JPS5857386A - セフアロスポリン・イソキノリニウム・ベタイン類 - Google Patents
セフアロスポリン・イソキノリニウム・ベタイン類Info
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- JPS5857386A JPS5857386A JP57157972A JP15797282A JPS5857386A JP S5857386 A JPS5857386 A JP S5857386A JP 57157972 A JP57157972 A JP 57157972A JP 15797282 A JP15797282 A JP 15797282A JP S5857386 A JPS5857386 A JP S5857386A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07D501/00—Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
- C07D501/14—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7
- C07D501/16—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
- C07D501/20—7-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids
- C07D501/24—7-Acylaminocephalosporanic or substituted 7-acylaminocephalosporanic acids in which the acyl radicals are derived from carboxylic acids with hydrocarbon radicals, substituted by hetero atoms or hetero rings, attached in position 3
- C07D501/38—Methylene radicals, substituted by nitrogen atoms; Lactams thereof with the 2-carboxyl group; Methylene radicals substituted by nitrogen-containing hetero rings attached by the ring nitrogen atom; Quaternary compounds thereof
- C07D501/46—Methylene radicals, substituted by nitrogen atoms; Lactams thereof with the 2-carboxyl group; Methylene radicals substituted by nitrogen-containing hetero rings attached by the ring nitrogen atom; Quaternary compounds thereof with the 7-amino radical acylated by carboxylic acids containing hetero rings
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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-
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- C07D501/00—Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
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- C07D501/16—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
する。より詳しくは、セファ口スポリンの2ツの核,即
ち3−セフエム核の3′位がインキノリニウムまたは置
換インキノリニウムにより、また7位が2−複素環−2
−オキシイミノアセトアミド基により置換されているセ
ファロスポリン化合物類に関する。 3′位が四級アンモニウム基で置換されXたセファロス
ポリン化合物類は以前から知られていた。 例えば、セファロスポリンCA(ピリジン)はセファロ
スポリン0の発見〔ヘイ/L/(Ilale) 、
ニュー 1− 7 (Newton)及びアブ5ハム(
Abraham) 。 Biochem,l, 、η(1 、403(1961
)]に続いてアブラハム等によって合成されたセファロ
スポリンCの最初の誘導体の一っであった。 セファロリジンは臨床上使用されている抗生物質で、3
′位にピリジニウムの置換したセファロスポリンであり
、その化学名は7−(α−チェニルアセトアミド)−3
−(ピリジニウム−1−イルメチル)−3−セフエム−
4−カルボキシレートである。最近、ヘイメス(lie
yme s )らは米国時1杵第4,1 5 2,4
3 2号に、7位側鎖が7−C2−(2−アミブチア
ゾール−4ーイル)−2−アルコキシイミ/アセトアミ
ド〕基である半合成セファロスポリン抗生物質を開示し
ている。より最近になって、飲用は英国特許明細言下1
,5 8 1.8 5 4号にsyn−7 −( 2
− ( 2−アミノチ°rゾールー4ーイル)−2−メ
トキシイミノツー3−ピリジニウムメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸ヲ記載している。また、オーカラガ
ーン(0’call−a ghan )らは米国′侍許
第4,258,041号に7−C,2−(2−アミノチ
ア/−ルー4−イル)−2−オキシイミノアセトアミド
]−3−(ピリジニウム−1−イルメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート抗生物質類及び3′位ピリ
ジニウム基がカルバモイル基で置換されている対応する
化合物を記載している。 臨床上、さらに進んだ抗生物質療法が要請されている現
状に鑑み、より強力な活性を有し、かつ質 毒性の少ない広範囲スペクトルの抗生物(探索する研究
が続いている。半合成セファロスポリン抗生物質はこれ
まで広範囲スペクトル抗生物質として認められており、
その幾つかは臨床上重要な地位を占めている。最近続け
られている抗生物質の研究では、ある特定のグラム陰性
菌、例えばシュードモナス(Pseudomonas)
とか、β−ラクタム抗生物質を破壊するβ−ラクタマー
ゼ産生菌などに強い活性を有する抗生物質の開発が集中
的に行われている。 本発明は下記構造で表わされる広範囲スペクトルセファ
ロスポリン抗生物質類を提供する。 但し、式中には水素または2−(5もしくは6員の窒素
含有複素環)−2−オキシイミノアセチル基を、R+は
イソキノリニウムまたは置換インキノリニウムを表わす
。式1において、艮は例えば7−C2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2〜メトキシイミノアセチルま
たは7−(1−(2−アミノビリジルー6−イル)−2
−メトキシイミノアセチル基である。 式1の化合物は、対応する3−ヨードメチルセフ70ス
ポリン類と所望のインキノリニウム基ヲ反応せしめるこ
とにより調製する。 本発明の好ましい化合物は、R+がイソキノリニウムま
たはアミン置換インキノリニウムである上記式で表わさ
れる。 本発明の化合物及び該化合物を含有する製剤は、グラム
陽性及びグラム陰性菌が惹き起す感染症の治療に有用で
ある。 本発明セファロスポリン抗生物質類は下記の式1によっ
て表わされる。 O0 1 但し、式中には水素または式: R′−c−c−I \1・・ 〔但し、式中に′は、式: で表わされるアミノ置換複素環基を表わし、R′Tは水
素、C1〜C4アルキル、または式:%式% (但し、式中aおよびbはそれぞれ水素またはC1〜C
3アルキルを表わすが、aおよびわが結合している炭素
原子と共にc3〜c7炭素環を形成する;nはO〜3を
表わす二R′〃はヒドロキシ、アミノまたはC+ −C
4アルコキシを表わす)で表わされるカルボキシ置換ア
ルキルもしくはシクロアルキルを表わすが、あるいは式
:%式% (但シ、式中に〃〃はC1〜c4アルキル、フェニル。 またはフェニル置換(:+−(:3アルキルを表わす)
で表わされるカルバモイル基を表わす〕で表ゎされるア
シル基;R1はイソキノリニウムを表わし、インキノリ
ニウムはアミノ、 C+〜c4アルキルアミノ、ジー(
C1〜c4アルキル)アミン、ヒドロキシ、 C+〜C
4アルコキシ、ハロゲン、 C1〜c4アルキル、シア
ノ、トリフルオロメチル、スルホ(−5(h)() 、
アミノスルホニル(−8O2NI(2) 、カルボキシ
、 C1〜C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ置換
C+〜C3アルキル、ホルミル、 C2〜C4アルカノ
イル、チオカルバモイル、もしくはカルバモイルにより
置換されていてもよい。 また、本発明セファロスポリン抗生物質類は式1で表わ
される化合物の製薬学的に許容される非毒性塩をも包含
する。 式1の化合物の中、好ましい化合物は、R+がイソキノ
リニウムの化合物であって、そのインキノリニウムがア
