JPS5860162A - 太陽熱集熱装置 - Google Patents

太陽熱集熱装置

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JPS5860162A
JPS5860162A JP56157478A JP15747881A JPS5860162A JP S5860162 A JPS5860162 A JP S5860162A JP 56157478 A JP56157478 A JP 56157478A JP 15747881 A JP15747881 A JP 15747881A JP S5860162 A JPS5860162 A JP S5860162A
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JP
Japan
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heat
tube
pipe
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JP56157478A
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JPS6141377B2 (ja
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Shigeki Mukoyama
茂樹 向山
Masataka Miyoshi
三好 雅高
Toshio Hagiwara
俊男 萩原
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S60/00Arrangements for storing heat collected by solar heat collectors
    • F24S60/10Arrangements for storing heat collected by solar heat collectors using latent heat
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、太陽熱で水等の熱搬送媒体を熱するもので、
ポンプ制御装置等を使用しない、いわゆる自然循環式で
太陽熱を集熱する太陽熱集熱装置に係る。
従来の自然循環式太陽熱集熱装置は、水等の熱搬送媒体
(以下水とするー)を蓄積する大容量のタンクと集熱部
とが連結され、タンク内の水を集熱部の太陽熱を吸収す
るように配置されたパイプ内を通し、冷水と温水との比
重の差を利用して循環させ、タンク内の水を徐々に加熱
し、必要時にタンク内の加熱された水を利用するように
構成されていた。この太陽熱集熱装置は一般的には家屋
の屋根に取り付ける。上記のようにこの太陽熱集熱装置
は大容量のタンクを有するため重さが甚だ重く、屋根に
不必要な負担をかけることになる。従って、一般的な家
屋ではあまり大きなものを用いるのは危険である。
また、このように、大容量のタンク内の水を少しづつ集
熱部に送り出して加熱し、自然循環によって夕/り内に
戻すという動作を連続的に繰り返し行って、タンク内の
全体の水を加熱するようになっているので、全体の水が
所望の温度に達するまでには甚だ時間がかかり、この太
陽熱集熱装置を給湯、冷暖房機器等に利用することは困
難であった。。
他の太陽熱集熱装置としては、第8図に示すようにタン
クaと集熱部すとを分離し、集熱部すを屋根に、タンク
aを地上に置き、相互間をパイプで連結し、水を循環ポ
ンプCで循環させる強制循環式のものもある。しかし、
この太陽熱集熱器の場合、自然循環式の欠点は改善され
るものの循環ポンプが必要であり、かつ、これを制御す
るだめの制御装置が別途必要となる欠点を有する。その
上9日中に長時間温水が循環するため、配管からの熱損
失が大きくなるという欠点をも有している。
本発明は、これらの欠点を改善した新規な太陽熱集熱装
置を提供することを目的とするものである。
以下図示の実施例について説明する。
本実施例に係る太陽熱集熱装置1は、集熱部2と蓄熱部
3とによって構成されている。集熱部2は、従来同様に
形成された表面に強化ガラスを有する枠体4の内部に、
集熱板(図示せず)を取り付けられた集熱パイプ5,5
・・・が一定間隔を置いて平行に配置されている。この
集熱パイプ5゜5・・・へ集熱媒体を供給する供給バイ
ブロが。
枠体4の側部から下端部へと取り付けられている。
また、集熱パイプ5,5・・・の集熱・媒体を集合させ
、蓄熱部5へ送り込む集合パイプ7が各集熱パイプ5.
