JPS5857401B2 - ナマササハノホゾンホウホウ - Google Patents

ナマササハノホゾンホウホウ

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Publication number
JPS5857401B2
JPS5857401B2 JP50103142A JP10314275A JPS5857401B2 JP S5857401 B2 JPS5857401 B2 JP S5857401B2 JP 50103142 A JP50103142 A JP 50103142A JP 10314275 A JP10314275 A JP 10314275A JP S5857401 B2 JPS5857401 B2 JP S5857401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bamboo leaves
leaves
frozen
raw bamboo
raw
Prior art date
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Expired
Application number
JP50103142A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5230640A (en
Inventor
八郎 源
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINAMOTO KK
Original Assignee
MINAMOTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MINAMOTO KK filed Critical MINAMOTO KK
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Publication of JPS5230640A publication Critical patent/JPS5230640A/ja
Publication of JPS5857401B2 publication Critical patent/JPS5857401B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、笹から採取した生笹葉を長期間に渡り安価
に保存し得て、しかも使用する際には新鮮な状態で用い
ることができ、且つ保存中に虫が発生繁殖しないように
しだ生笹葉の保存方法に関する。
従来の生笹葉は陰干しにするか、熱風で乾燥した後、乾
燥した笹葉を適数枚寄せ集め、これを一束に結束してボ
ール箱や木箱内に収納し、使用するまで乾燥笹葉を収納
した箱を倉庫内に積みおかれていた。
このように生笹葉を陰干し又は熱風にて乾燥して保存す
ると、乾燥時に或は保存中に笹葉の組織が死んだり破壊
するし、笹葉の色が退色して新鮮さがなくなり、この乾
燥笹葉を菓子や食品の包装等として用いた場合、商品の
価値を低くする不都合があると共に、乾燥によって笹葉
に附着している幼虫や虫の卵を殺す場合、多数の笹葉を
結束したまま殺すことができないので、笹葉を一枚毎に
乾燥しなければならず、そのために乾燥に多くの労力と
費用を要するし、上記要領にて笹葉を乾燥しても、笹葉
に附着している虫の卵を完全に殺すことが困難であるた
め、保存中に卵が虫に生長して繁殖したり、倉庫内の虫
が侵入して繁殖し、多くの乾燥笹葉に大きな被害を及ぼ
す欠点もあった。
そこでこの発明は、採取した生笹葉を一両日中に冷凍室
に入れて急速冷凍し、生笹葉に附着している幼虫や虫の
卵を殺すと共に、生笹葉の繊維組織の活動を一度冬眠状
態にし、冬眠状態にした笹葉を使用するまで冷凍室より
冷凍力の弱い冷蔵庫で保存し、笹葉を使用する際、解凍
して冬眠状態を開放し、新鮮な状態で生笹葉を使用し得
るものである。
次に本発明による生笹葉の保存方法を実施例の略図にて
説明すると、熊笹や其他の節類より採取した生笹葉1を
数捨枚−組に結束し、これを一両日中に零下40〜50
℃の冷凍室Aに数日間入れ、結束されている生笹葉1の
芯部まで急速に冷気を侵透させ、急激な温度変化と生息
不可能な低温度によって、生笹葉1に附着していた幼虫
や虫の卵を完全に殺すと共に、急速冷凍によって生笹葉
1の繊維組織の活動を冬眠状態にする。
次に冷凍室Aで冬眠状態にした冷凍笹葉2を、冷凍室A
より冷凍力の弱い冷蔵庫B、具体的には零下15〜25
℃の冷蔵庫Bに入れ、冷蔵庫Bで冷凍笹葉2を冬眠状態
のまま長期間保存した後、冷蔵庫Bより取り出した冬眠
状態の冷凍笹葉2を冷水(約18°Cの井戸水)水槽C
内に入れて解凍し、冷凍笹葉2を冬眠状態より開放せし
め、採取時の生笹葉1と同様の新鮮な状態で使用し得る
ようにしたものである。
尚冬眠状態より開放した笹葉2を一旦熱湯イ内に通した
後、冷水口で冷せば、熱湯イ内を通る際、笹葉2の表面
に浸み出ていた油類を取除き、笹葉2の繊維組織の活動
を増進して、笹葉2の青さを一段と強くすることができ
る。
本発明による生笹葉1の保存方法を用いれば、生笹葉1
は採取された後、一両日中に冷凍されるため、その間に
