JPS5860999A - 液体試料中の微生物抑制物質を検出する部材 - Google Patents

液体試料中の微生物抑制物質を検出する部材

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JPS5860999A
JPS5860999A JP57159693A JP15969382A JPS5860999A JP S5860999 A JPS5860999 A JP S5860999A JP 57159693 A JP57159693 A JP 57159693A JP 15969382 A JP15969382 A JP 15969382A JP S5860999 A JPS5860999 A JP S5860999A
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/18Testing for antimicrobial activity of a material

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微生物抑制物質を検出する部材に関する。
抗生物質及び他の微生物の生長を抑制する物質の検出は
、一般に寒天拡散(Agardiffusion)の原
理(例えば薄片試験: B111ttchentest
 、寒天孔試験: Agarlochtest)に従が
い実施される。
指示生体としては、一般に、その顕著な形態発會がノζ
イオーアツセイに利用される・々シルス属(Bacil
laceae )の微生物が使用される。この細菌の内
生芽胞形成能力は、それが環境の影響例えば熱、乾燥、
毒物及び−照射線に対する高い抵抗を示すので、生態学
的及び使用技術的に重要である。その隠匿状態で、胞子
発芽及び引続く植物生長が最適環境条件に達するまで内
生芽胞を持続する。他方、芽もしくは植物用の間の生長
抑制物質(抗生物質、界面活性剤、物質代謝拮抗物質等
)に対する比較的高い感度は1、これら物質の定性定量
検出に利用することができる。・ぐシルス属の細菌を生
長抑制物質の検出のための生体指示薬として使用するこ
とは、現在慣用されている。このために、これら細菌の
内生芽胞を栄養寒天中に埋め込み、被検物質を寒天拡散
原理により試験するも 医療において、体液中の細菌性伝染病の診断は、屡々、
抑制物質の存在により困難にされる。
抑制物質に基づ(誤まった陰性所見は、例えば、尿診断
では被検尿の30%までも達しうろ。この理由から、慣
用の細菌検査に平行して、抑制物質の存在に関する試験
が必要になっているがこれは、そのきまりきった検査の
ための複雑な経過に基づき、一般に経費ががかり、従っ
て実施されることはまれである。この種の試験において
は、ペトリ皿中の栄養寒天中に内生芽胞を埋め込み、こ
の上に、試料を含浸し、乾燥されている濾紙薄片を置き
、低温で予備インキユペートシ、恒温保持する。抑制物
質の存在する場合には相応する濾紙薄片のまわりで細菌
の生長が停止する。この方法の使用は、複雑な取扱いと
共に、この種の方法における比較的困難な試料同定に基
づき問題があり、更に、この方法は、少ない試料数では
非能率的である。更に、胞子の加えられた寒天プレート
の非常に低い安定性もあり、これは冷蔵庫内でも数週間
貯蔵できるだけである。
乳製品及び肉製品中で、試料の抗生物質不含を検査する
ことは義務として規定されている。
このためには、指示微生物として特にパシルスステアロ
テルモフイルス・/ζ−ル・カリ1ラクチス(Baci
llus stearothermophilus v
ar。
calidolactis)が使用される。
試料の検査は、前記の尿試料に関する記載と同様に経費
のかがる方法で行なわれる。
本発明の課題は、細胞が封入法の間には害されず、その
発芽性及び分裂性が完全に保持され、発芽性胞子の抗生
物質に対する感度はあまり影響されず、封入された細胞
が封入マ) IJソックス技術的に問題なく加工するこ
とのできる1、生細胞の固定もしくは封入法を見つける
ことがある。
細胞は、封入された状態での貯蔵の間には潜在的に生長
可能のまま残り、その生長は、マトリックスの外から加
えられる刺激によってはじめて誘起されるべきである。
マトリックスのこの支持構造は、細胞生長をあまり限定