ミノ、 C+〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4ア
ル+ル〕アミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、トリ
フルオロメチル、スルホ(−5O3H)、アミンスルホ
ニル(−502N1−f2) 、カルボキシ、 C1〜
C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ置換C1〜C3
アルキル、ホルミル、 C2〜64アルカノイル、また
はチオカルバモイルにより置換されている化合物である
。 さらに好ましい化合物としては、k′が2−アミノチア
ゾール−4−イル、及び/またはに〃がメチルの化合物
である。 式1て表わされる化合物の定義に使用する用語の意味は
次のとおりである。「C+〜C4アルキル」は直鎖状あ
るいは分枝状のアルキル炭化水素鎖であって、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル。 イソプロピル、n−ブチル、
ち3−セフエム核の3′位がインキノリニウムまたは置
換インキノリニウムにより、また7位が2−複素環−2
−オキシイミノアセトアミド基により置換されているセ
ファロスポリン化合物類に関する。 3′位が四級アンモニウム基で置換されXたセファロス
ポリン化合物類は以前から知られていた。 例えば、セファロスポリンCA(ピリジン)はセファロ
スポリン0の発見〔ヘイ/L/(Ilale) 、
ニュー 1− 7 (Newton)及びアブ5ハム(
Abraham) 。 Biochem,l, 、η(1 、403(1961
)]に続いてアブラハム等によって合成されたセファロ
スポリンCの最初の誘導体の一っであった。 セファロリジンは臨床上使用されている抗生物質で、3
′位にピリジニウムの置換したセファロスポリンであり
、その化学名は7−(α−チェニルアセトアミド)−3
−(ピリジニウム−1−イルメチル)−3−セフエム−
4−カルボキシレートである。最近、ヘイメス(lie
yme s )らは米国時1杵第4,1 5 2,4
3 2号に、7位側鎖が7−C2−(2−アミブチア
ゾール−4ーイル)−2−アルコキシイミ/アセトアミ
ド〕基である半合成セファロスポリン抗生物質を開示し
ている。より最近になって、飲用は英国特許明細言下1
,5 8 1.8 5 4号にsyn−7 −( 2
− ( 2−アミノチ°rゾールー4ーイル)−2−メ
トキシイミノツー3−ピリジニウムメチル−3−セフエ
ム−4−カルボン酸ヲ記載している。また、オーカラガ
ーン(0’call−a ghan )らは米国′侍許
第4,258,041号に7−C,2−(2−アミノチ
ア/−ルー4−イル)−2−オキシイミノアセトアミド
]−3−(ピリジニウム−1−イルメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート抗生物質類及び3′位ピリ
ジニウム基がカルバモイル基で置換されている対応する
化合物を記載している。 臨床上、さらに進んだ抗生物質療法が要請されている現
状に鑑み、より強力な活性を有し、かつ質 毒性の少ない広範囲スペクトルの抗生物(探索する研究
が続いている。半合成セファロスポリン抗生物質はこれ
まで広範囲スペクトル抗生物質として認められており、
その幾つかは臨床上重要な地位を占めている。最近続け
られている抗生物質の研究では、ある特定のグラム陰性
菌、例えばシュードモナス(Pseudomonas)
とか、β−ラクタム抗生物質を破壊するβ−ラクタマー
ゼ産生菌などに強い活性を有する抗生物質の開発が集中
的に行われている。 本発明は下記構造で表わされる広範囲スペクトルセファ
ロスポリン抗生物質類を提供する。 但し、式中には水素または2−(5もしくは6員の窒素
含有複素環)−2−オキシイミノアセチル基を、R+は
イソキノリニウムまたは置換インキノリニウムを表わす
。式1において、艮は例えば7−C2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2〜メトキシイミノアセチルま
たは7−(1−(2−アミノビリジルー6−イル)−2
−メトキシイミノアセチル基である。 式1の化合物は、対応する3−ヨードメチルセフ70ス
ポリン類と所望のインキノリニウム基ヲ反応せしめるこ
とにより調製する。 本発明の好ましい化合物は、R+がイソキノリニウムま
たはアミン置換インキノリニウムである上記式で表わさ
れる。 本発明の化合物及び該化合物を含有する製剤は、グラム
陽性及びグラム陰性菌が惹き起す感染症の治療に有用で
ある。 本発明セファロスポリン抗生物質類は下記の式1によっ
て表わされる。 O0 1 但し、式中には水素または式: R′−c−c−I \1・・ 〔但し、式中に′は、式: で表わされるアミノ置換複素環基を表わし、R′Tは水
素、C1〜C4アルキル、または式:%式% (但し、式中aおよびbはそれぞれ水素またはC1〜C
3アルキルを表わすが、aおよびわが結合している炭素
原子と共にc3〜c7炭素環を形成する;nはO〜3を
表わす二R′〃はヒドロキシ、アミノまたはC+ −C
4アルコキシを表わす)で表わされるカルボキシ置換ア
ルキルもしくはシクロアルキルを表わすが、あるいは式
:%式% (但シ、式中に〃〃はC1〜c4アルキル、フェニル。 またはフェニル置換(:+−(:3アルキルを表わす)
で表わされるカルバモイル基を表わす〕で表ゎされるア
シル基;R1はイソキノリニウムを表わし、インキノリ
ニウムはアミノ、 C+〜c4アルキルアミノ、ジー(
C1〜c4アルキル)アミン、ヒドロキシ、 C+〜C
4アルコキシ、ハロゲン、 C1〜c4アルキル、シア
ノ、トリフルオロメチル、スルホ(−5(h)() 、
アミノスルホニル(−8O2NI(2) 、カルボキシ
、 C1〜C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ置換
C+〜C3アルキル、ホルミル、 C2〜C4アルカノ
イル、チオカルバモイル、もしくはカルバモイルにより
置換されていてもよい。 また、本発明セファロスポリン抗生物質類は式1で表わ
される化合物の製薬学的に許容される非毒性塩をも包含
する。 式1の化合物の中、好ましい化合物は、R+がイソキノ
リニウムの化合物であって、そのインキノリニウムがア
ミノ、 C+〜C4アルキルアミノ、ジ(C1〜C4ア
ル+ル〕アミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、トリ
フルオロメチル、スルホ(−5O3H)、アミンスルホ
ニル(−502N1−f2) 、カルボキシ、 C1〜
C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ置換C1〜C3
アルキル、ホルミル、 C2〜64アルカノイル、また
はチオカルバモイルにより置換されている化合物である
。 さらに好ましい化合物としては、k′が2−アミノチア
ゾール−4−イル、及び/またはに〃がメチルの化合物
である。 式1て表わされる化合物の定義に使用する用語の意味は
次のとおりである。「C+〜C4アルキル」は直鎖状あ
るいは分枝状のアルキル炭化水素鎖であって、例えば、
メチル、エチル、n−プロピル。 イソプロピル、n−ブチル、
【−ブチルなどを、を味ス
る。「c+−C4フルコキシ」は、メトキシ、エトキシ
、n−プロポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ、【
−ブトキシなどを意味する。「ハロゲン」は、フルオロ
、クロロ、またはブロモを意味する。「C1〜Cげルキ
ルアミノ」は、メチルアミン、エチルアミノ、n−プロ
ピルアミン、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミノ、
インブチルアミノなどを意味する。[ジ(C+−C4ア
ルキル)アミノ」とは、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ン。 ジ(n−プロピル)アミノ、ジ(n−ブチル)アミノな
どを意味する。「C+〜C4アルコキシカルボニル」は
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、インプロ
ポキシカルボニル、【−ブチルオキシカルボニルなどを
意味する。「ヒドロキシ置換CI% Caアルキル」は
、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒド
ロキシエ’f−t’ + 3−ヒドロキシプロピル、2
−ヒドロキシプロピルなどを意味する。「C2〜C4ア
ルカノイル」はアセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ンブチリルなどを意味する。 上記のように、本発明化合物はその3′位にR+で表わ
されるインキノリニウム基を有している。また、本発明
化合物はC4−カルボキシレートアニオンと3′位四級
イソキノリニウム基とによって特徴づけられるセファロ
スポリン・ベタインと言うこともできる。これら3′−
イソキノリニウム基とは、アミノ置換インキノリニウム
基1例えは、4−アミノイソキノリニウム、5−丁ミツ
インキノリニウム、7−アミノイソキノリニウムなど;
C!〜C4アルキルアミノ置換インキノリニウム基、例
えば、4−メチルアミノイソキノリニウム、5−エチル
