JPS585962Y2 - ガスサンプリング装置 - Google Patents

ガスサンプリング装置

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Publication number
JPS585962Y2
JPS585962Y2 JP1979110224U JP11022479U JPS585962Y2 JP S585962 Y2 JPS585962 Y2 JP S585962Y2 JP 1979110224 U JP1979110224 U JP 1979110224U JP 11022479 U JP11022479 U JP 11022479U JP S585962 Y2 JPS585962 Y2 JP S585962Y2
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JP
Japan
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raw material
furnace
lance
material collection
collection case
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979110224U
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English (en)
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JPS5629451U (ja
Inventor
安坂敏雄
河本雅之
田中周
那須敏幸
米田謙一
妹尾義和
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、炉内の試料たる反応ガスと反応原料とを同時
に採取することができるガスサンプリング装置に関し、
特に炉内に挿入されたランスな後退移動させるだけの簡
単な操作で炉内所望位置の原料を確実に採取することが
できるようにしたものである。
従来、高炉のストックライン以下で使用されるガスサン
プリング装置には試料としての原料を採取できるものが
あるが種々の欠点があった。
すなわち、このガスサンプリング装置は第1図に示す如
く、高炉の炉外から炉内へ挿入する先鋭筒状のランス1
の中央導入孔2内に、基端部がピン3にてロッド4に支
承され且つ上部が開口された原料採取ケース5を挿抜自
在に嵌挿して構成され、原料採取ケース5をロッド4に
よってランス1先端部から反応原料中に出没させること
で試料としての原料採取を行なうようになっている。
筐た、ガス採取や温度検出等を行なう場合はランス1か
ら原料採取ケース5を抜取ってから、中央導入孔2内に
熱電対やガス導入管等を挿入してガス採取や温度検出等
を行なうようになっている。
従って、上述したガスサンプリング装置はガス採取と原
料採取とが同時に行なえず、ガス採取と原料採取との切
換えに多くの時間がかかつていた。
また、原料採取ケース5をランス1内から炉内原料中に
出没させる構造であるため、原料採取ケース5を原料中
からランス1内に引込む時に原料を噛込み易く、原料採
取ケース5の引込み不能を起こす問題があった。
更に、長尺のロッド4を介して原料採取ケース5の出没
操作を行なうために駆動装置が必要であり、しかもロッ
ド4を挿通させたランス1の中央導入孔2から炉内ガス
等が炉外へ漏出しないようにシール装置を設ける必要が
あり、このため構造の複雑化、大型化、製作コストアッ
プを招いていた。
なお、ガス採取と原料採取とが同時にできるガスサンプ
リング装置も提案されているが、いずれもランス内から
原料採取ケースを、出没移動させる構造であるので、上
述した如き種々や欠点を有する。
本考案は上記欠点を一挙に解消すべく創案されたもので
あり、その目的はガス採取と原料採取とを同時に行うこ
とができることは勿論、原料の噛込みを生じたり、駆動
装置やシール装置を必要としたすせずに、炉内原料を簡
単かつ確実に採取することができるガスサンプリング装
置を提供するにある。
以下に本考案の好適一実施例を第2図以降の図面に従っ
て詳述する。
第2図において、10は高炉の炉外から炉内へ挿入する
棒状のランスで、その内部には軸線に沿ってガス導入孔
11が貫通形成され、且つこのガス導入孔11の外周を
囲繞する環状の冷却水路12が軸線に沿って形成されて
いる。
斯様に構成されたランス10のガス導入孔11内にはガ
ス導入孔11の内径より小径の内筒体13が先端13a
をう/ス10の炉内側に臨む先端部10aより突出させ
て遊嵌状態で挿入され、この内筒体13はランス10の
後部(図示せず)で固定されている。
従って1、採取用ガスは内筒体13の外、局部とガス導
入孔11の内周部との間にできた間隙14から導入され
ることになる。
円筒体13内には炉内の温度を検出する熱電対15が、
その先端な内筒体13a外周部から突出すせて設けられ
ている。
一力、ランス10の先端部1、Oaには上方が開放され
た原料採取ケース16が一体的に設けられている。
すなわち、ランス10の先端部10aより突出した内筒
体13の先端13a外周部にはネジ11が刻設されてお
り、このネジ17に原料採取ケース16の基端部を螺合
することにより、原料採取ケース16はランス10の先
端部10aに固定されている。
原料採取ケース160基端部には、ガス導入孔11に連
通する開口18が形成され、この開口18には熱電R1
5の先端が延出されている。
原料採取ケース16の自由端側は、第3図に示す如く断
面略U字形状に形成され、その先端における両側壁16
a、16a対向位置には縦ガイド19.19が設けられ
、この縦ガイド19.19には平板状のゲート20が上
方向に着脱自在に保持されている。
そして、原料採取ケース16は、その自由端側のU字状
溝部がゲート20で塞がれることによって上部を開口し
た試料採取室21が区画形成されている。
斯様に構成された原料採取ケース16には、その開放部
たる試料採取室21を覆うと共に上記ランス10の後退
移動に応じて炉内原料との摩擦抵抗により開放されるカ
バ22開口18を閉塞しない状態で軸線方向に着脱自在
に装着されている。
このカバ22は、筒状の側枠22aの一端にその開口部
な閉塞する如く若干大きめの蓋22bを溶接して構成さ