してはならない。この封入法のためには、細胞と反応す
る試薬又は、細胞の生長に害を及ぼすようなものを使用
してはならない。
微生物の担体固定のためには種々の方法が公知であり、
これらは次のカテゴリーに分けることができる二表面で
の吸着、表面への共有結合、細胞相互の網状化、細胞の
カプセル封入、多孔性マトリックス中への細胞の封入(
J、KIein。
Kontakte 3/80 Firmenzeits
chrift der FirmaE、Merck、D
armstadt参照)。
これらの方法はすべて、細胞の酵素的潜在能力をできる
だけ狭い空間に集約し、酵素活性が種々な変換反応に関
するある種のケージ(KjLfig)を供給できるよう
に固定することを意図している。
この目的は、ポリマー組曲に固定及び/又は封入するこ
とにより達成される。従来公知の方法を、前記文献から
取り出し次表に示す:第1表 全細胞をポリマー網中に封入する1工程法第2表 ポリマー網中へ全細胞を封入する2工程法この課題の評
価のもとで、従来公知のいずれの方法も、解決法として
は適当ではない。それというのも、公知のプレバレージ
ョン法は、細胞の必要量を封入することのできない攻撃
的な試薬を必要とするか又はマトリックスから技術的に
問題なく加工できるフィルムを製造することができない
からである。試薬としてのプレバレージョン法の使用に
とって、フィルムの製造は、唯一の実際的可能性である
。それというのも、他のすべての変法は大きい容量を必
要とし、従って取扱いが困難であるからである。
この課題は次のようにして解決される:細胞を水性プラ
スチック分散液及びオープナ−(0ffnern )の
水溶液よりなる混合物(この中になお添加物が入れられ
ていてもよい)中に攪拌導入する。こげフィルム原料を
常法でベース材上に例えば注ぐか、塗布するか又はドク
ター塗布し、引続き乾燥させる。こうして製造したフィ
ルム中に細胞を大きな機械的負荷によってのみ取り出す
ことができるように、堅固に固定する。乾燥フィルムは
、微生物をlO〜109個/gの量でかつ水溶性又は水
膨潤性の巨大分子量のオープナ−並びに場合により他の
添加物を含有し、この際、プラスチック対オーシナ−の
門比は1000:1〜1:10である。
分散粒子及びオープナ−の機能は次のように説明するこ
とができるニ オ−ブナ−即ち、水溶性又は水膨潤性の巨大分子量の物
質を、分散液フィルム中に封入することにより、このフ
ィルムの特性を、それが、オープナ−を有しないフィル
ムよりも著るしく多−くの水を吸収するように変える。
水を良好に吸収する能力を、フィルム中への水溶性物質
例えば栄養物もしくは抑制物質を困難な(拡散導入する
ことができる事実も結合している。オープナ−は、分散
粒子の球包装中に開放位置を穿孔し、この中に細胞が入
り貯蔵されるが、フィルム構造はフィルムの形成がもは
やできない程、度まで害されることはない。
フィルムの外側から湿らせると、細胞上へ生長刺激作用
が及び、細胞はフィルムの開放部から充分に生長しはじ
める。栄養物質と同時に抑制物質も細胞に近づくと、コ
ロニー形成の生長は停止する。生じたコロニーは公知方
法で指示薬例えばpH−指示薬、トリフェニルテトラゾ
リウム塩等を用いて眼に見えるようにすることができる
これに反して、細胞をプラスチック分散液(これにはオ
ーシナ−は混入されていない)中に導入し、フィルムを
形成すると、細胞は気密に封入される。水吸収能を有す
るフィルムを形成する分散液を使用すると、栄養物質も
しくは抑制物質の侵入は、この種のフィルムには開放位
置が存在しないので著るしく害されるから゛、僅かな発
芽及びコロニー生長が観察されるだけである。
多かれ少なかれ疎水性フィルムを形成する分散液の場合
には、一般にコロニー生長はもはや認められない。
本発明方法にとって多くの原料が使用可能である。
原料を後に詳述する。これらには、使用細胞に対する抑
制物質ではなく、抑制物質で不純化されておらず、かつ
抑制物質の作用を排除しないことが重要な前提となる。
原料管埋にとって必要である抑制物声不含に関する試験
は、公知の典型的方法例えば寒天稀釈試験で困難な〈実
施することができる。
フィルム形成剤としては、実際に、すべての水性プラス
チック分散液例えば酢酸ビニル力・らノホモポリマー、
アクリル酸エステル力)らのホモポリマー、酢酸ビニル