アミノイソキノリニウム、6−メチルアミノイソキノリ
ニウム、4−(n−ブチル)アミツインキノリニウム、
5−イソプロピルアミツインキノリニウム、7−メチル
アミノインキノリニウムなどニジ(C1〜Cげルキル)
アミノ置換インキノリニウム基、例えは、4−ジメチル
アミノイソキノリニウム、4−ジエチルアミ/インキノ
リニウム。 5−ジメチルアミツインキノリニウム、6−ジエチルア
ミ/インキノリニウム、4−ジ・−(n−ブチル)アミ
ノイソキノリニウム、7−ジー(n−プロピル)アミツ
インキノリニウムなど:ヒドロキシ置換インキノリニウ
ム基、例えは、4−ヒドロキシインキノリニウム、5−
ヒドロキシインキノリニウム、7−ヒドロキシインキノ
リニウム。 8−ヒドロキシインキノリニウムなト;スルホン酸基(
スルホ)置換イソキノリニウム、例えば、イソキノリニ
ウム−5−スルポン酸、インキノリニウム−6−スルホ
ン酸、イソキ/リニウム−4−スルホン酸など;アミノ
スルボニル置換インキノリニウム基、例えば、イソキノ
リニウム−5−スルホンγミド、インキノリニウム−4
−スルポンアミドなど:カルバモイルまたはチオヵルバ
モイル置換イソキノリニウム基、例−えば、5−カルバ
モイルインキノリニウム、4−カルバモイルイソキノリ
ニウム、4−チオカルバモイルインキノリニウム、6−
カルバモイルイソキノリニウムなど;低級アルキル置換
インキノリニウム基、例えば、8−メチルインキノリニ
ウム、3−メチルインキノリニウム、4−エチルイソキ
ノリニウム。 5−メチルインキノリニウム、1,5−ジメチルインキ
ノリニウムなど;ハロゲン置換インキノリニウム、例え
ば、5−クロロインキノリニウム、5−ブロモイソキノ
リニウム、5−フルオロインキノリニウム、6−クロロ
インキノリニウム、7−フルオロインキノリニウムなど
;カルボキシ置換インキノリニウム基、例えば、4−カ
ルボキシインキノリニウム、5−カルボキシインキノリ
ニウム、7−カルボキシインキノリニウムなど;c1〜
C4アルコキシカルボニル置換イソキノリニウム。 例えば、4−メトキシカルボニルインキノリニウム、5
−エトキシカルボニルインキノリニウム。 7−【−ブチルオキシカルボニルインキノリニウムなど
;C1〜C4アルコキシ置換インキ/リニウム。 例えば、4−メトキシイソキノリニウム、4−インプロ
ポキシイソキノリニウム、5−エトキシイソキノリニウ
ム、6−t−ブチルオキシインキノリニウム、7−メト
キシイソキノリニウムなど;シアノインキ/リニウム基
、例えは、4−シアノイソキノリニウム、5−シアツイ
ンキノリニウム。 7−シアツインキノリニウムなど;ヒドロキシアルキル
置換インキノリニウム基1例えば、5−ヒドロキシメチ
ルインキノリニウム、5−ヒドロキンエチルインキノリ
ニウム、4−(3−ヒドロキソプロピル)インキノリニ
ウム、6−(2−ヒドロキシプロピル)インキノリニウ
ムなど;Q〜C4アルカノイル置換インキノリニウム基
、例えば、5−アセチルイソキノリニウム、4−プロピ
オニルイソキノリニウム、7−ブチリルイソキノリニウ
ム、6−アセチルイソキノリニウムなト:トリフルオロ
メチル置換インキノリニウム、例えば、4−トリフルオ
ロメチルインキノリニウム、6−トリフルオロメチルイ
ソキノリニウム、5−トリフルオロメチルイソキノリニ
ウムなど;である。 上記式1においてRrJがヒドロキシである場合は、カ
ルボキシ置換アルキルあるいはカルボキシ置換シクロア
ルキル基のカルボキシ基は、化合物1の合成途上、カル
ボキシ保護基で保護しておいてもよい。適用し得るカル
ボキシ保護基としては、セファロスポリン抗生物質のC
4−カルボキシ基を一時的に保護するのに用いる既知の
カルボキシ保護基、例えば、ベンジル及び置換ベンジル
(例えは、P−メトキシベンジル、P−ニトロベンジ/
’)1ジフエニルメチル(ベンズヒドリル)、4−メト
キシジフェニルメチル、 4.4’−ジフェニルメチル
。 【−ブチル、ハロゲン置換アルキル保護基(例えば、2
−ヨードエチル、 2,2.2−)リクロロエチル、
2,2.2−トリブロモエチル)などが例示される。 本発明化合物は7位側鎖のアミノ置換複素環の塩基性に
依拠して酸付加塩を形成することができる。塩を形成し
得る酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸など
が挙げられる。同様に、スルホン酸のような有機の強酸
、例えば、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸などが酸付加塩形成に適している。 R″で表わされるカルボキシ置換アルキル及びカルボキ
シ置換シクロアルキル基の具体例としては、カルボキシ
メチル、カルボキシエチル、カルボキシプロピル、2−
カルボキシプロピル、2−カルボキシブチル、3−カル
ボキンペンチル、1−力ルポキシシクロブタンー1−イ
ル、1−カルボキシシクロペンタン−1−イル、1−カ
ルボキシンクロヘキサン−1−イルなどが、また同様に
それらのカルボキシ保護エステル誘導体を挙げることが
できる; R11/ がC+〜C4アルコキシであると
きのエステル化カルボキシ基R1+を例示すると、メト
キシカルボニルメチル、エトキンカルボニルメチル。 ■−エトキシカルボニルシクロブタン−1−イル。 インプロポキシカルボニルエチルなどが挙げられる。 R″で表わされる置換カルバモイル基とシテハ、N−、
、lチルカルバモイル、N−エチル力ルバモイル、N−
イソプロピルカルバモイル、N−n−ブチルカルバモイ
ル、N−フェニルカルバモイル。 N−ベンジルカルバモイル、N−(2−フェニルエチル
)カルバモイル、N−(3−フェニルプロピル)カルバ
モイル、N−(2−フェニルプロピル)カルバモイルな
どが例示される。 本発明の7−アシルアミノ−3′−イソキノリニウム化
合物類は前記の構造式で表わされる〔但し、式中R2は
上記置換イソキノリニウムの置換基を表わす〕。 置換基R2はインキノリニウム環の双環上、いずれの環
に結合してもよい。上式において、k′は先に定義した
5員または6員の複素環基を表わし、例えば、2−アミ
ノチアゾール−4−イル、2−アミノ−1,3,5−チ
アジアゾール−4−イル、2−アミノピリミジン−5−
イル、4−アミノピリミジン−2−イル、2−アミノピ
リジン−6−イル、3−アミノピラゾール−5−イル、
ピラゾール−5−イルなどが例示される。) 本発明の化合物は、対応する7−アシルアミノ−3−ア
セトキシメチルセファロスポリンの3−アセトキシメチ
ル基を3−ハロメチル基に変換シ、次いて該3−ハロメ
チル基をインキノリンまたは置換イソキノリンと反応せ
しめることにより調製する。イソキノリンを使用した場
合の調製法を反応工程式で表わすと以下のとおりである
。 (以下余日) 上式において、R′およびに〃は上記定義と同義であり
、Xはクロロ、ブロモ、またはヨードを、R3はカルボ
キシ保護基を表わす。アミノ置換複素環に′のアミノ基
も、反応に際しては保護する。アミノ基は、トリチルま
たはアルコキシカルボニル保護基(例えば、【−ブチル
オキシカルボニル、【−アミルオキシカルボニル)、ア
リルアルコキシカルボニル基(例えば、ベンジルオキシ
カルボニル、P−ニトロベンジルオキシカルボニル)な
どで適宜保護するとよい;さらに好ましい保護基として
は、トリアルキルシリル基などのシリル保護基、例えば
、トリメチルシリルなどである。 カルボキシ保護基R3は、好ましくは容易に脱離シリル
エステル官能基であって、セファロスポリン類のC4−
カルボキシ基を一時的に保護するために常用する基を使
用する。そのようなエステル基ノ例示は、k″について
上に例示したものと同様である。トリメチルシリルエス
テルのようなシリルエステル類が好ましく用いられる。 本発明化合物を合成する好ましい方法では、7−アシル
アミ/−3−ヨードメチル誘導体(但し、カルボキシ基
とアミノ基は、低級トリアルキルシリル基、好ましくは
トリメチルシリルで保護する)を使用する。上記方法に
よって本発明化合物を合成するには、7−アシルアミノ
−3−アセトキシメチル−3−セフェム4−カルボン酸
を、その分子中に存在する反応性カルボキシルとアミン
官能基を保護するために、まずシリル化する。シリル化
反応は、通常使用されるシリル化剤、例えは、モ/−も
L<はビス−トリメチルシリルアセトアミド、あるいは
より好ましくはモノ−もしくは一ビスートリメチルシリ
ルトリフルオロアセトアミドを用いて行う。このシリル
化反応は/%ロゲン化炭化水素系溶媒(例えば、塩化メ
チレン、クロロホルム、クロロエタン)あるいは他の不
活性有機溶媒(例えば、アセトニトリル、1プロピオノ
ニトリル)中で行う。生成したシリル誘導体は次いてヨ
ウ化トリメチルシリルと反応せしめて、対応する3−ヨ
ードメチルシリル誘導体とする。シリル化3−ヨードメ
チル誘導体を含む反応混合物から溶媒を留去し、濃縮物
をアセトニトリルに溶解し、少過剰のテトラヒドロフラ
ンを加えて過剰の残余TMSIを分解する。この溶液に
次いでイソキノリンあるいはその置換誘導体を加えて、
式1の化合物をシリル化誘導体として形成する。これに
水を加えて、シリル誘導体を水解し、本発明化合物とす
る。 下記の反応工程図は、イソキノリンまたは置換インキノ
リンを使用して本発明化合物を製造する工程を例示する
。 C以下余白) 0OH Coo−8i (CI(、)J 3−ヨードメチルセファロスポリン中間体の調製は、ボ
ンシュクリアン(Bonjouklian : 米国特
許第4,266,049号、1981年5月8日発行)
の方法に従って行う。3−ヨードメチルセフ了ロスボリ