5・・・の先端に取り付けられている。
本実施例においては集熱パ□イブ5,5・・・を蓄熱部
3側から集熱部2の下端側に向って、すなわち縦に並べ
られているが、もちろんこれとほぼ直角に横に平行に並
べたものでよい。 ′蓄熱部3は前記枠体4の上端部に
取り付けた保温ケース8と、該ケース内の蓄熱剤容器9
とからなっている。蓄熱剤容器9内には後述の蓄熱剤が
封入されていると同時に、第1熱交換手段となる放熱パ
イプ10と第2熱交換手段となる金属管のチューブ11
とが近接させて平行に、配置されている。第3図に示す
ように、放熱パイプ10及びチューブ11には放熱又は
吸熱用のフイ/16が取り付けられ、このフィンによっ
て熱的に接触させられている。このフィン16は薄い金
属板であって、放熱パイプ10及びチューブ11との関
係は同図(イ)、(ロ)に示す二通りの方法がある。(
イ)はチューブ11にフィン16を取り付けその外側に
放熱パイプ10を固着したもので、(ロ)は放熱パイプ
10、及びチューブ11を中心にして取り付けた例であ
る。放熱パイプ10の一端は集合パイプ7に。
他端は供給バイブロに連結されて、いる。すなわち。
本実施例においては集熱媒体が循環する各パイプすなわ
ち供給バイブロ、集熱パ・イブ5.集合パイプ7、及び
放熱パイプ10は閉循環路を構成している。もちろん閉
循環路にしても、集熱媒体として水を使用するような場
合は、少なくとも冬期において凍結を防ぐため、水を抜
くための管路及びエアー抜弁は別〜途設けておかなくて
はならない。
また必要に応じて膨張タンク等を設ける。本実施例にお
いては、集熱媒体としては不凍液であるプロピレングリ
コール水溶液を用いている。この集熱媒体として蒸発し
易く、潜熱を利用するフロン等の作動液を用いることが
できる。本明細書において作動液とは、上記フロン等の
液体から気体への相変化の際の潜熱を利用するものを意
味する。この作動液を用いた場合には、上記閉循環路中
全部に充填する必要はなく、不作動状態において、集熱
パイプ5,5・・・の中間から、集合パイプ7Φ の若干の位置にくる程度まで充填しておくだけでよい。
集熱パイプ5の内面にウィックを形成させておけば、集
熱パイプ502割程度を満測量で充分である。蓄熱゛剤
容器9を第1図の通り傾斜させて置くのは、放熱パイプ
10を傾斜させ集熱媒体をスムースに循環させるためで
あって、他に特別の意味はない。従って、放熱パイプ1
0を傾斜させさえすればよく、蓄熱剤容器9自体並びに
チューブ11は水平状態にして置いても何ら差し支えな
い。その例を示したのが第2図であり、蓄熱剤容器9を
水平にし、その内部で放熱パイプ10のみ、を傾斜させ
たものである。第2図のものは、それ以外第1図と全く
同一であ乞。チューブ11は。
この太陽熱集熱装置1外の配管に連結され、熱搬送媒体
が一端から注入され、他端から排出される。
熱搬送媒体は一般的には水である。すなわち、チューブ
の一端は水道へ連結され、他端は目的に応じて蛇口、暖
房器等へ連結されている。
前記の通り、蓄熱剤容器9には蓄熱剤が充填されている
。本実施例においては、蓄熱剤として無機水和塩の一種
であるチオ硫酸す、トリュム五水和物(Na1SIO,
−L 5 H,O)を用いている。他に−−パラフィン
、ラウリル酸等の有機物質、無機塩。
共融混合物等の無機物質を使用することができる。
以下本実施例の作用について説明する。蓄熱部5は保温
ケース8で被われているので、蓄熱剤容器?、すなわち
蓄熱剤からの放熱は防がれている。
−1集熱部2は、その表面がガラスで、集熱パイプ5,
5・・・は太陽に曝され、太陽熱を充分に吸収するよう
になっているため、集熱媒体は集熱パイプ5.5・・に
おいて加熱される。集熱パイプ5,5・・・内で加熱さ
れた集熱媒体は、膨朕し比重が軽くなるので上昇する。
従って、集熱媒体は集合パイプ7を通って蓄熱剤容器9