とゾロピオン酸ビニルとからのコポリマー、ゾロピオン
酸ビニル、アクリロニトリル及びアクリル酸エステル力
・らのコポリマー、酢酸ビニルとマレイン酸エステルか
らのコポリマー、ブタジェンとスチロールとからのコポ
リマー、塩化ビニルとゾロピオン酸ビニルとからのコポ
リマー等が挙げられる。
オープナ−としては原則的にすべての巨大分子量の水溶
性物質が使用可能である。これにしま、例えば水溶性の
全合成高分子ポリマー例え(イポリビニルぎ口1) )
IIン、ポリビニルアルコτル、部分鹸化された酢酸、
t? IJビニル、酢酸ビニルとビニルピロリPンとか
らのコポリマー、ボ1ノエチレングリコール、ポリエチ
レンオキシド樹脂、アクリル酸ポリマー、メチルビニル
エーテルと無水マレイン酸とからの共重合体等が挙げら
れる。同様に水溶性の半合成生成物及び純粋な天然物例
えばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシゾロビルセルロース、カルゼキシメチルセル
ロース、アルギン酸塩、ゼラチン、多糖類、デンプン等
並びにこれら物質の混合物も挙げられる。添加物として
は、緩衝塩、中性塩、糖、蛋白質、湿潤剤、顔料、軟化
剤、例えばグリセリン、ポリグリコール等並びに微生物
の生長4示す指示薬、例えばpH指示薬、トリフェニル
テトラゾリウム誘導体等を使用することができる。
フィルム原料は、1容器中にプラスチック分散液な準備
し、これにオ、−シナ−の溶液及び添加物を加え、攪拌
下にホモゲナイズしてフィルム原料にすることにより製
造する。この場合、分散液からの固体成分とオープナ−
及び添加物の固体成分との間の混合割合な犬ぎい【凹円
で選択することができる。混合比は次の観点により決め
るべきである: a)フィルム原料から生じるフ、イルムは、それ自体閉
じられた単位を形成すべきである。即ち、フィルムは亀
裂を示してはならず、充分に物質特異性及び分散液及び
オープナ−の交換作用により決められる現象を示す。
b)フィルムは、栄養物質及び場合によっては抑制物質
が充分に細胞へ入ることが可能であるように開放されて
いるべきであり、即ち同様に充分に物質特異性及び分散
液とオープナ−並びに添加物の交換作用により決められ
る現−像を示す。
C)ある程度、混合割合は、分散液及びオープナ−溶液
の粘度によっても決められる。この場合にはフィルム原
料の粘度は、もちろん、工業的に更に加工可能であるよ
うに調節されるべきことのみに注意すべきである。即ち
、例えば低粘度物質のものよりも高粘度オープナ−場合
により少なく使用することができる。
前記のすべての事実を考慮して、分散液固体対オープナ
−固体の混合比を1000:1〜1:10に選択するこ
とができる。
添加物の濃度は、その都度の個々の要求に応して選択さ
れる。指示薬、軟化剤及び湿潤剤は、これら物質が細胞
に抑制作用を及ぼすか、もしくはフィルムを軟かすぎる
か又は脆すぎるようになる時に合せて比較的低い濃度で
使用されることは明白である。選択すべき塩濃度及び糖
及び蛋白質の濃度は細胞の生長能力に負の影響を及ぼし
てはならない。同様に、助剤によりフィルムの安定性に
負の影響があってはならない。
即ち、その濃度は一定上限を越えてはならない。
フィルム原料からフィルムに加工する前に、細胞を10
〜108個/、7(原料)の濃度でこの中に攪拌導入す
る。フィルムの形成は公知方法で、例えば型への注入、
担体の被覆、フィルム材料中に封入される支持組織の被
覆などにより行なわれる。
本発明方法の有利な用途は、微生物の貯蔵及び搬送装置
の製造のためにこの方法を使用することである。このた
めに、細胞をフィルムマトリックス中に封入し、これを
乾燥貯蔵する。微生物が必要元なったら、そこでフィル
ムに栄養ブイヨンを塗布するがこの中に入れ、恒温保持
し、薇生物を増殖させる。もう1つの使用可能性は、医
学、獣医学及び食品管理等の検査の分野における生物学
的物質中の抑制物質の検出のための胞子フィルムの使用
である。このために、抑制物質に対して特に敏感な微生
物の胞子例えばパシルス・スブチリス又はパシルス・ス
テアロテルモフィルムからの胞子をフィルム原料9炉導
入する。この原料から、透明な担体上にフィルムを塗布
し、乾燥させ、かつフィルムを取扱いに便利な大きさに