ンを調製するには、ボンシュクリアンが記載しているよ
うに他のヨウ化トリアルキルシリルを使用してもよい。 ヨウ化トリメチルシリルは好適な試薬であり、本発明化
合物の調製法を説明するのにこ5に援用しである。 弐冬で表わされる化合物は、ヨウ化トリアルキルシリル
に反応する基を有するので、あらかじめヨウ化シリルで
シリル化して保護しておく。例えば式?において、R〃
が水素、カルボキシ置換アルキルまたはカルボキシ置換
シクロアルキルであり、R”75i 011である場合
、遊離のオキシムヒドロキシ基及び遊離のカルボン酸官
能基は、出発原料の最初の段階で、ビス−トリメチルシ
リルトリフルオロアセトアミド(BSTFA)または他
の適当なシリル化剤でシリル化して、ヨウ化シリルとの
反応を防止する。同様に、7位側鎖のアミノ置換複素環
上アミノ基は、もし式Zの化合物を調製する際に事前に
保護してなけれは、シリル化することにより保護する。 本発明化合物の調製法を例示すると、5yn−7−(2
−12−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシ
イミノアセトアミド〕−3−アセトキシメチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸をクロロホルムのような不活性
有機溶媒に懸濁し、N−メチルーN−トリメチルシリル
トリフルオロアセトアミドを用いてシリル化する。シリ
ル化が進行すると混合物は完全な溶液となる。この溶液
にヨウ化トリアルキルシリルを少くとも1当量、好まし
くは2〜3倍当量加える。反応混合物を3−ヨードメチ
ル誘導体の形成が完結するまで撹拌する。3−ヨードメ
チル誘導体は単離する必要がなく、好ましくはシリル化
誘導体として次の反応工程に用いる。従って、シリル化
3−ヨードメチル誘導体を含む反応混合物を濃縮して揮
発性物質、例えば溶媒を除き、次いでアセトニトリルに
溶解する。この溶媒にテトラヒドロフランを加え、暫時
撹拌する。シリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液をテ
トラヒドロフランで処理すると残余のヨウ化トリアルキ
ルシリルが分解する。この分解操作は最終産物の回収率
と純度を」二昇せしめる。 シリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液は、次いでアセ
ト互トリルのような適当な溶媒に溶解したインキノリン
または置換イソキノリンの溶液と混合する。インキノリ
ンまたは置換イソキノリンの反応は、非常に都合よく室
温下撹拌するだけで簡単に起る。反応終了後、混合物に
水を加え、シリル保護基(例えば、C4−カルボン酸官
能基との間に形成したシリルエステル)を氷解除去する
。 反応混合物に水を加えた後、生成物は普通沈殿してくる
ので、これを濾過、遠心分離、その他の適当な手段によ
り分離する。生成物はこの沈殿操作の段階では一般に粗
製物なので、逆相C+gシリカクロマトグラフィーによ
る高速液体クロマトグラフィーに付し、アセトニトリル
/酢酸/水(約2チの酢酸と約lO〜20%のアセトニ
トリルを含む)の溶媒系で溶出して精製することができ
る。 本発明化合物はまた、式1の化合物において艮が水素で
ある化合物、即ち7−ア、ミノ−3フイソ−+7+)ニ
ウム−1−イルメチル(−または置換イソキノリニウム
−1−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレ
ートをアシル化することによっても製造することができ
る。3′−四級アンモニウム置換化合物は7−アミツセ
フアロスボラン酸またはそのシリル化誘導体をインキノ
リンまたは置換インキノリンと反応させることにより製
造する。該置換体は次いで、式: %式%(: で表わされる所望の複素環置換酢酸のオキシイミノ置換
体でアシル化する。アシル化反応にはオキシイミノ酢酸
の活性誘導体を使用する。徊えば、酸基をヒドロキシベ
ンゾトリアゾール(HBT)及びジシクロへキシルカル
ボジイミドのごときカルボジイミドと反応せしめ、生成
したHBTエステルを用いて母核の7−アミノ基をアシ
ル化する。 他の活性誘導体としては、酸アジ化物、クロルギ酸メチ
ルもしくはクロルギ酸インブチルとで形成する無水物な
どがアシル化反応に使用できる。 式との化合物で艮か水素のものは更に、7−アシルアミ
ノ−3−(インキノリニウムまたは置換インキノリニウ
ム−1−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシ
レート〔但し、7−アシル基はR’(式よ)以外のもの
である〕のN−説アシル化反応によっても製造てきる。 7−アシル基とは例工は、フェノキシアセチル、フェニ
ルアセチル、または2−チェニルアセチルである。N−
説アシル化反応は、セファロスポリンを脱アシル化して
、7−アミツセフアロスボラン酸とする処方あるいはデ
スアセトキシセファロスボリンを脱アシル化シて7−ア
ミノデスアセトキシセフアロスポラン酸とする既知処方
に従って行う。この方法によると、7−アシルアミ/セ
ファロスポリンをイミノハライド形成試薬(例えば、五
塩化リン。 三塩化リン)と酸結合剤の存在下に反応せしめ、7−ア
ミン結合をイミノクロリドとする。このイミノクロリド
をアルコールまたはグリコールと反応せしめてイミノエ
ーテル体に変換し、次0で7−丁ミノ母核化合物に分解
する。 本発明化合物、7−アミノ−3−(仁ツキノリニウムま
たは置換イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート調製の一例を示すと、7
−(2−チェニルアセトアミド)セファロスポラン酸を
イソキノリンと反応せしめ、7−(2−チェニルアセト
アミド)−3=(インキノリ己つムー1−イルメチル)
−3−セフェム−4−カルボキシレートとする。この化
合物をノ・ロダン化炭化水素系溶媒(例えば、塩化メチ
レン、トリクロロエタン)中、4〜5モル過剰のジメチ
ルアセトアミドの存在下トリメチルクロロシランと反応
せしめてトリメチルシリルエステルに変換する。このシ
リルエステルの溶液を約−30°CないしQ’Cの温度
に冷却し、五塩化リンのごときイミノハライド形成試薬
を加える。反応混合物を1〜3時間冷却T撹拌する。 次いで、冷却した反応混合物をアルコール、例エバ、C
I〜C4フルカノール、ベンジルアルコール。 あるいは好ましくはグリコール、例えは、プロピレンク
リコール、1.3嫡ブタンジオールなどで処理する。反
応混合物の温度を次いで約−5°Cないし5°Cまで上
昇せしめる。生成した沈殿物を2戸数し、塩化メチレン
で洗浄し乾燥する。 N−説アシル化反応に際しては、置換インキノリニウム
基の反応性置換基(k2)を保護してイミノハライド形
成試薬との反応を防止する。例えば。 アミノ基あるいはカルボキシ置換基を保護する。 7−アミノ母核化合物は、kがアシル基である本発明化
合物を上記のアシル化条件で製造する際1こ使用するの
で、導入した保護置換基は好ましくはそのま\残存させ
て、次工程N−アシル化反応の置換基保護基としても利
用する。 式1においてkがホルミルの化合物は、本発明に係る抗
生物質類を製造するための有用な中間体である。これら
の化合物は7−アミノ母核化合物(式y;艮−■)を製
造する方法に利用できるし、この方法は上記側鎖のN−
脱アシル化法に代り得る有用な方法である。 この代替法によると、N−ホルミル−7−アミツセフア
ロスボラン酸〔7−ホルムアミドセファロスポラン酸〕
を上述のボンシュクリアン法によってシリル化3−ヨー
ドメチル誘導体、即ち7−ホルムアミド−3−ヨードメ
チル−3−セフェム−4−カルボン酸・シリルエステル
に変換する。 該3−ヨードメチル誘導体をイソキノリンまたは置換イ
ソキノリンと反応せしめると、弐1において艮かホルミ
ルである化合物が得られる。このN−ホルミル生成物を
メタノール−塩酸中水解すると、7−アミノ母核化合物
(式1.R−H)が?4られる。 kがアシル基である本発明化合物は別途製法。 即ち、所望7−アシルアミノ−3−アセトキシメチルセ
フ了ロスポリンのアセトキシ基を、イソキノリンまたは
置換インキノリンで置換することによっても製造するこ
とができる。反応工程は次回のとおりである。 (以下余白) OOH 反応は水と水可溶性有機溶媒(例えば、アセト7 、
l)MF 、 l)MAC)トノ水性溶媒系中、約2o
ocないし55°Cの温度で行う。反応速度と収率を」
二昇せしめるために、少量のアルカリ金属ヨウ化物(例
えば、ヨウ化す) IJウム)を反応混合物に加える。 本発明化合物の製造に用いる上記式ジの化合物、即ち、
7−(2−(複素環置換)−2−オキシイミノ−および
2〜置換オキシイミノアセトアミド〕−〕3−アセトキ
シメチルー3−セフェム4−カルボン酸類は既知化合物
であるかまたは以下の文献に記載されている。式gにお
いてR″が2−アミノチアゾール−4−イ、tv 、
R″が低級アルキルである化合物はヘイメス(He y
me s )らが米国特許第4.152,432号に記
載している。式旦においてR″か2−アミノピリジン−
6−イル、2−アミノピリミジン−5−イルまたは4−
、アミノピリミジン−2−イルである化合物は英国特許
出願第2,010.840A号および米国特許第4,2
67,176号に記載されている。式2においてRIが
5−アミ/ −1,2,4−チアジアゾール−3−イル
である化合物はヨーロッパ特許出願第0.007,47
0号に記載されている。式旦においてR″が3−アミノ
