JPS5858030A - コンピユ−タ断層診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンピュータ断層診断装置、特に放射線治療に
利用し得るコンピュータ断層診断装置に関するものであ
る。

従来のコンピュータ断層診断装置（以下ｒＣＴ装置」と
略記する）ｉ、ｆＪｉ図に示す様に構成さｎていた。即
ち、同図に於て、１は放射線、例えばＸ＊を発生し線状
または扇状に放射する放射線源、２ｒｉ該放射線源１か
ら放射され人体等の被検体ｐｆｔ透過した放射線を検出
する検出器であり、該放射線源１と検出器２は駆動機構
装置３により被検体Ｐを挾むようにして支持さｎ１該放
射線源１及び検出器２又はそのいずｎか一方が被検体Ｐ
のまわりに回転または回転及び平行移動をし得る様に構
成されている。また、同図に於て、４ｒｉ前記駆動機構
装置３の動作制御する制御信号を発生すると同時に、前
記検出器２から得たデータを処理して被検体Ｐの断層面
に於ける放射線吸収度の分布を得る演算処理装置であり
、５は該演算処理装置４により得らｎ次数射線吸収分布
を画像として表示する画像表示装置である。従来のＣＴ
ｉ１ｃｌｉは以上の様な構成をとり、以下に述べる放射
線治療上のマーキングの機能を有するものではなかった
Ｏ 放射線治療に於ては、被検体のどの位置に放射ＩＩＩを
照射すべきかということが重要な問題となる。

従来は単純Ｘ線写真によって患ｆ！ｌ６ｔ−発見し、治
療計画装置によって照射条件を決定した上で、被検体の
照射すべき位置を目視により体外から眺めてマーキング
し、そこに放射線を当てて治療する方法をとってａた０
この方法では、被検体の位置とＸ線写真の位置関係は医
師の頭の中で関係付けらｎるので、正確さの点で問題が
あったＯまたＸ線透視によって被検体の患部を直接観察
しながらマーキングすｎは位置の精度は向上するが、医
師が不要な被曝を受ける欠点があつ７ｊ。

即ち従来ＯＣＴ！！置に於ては被検体の患Ｓをマーキン
グする手段を有さす、単純Ｘ線写真による方法では精度
に問題があり、精度を向上しようとすると医師の被曝量
が増大するという欠点があったのである。

本発明は、この様な事情に基づいてなされたもので、画
像表示装置から、遠隔操作によって、被検体の放射線畢
射位置にマーキングするための光源の位置を自由に制御
できる機構を具備したＣＴ装置を提供することを目的と
する。

以下、図面を参照しながら、本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の実施例の構成を示す図であり、第３図
は画像表示装置５の表示例を示す図である。第２図、Ｉ
Ｉ３図に於て、第１図の従来ＯＣＴ装置と同一の構成要
素には同一の符号を付し、その詳Ｈな説明を省略する。

第２図、第３図に於て、６Ｆｉ画像表示装置１５の画像
上の光源マーりを表示すると共にその位置を検出するマ
ーク表示手段であり、ライトベン、又はトラッキングボ
ールやジョイスティックのようなもので寸−力を動かす
方式のもの等で、画面中の位置座標が入力できるもので
ある。またマーク表示手段６から得られる画像上光源マ
ーク位置信号１０は演算処理装置４に入力する。７は治
療装置の照射位置を示す光源であり通常はＸ線管１の中
心から一定距離ｄだけ離れた位置に配置されている。８
は該光源７の位置移動を制御する位置移動制御器であり
、該位置移動制御器８には前記演算処理装＠４から前記
画像上光源マーク位置信号１０に基づいて演算さｎた結
果の光源位置移動信号１１が入力さｎているｏ９はその
上に被検体Ｐを載置し、天板を介して被検体Ｐをその体
軸方向又はその他の方向に移動させることのできる寝台
であり、１２は該寝台９の位置を前記演算処理装置４に
伝達し、また、該演算処理装置４から寝台９の位置を指
定する寝台位置信号である。