切断する。この胞子フィルムを栄養厚紙と共に被験溶液
例えば尿、ミルク、肉汁等中に漬け、恒温保持する。抑
制物質の不存在時には、この胞子は発門し、引続く生長
を指示薬で検出することができる。指示薬としては、コ
ロニーを着色する物質、例えばトリフェニルテトラゾリ
ウム化合物又は芽の生長によるI)H−変化を指示す・
るpH−指示薬が使用される。
有利な工業的実施形は、試験片で慣用であると同様な構
造を選択することである。このために、担体上に栄養厚
紙及びその上にある透明担体上に形成される胞子フィル
ムを網を用いて、胞子フィルムのフィルム側が栄養厚紙
の担体と反対側の上に゛くるように固定する。
栄養厚紙としては、それぞれ微生物にとうて好適な栄養
物質で含浸された吸着性材料、有利に濾紙、ガラス繊維
又はプラスチックフリース又は乾燥状態で充分に安定な
ゲルを使用することができる。乾燥した寒天母層又は類
似物質は、それらが徐々に液体を再吸収するので使用で
きない。
次に本発明の方法を実゛施例につき詳述する。
例  1 この例では、使用プラスチック水性分散液の広く平面状
にする可能性を示す: 担体マトリックス(この中に細胞が封入される)の製造
は次のように行なう: 1容器中にプラスチック分散液60gを準備する。この
分散液は例えば次の慣用の水中の50〜60%分散液を
使用することができる:酢酸ビニルよりなるホモポリマ
ー、アクリル酸エステルよりなるホモポリマー、酢酸ビ
ニルとプロピオン酸ビニルとからのコポリマー、プロピ
オン酸ビニル、アクリロニトリル及びアクリル酸エステ
ルからなるコポリマー、酢酸ビニルとマレイン酸エステ
ルとのコポリマー、シタジエンとスチロールとのコポリ
マー、塩化ゼニルとプロピオン酸ビニルとの゛コポリマ
ー等。
こbら分散液を1/15M燐酸塩゛緩衝液(pH6,5
)中のポリビニルピロリドンの40%溶液3古と共に攪
拌し、pH値を検査し、場合によっては後調節する。次
いで、混合物を無菌の蒸留水200m1で稀釈し、例え
ば、Fシルス・スブ、チリスの胞子103〜107細胞
を、分散液−オープナー混合物II当りに加え、攪拌す
る。こうして得たフィルム原料0.5 mlを一辺の長
さ21の立方体容器中にピペット導入し、乾燥させる。
こうして製造したフィルム上に、トリフェニルテトラゾ
リウムクロリド(T、TC) 0.02%を含有する栄
養ブイヨン1 mlを置き、閉じた容器中で恒温保持す
ると、容器の下側に生長したコロニーが、微生物の濃度
に応じて赤色点〜濃い均一な赤色領域として生じる。
この例は使用可能なオープナ−の可能性に関する: 2a)1容器中に、例えば酢酸ビニルとプロピオン酸ビ
ニルとの共重合体の分散液629を水200 mlと共
に入れる。これに、オープナ−の溶液37pを加え充分
に攪拌する。ノーブナ−溶液は、1/15M燐酸塩緩衝
液(I)H6,5)中に、表中に記載の濃度省オープナ
−を溶かして製造する。酸性反応をするオープナ−では
、苛性ソーダで溶液を調節する。
第3表は、緩衝液中のオープナ−の可能な濃度及びこれ
ら混合物から膜状で生じるプラスチック分散液からの固
体とオープナ−からの固体との混合割合を記載している
: 第3表 オープナ−緩衝液中の使用溶 分散液からの固体液中の
オープナ−とフィルム中のオ の濃度      −ブナ−の固体と の混合比 デンプン       1 %   8o:1デキスト
ラン    43 %    2:1アルギン酸塩  
   235%   36:1メチルセルロース   
  1,5%    57.:]メチレンヒドロキシ 
     2.5−%     34:Iエチにセルロ
ース メチレンヒPロキシ      40%     21
:1ゾロビルセルロース ヒドロキシゾロビル      4.0%     2
I:1−セルロース         05%    
120:1ヒドロキシエチルセルロース   40% 
    21:1ポリビニルアルコール°     8
0%     10:1ポリエチレングリコール樹脂1
5.0%     55:150%     17:1 ポリアクリル酸        1.7%     5
0:1メチルビニルエタント無水マレ23  %   
  37:1イン酸とからのコホリマー ビニルピロリドンと酢酸    L5%      5
.5:1ビニルとからのコポリマー 2b)例2aを変更して、比較的に高濃度のオープナ−