鮮度が落ちることもないし、零下40〜50℃の冷凍室
Aで急速冷凍して繊維組織の活動を冬眠状態にした後、
冬眠状態にした冷凍笹葉2を冷凍室Aより冷凍力の弱い
冷蔵庫Bに入れて長期間保存しておくものであるから、
その間に鮮度が落ちることもない。
又急速冷凍によって繊維組織の活動が冬眠状態にされた
冷凍笹葉2であっても、解凍して冬眠状態より開放すれ
ば、再び繊維組織が活動するため、取りたての生笹葉1
の如く色鮮やかになる。
更に冷凍方法を種々実験した結果、生笹葉1を除々に冷
凍した場合、笹葉2の表面に大きな氷の結晶ができ、そ
の氷によって笹葉2の繊維組織が破壊される欠点があっ
たし、生笹葉1を果実や酸の冷凍の如く一20°C〜−
30℃で冷凍した場合、生笹葉1に附着していた虫の卵
の幾つかが生き残る不都合があったが、本発明の如(生
笹葉1を零下40〜50℃で急速冷凍すると、笹葉2の
桟面には繊維組織を破壊しないで冬眠状態を可能にする
微細な氷結晶ができるのみであるため、除々に冷凍した
場合の欠点や不都合は全く生じない優れた特徴を有して
いる。
又冷蔵庫Bより冷凍笹葉2を取り出して解凍する際、外
気中に放置して自然解凍することもできるが、本発明の
如く水槽Cに入れて冷水で解凍すると、笹葉2に附着し
た状態で殺されている幼虫や虫の卵を、解凍と同時に流
し取ることができる。
従って生笹葉を本発明方法によ・つて保存すれば、採取
した生笹葉は一旦冷凍力の強い冷凍室に入れて急速冷凍
されるため、生笹葉に附着している幼虫や卵を完全に殺
すことができると共に、冷凍笹葉を使用するまで冷凍室
より冷凍力の弱い冷蔵庫に保存するものであるから、保
存中に虫が侵入して繁殖することもない。
しかも冷凍室にて急速冷凍される生笹葉は、繊維組織を
破壊しない冬眠状態に冷凍されるため、解凍さ扛るまで
の長期保存中に鮮度が著しく落ちたり、笹葉の色や匂い
が抜けることもなく、解凍された時には取りたての生笹
葉と同様の状態を保つので、年間を通じて常に新鮮で色
鮮やかな生笹葉を使用することができる。
又本発明による保存方法は、採取した生笹葉を一旦急速
冷凍して冬眠状態にした後、冷凍力の弱い冷蔵庫に入れ
て使用するまで長時間保存するものであるから、使用す
るまで一定温度の冷凍室で保存する魚肉等より、保存維
持費が頗る安価になる等、本発明による生笹葉の保存方
法は、乾燥保存では得ることのできない多くの特徴を発
揮するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による生笹葉の保存方法を示す保存工程と
解凍例を示す説明図である。 1・・・・・・生笹葉、2・・・・・・笹葉、A・・・
・・・冷凍室、B・・・・・・冷蔵庫、C・・・・・・
水槽、イ・・・・・・熱湯、口・・・・・・冷水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 採取した生笹葉1を一定数結束して一両日中に零下
    40〜50℃の冷凍室Aに入れ、冷凍室に生笹葉の芯部
    まで急速に冷凍し、その間に生笹葉の繊維組織活動を冬
    眠状態にした冷凍笹葉2を零下15〜20℃の冷凍力の
    弱い冷凍庫Bに入れ、冷蔵庫で使用するまで長期保存し
    た後、冷蔵庫より取り出した冷凍笹葉を冷水を入れた水
    槽C内で解凍し、冬眠状態より開放し、更に、該笹葉を
    一旦熱湯イ内に通した後、冷水口で冷却し、笹葉の表面
    に浸み出ていた油類を取除き、繊維組織の活動を増進さ
    せ、笹葉の青さを一段と強くすることにより、取りたて
    の生笹葉と同様の状態を保つようにしたことを特徴とす
    る生笹葉の保存方法。
JP50103142A 1975-08-26 1975-08-26 ナマササハノホゾンホウホウ Expired JPS5857401B2 (ja)

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JP50103142A JPS5857401B2 (ja) 1975-08-26 1975-08-26 ナマササハノホゾンホウホウ

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JPS5230640A JPS5230640A (en) 1977-03-08
JPS5857401B2 true JPS5857401B2 (ja) 1983-12-20

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JP50103142A Expired JPS5857401B2 (ja) 1975-08-26 1975-08-26 ナマササハノホゾンホウホウ

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JPS634746Y2 (ja) * 1984-01-31 1988-02-08

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JPS634746Y2 (ja) * 1984-01-31 1988-02-08

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