JPS5857447A - ポリエチレン組成物 - Google Patents
ポリエチレン組成物Info
- Publication number
- JPS5857447A JPS5857447A JP15479781A JP15479781A JPS5857447A JP S5857447 A JPS5857447 A JP S5857447A JP 15479781 A JP15479781 A JP 15479781A JP 15479781 A JP15479781 A JP 15479781A JP S5857447 A JPS5857447 A JP S5857447A
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- Japan
- Prior art keywords
- polyethylene
- load
- lithium
- melt index
- higher fatty
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加工性が改良さね、かつ表面状態の優れた成
形物を与えるポリエチレン組成物に関する。
形物を与えるポリエチレン組成物に関する。
従来分子聞分布の狭いポリエチレンは、紡糸性、直線強
度、結節強度、収縮率、衝撃強度、落下強度、引裂強度
、耐ストレスクランク性が優れているため)モノフィラ
メント用、インジェクション用、ブロー用、インフレー
ションフィルム用等各11の分野でその特性ご生かして
利用されている。しかし、分子量分布が狭いポリエチレ
ンは、一方で溶融状態での非ニユートン性が小さいため
高速剪断領域での粘度低下度合が小さく、押出温度が低
い場合や一定の剪断速度以上における成形加工性が著し
く悪く、成形品の表面も肌荒れを生じ易いという問題が
ある。
度、結節強度、収縮率、衝撃強度、落下強度、引裂強度
、耐ストレスクランク性が優れているため)モノフィラ
メント用、インジェクション用、ブロー用、インフレー
ションフィルム用等各11の分野でその特性ご生かして
利用されている。しかし、分子量分布が狭いポリエチレ
ンは、一方で溶融状態での非ニユートン性が小さいため
高速剪断領域での粘度低下度合が小さく、押出温度が低
い場合や一定の剪断速度以上における成形加工性が著し
く悪く、成形品の表面も肌荒れを生じ易いという問題が
ある。
本発明は分子量分布の狭いポリエチレンの前記問題点で
ある加工性、表面状態を他の特性を損うことなく解決し
たものであり、その要旨は、密度0.900ないし0,
97(l1g/♂、荷重2.16に9でのメルトインデ
ックス(MI2)が4g/10rnin以下、荷重2L
6kyでのメルトインデックス(MI、、。)とMI、
との比(M r 267M T2 )が40以下のポリ
エチレン1oo重量部と、ステアリン酸ナトリウム、ス
テアリン酸リチウム及び12−ヒドロキシステアリン酸
リチウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の高級
脂肪酸の金属塩o、o iないし2.0重量部とからな
ることを特徴とするポリエチレン組成物である。
ある加工性、表面状態を他の特性を損うことなく解決し
たものであり、その要旨は、密度0.900ないし0,
97(l1g/♂、荷重2.16に9でのメルトインデ
ックス(MI2)が4g/10rnin以下、荷重2L
6kyでのメルトインデックス(MI、、。)とMI、
との比(M r 267M T2 )が40以下のポリ
エチレン1oo重量部と、ステアリン酸ナトリウム、ス
テアリン酸リチウム及び12−ヒドロキシステアリン酸
リチウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の高級
脂肪酸の金属塩o、o iないし2.0重量部とからな
ることを特徴とするポリエチレン組成物である。
本発明でいうポリエチレンとは、エチレンの単独重合体
のみならず、エチレンと他のa−オレフィン、例えば1
−ブテン、1−ペンテン、1−へキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラ
デセン、1−オクタデセンあるいはこれらの混合物との
共重合体であってもよい。
のみならず、エチレンと他のa−オレフィン、例えば1
−ブテン、1−ペンテン、1−へキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラ
デセン、1−オクタデセンあるいはこれらの混合物との
共重合体であってもよい。
また荷重2.16に9でのメルトインデックス(AST
M D 1238:以下λイエ2)が4g/10m1
n2超えると流動性が大きくなり過ぎドローダウンし易
くなって成形が困難になる。また、荷重21.6kQで
のメルトインデックス(以下MI2゜)とMI との
比(MI 20/” 工2 )が40を超えることは、
分子量分布が広くなることであり、加工性や表面状態の
改良効果は薄れる。
M D 1238:以下λイエ2)が4g/10m1
n2超えると流動性が大きくなり過ぎドローダウンし易
くなって成形が困難になる。また、荷重21.6kQで
のメルトインデックス(以下MI2゜)とMI との
比(MI 20/” 工2 )が40を超えることは、
分子量分布が広くなることであり、加工性や表面状態の
改良効果は薄れる。
本発明で用いられるもう一方の成分である高級脂肪酸の
金属塩とは、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸リ
チウム及び12−ヒドロキシステアリン酸リチウムから
選ばれた少なくとも1種の金属塩を用いる。
金属塩とは、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸リ
チウム及び12−ヒドロキシステアリン酸リチウムから
選ばれた少なくとも1種の金属塩を用いる。
一般に、ポリオレフィンに高級脂肪酸の2価金属塩を滑
剤として添加することは周知であるが、本発明に用いら
れるポリエチレンに従来使用されている高級脂肪酸の2
価金属塩、例えばステアリン酸カルシウム、12−ヒド
ロキシステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸マグネシウム等を添加しても、加工性、表面
状態がそれほど改善されず、またブリードアウトも生じ
るため好ましくない。
剤として添加することは周知であるが、本発明に用いら
れるポリエチレンに従来使用されている高級脂肪酸の2
価金属塩、例えばステアリン酸カルシウム、12−ヒド
ロキシステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ス
テアリン酸マグネシウム等を添加しても、加工性、表面
状態がそれほど改善されず、またブリードアウトも生じ
るため好ましくない。
高級脂肪酸の金属塩のポリエチレンに対する添加量は、
ポリエチレン100重量部に対して0.01ないし2.
