテンサイト系ステン
レス鋼の鋼片を１５′ｃ／Ｈｒ以下の冷却速度で５００
〜４３０Ｃまで徐冷し、鋼片表面温度が１００Ｃ以上の
状態で表面庇取工程を実施することからなる高炭素マル
テンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法。 - （２）徐冷処理は、鋼片の放熱を遮蔽するための容器ま
たはカバー内に該高温状態の鋼片を、＜イリングして行
ない、その冷却速度の調節はこの容器またはカバーの内
容積に対する鋼片容積の割合を調整して行なう特許請求
の範囲第１項記載の鋼片処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15846281A JPS5861226A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15846281A JPS5861226A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861226A true JPS5861226A (ja) | 1983-04-12 |
Family
ID=15672262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15846281A Pending JPS5861226A (ja) | 1981-10-05 | 1981-10-05 | 高炭素マルテンサイト系ステンレス鋼の鋼片処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5861226A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01252729A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Kawasaki Steel Corp | 含Ｎｉ，Ｃｒマルテンサイト系ステンレス鋼鋼片の手入方法 |
| KR100963021B1 (ko) | 2003-06-30 | 2010-06-10 | 주식회사 포스코 | 표면품질이 우수한 마르텐사이트계 스테인레스강의연주주편 제조방법 |
-
1981
- 1981-10-05 JP JP15846281A patent/JPS5861226A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01252729A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Kawasaki Steel Corp | 含Ｎｉ，Ｃｒマルテンサイト系ステンレス鋼鋼片の手入方法 |
| KR100963021B1 (ko) | 2003-06-30 | 2010-06-10 | 주식회사 포스코 | 표면품질이 우수한 마르텐사이트계 스테인레스강의연주주편 제조방법 |
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