JPS586105B2 - 開度表示防じん装置付きバルブ - Google Patents
開度表示防じん装置付きバルブInfo
- Publication number
- JPS586105B2 JPS586105B2 JP53018570A JP1857078A JPS586105B2 JP S586105 B2 JPS586105 B2 JP S586105B2 JP 53018570 A JP53018570 A JP 53018570A JP 1857078 A JP1857078 A JP 1857078A JP S586105 B2 JPS586105 B2 JP S586105B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- dust cover
- stem
- dust
- bonnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Valve Housings (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はバルブの開度表示機能を備えた防じん装置に関
するものである。
するものである。
屋外又はじんあいの多い屋内に設置されるバルブは、バ
ルブステムのねじ部を保護する防じん装置を備えなけれ
ばならない。
ルブステムのねじ部を保護する防じん装置を備えなけれ
ばならない。
従来の防じん装置はバルブステムに少くとも昇降ストロ
ークと同長の深さを持つ中空円筒カバーを同軸に固定し
、そのカバーを同じく昇降ストロークと同長以上の高さ
の円筒状に形成したバルブステムの突出するボンネット
ケース上端部にスライド自在にはめ合わせ、砂じん等の
ねじ係合部への侵入を防止している。
ークと同長の深さを持つ中空円筒カバーを同軸に固定し
、そのカバーを同じく昇降ストロークと同長以上の高さ
の円筒状に形成したバルブステムの突出するボンネット
ケース上端部にスライド自在にはめ合わせ、砂じん等の
ねじ係合部への侵入を防止している。
したがって、その防じんカバニはバルブステムと共に回
転しながら昇降するので、はめ合い精度の保持は難しく
、ボンネットケース上端円筒部と防じんカバー内周部の
間に比較的大きな空隙を設ける必要があり、それだけ防
じん効果は底下する。
転しながら昇降するので、はめ合い精度の保持は難しく
、ボンネットケース上端円筒部と防じんカバー内周部の
間に比較的大きな空隙を設ける必要があり、それだけ防
じん効果は底下する。
又、バルブが大きくなると、防じんカバーの運動による
操作のしにくさも問題になる。
操作のしにくさも問題になる。
さらに、バルブの開度を明示する簡単な装置が要望され
ているが、それに応え得るものはほとんどない。
ているが、それに応え得るものはほとんどない。
本発明はバルブの開度表示機能と高い防じん効果を有し
、ストロークをバルブよりも小さくすることもできる防
じん装置を備えたバルブの提供を目的とするものであり
、その要旨とするところはバルプステムのねじ部の上側
に防じんカバーを同軸に少くとも部分的に相互回転自在
にかつ共に昇降可能に取付け、その防じんカバーをバル
プステムの突出するボンネットケースの上端部にはめ合
わせ、その防じんカバ一とボンネットケース上端部に昇
降方向に延び相互にはめ合い係合する凹部と凸部を設け
、その凹部と凸部のずれによりバルプの開度を表示した
ことにある。
、ストロークをバルブよりも小さくすることもできる防
じん装置を備えたバルブの提供を目的とするものであり
、その要旨とするところはバルプステムのねじ部の上側
に防じんカバーを同軸に少くとも部分的に相互回転自在
にかつ共に昇降可能に取付け、その防じんカバーをバル
プステムの突出するボンネットケースの上端部にはめ合
わせ、その防じんカバ一とボンネットケース上端部に昇
降方向に延び相互にはめ合い係合する凹部と凸部を設け
、その凹部と凸部のずれによりバルプの開度を表示した
ことにある。
防じんカバーをバルブステムに取付ける内筒部とボンネ
ット上端円筒部にはまる外筒部の二重構造に形成し、内
筒部外周と外筒部内周にバルブ,ステムよりも小さいピ
ッチのねじ部を設けて両者をはめ合わせると、バルブス
テムの昇降距離よりも防じんカバー外筒部の昇降距離は
短かくなるのでボンネット上端円筒部の高さはバルブス
テムの昇降距離よりも低くなり防じん部分はそれだけ小
型になる。
ット上端円筒部にはまる外筒部の二重構造に形成し、内
筒部外周と外筒部内周にバルブ,ステムよりも小さいピ
ッチのねじ部を設けて両者をはめ合わせると、バルブス
テムの昇降距離よりも防じんカバー外筒部の昇降距離は
短かくなるのでボンネット上端円筒部の高さはバルブス
テムの昇降距離よりも低くなり防じん部分はそれだけ小
型になる。
本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図の実施例のバルブは比較的小型のダイ
ヤフラムバルブである。
ヤフラムバルブである。
ボンネット1は中央にめねじ部2を備え、そのめねじ部
2にバルブステム3のおねじ部4が係合する。
2にバルブステム3のおねじ部4が係合する。
ステム2のおねじ部4の上に中空円筒状の防じんカバー
5を遊合する。
5を遊合する。
ボンネット1の上端部6をステム3の昇降ストロークに
相当する高さの円筒状に形成し、防じんカバー5の中空
部をそのボンネット上端部6に遊合させる。
相当する高さの円筒状に形成し、防じんカバー5の中空
部をそのボンネット上端部6に遊合させる。
防じんカバー5の内周面とボンネット上端部6の外周面