0重量部である。その添加量が0.01重量部未満だと
加工性改善の効果は見られず、2.0重置部を超すと加
工性が上がりすぎ、スリップ現象やスクリーンの目詰り
を起こし易くなる。
ポリエチレン100重量部に対して0.01ないし2.
0重量部である。その添加量が0.01重量部未満だと
加工性改善の効果は見られず、2.0重置部を超すと加
工性が上がりすぎ、スリップ現象やスクリーンの目詰り
を起こし易くなる。
本発明のポリエチレン組成物を得るには、公知の種々の
方法をとりうる。例えば各成分をリボンブレンダー、タ
ンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサー等で混合後、
押出機、バンバリーミキサ−1二本ロール等で溶融混合
する方法が挙げられる0 また本発明のポリエチレン組成物には、必要に応じ顔料
や染料あるいは種々の安定剤、帯電防止剤九スリップ剤
、アンチブロッキング剤、塩酸吸収剤等を添加してもよ
い。
方法をとりうる。例えば各成分をリボンブレンダー、タ
ンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサー等で混合後、
押出機、バンバリーミキサ−1二本ロール等で溶融混合
する方法が挙げられる0 また本発明のポリエチレン組成物には、必要に応じ顔料
や染料あるいは種々の安定剤、帯電防止剤九スリップ剤
、アンチブロッキング剤、塩酸吸収剤等を添加してもよ
い。
本発明のポリエチレン組成物は、加工性、表面状態がよ
く、衝撃強度、落下強度、引裂強度、紡糸性もよいため
、フィルム分野やモノフィラメント分野等で広く利用で
きる。
く、衝撃強度、落下強度、引裂強度、紡糸性もよいため
、フィルム分野やモノフィラメント分野等で広く利用で
きる。
実施例1
MI2 1−35 g / 10 min −、k(I
2o/M I2 ろ0、密度0.950 g /aI
Iのエチレン・4−メチル−1〜ペンテンランダム共重
合体100重散都にステアリン酸す) IJウム0.2
5重量部配合し、40 mmφ押出機ニ”’Cm m
iM 250°Cで造粒した。このペレットを、5Qm
mφインフレ成形機によりグイ温度i10”Cで厚み3
0μのフィルムを成形した。このときの押出特性を第1
表、フィルムの性能を第2表に示す。
2o/M I2 ろ0、密度0.950 g /aI
Iのエチレン・4−メチル−1〜ペンテンランダム共重
合体100重散都にステアリン酸す) IJウム0.2
5重量部配合し、40 mmφ押出機ニ”’Cm m
iM 250°Cで造粒した。このペレットを、5Qm
mφインフレ成形機によりグイ温度i10”Cで厚み3
0μのフィルムを成形した。このときの押出特性を第1
表、フィルムの性能を第2表に示す。
実施例2
ステアリン酸ナトリウムの替りにステアリン酸リチウム
を使用し、実施例1と同様に行った。
を使用し、実施例1と同様に行った。
結果を第1表と第2表に示す。
実施例6
ステアリン酸ナトリウムの替りに12−ヒドロキシステ
アリン酸リチウムを使用し、実施例1と同様に行った。
アリン酸リチウムを使用し、実施例1と同様に行った。
結果を第1表と第2表に示す。
比較例1
実施例1の共重合体単独でフィルム成形を行った。結果
を第1表と第2表に示す。
を第1表と第2表に示す。
比較例2
ステアリン酸ナトリウムの替りにステアリン酸カルシウ
ムを使用し、実施例1と同様に行った。
ムを使用し、実施例1と同様に行った。
結果を第1表と第2表に示す。
Claims (1)
- (1)密度0.900ないし0.970 g /Cri
、荷重2.16kgでのメルトインデックス(M I
2 )が4g/10m1n以下、荷重21.6kqで
のメルトインデックス(MI2o)とMI、との比(M
I、、。7MI2)が40以下のポリエチレン100重
fjl MSと、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン
酸リチウム及び12−ヒドロキシステアリン酸リチウム
からなる群より選ばれる少なくとも1種の高級脂肪酸の
金属塩0.01ないし2.0重量部とからなることを特
徴とするポリエチレン組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479781A JPS5857447A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | ポリエチレン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15479781A JPS5857447A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | ポリエチレン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857447A true JPS5857447A (ja) | 1983-04-05 |
JPH0146534B2 JPH0146534B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=15592093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15479781A Granted JPS5857447A (ja) | 1981-10-01 | 1981-10-01 | ポリエチレン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857447A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867738A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 透明性を改良したポリエチレン組成物 |
WO2024079553A1 (en) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | Nova Chemicals (International) S.A. | Metal salt as a polymer processing aid |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925224A (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-06 | ||
JPS5657841A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-20 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Ethylenic polymer composition |
-
1981
- 1981-10-01 JP JP15479781A patent/JPS5857447A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4925224A (ja) * | 1972-06-29 | 1974-03-06 | ||
JPS5657841A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-20 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Ethylenic polymer composition |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867738A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 透明性を改良したポリエチレン組成物 |
JPH0241538B2 (ja) * | 1981-10-19 | 1990-09-18 | ||
WO2024079553A1 (en) * | 2022-10-11 | 2024-04-18 | Nova Chemicals (International) S.A. | Metal salt as a polymer processing aid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0146534B2 (ja) | 1989-10-09 |
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