次に本実施例の動作を説明する０まず、寝台９上に被検
体Ｐ’に載置し、被検体Ｐ中の病変部等の患部があると
思われる位置を撮影出来る様に放射線源１．検出器２を
設定し被検体ＰＯＣＴ像の撮影を行う。この時には光源
７はまだ動作させない０次に寝台９の位置を一定量ずら
してＣＴ像を撮影し、以後同じ動作を繰り返すことにエ
フ被検体Ｐの患部があると思わｎる部位を含むある領域
の横断面像が得られる０この時、演算処理装置４には寝
台９の撮影位置を横断面像の番号と対応させて記憶させ
て訃く。この様にして一連のＣＴ像の撮影が済むと、画
像表示装置５に撮影し７２ＺＣＴ像を順次再生して観察
し、患部の位置と拡がＶを確認する。次に放射線治療に
於て、第３図Ｓの方向から患Ｓ（第３図中斜線Ｏｓ分）
に放射線を照射したい場合には、前記マーク表示手段６
を用いて８点に光源マークを表示するとともに、その８
点と中心点０とを結ぶ線が規準線りとなす角度Ｉを検出
し、光源マーク位置信号１０として演算処理装置４に伝
達する。鋏光源マーク位置信号１０を受けた演算処理装
置では必要な演算を行な−、まず、寝台９に対して、現
在表示さｎているＣＴ＊が撮影された位置に移動するよ
うに、寝台位置信号１２を送り該寝台９を移動させる０
このとき、Ｘ線管１と光源７とは一定間隔ｄだけ離れて
いるので、先ず寝台９０基準位置が光源７の直下に位置
するように位置移動信号が発せられる０次に位置移動制
御器８に、ｆ原位置移動信号１１ｔ−送り、光源７ｔ−
回転移動させ、画面上の角度０に対応する角度に設定す
る。そしてこの位置から光源７を動作させ被検体Ｐに光
１ｋｆＩ＠射し、患部の位置に対応する被検体Ｐの体表
面にマーキングを施す０現在表示さｎているＣＴａに於
て、別の角度から放射線を照射する必要がある場合Ｋに
、以上の操作を繰り返してマーキングを行う、、ａ部が
被検体Ｐの体軸方向に拡がっている場合には、ｉｉｉ像
表示装置５上の表示ｉｊｉ像を変えて、更に以上の操作
を繰シ返す０この様にして被検体ｐＯ体表面上に治＃に
必要な放射線照射位着のマーキングが出来上るので該マ
ーキングを目がけて放射！Ｉを照射すれば良い０第４図
は本発明の他の実施例を示すものである〇一般にＣＴ装
置の中にはＸ線管１と検出器２とを結ぶラインを被検体
Ｐの体軸に対して所定角度ｌだけ傾斜（チルト］させて
斜め方向の断層像を得る機能（チルト機能）を付加した
もの７５Ｘあり、このようにして得られた断層像を基準
にしてマーキングのために光源７を移動させる場合には
同図に示すように角度検出器１３を設けてチルト角度α
を求め、この検出結果を演算処理装置４に入力して、光
源位置移動制御Ｄ８からチルトを加味した信号全出力さ
せ、光源７１−所定角度αだけチルトさせてマーキング
を行なうようにしている。

以上述べた様に、本発明に於ては、従来ＯＣＴ装置に簡
単な構成管つけ加えることによって被検体の患部の極め
て精度の高いマーキングが出来、かつ、医師の被曝量も
増大せず、取扱いの容易な、マーキング機能を有するＣ
Ｔ装置が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のコンピュータ断層診断装置の構成例を示
すブロック図、ｌｌ２ＴＩ！Ｊは本発明の実施例のブｑ
ツク図、１３図は画像表示装置の表示例を示す図、第４
図は他の実施例を示すプシツク図である。 １・・・放射線源、　２・・・検出器、　３・・・駆動
機構装置、　４・・・演算処理装置、　５・・・画像表
示装置、６・・・マーク表示手段、　　７・・・光源、
　８・・・位置移動制御器、　９・・・寝台。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体に対して照射する放射ａ′ｔ−発生する放射線源
   と、該放射線源より発生し前記被検体を透過した放射線
   を検出する検出器と、該放射線源及び検出器の双方又は
   いずれか一方を移動させ放射線の照射位置を設定する駆
   動機構装置と、被検体の周囲に配置されて被検体に光を
   当てることによってマーキングを施すｔめの光源と、断
   層Ｉｌを表示するための表示装置と、該表示装置の表示
   画面上にマーキングすべき位置に対応する光源マークを
   表示するマーク表示手段と、前記検出器より得らｎるデ
   ータを基にして画像画構成を行なうと共に、表示断層像
   を得た位置に寝台等を移動させる指令信号と前記表示画
   面上に表示され几断層像と表示光源マークとの位輩関係
   を演算して光源位置移動指令を出力する演算処理装置と
   、該演算処理装置からの光源位置移動指令に基づいて前
   記光源の位置全制御する光源位置制御器とを有すること
   を特徴とするコンピュータ断層診断装置。