のいずれか一方又は両方にわずかな傾斜を設けることが
望まし腟。
のいずれか一方又は両方にわずかな傾斜を設けることが
望まし腟。
ボンネット1のフランジ7に直交する前後面の一方に、
ステム3の昇降方向に延びるコの字型の凸部8を形成し
、防じんカバー5にその凸部8のはまる同じくコの字型
の凹部9を設け両者をスライド自在に係合させる。
ステム3の昇降方向に延びるコの字型の凸部8を形成し
、防じんカバー5にその凸部8のはまる同じくコの字型
の凹部9を設け両者をスライド自在に係合させる。
凸部8の表面10と凹部9の底面を平らに形成し、凹部
9の底面の下端を切除して指示用のエツジ11を設ける
。
9の底面の下端を切除して指示用のエツジ11を設ける
。
凸部の表面10に昇降するエツジ11の位置を示す目盛
12、例えば最高、最低、中間の位置を示す線目盛と、
最高にO、最低にSを記入したコの字型の開度表示板1
4を凸部8にはめる。
12、例えば最高、最低、中間の位置を示す線目盛と、
最高にO、最低にSを記入したコの字型の開度表示板1
4を凸部8にはめる。
開度表示板14はねじ等を使用せずに両側部の弾性を利
用してワンタッチで取付け得るようにすることが好まし
い。
用してワンタッチで取付け得るようにすることが好まし
い。
防じんカバー5は合成樹脂製にすることが望ましいが、
金属製にすることも可能である。
金属製にすることも可能である。
次に、この実施例の防じん並びに開度表示について説明
する。
する。
第1図及び第2図の右半にそれぞれ示すように、バルブ
を閉め切ると、ステム3は最低の位置に下がりダイヤフ
ラム15は流体の通路を閉じる。
を閉め切ると、ステム3は最低の位置に下がりダイヤフ
ラム15は流体の通路を閉じる。
この時、防じんカバー5のエッジ11は目盛Sを指示す
る。
る。
一方、同図の左半に示すように、バルブハンドル16を
回してバルブを全開すると、ステム3とダイヤフラム1
5は最高の位置に上がり流体の通路は大きく開く。
回してバルブを全開すると、ステム3とダイヤフラム1
5は最高の位置に上がり流体の通路は大きく開く。
バルブ全開時、防じんカバー5はステム3と共に最高の
位置に上昇し、エッジ11は全開を示す目盛0上にある
が、その下周縁はボンネット上端部6の上周縁よりも下
側にあるので、砂じん等は内部に侵入することはできな
い。
位置に上昇し、エッジ11は全開を示す目盛0上にある
が、その下周縁はボンネット上端部6の上周縁よりも下
側にあるので、砂じん等は内部に侵入することはできな
い。
第3図及び第4図に示すように、比較的大型のバルブの
場合、防じんカバー20をステム3と共に回転し昇降す
る内筒部21とその外周のねじ部22に内周のねじ部2
4をはめた外筒部23の二重構造に形成することが望ま
しい。
場合、防じんカバー20をステム3と共に回転し昇降す
る内筒部21とその外周のねじ部22に内周のねじ部2
4をはめた外筒部23の二重構造に形成することが望ま
しい。
防じんカバー20の内筒部21はステム3に遊合し、上
部に突起25を設けてハンドル27の溝26にはめ、ハ
ンドル27すなわちステム3と共に回転昇降させる。
部に突起25を設けてハンドル27の溝26にはめ、ハ
ンドル27すなわちステム3と共に回転昇降させる。
このように、内筒部21を直接ステム3に固定せずにハ
ンドル25を介して固定したので、防じんカバー20を
内外筒部一体のま\取付け取外しすることができる。
ンドル25を介して固定したので、防じんカバー20を
内外筒部一体のま\取付け取外しすることができる。
内外筒部のねじ部22,24のピッチをステム3のねじ
部4のピッチよりも小さくして防じんカバー20の昇降
ストロークをステムの昇降ストロークよりも小さくし、
防じん機構をコンパクトにする。
部4のピッチよりも小さくして防じんカバー20の昇降
ストロークをステムの昇降ストロークよりも小さくし、
防じん機構をコンパクトにする。
例えばねじ部22,24のピッチをステム3のピッチの
半分にすると、昇降ストロークも半分になり、ボンネッ
ト1の上端部6及び外筒部23と係合する凹凸部8,9
の高さ並びに開度表示板14の高さもそれだけ低くなる
。
半分にすると、昇降ストロークも半分になり、ボンネッ
ト1の上端部6及び外筒部23と係合する凹凸部8,9
の高さ並びに開度表示板14の高さもそれだけ低くなる
。
これらを除く構成と作用は第1図及び第2図に示す実施
例のものと全く同じである。
例のものと全く同じである。
上記の通り、本発明のバルブは開閉時に防じんカバーが
ステムと共に昇降するが回転はしないので、空隙は従来
よりも小さく防じん効果は高い。
ステムと共に昇降するが回転はしないので、空隙は従来
よりも小さく防じん効果は高い。
その上、バルブ開度を明確に目盛上に指示することがで
きる。
きる。
さらに、防じんカバーの昇降ストロークをステムのスト
ロークよりも小さくすることができるので、防じん機構
をコンパクトにすることも可能である。
ロークよりも小さくすることができるので、防じん機構
をコンパクトにすることも可能である。
本発明の防じんカバーはハンドルと共に回転はしないの
で、ハッドルを回すときの慣性モーメントが従来よりも
小さく、バルブの開閉操作もそれだけ軽くなる。
で、ハッドルを回すときの慣性モーメントが従来よりも
小さく、バルブの開閉操作もそれだけ軽くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のダイヤフラムバルプの開度
表示板のある片側の縦断面図であり、左半ば全開時を右
半は密閉時を示す。 第2図は第1図のバルブのボンネットより上の正面図で