溶液から出発してもよく、これは、常にオープナ−が比
較的低粘度の溶液を生じる際に可能である。
第4表にこの可能性を示す。
第4表 オープナ−水性分散液対オー  分散液からの固体シナ
−溶液の重量  対フィルム中のオ比        
 −ブナ−の固体の混合比 ポリエチレングリコール  509:450fi   
1:9〜9:150%溶液       〜45o1/
:51ポリビニルピロリ゛戸ン  10g:909  
 1ニア〜11:142つ9溶液       〜90
.lil:10.!i’カルボキンメチルセル  81
101    2:]ロース2%溶液 2c)例2aを変更して、種々異なるオーノナ−物質の
混合物も使用できる。
酢酸ビニルとプロピオン酸ビニルとの共重合体の水性分
散液46.17.1/15Mクエン酸塩緩衝液(pH6
,5)中のポリエチレングリコールの4%溶液4.2,
9,115Mクエン酸塩緩衝液(pH6,5)中のポリ
ビニルピロリドンの40%溶液16、oy、グリセリン
0.4.!i’及び水200m1を攪拌して均一物質に
する。
前記のフィルム原料中に1、ノζシルス・スブチリスの
胞子をフィルム原料II当り106個、の濃度で導入す
る。こうして製造した胞子フィルム原料から各0.5 
mlを一辺の長さ2cmの容器中にピペット導入し、乾
燥させる。このように製造したフィルム上にトリフェニ
ルテトラゾリウムクロリド0,02%を含有する栄養ブ
イヨンl mlを施こし、閉じた容器を恒温保持すると
、生長したコロニーは赤色点として現われる。栄養溶液
に抑制物質例えば抗生物質を相応する濃度で含有する試
料を混入する際にこの生長は止まる。
例  3 牛乳中の抗生物質の検出法 酢酸ビニルとゾロピオン酸ビニルとのコポリマーの分散
液50g、水17m/中のポリビニルピロリドン12.
i9の溶液20g、グルコース19及びパシルス・ステ
アロテルモフィルス・ノS−ル・カリドラクチス(Ba
cillns 5tearother −mophi 
Ius var、、calidolactis ’)の
胞子108個を均一に攪拌し、引続き水150 mlで
稀釈し、苛性ソーダでpH’Q 7.0に調節する。こ
うして作ったフィルム材料から、それぞれ0.1 ml
を平底を有する直径1σの円筒容器中にピペット導入し
、乾燥させる。牛乳中の抗生物質の試験のために、指示
薬ブロムクレゾールブルーな含有する牛乳媒体で作った
栄!厚紙を試料中に浸漬させ、このフィルム上にのせ、
容器を密閉し、60°Cで恒温保持する。抑制物質が不
在の際には、栄養厚紙はオリーブ緑色を示し、抑制物質
が存在する際には、恒温保持の後にも青色のまま残る。
この方法では、抗生物質が抑制物質としてのその作用に
関して検出できる。重要な抗生物質例えばペニシリン、
テトラサイクリン及びクロラムフェニコールはこの方法
で次の濃度以上で測定できる。ペニシリン0.002μ
g/ ml、テトラサイクリン01μ9 / ml 、
クロラムフェニコール4μi/rt。
例  4 液体中の抗生物質を検出する部材 酢酸ビニルとゾロピオン酸ビニルとからの分子1120
011、ポリビニルピロリドン30Iの溶液90g、0
.2モルのクエーン酸塩緩衝液(pH6,55xoom
/中のポリエチレングリコール10&、グルコ−ス51
1.II)オキシエチレンソルビタンモノオレエート7
、2.9 、パシルス・スブチリスATCC6051の
胞子109個を攪拌して均一物質にする。
このフィルム原料を10μの厚さで透明シート上に塗布
し、乾燥させ、引続き幅1cWLの帯状物に切断する。
この帯状フィルムを、抗生物質試薬媒体用栄養物質及び
トリフェニルテトラゾリウムクロリドで含浸した栄養厚
紙と一緒に、公知方法で栄養厚紙が担持シート上に存在
し、フィルム側を有する胞子フィルムが栄養厚紙上に存
在し、双方が、栄養厚紙と並んでこのシート」二に固定
されている網で固定されるように1ぼ幅の試験片に加工
する。
こうして製造した試験片で、後記の濃度以上の抗生物質
が、その抑制作用に関して検出できる。このために、試
験すべき水性溶液中にこの試験片を浸漬し、3′7℃゛
で恒温保持する。抑制物質の不存在時には、試験部位に
深赤色に着色し、抑制物質が存在する際には、後に記載
の濃度までに脱色が現われる。高い抑制濃度では、胞子