ピラゾール−5−イルである化合物は英国特許出願第2
.046.734A号に記載の方法で製造できる。 弐灸の化合物は下記反応図式に示すごとく、7−アミノ
セファロスポラン酸をアシル化することにより製造する
。 OOH アシル化反応は好ましくは、オキシイミノ置換酸の活性
誘導体、例Mよ、酸/%ロゲン化物、酸アジ化物、また
はエステルなどで行う。クロルギ酸エチルもしくはクロ
ルギ酸イソブチルとで形成する活性エステル、またはヒ
ドロキシベンゾトリアソー # (HB T )とて形
成するエステルは本アシル化反応に適している。本アシ
ル化反応は水性系あるいは非水性系中で行う。非水系で
のアシル化反応では7− 、A CAのシリル化誘導体
、例えば、実質的に有機溶媒可溶なトリメチルシリルエ
ステル誘導体を使用する。活性カルボン酸誘導体として
酸ハロゲン化物を使用するときは、ハロゲン化水素の受
容体を使用する。酸受容体としては三級アミン、例えば
トリエチルアミン、ピリジンなどが本アシル化反応での
使用目的に適合する。アシル化反応に続いてシリルエス
テルを水解すれば、式1の化合物が遊離酸の型で得られ
る。 水性条件下でのアシル化反応を行うには、IIBTと活
性エステルを使用するか、あるいは酸結合剤(例えば、
第三級アミン、または炭酸ナトリウムのごときアルカリ
金属炭酸塩もしくは重炭酸塩)の存在下に酸ハロゲン化
物を使用する。 酸ハロゲン化物での水性アシル化反応は、アセトンのよ
うな水可溶性溶媒から成る水性溶媒系中で行うことがで
きる。非水系アシル化反応に適する溶媒としては、テト
ラヒドロフラン、アセトニトリル、塩化メチレンなどが
挙げられる。 アシル化反応を目的とする場合にはまた、7位側鎖の複
素環上のアミノ基は保護しておく。繁用なアミン保護基
としては例えば、トリチル、アルコキシカルボニルもし
くはアリールアルコキシカルボニル基(例えば、t−ブ
チルオキシカルボニル、【−アミルオキシカルボニル、
ベンジルオキシカルボニル、P−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、 2.2.2− トIJ 90ロエトキシ
力ルボニル)またはアシル基(例えば、クロロアセチル
、ジクロロアセチル)などが使用できる。アミノ基は好
ましくは、例えばトリメチルシリルのようなトリアルキ
ルシリル基てシリル化して保護するとよい。 式lにおいてに′かピラゾール−5−イルまたは3−ア
ミノピラゾール−5−イル基である化合物は既知方法に
従って製造することができる。2−(ピラゾール−5−
イル)−2−オキシイミノ酢酸または2−(3−アミノ
ピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸を調製
し、これをカルボン酸の活性誘導体、例えば活性エステ
ルに変換スル。この活性エステルはN−アシル化反応を
経て7−アミノセファロスポラン酸と結合せしめ、生成
した7−[2−(ピラゾール−5−イル)−2−オキシ
イミノアセトアミドヨー3−アセトキシメチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸及ヒフ−〔2−(3−アミノピ
ラゾール−5−イル)−2−オキシイミノアセトアミド
ヨー3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸は、上記の対応する3−ヨードメチル・シリル化誘
導体に変換する。このヨードメチル誘導体をイソキノリ
ンまたは置換インキノリンと反応せしめ本発明化合物を
形成せしめる。 ピラゾール及びアミノピラゾール・オキシイミノ置換酢
酸は既知の合成法に従って製造することができる。例え
ば、2−(ピラゾール−5−イル)−2−アルコキシイ
ミノ酢酸は次のようにして製造する。即ち、式Δで表わ
されるアセチルオキシイミノ化合物を不活性炭化水素系
溶媒中ジメチルホルムアミド・ジメチルホルム 〔但し、式中皮′は上記定義の水素以外の基を意味する
〕 一ルと共に加熱して、式: %式% で表わされるジメチルアミノメチレン・オキシイミノ・
エステルを形成せしめ、これをヒドラジン・水和物と反
応せしめると2−(ピラゾール−5−イル)−2−アル
コキシイミノ酢酸のエチルエステルが生成する。このエ
ステルを水解して遊離酸とし、次いでアシル化反応用活
性エステルに変換する。 2−(3−アミノピラゾール−5−イル)−2=アルコ
キシイミノ酢酸は次のようにして製造する。即ち、式A
の化合物を二硫化炭素及び2当量のヨウ化メチルと反応
せしめ式ハで表わされる中間体を調製する。中間体旦を
N−t−BOCヒドラ凸 に ジンと反応せしめ化合物5を調製し、次いでヒドラテン
・水和物と反応せしめると2−(3−L−BOC−ヒド
ラジノピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸
・エチルエステル9が生成する。 化合物l)をトリフルオロ酢酸と冷却下処理して【−B
OC基を除去し、生成する3−ヒドラジノピラゾールを
冷却下亜硝酸(HNOりでニトロソ化すると2−(3−
アジドピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸
・エチルエステルが得られる。 アジド基を化学的還元法によりアミノ基に還元すれば、
2−(3−アミノピラゾール−5−イル)オキシイミ/
酢酸・エチルエステルが得られる。 このエステルをアルカリ性条件下に水解して遊離の酸と
する。 本発明化合物は7位側鎖のアミノ置換5−または6−員
複素環により上述の酸付加塩を形成する。 また、本発明化合物の内、k″かカルボキシ置換アルキ
ルまたはカルボキシ置換シクロアルキルある化合物は、
カルボン酸基の塩を形成する。塩としては例えば、ナト
リウム塩,カリウム塩などのアルカリ金属塩が本発明の
製薬学的に許容し得る塩として有用であり、使用に当っ
ての製剤化に利用することかできる。 本発明化合物の内特に好ましい化合物は、式1の化合物
の内、オキシイミノ基が一Syn−配位を有する化合物
である。更に好ましい化合物は、式1においてR+が非
置換のイソキノリニウム基で、かつ7位側鎖のオキソイ
ミノ基がffi配位をとる化合物である。インキノリニ
ウム置換化合物はダラム陰性菌、特にシュードモナス及
びプロテウス種に対し高い活性を有するので好ましい。 これらの化合物はまた、スタフィロコッカス及びストレ
プトコッカスなどのダラム陽性菌に対しても高い活性を
示す。更にこれらの化合物が好ましい理由゛は、これら
の化合物が抗生物質として代謝されたときに生成するイ
ンキノリンが、毒性を有しない特に無害な芳香族塩基で
あるとい、うことである;例えば他の芳香族塩基である
キノリンなどは本質的に変異原性を示すことが知られて
いる。これら優位な化合物の性質に基ついて、本発明化
合物は感染症を治療する上での有用な抗生物質となる。 これら優位な化合物を例示すれば以下のとおりである。 υ四−7−C2−C2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート。 L−一7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノアセトアミド〕−3−(インキ
ノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート。 υ=n−7−C2−C2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−(2−カルボキシプロプ−2−イル)オキシイ
ミノアセトアミド〕−3−(インキ/リニウム−2−イ
ルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート。 ニー7−(2−(2−アミノピリミジン−5−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕=3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キンレート。 D悪−7−C2−C2−アミノピリジン−6−イル)−
2−(2−カルボキシプロプ−2−イル)オキシイミノ
アセトアミドl−:3−(インキノリニウム−2−イル
メチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート。 一す四−7−42−(5〜アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−(インキノリニウム−2−イルメチル)−3
−セフェム−4−カルボキシレート。 4匹−7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−4−イル)−2−インプロポキシイミノアセト
アミドl−1−(インキノリニウム−2−イルメチル)
−3−セフェム−4−カルボキシレート。 1圧−7−[2−(2−アミノピリジン−6−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート。 ツー7−42−(4−アミノピリミジン−2−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート、及ヒエー7−C2−C5−アミノ−1,2
,4−チアゾール−4−イル)−2−(2−カルボキシ
プロプ−2−イル)オキシイミノアセトアミド〕−3−
(インキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム
−4−カルボキシレート。 更に優位な化合物群を示すと、式1においてλ1がアミ
ノ置換インキノリニウム基である化合物である。この群
の化合物を下記第1表に示す。 (以下余白) 第 1 表 アミノインキ7リニウム置撲ベタイン・セファロスポリ
ン 2−アミノチアゾール−4−イル CH35−アミノ
4−アミノ 4−アミノ 6−アミノ 2−アミノピリジン−6−イル 5
−アミノC21154−アミ7 CH3tt 第1表(続き) R’ 良′ アミノ基位置4−アミ
ノピリミジン−2−イル CH35−アミノCz l
−1s 4−アミノ 3−アミノイソチアゾール−4−イルCH34−アミ/
3−アミノピラゾール−4−イル 5−アミノ 更に優位な化合物群として、式中に″がC+−Cげルキ
ルである化合物を挙げることができる。とりわけ好まし
い化合物は、−5yn−7−C2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−3−メトキシイミノアセトアミド]
−3−(イソキノリニウム−2−イルl¥ル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレートである。 その他の優位な化合物群としては、式1においてR+が
ヒドロキシ置換インキ/リニウム基である化合物である
。この群の優位な化合物を例示すると、n匹−7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシ
イミノアセトアミド〕−3−(5〜ヒドロキシインキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート及びジ四〜7−[2−(2−アミンチアゾ
−1v −4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド〕−3−(4−ヒドロキシインキノリニウム−2−イ
ルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレートであ
るっ 上記優位化合物群の中でも、アミン置換複素環R′カ2
−アミノチアゾール−4−イル、5−アミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル、2−アミノピリミジン
−4−イル、及び2−アミノ−ピリジン−6−イルの化
合物が特に勝れている。 式1で表わされる化合物の中、kが水素またはホルミル
である化合物は、式1においてRか上記定義のアシル基
である化合物製造のための中間体として有用である。 式1において艮がアシル基である化合物及びその製薬学
的に許容し得る塩は、広範囲スペクトル抗生物質として
有用であり、ヒト及び動物に対して感染性のダラム陰性
菌の生長を阻止するのに特に効果がある。例えば、これ
らの化合物は種々のシュードモナス菌、ヘモフィラス菌
、プロテウス菌、エンテロバクター菌、シゲラ菌、サル
モネラ菌、その他のダラム陰性菌類に対し効果的である
。 式1で表わされる7−アシルアミノセファロスポリン抗
生物質は、ストレプトコッカス菌及びスタフィロコッカ
ス菌、%にペニシリン耐性スタフィロコッカス菌に対し
ても効果がある。 式1の抗生物質及びその塩は一般に非毒性である。例え
ば、生体外試験において腎毒性を全く示さないか、ある
いは発現しても僅かである。 式1において艮がアシル基で R11+かカルボキシ保
護基以外の基である化合物及び製薬学的に許容し得るそ
の非毒性塩は、感染症治療に際して投与に適した抗生物
質剤型に製剤化することができる。 本発明の一側面は、抗生物質製剤、即ち式1の化合物(
但しkはアシル基)または製薬学的に許容し得るその非
毒性塩と製剤用担体とから成る製剤を提供する点にある
。該抗生物質、好ましくはその製薬学的に許容し得る塩
は、非経口投与、即ち静脈内(i、v、) 、筋注(i
9m、)もしくは皮下(s、c、)投与に適する剤型に
製剤化することができる。静脈内投与の場合には一般に
使用される静脈投与用液に製剤して注入投与する。投与
用液とは例えば、生理食塩水、リンゲル溶液、5チデキ
ストローズ液などである。 筋肉内投与用の場合には、約loomyないし約27の
該化合物を固型のま>@菌バイアルまたはアンプルに詰
め、投薬量単位の製剤とする。この製剤を用時庄射用水
、5%デキストローズ液、5チブドウ糖液、その他の溶
剤に溶解し、注射筒で患者に投与する。 また、投薬h1単位の製剤は、該化合物、より好ましく
はその塩を適当な溶剤に溶かした溶液として、殺菌密封
したアンプルに入れる。単位投与量の化合物濃度は、抗
生物質それぞれについての溶解度及び医者が必要と認め
る投与量に応じて、約2チから20係の範囲とする。 本発明化合物は皮ふ感染症の治療予防用とじて局所使用
防腐用液剤に製剤化してもよい。該化合物または許容し
得るその非毒性塩を抗菌用液剤とする場合は、その濃度
を約1〜25チとし、水溶液または非水溶液とすればよ
い。溶剤としては、水、エタノール、その混合物、プロ
ピレングリコールなどが使用し得る。その他溶解剤、界
面活性剤、安定剤9着色剤などを既知方法に従って該溶
液に加えてもよい。 本発明は更に哺乳動物の感染症の治療法をも提供する。 その治療法によれば式1の化合物(但し、kはアシル基
、R“′はカルボキシ保護基以外の基である)または製
薬学的に許容し得るその非毒性塩を約100■〜200
0■の投与量で投与することから成る。 上記方法を実施するには、該化合物を一日単回ないし数
回に分けて投与する。治療上必要なことは、長期間に亘
って、例えば数日ないし2〜3週間投与を続けることで
ある。単回の投与量または合計の投与量は、感染の種類
及び程度、患者の年令と一般的健康状態、患者の抗生物
質に対する耐治療法を実行する」−での簡便な方法は、
該化合物を静脈内に注入投与することである。この方法
によれば、該化合物を5%デキストローズ液のような生
理液の溶液とし、この溶液をゆっくりと静脈注入する。 あるいは静脈内注入のピギーバック法(piggy b
ack method)によってもよい。 本発明のより好ましい方法は、式1の化合物の中、オキ
シム官能基が四則で、k′が2−アミノチアゾール−4
−イル基、R″かCl−MC4アルキル。 R1がインキノリニウム、アミノ置換インキノリニウム
基またはヒドロキシ置換インキノリニウム基である化合
物を投与することから成る。特に好ましい方法は一5y
n−7−(2(2−アミノチアゾール−4−イ)I/)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル) −3−セフェム−4−カ
ルホキシレートラ投与することから成る。 以下の実施例により本発明を更に詳細に説明する。り下
の実施例において用いる略号は次の意味を有する。 TMSI=ヨウ化トリメチルシリル HPLC−高速液体クロマトグラフィーNMR−核磁気
共鳴 1)MSOd6−重水素化ジメチルスルホキシド。 NMRスペクトルのシグナルを特徴づけるのに用いる文
字は次のとおりである。S−シングレット;d−タブレ
ット;m−マルチプレット;9=クアルテット;bSS
輻幅いシングレット。 実施例1 υ四−7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート: 1調−7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−アセトキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸4.0919ミ
リモル)をクロロホルム18m/に懸濁し、これにN−
メチル−N−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミ
ド5.64を加え、1.5時間撹拌すると完全な溶液が
得られた。この溶液にヨウ化トリメチルシリル3.45
I7+/を加え、15分間撹拌した後、蒸発乾固した
。粗製のシリル化3−ヨードメチル誘導体をアセトニト
リル184に溶かし、テトラヒドロフラン735μlを
加えた。この溶液を5分間撹拌し、TMSI と3−ヨ
ードメチル誘導体とのコンプレックスを分解した。 3−ヨードメチル誘導体のm /&1/6を、インキノ
リン232 ’QとアセトニトリルIWllの溶液に加
え、室温で3時間撹拌した。水145μlを反応混合物
に加え、生成物をP取、乾燥し、標題化合物7301n
9を得た。 NMR(1)MSOd、):シグナル: 9.52 (
d 、 III)、9.46(d 、 IH)、8.6
8〜8.08(m。 6H) 、 7.14(bs 、2H) 、 6.7
1 (S 、If()。 5.86 (d 、 IH) 、 5.65 (q 、
、1l−I) 、 5.20(d、1II)、5.07
(d、III)、3.76C8゜3)1)、3.34(
(1,20)。 実施例2 v尺−742−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−スルホ
−イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム
−4−カルボキシレートグ恭−7−[2−(2−アミノ
チアゾール−4−イ/I;)−2−メトキシイミノアセ
トアミド]−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4
−カルボン酸1.82 Fをクロロホルム8rn!、に
懸濁し、これにN−メチル−N−トリメチルシリルトリ
