JPS5858241B2 - 複輪タイヤの冷却装置 - Google Patents
複輪タイヤの冷却装置Info
- Publication number
- JPS5858241B2 JPS5858241B2 JP3545879A JP3545879A JPS5858241B2 JP S5858241 B2 JPS5858241 B2 JP S5858241B2 JP 3545879 A JP3545879 A JP 3545879A JP 3545879 A JP3545879 A JP 3545879A JP S5858241 B2 JPS5858241 B2 JP S5858241B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- wheel
- tires
- spacer ring
- cooling system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゴムタイヤを装着して走行するモルレール車
両の複輪タイヤの冷却装置に係り、特に車輪の周囲を防
音部材で囲んだ構成において好適な複輪タイヤの冷却装
置に関するものである。
両の複輪タイヤの冷却装置に係り、特に車輪の周囲を防
音部材で囲んだ構成において好適な複輪タイヤの冷却装
置に関するものである。
従来、ゴムタイヤを用いたモルレール車両におけるタイ
ヤのバースト防止には、目視および触感などによる検査
ならびに走行距離による管理をしていた。
ヤのバースト防止には、目視および触感などによる検査
ならびに走行距離による管理をしていた。
しかし、タイヤバーストの原因は、発生熱の熱放散の良
否に左右されることが多く、このことはバースト要因の
一つであるクラック等が車輪の内側寄りに多く発生する
ことから、複輪の外側寄りよりも内側寄りが熱放散が良
くないことがわかる。
否に左右されることが多く、このことはバースト要因の
一つであるクラック等が車輪の内側寄りに多く発生する
ことから、複輪の外側寄りよりも内側寄りが熱放散が良
くないことがわかる。
また近年、騒音規制がきびしくなって来るにつれて、車
輪室を囲むとともに吸音材等を張るため、車輪室全体の
温度が上昇し、ゴムタイヤの熱放散が充分に行なえない
という欠点があった。
輪室を囲むとともに吸音材等を張るため、車輪室全体の
温度が上昇し、ゴムタイヤの熱放散が充分に行なえない
という欠点があった。
また、これら車輪室の温度を下ける方法としては、強制
ファンによる方法または走行時の風吸入方法等があるが
、構造が複雑になることなどの欠点がある。
ファンによる方法または走行時の風吸入方法等があるが
、構造が複雑になることなどの欠点がある。
上記の点に鑑み本発明は、タイヤの間部分に連通ずる通
風路および連通穴を輪心に設け、該通風路および連通穴
に通風する屈曲したフィンを設けることにより、複輪タ
イヤの各タイヤ内側部に強制的に通風を行ない車輪室内
の空気のかくはんを行なうとともにタイヤへ効果的に空
気流を導き、タイヤ表面の冷却を効率よく行なうことを
目的としたものである。
風路および連通穴を輪心に設け、該通風路および連通穴
に通風する屈曲したフィンを設けることにより、複輪タ
イヤの各タイヤ内側部に強制的に通風を行ない車輪室内
の空気のかくはんを行なうとともにタイヤへ効果的に空
気流を導き、タイヤ表面の冷却を効率よく行なうことを
目的としたものである。
次に本発明を図に示す一実施例によって説明する。
本実施例のモルレールカーは、車体１の前後に配置され
た２軸ボギ一形式の台車によって、走行桁２上を高速走
行するものである。
た２軸ボギ一形式の台車によって、走行桁２上を高速走
行するものである。
車体１の一部には台車部分を囲んだ車輪室１７が設けら
れており、ここには台車に取付けられた駆動装置４およ
び走行装置１６が納められている。
れており、ここには台車に取付けられた駆動装置４およ
び走行装置１６が納められている。
車輪室１７を構成する壁には吸音材１５を張って防音構
造としている。
造としている。
台車枠３には駆動装置４および軸受８を介して輪心６を
支持し中空で中に駆動軸５が挿入されている車軸７が取
付けられており、駆動力は駆動装置４から車軸７の中の
駆動軸５を介して輪心６へと伝達されタイヤ９が駆動さ
れる。
支持し中空で中に駆動軸５が挿入されている車軸７が取
付けられており、駆動力は駆動装置４から車軸７の中の
駆動軸５を介して輪心６へと伝達されタイヤ９が駆動さ
れる。
輪心６には、各タイヤ９間の距離を保持するスペーサリ
ング１０およびタイヤ９を輪心６に保持させるためのく
さび１１が設けられ、該くさび１１はボルト１２で取付
けられている。
ング１０およびタイヤ９を輪心６に保持させるためのく
さび１１が設けられ、該くさび１１はボルト１２で取付
けられている。
輪心６には車輪室１７内の空気を軸方向より走行装置１
６のタイヤ９の間へ導くため、内周部に数個（強度的に
許容できる範囲内で多く設ける）の通風穴２０を設けて
いる。
６のタイヤ９の間へ導くため、内周部に数個（強度的に
許容できる範囲内で多く設ける）の通風穴２０を設けて
いる。
また、スペーサリング１０には通風穴２０に連通する連
通穴１９が設けられている。
通穴１９が設けられている。
さらに、該スペーサリング１０の外周面にはフィン１３
が設けられ、このフィン１３によって前記連通穴１９お
よび通風穴２０から空気を吸込み各タイヤ９の対向した
側面部の冷却を行なう。
が設けられ、このフィン１３によって前記連通穴１９お
よび通風穴２０から空気を吸込み各タイヤ９の対向した
側面部の冷却を行なう。
なお；該フィン１３は各々タイヤ９の側面に効率よく空
気流を導くため、回転方向に対して傾斜し屈曲した形状
としている。
気流を導くため、回転方向に対して傾斜し屈曲した形状
としている。
このような構成において、通風穴２０の輪心６側面部を
Ａ、連通穴１９の部分をＢ、タイヤ９の間部をＣ、タイ
ヤ９の対向する側面をＤとすると、走行中空気は吸入側
のＡ、Ｂ、加圧側Ｃを通り、Ｄの部分の冷却を行なう。
Ａ、連通穴１９の部分をＢ、タイヤ９の間部をＣ、タイ
ヤ９の対向する側面をＤとすると、走行中空気は吸入側
のＡ、Ｂ、加圧側Ｃを通り、Ｄの部分の冷却を行なう。
このような構成によれは、輪心６に通風穴２０、スペー
サリング１０に連通穴１９およびフィン１３を設けるこ
とにより、容易にタイヤ９の間部に通風することができ
る。
サリング１０に連通穴１９およびフィン１３を設けるこ
とにより、容易にタイヤ９の間部に通風することができ
る。
また、車輪室１７内の空気のかくはんも行なえる。