れ、且つ蓋22bの外周縁は半径方向に延出された鍔部
22cを形成している。
次に上述の如く構成された本考案の作用を述べる。
ランス10を、原料採取ケース16にカバ22が装着さ
れた状態で水平に高炉の炉内に挿入した後、所定原料採
取位置で後退すると、カバ22における蓋22bの鍔部
22cが炉内・原料の摩擦抵抗を受け、カバ22は反応
原料中に取残されて原料採取ケース16から外れて開放
される。
原料採取ケース16からカバ22が外れると、反応原料
は原料採取室21に落下して収容される。
このようにして原料採取ケース16にはこれを被うカバ
22が設けられており、ランス10を所定位置の炉内反
応原料中に挿入する途中において原料採取ケーストロ中
に原料の侵入を防ぐことができるために、炉内における
任意の位置の反応原料を採取することができる。
原料が原料採取室21に収容されたら、ランス10を炉
外へ引出し、原料採取ケース16からゲート20を脱抜
して原料は取出される。
原料は原料採取ケース16が着脱自在のゲート20を有
することから、スプーン等て指上げることなく簡単に原
料採取室21から取出すことができる。
以上のようにして原料採取が威されるが、ガス採取およ
び温度検出も原料採取と同時に行なわれる。
ガス採取にあっては、開口18からガス導入孔110間
隙14を介して炉内のガスが導かれ、温度検出にあって
は開口18に延出された熱電対15によって炉内湯度が
検出さ・れる。
なお、上記実施例□おいてカバ22を原料採取ケー具1
1に着脱自在に装着し炉内に取残す構成としたが、第4
図に示す如・く、カバ22の側枠22aにスライド孔2
3を形成し、このスライ、ド孔23に原料採取ケース1
6の側壁16aへ突設したピン24を係合サセ、カバ2
2を原料採取ケース16に対してスライド自在な保持構
成とすることにより、再使用できるようにしても良い。
筐た、原料採取を行なわずにガス採取だけ行なう場合は
、原料採取ケース16からカバ22を外して行なっても
良いが、ランス10の炉内への挿脱時における抵抗を無
くすために、カバ22を原料採取ケース16にピン止め
するようにしても良い。
そして、本考案を稼働中の高炉におけるシャフト下剤の
ガスサンプリング装置に実施したところ、確実且つ容易
に試料採取ができることが確認′された。
以上型するに本考案によれば次の如き優れた効果を発揮
する。
(1)ガス導入孔を有するランスの炉内側先端部に原料
採取ケースを一体的に設けたので、ガス採取と原料採取
とを同時に行うことができることは勿論であるが、従来
装置と異なり、原料の噛込みを生じることはなく、また
原料採取ケース操作用の駆動装置やシール装置を必要と
しない。
(2)上記原料採取ケースにその上部開放部を覆うと共
にランスの後退移動に応じて炉内原料との摩擦抵抗によ
り開放されるカバを設けたので、炉内の所望位置1で原
料採取ケースを空の11で移動することができると共に
、ランスな後退移動させるだけの頗る簡単な操作でこの
操作に追従させてカバを自動的に開放して所望位置の炉
内原料を確実に採取することができる。
(3)構造が簡単であるため、容易且つ廉価に製作する
ことができると共に、故障が少なく、メンテナンスが容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の構成を示す断面図、第2図は本考案
の好適一実施例を示すガスサンプリング装置の断面図、
第3図は第2図の■−■線に沿う断面図、第4図は原料
採取ケースに装着するカバの別の取付構成を示す説明図
である。 図中、10はランス、10aはランスの炉内側先端部、
16は原料採取ケース、22はカバである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス導入孔を有する棒状のランスを炉内に挿入抜出自在
    に設けたガスサンプリング装置において、上記ランスの
    炉内側先端部に上方が開放された原料採取ケースを一体
    的に設け、該原料採取ケースにその開放部を覆うと共に
    上記ランスの後退移動に応じて炉内原料との摩擦抵抗に
    より開放されるカバを設けたことを特徴とするガスサン
    プリング装置。
JP1979110224U 1979-08-10 1979-08-10 ガスサンプリング装置 Expired JPS585962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979110224U JPS585962Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ガスサンプリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979110224U JPS585962Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ガスサンプリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5629451U JPS5629451U (ja) 1981-03-20
JPS585962Y2 true JPS585962Y2 (ja) 1983-02-01

Family

ID=29342782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979110224U Expired JPS585962Y2 (ja) 1979-08-10 1979-08-10 ガスサンプリング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS585962Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016188A (ja) * 1973-06-01 1975-02-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016188A (ja) * 1973-06-01 1975-02-20

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JPS5629451U (ja) 1981-03-20

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