内の放熱パイプ10に進む。この蓄熱剤容器9内には蓄
熱剤が充填されており、その温度が低いので放熱パイプ
10から放熱して蓄熱剤を加熱する。それに伴って、集
熱媒体社熱を失うので温度が下り、比重が増すので下方
に向う。放熱パイプ1oは傾斜して取り付け、供給バイ
ブロ側が・下に、なるようにしであるので、集熱媒体は
供給パイ−グ6へと進み再び集熱パイプ5に戻り、集熱
媒体の循環が生じる。この循環によって蓄熱剤へ放熱を
続ける。この放熱によって蓄熱剤が融解点に達すると放
熱された熱は融解熱(潜熱)として蓄熱剤に蓄えられる
チューブ11は上記蓄熱剤中にあるので、上記蓄熱によ
ってチューブ11内を通る水が加熱され。
る。この加熱によって蓄熱剤の一部が熱を、奪われるが
、太陽によって前記集・熱媒体が循′璋していると、そ
の熱によって再び蓄熱される。夜間においても、蓄熱剤
が潜熱として蓄えられた熱を放出し終るまではチューブ
11内を通る水を安定して加熱させることができる。
本実施例に係る蓄熱剤は、前記の通ジチオ硫酸ナトリウ
ム五水和物であるが、この熱的性質は以下の通りである
比重=1.7 比熱: 0.48 KIIIIIZ/に!?相変化温度
範囲:48〜56℃ 平均融解(凝固)熱: 5 o Kalt/kg従って
9例えば水の温度を20℃とし、これから43℃の湯を
2001得たいとすると、熱交換能力を無限大とし、熱
損失を無視するものと、して、必要な蓄熱剤の量を算出
すれば。
必要熱蓋が (45−20) X200=4.600Kmであるので
4、−(LO−0/ 50 =、92kg= 5471
!すなわち、蓄熱剤容器としては541!のものを用意
すればよいことになる。実際には、熱交換能力が無限大
ではなく、またより低い温度から加熱させる場合を−も
考慮しなければならないので若干大きくなる。
一方、第8図に示した従来例のように、蓄熱剤として比
重の大きな水を使用した場合について検討すると、集熱
装置自体の集熱効率等を考慮すれば、蓄熱剤としての水
の利用可能な最高温度は60℃であり、この60℃の水
で給湯のだめの水を43℃に加熱するとすれば。
4.sooKm/(so−45)’c=270kg=2
.70Jすなわち、第8図の従来例と比較すると9本実
施例は一タンクの大きさ、すなわち蓄熱部5の大きさは
少なくとも115程度ですみ、また重量としてもほぼ1
15になJ。
さらに本実施例は放熱パイプ1oとチューブ11とはフ
ィン\16を介して熱的接触状態にあり。
チューブ11は蓄熱剤による加熱だけでなく、放熱パイ
プ10の放熱をも吸熱することができ、熱交換能力を高
めることができる。またフィン16によって、蓄熱剤と
の接触面積が大きくなるので。
蓄熱材の熱伝導率が悪くても熱交換能力が高められる。
これらの熱交換能力を高めるだめの他の実施例が第4図
、第5図の例である。第4図はチューブ11aを螺旋状
に形成させ、放熱パイプ1゜aをチューブ11.の螺旋
の内側の部分に接合した例である。
チューブ11aを螺旋状にし・たために、チューブ自体
が蓄熱剤との接触面積が広くな−リ、蓄熱剤の熱をより
多く吸熱することができる。また、放熱パイプをチュー
ブ11.に接合しであるため。
チュー7’111を放熱パイプのフィンの代すにも使用
することが可能であり、より熱交換能力を高めることが
できる。
第5図は放臓パイプとチ、7プとを一体にした例であり
、同図(イ)は一方を、チューブ11b、他方を放熱パ
イプ1obとして使用するように、二つの孔を有する管
体12を蓄熱剤容器9のほぼ中央に配置した例で、同図
(ロ)は、前記管体12と同様中央に二つの孔13.1
4を有する管体12の外側に放射状にフィン15.15
・・パを形成させたものを蓄熱剤容器9に収納させた例
である。これらは押出し材にて一体成形する仁とができ
る。
このように管体12は金属で一体に形成されているので
、放熱パイプ1占チユーブ11bとの熱的接触は極めて