の生長を完全に抑制し、試験領域は呈色しない。
第5表 寒天稀釈試験法(AVT)及び本発明の方法におけるパ
シルス・スブチリスATCC6051に関する抗生物質
の最小抑制濃度値 抗生物質    AVT      試験片(μg/m
l)    (μg/ml)ベニシリアG    O,
0020,002カ−ナマイシン    44 テトラサイクリン 41 ポリミキシン   32     16エリスロマイシ
ン    0.125      0.32ゲンタマイ
シン     0.125   、    0.2クロ
ラムフエニコール  22 コトリモキサゾール   88 (Cot r imoxazoυ 例  5 液体中の抗生物質を検出する部材 酢酸ビニルとプロピオン酸ビ三ルとからの分散液450
.、l水155m1中のデキストラン80g、クエン酸
5.6g、NaOH3,8g、1゜2−プロノξンジオ
ール4.5gの溶液230p、グルコース10I、ノ々
シルス・スゾチリスの胞子2XI09個を有する懸濁液
2 mlを均一に攪拌する。
このフィルム原料を透明なシート上に120μの厚さで
塗布し、乾燥させ、引続き幅1crnの帯状物に切断す
る。
濾紙厚紙を2−(N−モルホリノ)−工、タンスルホン
酸の1/15M緩衝液(1)H6,5)より成り、慣用
の組成の栄養物質及びトリフェニルテトラゾリウムクロ
リド0.04%を溶解含有する栄養ブイヨンで含浸する
ことにより栄養厚紙を作る。
この栄養厚紙を同様に幅1c1nの帯状物に切断する。
胞子フィルム及び栄養厚紙を公知方法で、栄養厚紙が担
持シート上に存在し、胞子膜が栄養厚紙のフィルム側に
存在し、双方が、栄養厚紙と隣接してシート上に固定さ
れている網で固定するように加工して幅1cILの試験
片にする。
前記の緩衝液は常法で使用される緩衝液と比べて、尿の
高い滲透圧に帰因する胞子の生長に対する障害が著るし
く低下される利点を有する。
こうして作った試験片で、後に記載の濃度以上の抗生物
質をその抑制作用に関して検出することができる。この
ために、試験片を被検体液中に浸漬し、37℃で恒温保
持する。抑制物質不含の際には試験領域は深赤色に着色
し、抑制物質が存在する際には、後に記載の濃度までで
、脱色する。より高い抑制物質濃度では、胞子の生長は
完全に抑止され、試験領域の呈色は現われない。
第6表 本発明方法及び文献公知の比較法〔薄片試験B、IMt
tchentest 、 XrzfL、Lab、  1
0巻、208〜210頁(1970年)〕により尿から
検出される抗生物質の最小抑制濃度

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 栄養基質及び微生物含有基材よりなる、液体試料中
    の微生物抑制物質を検出する部材において、この微生物
    含有基材は、微生物な10〜109個/gの量で、かつ
    水溶性又は水膨潤性の巨大分子量のオープナ−並びに場
    合によっては他の添加物を含有するプラスチック分散液
    から製造した乾燥フィルムであり、ことでプラスチック
    とオープナ−の量比は10000 :1〜1:斗%1.であることを特徴とする、液体試料
    中の微生物抑制物質を検出する部材。 2 分散液フィルムが透視性担持材上に固定されている
    、特許請求の範囲第1項記載の部材。 3゜担持材は、その底部又は壁にフィルムが固定されて
    いる、特許請求の範囲第2項記載の部材。 4 栄養基質を無菌の乾燥ゲルもしくは凍結乾燥物とし
    て含有する、特許請求の範囲第3項記載の部材。 5、栄養基質は、層状で、栄養物質で含浸され、担体上
    に固定され、かつ被覆している担体に固定されている分
    散液フィルムで被われている吸着性物質よりなる、特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の部材。 6、 吸着性材料は濾紙又はフリースである、特許請求
    の範囲第5項記載の部材。
JP57159693A 1981-09-16 1982-09-16 液体試料中の微生物抑制物質を検出する部材 Granted JPS5860999A (ja)

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