JPS5858184B2 - 工作機械における刃物送り量制御装置 - Google Patents

工作機械における刃物送り量制御装置

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Publication number
JPS5858184B2
JPS5858184B2 JP1747378A JP1747378A JPS5858184B2 JP S5858184 B2 JPS5858184 B2 JP S5858184B2 JP 1747378 A JP1747378 A JP 1747378A JP 1747378 A JP1747378 A JP 1747378A JP S5858184 B2 JPS5858184 B2 JP S5858184B2
Authority
JP
Japan
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rotary encoder
cutter head
feed
control
blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP1747378A
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English (en)
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JPS54109680A (en
Inventor
敏秀 三原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK filed Critical KANZAKI KOKYU KOKI SEISAKUSHO KK
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Publication of JPS54109680A publication Critical patent/JPS54109680A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボール盤その他の工作機械において、稼働
による機械温度上昇に基づく、刃物送り方向に沿う機械
温度膨張で刃物送り量の変動が生じるのを防止するため
の刃物送り量制御装置に関するものである。
すなわち、この発明は、カッターヘッドにおき刃物送り
を行なう送りネジの基端にロータリエンコーダを設けで
ある工作機械において、上記の稼働による機械温度上昇
を補償し加工精度を向上させる刃物送り量制御装置であ
って、構造が簡単であると共に過大な動力消費を避けさ
せる、工作機械における新規な刃物送り量制御装置を提
供しようとするものである。
第1図に示すブロック線図について、この発明に係る工
作機械における刃物送り量制御装置の構成を説明すると
、第1図において1は、ボール盤等の工作機械における
カッタヘッドであって、下端に刃物2を備えた該カッタ
ーヘッド1は、送りモータ3にて回転駆動される送りネ
ジ4により被加工物5方向に進退せしめられるものとさ
れており、上記送りネジ4の基端ないし上端には、該送
りネジ4の回転を検出して送りモータ3にフィードバッ
クしカッターヘッド1ないし刃物2の送り制御を行なう
ロークリエンコーダ6を設けである。
以上の機械構成は通例のものであるが、上記したローク
リエンコーダ6は、その全体をカッターヘッド1に、該
カッターヘッド1に対し相対回転自在に支持させてあり
、このロークリエンコーダ6を回転駆動することで送り
ネジ4を回転駆動するサーボモータ7が設けられている
またカッターヘッド1上の適所、例えば減速機構設置部
で機械稼働に伴ないカッターヘッド1中で最も温度上昇
が生じ易い部分、には温度計8を、設置しである。
そしてこの温度計8に接続して、サーボコントロールユ
ニット9が設けられており、温度計8の検出値を設定基
準値と比較しその差に応じた制御信号を出力する該サー
ボコントロールユニット9により、サーボモータ7を一
方向或は他方向に回転させ、もって温度変動に応じた量
だけロータリエンコーダ6を、一方向或は他方向に回転
変位させることとしである。
より具体的に言うと、上記のようにロータリエンコーダ
6の位相を変更制御することによっては、送りネジ4に
よる刃物2送り量を検出するための該エンコーダ6の初
期位置ないし出発位置が変更され、これにより次の刃物
2送り時にロークリエンコーダ6からの信号で送りモー
タ3が停止せしめられる時点が、つまり刃物2送り量が
、変更制御されることとなるが、この刃物2送り量の変
更制御によって機械温度変動を補償するのである。
つまり、刃物2と被加工物5間の間隔を拡大する方向の
機械温度変動が生じたときは刃物2送り量をそれに応じ
て犬とし、逆に刃物2と被加工物5間の間隔を縮小する
方向の機械温度変動が生じたときは刃物2送り量をそれ
に応じて小とするように、刃物2送り量を変更制御して
、機械温度変動を補償した所要寸法の加工を行なうので
ある。
具体的な装置例について説明すると、第2−4図に示す
実施例は、第2図に示すようなボール盤において、つま
りコラム11に可動部12aを備えたカッターヘッド1
2を支持させると共に、ヘッド13上のテーブル14に
固定支持される被加工物15について加工を行なう刃物
16を上記ヘッド可動部12aに支持させ、コラム11
に支持させて設けた送りモータ17にて回転駆動される
ウオーム18を、第3図に示すようにヘッド可動部12
a送り用のボールネジ19上のウオームホイール20に
噛合せて、ヘッド可動部12aごとの刃物16の送りを
行なうように構成すると共に、ボールネジ19の基端な
いし上端にカップリング21にて接続してロータリエン
コーダ22を設けであるボール盤において、この発明を
実施した例に係る。
そして上記のロークリエンコーダ22は第3図に示すよ
うに、カッターヘッド12にボールベアリング23を介
し回転自在に支持されており、このロータリエンコーダ
22にはウオームホイール24を固定してあって、該ウ
オームホイール24に噛合されたウオーム25が、第2
,4図に示すサーボモータ26にて回転駆動されるもの
とされている。
カッターヘッド12上の適所には抵抗温度計等であり得
る温度計28を設置してあり、第1図について説明した
サーボコントロールユニット9は、この実施例では、第
4図に示すように具体化しである。