密である。
本実施例の使用状態の例を示したのが第6図及び第7図
である。
第6図は温水器と同じように給湯に使用する例で、一般
家庭での給湯には図示のように9本実施例太陽熱集熱装
置1を2つ連結しただけで充分である。
第7図に示すように多数連結し1両端の太陽熱集熱装置
1のチューブにファンコイルユニット17を連結すれば
暖房用システムとして利用することができる。この場合
補助熱源器18を別途準備しておくことが望ましい。
以上のように本発明によれば湯として利用する水を直接
太陽熱で加熱せず、太陽熱を蓄熱材で蓄熱し、その蓄熱
を利用して水を加熱するようにしたため、不必要に大き
なタンクを必要とせず、全体、として小型−表すること
ができ、ひいては軽量とすることができる。また蓄熱剤
への放熱の第1熱交換手段と、蓄熱剤から熱を受ける第
2熱交換手段とが共に金属で形成され、かつ互いに熱的
に接触状態にあるので、蓄熱剤への放熱の際同時にチュ
ーブを加熱するので、熱交換能率を高めることができ、
より小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
−−・ −、第1図、第 2図は各々異なる実施例の斜視図、第6図k) + (
u)は各々異なる蓄熱部の斜視図、第4図は他の放熱パ
イプとチューブとの関係を示す斜視図、第5図は放熱パ
イプとチューブとを一体とした例で(イ)がフィンを有
したものの正面図、(ロ)がフィンを有するものの斜視
図、第6図、第7図は本発明実施例の使用状態を示す斜
視図、第8図は従来の太陽熱集熱装置の観略説明図 1:太陽熱集熱装置  2,20:集熱部5:蓄熱部 
 9:蓄熱剤容器  10:放熱パイプ11:チューブ 、4?許出願人二日本軽金属株式会社 代理人 : 弁理士 紺野正幸 10 勉6図 117 図 aS5111 手続補正書(自発) 1・ 事件0表示、特願昭56−、]574’782、
発明の名称 蓄熱剤の潜熱を、IJ用した− 太陽熱集
熱装置 ” 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (474)  日本軽金属法式会社 4、代理人 5、補正の対象 明細書全文 6、補正の内容 添付訂正明細書の通り 発明ダ名称 蓄熱^りの潜熱を利用シた太陽熱集熱装置2、特許請求
の範囲、2.− (1)太陽に曝され、太陽熱を集熱すや集熱部と該集熱
部によって集熱した熱エネえギーを蓄熱する蓄熱部とを
有゛じ、該蓄熱部に、熱エネルギーを潜熱として蓄−す
仝蓄−剤と一2前記集熱部で集熱した熱を前記蓄熱剤へ
放熱する第1熱9.慄手段と。 少なく、とも熱搬送媒体を通11、必要箇所に熱を移送
する配管の一部である管を有じ;前記゛を熱剤に蓄され
た熱を前記管を介して熱搬送媒体に与えるシ熱交換手段
とを有するものであって、第1熱喚手段及び第2熱交換
手゛段が共に金属か′らなり。 それらが熱的に綱触状態にある太陽熱集熱装置、。 (2)第11熱交一手段が集熱部でカリ熱害れ乍集熱媒
体を移動させる金属製の液熱管からなlす9、へ第2熱
交換手段が熱搬送媒体を必要箇所に藉送する配管の一部
を構成する金属製の管からなる特許請求の範囲第1項記
載の太陽熱集熱装置。 (3)第1熱交換手段となる金属製の放熱管と第2熱交
換手段表なる金属製の管とが直接追加している特許請求
の範囲第2項記載の太陽熱集熱装置。 (4)第2熱交換手段となる金属製の管を螺旋状に形成
させ、第1熱交換手段となる金属製の放熱管を前記螺旋
状に形成された管の内側及び外側のいずれかに固着した
特許請求の範囲第3項記載の太陽熱集熱装置。 (5)第2熱交換手段が熱搬驕媒体を必要箇所に移送す
る配管の一部である金属製の管であり、肢管にフィンを
取り付けるとともに、該フィンに第1熱交換手段を構成
する金属製の放熱管を固着した特許請求の範囲第1項記
載の太陽熱集熱装置。 (6)第1熱交換手段及び第2熱交換手段が二つの孔を