さらに、フィン１３を屈曲した構成とし、タイヤ９の側
面に対し効率よく空気流を導くことができ、該タイヤ９
の冷却を効率よく行なえる。
面に対し効率よく空気流を導くことができ、該タイヤ９
の冷却を効率よく行なえる。
また、２軸ボギ一形式の台車であるため、各車軸におい
て空気流が発生するため、該空気流が対向する車軸のタ
イヤ冷却に有効である。
て空気流が発生するため、該空気流が対向する車軸のタ
イヤ冷却に有効である。
以上説明したように本発明によれば、輪心部に通風穴、
連通穴およびフィンを設けることにより、走行時にタイ
ヤの間部に通風することができ、複輪タイヤの対向する
タイヤ側面の熱放散を向上することができるとともに、
車輪室内の空気をかくはんすることができる。
連通穴およびフィンを設けることにより、走行時にタイ
ヤの間部に通風することができ、複輪タイヤの対向する
タイヤ側面の熱放散を向上することができるとともに、
車輪室内の空気をかくはんすることができる。
また、フィンの形状を屈曲させているため、タイヤへ直
接空気流を導くことができる。
接空気流を導くことができる。
したがって、タイヤ表面の冷却を効率よく行なうことが
できる。
できる。
第１図は本発明の複輪タイヤ冷却装置の一実施例を備え
たモルレール車両の走行装置部の断面図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ祖国、第３図は第１図中に示したスペーサリ
ングの斜視図である。 ３・・・・・・台車枠、４・・・・・・駆動装置、５・
・・・・・駆動軸、６・・・・・・輪心、７・・・・・
・車軸、８・・・・・・軸受、９・・・・・・タイヤ、
１０・・・・・・スペーサリング、１１・・・・・・く
さび、１２・・・・・・ボルト、１３・・・・・・フィ
ン、１５・・・・・・吸音材、１６・・・・・・走行装
置、１７・・・・・・車輪室、１９・・・・・・連通穴
、２０・・・・・・通風穴。
たモルレール車両の走行装置部の断面図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ祖国、第３図は第１図中に示したスペーサリ
ングの斜視図である。 ３・・・・・・台車枠、４・・・・・・駆動装置、５・
・・・・・駆動軸、６・・・・・・輪心、７・・・・・
・車軸、８・・・・・・軸受、９・・・・・・タイヤ、
１０・・・・・・スペーサリング、１１・・・・・・く
さび、１２・・・・・・ボルト、１３・・・・・・フィ
ン、１５・・・・・・吸音材、１６・・・・・・走行装
置、１７・・・・・・車輪室、１９・・・・・・連通穴
、２０・・・・・・通風穴。
Claims (1)
- １ 周囲を防音部材によって囲まれた車両用の複輪タイ
ヤにおいて、タイヤを支持する輪心の軸方向に通風路を
設け、該通風路に連通し各タイヤの間部分に開口した連
通穴を設け、各タイヤの間部分に設けられるスペーサリ
ングに前記連通穴を設け、かつ、該スペーサリングの外
周に所定の角度をもって屈曲したフィンを複数個設けた
ことを特徴とする複輪タイヤの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3545879A JPS5858241B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 複輪タイヤの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3545879A JPS5858241B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 複輪タイヤの冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55132302A JPS55132302A (en) | 1980-10-15 |
| JPS5858241B2 true JPS5858241B2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=12442338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3545879A Expired JPS5858241B2 (ja) | 1979-03-28 | 1979-03-28 | 複輪タイヤの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5858241B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01207147A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 石炭粉砕機の送風装置 |
| JPH0336577B2 (ja) * | 1982-07-29 | 1991-05-31 | Babcock Hitachi Kk | |
| US10000190B2 (en) | 2013-11-20 | 2018-06-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cooling device, and steering bogie and vehicle provided with same |
-
1979
- 1979-03-28 JP JP3545879A patent/JPS5858241B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0336577B2 (ja) * | 1982-07-29 | 1991-05-31 | Babcock Hitachi Kk | |
| JPH01207147A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 石炭粉砕機の送風装置 |
| US10000190B2 (en) | 2013-11-20 | 2018-06-19 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Cooling device, and steering bogie and vehicle provided with same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55132302A (en) | 1980-10-15 |
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