あり、左半ば全開時を右半は密閉時を示す。 第3図及び第4図は他の実施例の第1図及び第2図に相
当する図である。 1・・・ボンネット、2・・・同ねじ部、3・・・ステ
ム、4・・・同ねじ部、5・・・防じんカバー、6・・
・ボンネット上端部、8・・・同凸部、9・・・防じん
カバー凹部、10・・・凸部表面、11・・・指示エッ
ジ、12・・・目盛、14・・・表示目盛板、20・・
・防じんカバー、21・・・同内筒部、22・・・同ね
じ部、23・・・同外筒部、24・・・同ねじ部、25
・・・同突起、26・・・溝、27・・・ハンドル。
表示板のある片側の縦断面図であり、左半ば全開時を右
半は密閉時を示す。 第2図は第1図のバルブのボンネットより上の正面図で
あり、左半ば全開時を右半は密閉時を示す。 第3図及び第4図は他の実施例の第1図及び第2図に相
当する図である。 1・・・ボンネット、2・・・同ねじ部、3・・・ステ
ム、4・・・同ねじ部、5・・・防じんカバー、6・・
・ボンネット上端部、8・・・同凸部、9・・・防じん
カバー凹部、10・・・凸部表面、11・・・指示エッ
ジ、12・・・目盛、14・・・表示目盛板、20・・
・防じんカバー、21・・・同内筒部、22・・・同ね
じ部、23・・・同外筒部、24・・・同ねじ部、25
・・・同突起、26・・・溝、27・・・ハンドル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 開閉時にバルブステムが昇降するバルブの円筒形の
ボンネット上端部を常時覆う円筒形の防じンカバーを前
記バルブステムに少なくとも部分的に一体昇降可能には
め、昇降方向に延び相耳にスライド係合する凹部と凸部
のいずれか一方を前記防じんカバーの内周面に他方を前
記ボンネット上端部の外周面にそれぞれ設けて前記防じ
んカバーの回転を防止し、前記ボンネット上端部の内周
面け設けた前記凹部又は前記凸部の外面に表示目盛を設
け、前記防じんカバーの内周面に設けた前記凹部又は前
記凸部の下縁を指示用のエッジに形成したことを特徴と
してなる開度表示防じん装置付きバルブ。 2 ステムにそれと一体に昇降回転する防じんカバーの
内筒部をはめ、前記内筒部の外周のねじ部に防じんカバ
ーの外筒部のねじ部をはめ、前記ねじ部のピッチをステ
ムの昇降ねじのピッチよりも小さくしたことを特徴とし
てなる特許請求の範囲第1項記載の開度表示防じん装置
付きバルブ。 3 防じんカバーの内筒部をステムに遊合し、前記内筒
部の上部にハンドルに設けた偏心溝に係合する突起を設
け、前記内筒部をハンドルと共に回転するようにしたこ
とを特徴としてなる特許請求の範囲第2項記載の開度表
示防じん装置付きバルブ。 4 ボンネット上端部の凸部をコの字型に形成し、前記
コの字型凸部に同じくコの字型の表示目盛板をその弾性
を利用して止着したことを特徴としてなる特許請求の範
囲第1項記載の開度表示防じん装置付きバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53018570A JPS586105B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 開度表示防じん装置付きバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53018570A JPS586105B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 開度表示防じん装置付きバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112016A JPS54112016A (en) | 1979-09-01 |
JPS586105B2 true JPS586105B2 (ja) | 1983-02-03 |
Family
ID=11975273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53018570A Expired JPS586105B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 開度表示防じん装置付きバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586105B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59136085U (ja) * | 1983-03-01 | 1984-09-11 | 株式会社宮入バルブ製作所 | バルブ装置 |
JP2006336819A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Neriki:Kk | 開閉表示具付きバルブ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5126358Y2 (ja) * | 1971-12-28 | 1976-07-05 | ||
JPS515738U (ja) * | 1974-07-01 | 1976-01-16 |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP53018570A patent/JPS586105B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112016A (en) | 1979-09-01 |
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