フルオロアセトアミド2.50 m/を加え、1時間撹
拌した。得られた溶液にヨウ化トリメチルシリル1.5
4−を加え、室温で15分間撹拌し、蒸発乾固した。得
られたシリル化3−ヨードメチル誘導体の残渣をアセト
ニトリル8m/に溶かし、テトラヒドロフラン326μ
lを加えて、5分間撹拌した。この溶液凶を、インキノ
リン−5−スルホン酸502η、ビス−トリメチルシリ
ルトリフルオロアセトアミド427μl及びアセトニト
リル2rn!から成る懸濁液に加え、室温で3時間撹拌
した。反応混合物を水210μlで処理し、標記化合物
をP取乾燥した。得られた粗生成物1.3’lをI I
P LCて精製し、945〜の標記化合物を得た。 NMR(1)MSOda/1)20): シグナル:
9.75(s。 11() 、 9.04 (d 、 II() 、 8
.75 (d 、 III)。 8.58(m、2l−1)、7.97(m、1l−1)
、6.70(8,1l−1) 、5.73(d 、 I
II) 、 5.55(d。 2””)、5.12(d、11()、3.73(s、3
11)。 3.41 (Q 、 21()。 実施例3 思−7−[2−(2−アミンチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−アミノ
イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−
4−カルボキシレートニー五巴−7−[2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセト
アミド〕−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−
カルボン酸11.8Pをクロロボルム5o−に懸濁し、
これにN−メチル−N−トリメチルシリルトリフルオロ
アセトアミド1625−を加えて1時間撹拌した。得ら
れた溶液にTMSIIO−を加え、15分間撹拌した後
、揮発成分を留去した。残渣のシリル化3−ヨードメチ
ル誘導体をアセトニトリル50rnlに溶解し、この溶
液にテトラヒドロフラン2.12rn!、を加えた。 この溶液の1/13 を、5−アミノイソキノリン34
6■、ビス−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミ
ド853μ吸びアセトニトリル2rrLIから成る溶液
に加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に水235
μlをピペットで加え、標記化合物をP取、乾燥した。 得られた粗生成物1.27S’をHPLCで精製し、純
品100 mVを得た。 NM R(I)M S OdJD20 ) : シグナ
ル: 9.90 (bs 、1()、8.96(d、I
H)、8.5s(d。 1l−1) 、 8.00〜7.04 (m 、 4B
) 、 6.71 (S 、1B)、5.69〜5.6
5 (d 、 d 、 2H) 。 5.17〜5.05(d、d、2H)、3.76(S。 3H)、3.30((1,2H)。 火施り」 υ’n−7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(4−ア
ミノイソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート:実施例3に記載のように調
製したシリル化ヨードメチル誘導体の溶液1/】3を、
4−アミノイソキノリン346〜.ビス−トリメチルシ
リルトリフルオロアセトアミド853μf及びアセトニ
トリル2m/から成る溶液に加え、室温で3時間撹拌し
た。この混合物に水235μlをピペットで加え、生成
した標記化合物をIP R1,、蔽燥した。このように
して得た生成物1417をHPLCで精製した。 NMR(1)MSOd、):シグナル: 9.52 (
d、IH)。 9.25 (s、IH)、8.60〜7.80 (m
、 50 )。 7.34(bs 、2H)、7.17(bs 、2H)
。 6.71(S、IH)、5.77(d、IH)、5.6
3 ((1、III) 、 5.12 (d 、 LH
) 、 5.05(d 、ILI)、376(s 、3
11)、3.26(q。 211)。 実施例5 n四−7−C2−C2−アミノチアゾール−4イル)−
2−メトキシイミ/アセトアミド〕−3−(3−メチル
インキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−
4−カルボキシレート:5yn−7−C2(2−アミノ
チアゾール−4−イル〕−2−メトキシイミノアセトア
ミド〕−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カ
ルボン酸4.3919ミリモル)ヲクロロホルム18、
Off+/に懸濁し、これにN−メチル−N−トリメ
チルシリルトリフルオロアセトアミド6.45P((5
,76rnl; 32.4ミリモル)を加え、混合物が
完全な溶液となるまで(15時間)撹拌した。このシリ
ル化誘導体の溶液にヨウ化トリメチルシリル4.86グ
(3,46,/ : 24.3ミリモル)を加え、30
分間撹拌した。反応混合物を蒸発屹固し、残渣のシリル
化3−ヨードメチル誘導体を無水アセトニトリル12−
及びテトラヒドロフラン0972グ(1,09,/)に
溶かし、30分間撹拌後、次工程反応に使用した。 このシリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液4−量を、
3−メチルイソキノリンの無水アセトニトリy 1 m
l溶液と混合し、室温で3時間撹拌した。 更にアセニトリル14を追加して冷却し、これに水18
0μlを加え、沈殿した粗生成物を1取した、得られた
沈殿物842〜をI(PI、Cで精製して、標記化合物
631rtgを純品として得た。 NM艮(1)MSOd6) : シグナル: 9.5
8 (d、11() 、 8.57〜7.90 (m、
514) 、 7.20 (bS、21’I) 、 6
.74 (s、1l−1) 、 5.84〜5.17
(m、3H) 、 5.07 (S、II() 、 3
.78 (S、311) 、3.30((1,2H)。 実施例6 −1すク7−42−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(8−ヒ
ドロキシイソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セ
フェルー4−カルボキシレート: υ1−7−[2−(2−アミ/チアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕=3−アセトキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸910〜(2ミ
リモル)を塩化メチレン5dに懸濁し、これにN−メチ
ル−N−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミド1
.24./(7ミリモル)を加え、40°Cに加温した
。得られた完全溶液を室温に冷却し、ヨウ化トリメチル
シリル0.77 m/ (5’、4 ミリモル)を加え
て、窒素気流下室温にて15時間撹拌した。反応混合物
を蒸発濃縮し、得られた油状のシリル化3−ヨードメチ
ル誘導体をアセトニトリル10−に溶かし、テトラヒド
ロフラン0116rn!、を加えて、溶液中のTMSI
コンプレックスまたは過剰のTMSIを分解した。 このシリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液に8−ヒド
ロキシイソキノリンのトリメチルシリル誘導体アセトニ
トリル溶液〔8−ヒドロキシインキ/’)ン348■(
24ミリモル)をアセトニトリル10m/に懸濁し、こ
れをモノートリメチルシリルトリフルオ旧アセトアミド
と処理することにより調製〕を窒素気流下加えた。この
混合物を室温で2.5時間撹拌し、少量のエーテル、次
いて水で稀釈すると、泥状の黄褐色沈殿を生成した。混
合物を10分間撹拌した後、生成物を戸数、エーテル洗
浄して、減圧下40°Cで1.5時間乾燥して粗生成物
1.27!i’を得た。 生成物のNMRスペクトルは所期の構造に一致した。 この生成物をC1sシリカによる逆相高速液体クロマト
グラフィーに付し、5係アセトニトリル。 2チ酢酸、93係水により溶出精製した。カラムからの
溶出画分をNM艮でチェックして、目的物を含む両分を
集めて凍結乾燥した。精製品は黄色粉末として470m
g(39%収率)得た。 NMR(夏)MSOd、):シグナル:10.09(S
、111) + 9.5 (d、I H) 、 g、1
(d、ltl ) 、 8.5 (d、IH) 、
7.8 (d、2[1) 、 7.55 (t、IH)
。 7.15 (s、211) 、 6.7 (s、111
) 、 5.65 (Q。 IH) 、 5.5 (’I 、
2H) 、 5.1 (d、1f−1)、
3.75(S、3)() 、 3.3 (q、2H)δ
。 ”■=’max 254nm(ε= 25,000 )
: PKa3.7 、7.1 、8.5゜ 実施例7 月l−7−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−ヒド
ロキシインキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート: 実施例6記載の反応手段・条件に従い、等社の原料・試