有する一つの管体で形成された特許請求の範囲第1項記
載の太陽熱集熱装置。 (7)前記管体の外側に放熱用フィンを形成させた特許
請求の範囲第6項記載の太陽熱集熱装置。 (8)前記管体及びフィンを有する管体が押出し材で一
体成形されている特許請求の範囲第6項又は3、発明の
詳細な説明 本発明は、太陽熱で水等の熱搬送媒体を熱するもので、
ポンプ制御装置等を使用しない、いわゆる自然循環式で
太陽熱を集熱する太陽熱集熱装置に係る。 従来の自然循環式太陽熱集熱装置lは、水を蓄積する大
容量のタンクと集熱部とが連結され、タンク内の水を集
熱部の太陽熱を吸収するように配置された管系内を通し
、冷水と温水との比重の差を利用して循環させ、タンク
内の水を徐々に加熱し。 必要時にタンク内の加熱された水を利用するように構成
されていた1、この太陽熱集熱装置は一般的には家屋の
屋根に取り付ける。上記のようにこの太陽熱集熱装置は
大容量のタンクを有するため重さが甚だ重く、屋根に不
必要な負担をかけることになる。従って、一般的な家屋
ではあまり大きなものを用いるのは危険である。 また−このように、大容量のタンク内の水を少しづつ集
熱部に送り出して加熱り、 自然循環によってタンク内
に戻すという動作を連続的に繰り返し行って、タンク内
の全体の水を加熱するようになつイいるので、全体の氷
が所望の温度に達するまでVCi甚だ時間がかかり、こ
の太陽熱集熱装置を給湯、冷暖房機器等に利用すること
は困難であった。 他の太陽熱集熱装置としては、第8図に示すようにタン
クaと集熱部すとを分離し、集熱部すを屋根に、タンク
aを地上に置き、これらを連結するように配管し水を循
環ポンプCで循環させる強制循環式のものもある。しか
し、この太陽熱集熱器の場合、自然循環式の欠点は改善
されるものの循環ポンプが必要であり、かつ、これを制
御するだめの制御装置が別途必要となる欠点を有する。 その上1日中に長時間温水が循環するだめ、配管からの
熱損失が大きくなるという欠点をも有している。 本発明は、これらの欠点を改善した新規な太陽熱集熱装
置を提供することを目的とするものである。 以下図示の実施例について説明する。、本実施例に係る
太陽熱集熱装置1は、集゛熱部2と蓄熱部3とによって
構成されている。集熱部2は、従来同様に形成さ゛れた
表面に強化ガラスを有する枠体4の内部に、太陽熱によ
って加熱させられる集熱媒体を移動させる後述の容管か
らなる管系が配置されている。すなわち集熱管5,5・
・が図示しない集熱板とともに一定間隔を置いて平行に
配置され、この集熱管5,5・・・へ集熱媒体を供給す
る供給管6が、枠体4の側部から下端部に沿って取り付
けられるとともに、集熱管5.5・・・内の集熱媒体を
集合させ、蓄熱部3へ送り込む集合管7が各集熱管5,
5・・・の先端に取り付けられている。本実施例におい
ては集熱管5,5・・・を蓄熱部3側から集熱部26下
端側に向って、すなわち縦に並べられているが、もちろ
んこれとほぼ直角に横に平行に並べたものでよい。 蓄熱部3は前記枠体4の上端部に取り付けた保温ケース
8と、該ケース内の蓄熱剤容器9とからなっている。蓄
熱剤容器9内には、後述の藁熱剤−が封入されてい、る
と同時に、第1熱交換手段となる金属性の放熱管10と
第2熱交換手段となる金属製管11とが近接させて平行
に、配置されている一0第3図に示すように、放熱管1
0及び管11には放熱又は吸熱用のフィン16が取り付
けられ。 このフィンによって熱的に接触させられている。 このフィン16は薄い金属板であって、放熱管10及び
管11との関係は同図(イ)、(CI)に示す二通りの
方法がある。(イ)は管11にフィン16を取り付けそ
の外側に放熱管lOを固着したもので、@は放熱管10
及び管11を中心にして取り付けた例である。放熱管1
0の一端は集合管7に、他端は供−給管6に連結されて