すなわち、可変抵抗器(ポテンショメータ)28として
図示しである温度計28と並列にフィードバック側の可
変抵抗器(ポテンショメーク)29を設け、この両可変
抵抗器28.29間の出力電圧差により増巾器30を介
し、該出力電圧差が零となるまでサーボモータ26を一
方向或は他方向に回転駆動する、いわゆる零す−ボ制御
方式%式% 以上のように、この発明に係る工作機械における刃物送
り量制御装置は、カッターヘッドにおき刃物送りを行な
う送りネジの基端にロータリエンコーダを設けである工
作機械において、前記ロータリエンコーダ6.22を前
記カッターヘッド1゜12に、該カッターヘッドに対し
相対回転自在であるように支持させると共に、該ローク
リエンコーダを回転駆動するサーボ駆動手段7,26を
設け、また前記カッターヘッド上に該カッターヘッドの
温度を検出する温度検出手段8,28を設けると共に、
この温度検出手段の検出値を設定基準値と比較してその
差に応じた制御信号を出力する制御手段9を設けて、該
制御手段からの制御信号に応じて上記サーボ駆動手段に
よるロークリエンコーダの回転駆動制御を行なうように
構成してなるものであって、このような装置構成で機械
温度変動を補償した定寸送りを工作機械に行なわせると
きは、既存のロータリエンコーダが巧みに利用されて簡
単な構造で温度変動を補償した定寸制御が達成されζま
たロータリエンコーダのケースを機械温度に応じ回転変
位させることで該エンコーダのケースとロータ間の相対
位置、したがってエンコーダの初期位相、を変更制御し
て定寸制御を行なうものとされた本発明装置は、機械温
度変動に応じ送りネジに附加回転を与えて定寸制御を行
なうような場合で送りネジ回転に大きな動力を要求され
る場合と比較して、ロークリエンコーダが極く小動力で
回転可能であることから、制御のための動力消費が極く
僅かで済むといった長所を備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理説明のためのブロック線図、第
2図はこの発明の一実施例を装備したボール盤の模式的
側面図、第3図は同ボール盤要部の縦断面図、第4図は
同実施例の制御回路図である。 1・・・・・・ヘッド、2・・−・・・刃物、3・・・
・・・送りモータ、4・・・・・・送りネジ、5・・・
・・・被加工物、6・・−・・・ロークリエンコーダ、
7・・・・・・サーボモータ、8・・・・・・温度計、
9・・・・・・サーボコントロールユニット、12・・
・・・・ヘッド、12a・・・・・・ヘッド可動部、1
6・・・・・・刃物、19・・・・・・送り用ボールネ
ジ、22・・・・・・ロータリエンコーダ、23・・・
・・・ボールベアリンク、24・・・・・・ウオームホ
イール、25・・・・・・ウオーム、28・・・・・・
温度計ないし可変抵抗器(ポテンショメータ)、29・
・・・・・可変抵抗器(ポテンショメータ)、・・−・
・・増巾器。 0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カッターヘッドにおき刃物送りを行なう送りネジの
    基端にロークリエンコーダを設けである工作機械におい
    て、前記ロークリエンコーダを前記カッターヘッドに、
    該カッターヘッドに対し相対回転自在であるように支持
    させると共に、該ロータリエンコーダを回転駆動するサ
    ーボ駆動手段を設け、また前記カッターヘッド上に該カ
    ッターヘッドの温度を検出する温度検出手段を設けると
    共に、この温度検出手段の検出値を設定基準値と比較し
    てその差に応じた制御信号を出力する制御手段を設けて
    、該制御手段からの制御信号に応じて上記サーボ駆動手
    段によるロータリエンコーダの回転駆動制御を行なうよ
    うに構成してなる刃物送り量制御装置。
JP1747378A 1978-02-16 1978-02-16 工作機械における刃物送り量制御装置 Expired JPS5858184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1747378A JPS5858184B2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 工作機械における刃物送り量制御装置

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JP1747378A JPS5858184B2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 工作機械における刃物送り量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54109680A JPS54109680A (en) 1979-08-28
JPS5858184B2 true JPS5858184B2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=11944973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1747378A Expired JPS5858184B2 (ja) 1978-02-16 1978-02-16 工作機械における刃物送り量制御装置

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JP (1) JPS5858184B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230089U (ja) * 1985-08-08 1987-02-23
JPS62181787U (ja) * 1986-05-08 1987-11-18

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6230089U (ja) * 1985-08-08 1987-02-23
JPS62181787U (ja) * 1986-05-08 1987-11-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54109680A (en) 1979-08-28

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