いる。すなわち9本実施例においては集熱媒体が循環す
る管系、すなわち供給管6.集熱管5.集合管7.及び
放熱管10は閉循環路を構成している。もぢろん閉循環
路にしても、集熱媒体として水を使用するような場合は
。 少なくとも冬期において凍結を防ぐため、水を抜くため
の管路及びエアー抜弁は別途設けておかなくてはならな
い。また必要に応じて膨張タイク等は不凍液であるプロ
ピレングリコール水溶液を用いている。この集熱媒体と
して蒸1発し易く、潜熱を利用するフロン等の作動液を
用いることができる。本明細書において作動液とは、上
記フロン等の液体から気体べの相変化の際の潜熱を利用
するものを意味する。この作動液を用いた場合には。 上記閉循環路中全部に充填する必要はなく、不作動状態
において、集熱管5,5・・・の中間から、集合管7の
若干下の位置にくる程度まで充填しておくだけでよい。 集熱管5の内面にウィックを形成させておけば、集熱管
5の2割程度を満す量で充分である。蓄熱剤容器9を第
1図の通り傾斜させて置くのは、放熱管10を傾斜させ
集熱媒体をスムースに循環させるためであって、他に特
別の意味はない。従って、放熱管10を傾斜させさえす
ればよく、蓄熱剤容器9自体並びに管11は水平状態に
して置いても何ら差し支えない6、その例を示したのが
第2図であり、蓄熱剤容器9を水平にし、その内部で放
熱管10のみ・を傾斜させたものである。第2図のもの
は、それ以外第1図と全く同一である。管11は、熱を
必要箇所へ移送するタメノ配管の一部を構成するもので
あって2図中矢印で示したように、熱搬送媒体が一端か
ら注入され、他端から排出される。本実施例においては
熱搬送媒体は水であるが、他の液体を用いても何ら差し
支えない。熱搬送媒体として用いた場合には9例えば管
11の一端を水道へ連結し、他端を目的に応じて蛇口、
暖房器等へ連結して使用する。 前記の通り、蓄熱剤容器9には蓄熱剤が充填されている
。本実施例においては、蓄熱剤として無機水和塩の一種
であるチオ硫酸ナトリュム五水和物(N JLzSzO
a  ・5 HzO)を用イテいル。他にn−パラフィ
ン、ラウリ゛ル酸等の有機物質、無機塩、共融混合物等
の無機物質を使用することができる。 以下本実施例の作用について説明する。蓄熱部3は保温
ケース8で被われているので、蓄熱剤容器9.すなわち
蓄熱剤からの放熱は防がれている。 −1集熱部2は、その表面が透明なガラスそあるので、
その内側に配された集熱管5.5・・・及び各集熱管5
,5・・・K固着された図示しない集熱板が太陽に曝さ
れ、太陽熱を充分に′吸収する1、従って。 集熱媒体は集熱管5,5・・・において加熱される。 集熱管5,5・・・内で加熱された集熱媒体は、膨張し
比重が軽くなるので上昇する。従ワて、集熱媒体は集合
管7を通って蓄熱剤容器9内の放熱管10に進む。−こ
の蓄熱剤容器9内には蓄熱剤が充填されており、その温
度が低いので放熱管10から放熱して蓄熱剤を加熱する
。それに伴って、集熱媒体は熱を失うので温度が下り、
比重が増すのでF方に向う。放熱管10は傾斜して取り
付け、供給管6側が下になるようにしであるので、集熱
媒体は供給管6へと進み再び集熱管5に戻り、集熱媒体
の循環が生じる。この循環によって蓄熱剤へ放熱を続け
る。この放熱によって蓄熱剤が融解点に達すると放熱さ
れた熱は融解熱(潜熱)として蓄熱剤に蓄えられる。 管11は上記蓄熱剤中にあるので、上記蓄熱によって管
11内を通る水が加熱される。この加熱によって蓄熱剤
の一部が熱を奪われるが、太陽によって前記集熱媒体が
循環していると、その熱によって再び蓄熱される。夜間
においても、蓄熱剤が潜熱として蓄えられた熱を放出し
終るまでは管11内を通る水を安定して加熱させること
ができる。 本実施例に係る蓄熱剤は、前4dの通りチオ硫酸す) 
IJウム五水和物であるが、この熱的性質は以下の通り
である。 比重:1.7 比熱:α48Kd/り 相変化温度範囲:48〜53℃ 平均融解(凝固y熱: 50 Kml/Ky従って2例
えば水の温度を20℃とし、これから43℃の湯を20
01得たいとすると、熱交換能力を無限大とし、熱損失
を無視するものとして必要な蓄熱剤の量を算出すれば。 必要熱量が (43−20)X200=4,600に、dであるので
。 4.600150二92Ky二541 すなわち、蓄熱剤容器としては54tのものを用意すれ
ばよいことになる。実際には、熱交換能力が無限大では
なく、またより低い温度から加熱させる場合を゛も考慮
しなければならないので若干大きくなる。 一方、第8図に示した従来例のように、蓄熱剤として比
重の大きな水を使用した場合について検討すると、集熱
装置自体の集熱効率等を考慮すれば、蓄熱剤としての水
の利用可能な最高温1wば60℃であり、この60 ℃
の水で給湯のだめの水を43℃に加熱するとすれば。 4’、600に7/(60−43)℃=270Ky=2
701すなわち、第8図の従来例と比較すると1本実施
例はタンクの大きさ、すなわち蓄熱部3の大きさは少な
くとも115程度ですみ、また重量としてもほぼl/3
になる。 さらに本実施例は第1熱交換手段である放熱管10と第
2熱交換手段である菅11とはフィン16を介して熱的
接触状態にあり、管11は蓄熱剤による加熱だけでなく
、放熱管1oの放熱をも吸熱することができ、熱交換能
力を高めることができる。またフィン16によって、蓄
熱剤との接触面積が大きくなるので、蓄熱剤の熱伝導率
が悪くても交換能力が高められる。これらの熱交換能力
を高めるための他の実施例が第4図、第5図の例である
。第4図は第2熱交換手段である管11aを螺旋状に形
成させ、第1熱交換手段である放熱管10aを管11a
の螺旋の内側の部分に接合した例である1) 管11aを螺旋状にしたために、管口体が蓄熱剤とり接
触面積が広くなり、蓄熱剤の熱をより多く吸熱すること
ができる。また、放熱管10aを管11aに接合しであ
るため、管11aを放熱管10aのフィンの代シにも使
用することが可能であり、より熱交換能力を高めること
ができる。 第5図は前記実施例の放熱管1oと管11とを一体にし
た例であり、同図(イ)は一方を管11b。 他方を放熱管iobとして使用するように、二つの孔を
有する管体12を蓄熱剤容器9のlテホ中央に配置した
例で、同図(ロ)は、前記管体12と同様中央に二つの
孔13,14f:有する管体12の外側に放射状にフィ
ン15,15・・・を形成させたものを蓄熱剤容器9に
収納させた例である。1これらは押出し材にて一体成形
することができる5、このように管体12は金属で一体
に形成されているので、放熱管10bと管11bとの熱
的接触は極めf密である。 本実施例の使用状態の例を示したのが第6図及び第7図
である、 第6図は温水器と同じように給湯に使用する例で、一般
家庭での給湯には図示のように2本実施・例太陽熱集熱
装置1を2つ連結しただけで充分である。 第7図に示すように多数連結し9両端の太陽熱集熱装置
1の第2熱交換手段である管11のそれぞれの端部にフ
ァンコイルユニット17を連結すれば暖房用システムと
して利用することができるこの場合補助熱源器18を別
途準備しておくことが望ましい。 以上のように本発明によれば湯として利用する水を直接
太陽熱で加熱せず、太陽熱を蓄熱剤で蓄熱し、その蓄熱
を利用して水を加熱するようにしたため、不必要に大き
なタンクを必要とせず、全体として小型とすることがで
き、ひいては軽量とすることができる。また蓄熱剤への
放熱の第1熱交換手段と、蓄熱剤から熱を受ける第2熱
交換手段とが共に金属で形成され、かつ互いに熱的に接
触状態にあるので、蓄熱剤への放熱の際同時に第2熱交
換手段である管を加熱する・ので、熱交換能率を高める
ことができ、より小型にすることができる。 4、図面の簡単な説明 第1図、第2図は各々異なる実施例の斜視図。 第3図0)、(ロ)は各々異なる蓄熱部の斜視図、第4
図は他の第1熱交換手段である放熱管と第2熱交換手段
である管との関係を示す斜視図、第5図は同じ放熱管と
管とを一体とした例で0)がフィンを有したものの正面
図、(→がフィンを有するものの斜視図、第6図、第7
図は本発明実施例の使用状態を示す斜視図、第8図は従
来の太陽熱集熱装置の概略説明図。 に太陽熱集熱装置  2,20:集熱部3:蓄熱部  
9:蓄熱剤容器  1o:放熱管(第1熱交換手段) 
  l’l:管(第2熱交換手段) 特許出願人二日本軽金属株式会社 代理人:弁理士紺野正幸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (,1)太陽に曝され、太陽熱を集熱する集熱部と該集
    熱部によりて集熱した熱エネルギーを蓄熱する蓄熱部と
    を有し、該蓄熱部に、熱エネルギーを潜熱として蓄熱す
    る蓄熱材と、前記集熱部で集熱した熱を前記蓄熱材へ放
    熱する第1熱交換手段と、少なくとも熱搬送媒体を通し
    必要箇所に熱を移送するチューブの一部を有し、前記蓄
    熱材に蓄熱された熱をチューブを介して熱搬送媒体に与
    える第2熱交換手段とを有するものであって、第1熱交
    換手段及び第2熱交換手段が共に金属からなり、それら
    が熱的に接触状態にある太陽熱集熱装置。 (2)第1熱交換手段が金属管からなるパイプを有し。 第2熱交換手段が金属管からなるチューブを有する特許
    請求の範囲第1項記載の太陽熱集熱装置(3)チューブ
    に熱交換用フィンを取り付け、該フィンにパイプを固着
    させた特許請求の範囲第2項記(4)チューブを螺旋状
    に形成させ、パイプを該螺旋の内側及び外側のいずれか
    に固着した特許請求の範囲第2項記載の太陽熱集熱装置
    。 イ5)第1熱交換手段及び第2熱交換手段が二つの孔を
    有する一つの管体で形成された特許請求の範囲第1項記
    載の太陽熱集熱装置。 (6)前記管体の外側に放熱用フィンを形成させた特許
    請求の範囲第5項記載の太陽熱集熱装置。 (7)前記管体及びフィンを有する管体が押出し材で一
    体成形されている特許請求の範囲第5項又は第6項記載
    の太陽熱集熱装置。
JP56157478A 1981-10-05 1981-10-05 太陽熱集熱装置 Granted JPS5860162A (ja)

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JPS6141377B2 JPS6141377B2 (ja) 1986-09-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105318572A (zh) * 2014-07-23 2016-02-10 北京索乐阳光能源科技有限公司 模块化太阳能热水器和由其形成的太阳能热水器阵列
JP2020153541A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社東芝 太陽熱温水器及び太陽熱利用システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105318572A (zh) * 2014-07-23 2016-02-10 北京索乐阳光能源科技有限公司 模块化太阳能热水器和由其形成的太阳能热水器阵列
JP2020153541A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 株式会社東芝 太陽熱温水器及び太陽熱利用システム

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