薬を用い、実施例6で使用した8−ヒドロキシイソキノ
リンを5−ヒドロキシイソキノリンに置き換えて反応を
行ったところ、1.31yの粗生成物を得た。これをC
+sシリカ逆相(7) HP l−C10チアセトニト
リル、2%酢酸、88チ水溶出により精製して、636
■の純品を得た。 NMR(DMSOd、):シグ+ル:10,09 (S
IIH) 、 9.55 (d、LH) 、 9.1
5 (d、III) 。 8.55 (d、If() 、 7.85 (d、20
)、7.6 (L 。 IH)、7.2(S 、2H)、6.7(S 、LH)
。 5.65(q、IH)、5.5((1,2H)、5.1
(d、1B)、3.75(S、3H)、3.35(Q。 2[I)δ。 Uv:λmax 254nm (ε=23,893)
:pKa3.7 、7.0 、8.5゜ 上記実施例に開示した操作・反応条件に従って、以下に
例示する弐1の化合物を製造することができる。 (以下余白) (65)
る。「c+−C4フルコキシ」は、メトキシ、エトキシ
、n−プロポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ、【
−ブトキシなどを意味する。「ハロゲン」は、フルオロ
、クロロ、またはブロモを意味する。「C1〜Cげルキ
ルアミノ」は、メチルアミン、エチルアミノ、n−プロ
ピルアミン、イソプロピルアミノ、n−ブチルアミノ、
インブチルアミノなどを意味する。[ジ(C+−C4ア
ルキル)アミノ」とは、ジメチルアミノ、ジエチルアミ
ン。 ジ(n−プロピル)アミノ、ジ(n−ブチル)アミノな
どを意味する。「C+〜C4アルコキシカルボニル」は
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、インプロ
ポキシカルボニル、【−ブチルオキシカルボニルなどを
意味する。「ヒドロキシ置換CI% Caアルキル」は
、ヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒド
ロキシエ’f−t’ + 3−ヒドロキシプロピル、2
−ヒドロキシプロピルなどを意味する。「C2〜C4ア
ルカノイル」はアセチル、プロピオニル、ブチリル、イ
ンブチリルなどを意味する。 上記のように、本発明化合物はその3′位にR+で表わ
されるインキノリニウム基を有している。また、本発明
化合物はC4−カルボキシレートアニオンと3′位四級
イソキノリニウム基とによって特徴づけられるセファロ
スポリン・ベタインと言うこともできる。これら3′−
イソキノリニウム基とは、アミノ置換インキノリニウム
基1例えは、4−アミノイソキノリニウム、5−丁ミツ
インキノリニウム、7−アミノイソキノリニウムなど;
C!〜C4アルキルアミノ置換インキノリニウム基、例
えば、4−メチルアミノイソキノリニウム、5−エチル
アミノイソキノリニウム、6−メチルアミノイソキノリ
ニウム、4−(n−ブチル)アミツインキノリニウム、
5−イソプロピルアミツインキノリニウム、7−メチル
アミノインキノリニウムなどニジ(C1〜Cげルキル)
アミノ置換インキノリニウム基、例えは、4−ジメチル
アミノイソキノリニウム、4−ジエチルアミ/インキノ
リニウム。 5−ジメチルアミツインキノリニウム、6−ジエチルア
ミ/インキノリニウム、4−ジ・−(n−ブチル)アミ
ノイソキノリニウム、7−ジー(n−プロピル)アミツ
インキノリニウムなど:ヒドロキシ置換インキノリニウ
ム基、例えは、4−ヒドロキシインキノリニウム、5−
ヒドロキシインキノリニウム、7−ヒドロキシインキノ
リニウム。 8−ヒドロキシインキノリニウムなト;スルホン酸基(
スルホ)置換イソキノリニウム、例えば、イソキノリニ
ウム−5−スルポン酸、インキノリニウム−6−スルホ
ン酸、イソキ/リニウム−4−スルホン酸など;アミノ
スルボニル置換インキノリニウム基、例えば、イソキノ
リニウム−5−スルホンγミド、インキノリニウム−4
−スルポンアミドなど:カルバモイルまたはチオヵルバ
モイル置換イソキノリニウム基、例−えば、5−カルバ
モイルインキノリニウム、4−カルバモイルイソキノリ
ニウム、4−チオカルバモイルインキノリニウム、6−
カルバモイルイソキノリニウムなど;低級アルキル置換
インキノリニウム基、例えば、8−メチルインキノリニ
ウム、3−メチルインキノリニウム、4−エチルイソキ
ノリニウム。 5−メチルインキノリニウム、1,5−ジメチルインキ
ノリニウムなど;ハロゲン置換インキノリニウム、例え
ば、5−クロロインキノリニウム、5−ブロモイソキノ
リニウム、5−フルオロインキノリニウム、6−クロロ
インキノリニウム、7−フルオロインキノリニウムなど
;カルボキシ置換インキノリニウム基、例えば、4−カ
ルボキシインキノリニウム、5−カルボキシインキノリ
ニウム、7−カルボキシインキノリニウムなど;c1〜
C4アルコキシカルボニル置換イソキノリニウム。 例えば、4−メトキシカルボニルインキノリニウム、5
−エトキシカルボニルインキノリニウム。 7−【−ブチルオキシカルボニルインキノリニウムなど
;C1〜C4アルコキシ置換インキ/リニウム。 例えば、4−メトキシイソキノリニウム、4−インプロ
ポキシイソキノリニウム、5−エトキシイソキノリニウ
ム、6−t−ブチルオキシインキノリニウム、7−メト
キシイソキノリニウムなど;シアノインキ/リニウム基
、例えは、4−シアノイソキノリニウム、5−シアツイ
ンキノリニウム。 7−シアツインキノリニウムなど;ヒドロキシアルキル
置換インキノリニウム基1例えば、5−ヒドロキシメチ
ルインキノリニウム、5−ヒドロキンエチルインキノリ
ニウム、4−(3−ヒドロキソプロピル)インキノリニ
ウム、6−(2−ヒドロキシプロピル)インキノリニウ
ムなど;Q〜C4アルカノイル置換インキノリニウム基
、例えば、5−アセチルイソキノリニウム、4−プロピ
オニルイソキノリニウム、7−ブチリルイソキノリニウ
ム、6−アセチルイソキノリニウムなト:トリフルオロ
メチル置換インキノリニウム、例えば、4−トリフルオ
ロメチルインキノリニウム、6−トリフルオロメチルイ
ソキノリニウム、5−トリフルオロメチルイソキノリニ
ウムなど;である。 上記式1においてRrJがヒドロキシである場合は、カ
ルボキシ置換アルキルあるいはカルボキシ置換シクロア
ルキル基のカルボキシ基は、化合物1の合成途上、カル
ボキシ保護基で保護しておいてもよい。適用し得るカル
ボキシ保護基としては、セファロスポリン抗生物質のC
4−カルボキシ基を一時的に保護するのに用いる既知の
カルボキシ保護基、例えば、ベンジル及び置換ベンジル
(例えは、P−メトキシベンジル、P−ニトロベンジ/
’)1ジフエニルメチル(ベンズヒドリル)、4−メト
キシジフェニルメチル、 4.4’−ジフェニルメチル
。 【−ブチル、ハロゲン置換アルキル保護基(例えば、2
−ヨードエチル、 2,2.2−)リクロロエチル、
2,2.2−トリブロモエチル)などが例示される。 本発明化合物は7位側鎖のアミノ置換複素環の塩基性に
依拠して酸付加塩を形成することができる。塩を形成し
得る酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸など
が挙げられる。同様に、スルホン酸のような有機の強酸
、例えば、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ト
ルエンスルホン酸などが酸付加塩形成に適している。 R″で表わされるカルボキシ置換アルキル及びカルボキ
シ置換シクロアルキル基の具体例としては、カルボキシ
メチル、カルボキシエチル、カルボキシプロピル、2−
カルボキシプロピル、2−カルボキシブチル、3−カル
ボキンペンチル、1−力ルポキシシクロブタンー1−イ
ル、1−カルボキシシクロペンタン−1−イル、1−カ
ルボキシンクロヘキサン−1−イルなどが、また同様に
それらのカルボキシ保護エステル誘導体を挙げることが
できる; R11/ がC+〜C4アルコキシであると
きのエステル化カルボキシ基R1+を例示すると、メト
キシカルボニルメチル、エトキンカルボニルメチル。 ■−エトキシカルボニルシクロブタン−1−イル。 インプロポキシカルボニルエチルなどが挙げられる。 R″で表わされる置換カルバモイル基とシテハ、N−、
、lチルカルバモイル、N−エチル力ルバモイル、N−
イソプロピルカルバモイル、N−n−ブチルカルバモイ
ル、N−フェニルカルバモイル。 N−ベンジルカルバモイル、N−(2−フェニルエチル
)カルバモイル、N−(3−フェニルプロピル)カルバ
モイル、N−(2−フェニルプロピル)カルバモイルな
どが例示される。 本発明の7−アシルアミノ−3′−イソキノリニウム化
合物類は前記の構造式で表わされる〔但し、式中R2は
上記置換イソキノリニウムの置換基を表わす〕。 置換基R2はインキノリニウム環の双環上、いずれの環
に結合してもよい。上式において、k′は先に定義した
5員または6員の複素環基を表わし、例えば、2−アミ
ノチアゾール−4−イル、2−アミノ−1,3,5−チ
アジアゾール−4−イル、2−アミノピリミジン−5−
イル、4−アミノピリミジン−2−イル、2−アミノピ
リジン−6−イル、3−アミノピラゾール−5−イル、
ピラゾール−5−イルなどが例示される。) 本発明の化合物は、対応する7−アシルアミノ−3−ア
セトキシメチルセファロスポリンの3−アセトキシメチ
ル基を3−ハロメチル基に変換シ、次いて該3−ハロメ
チル基をインキノリンまたは置換イソキノリンと反応せ
しめることにより調製する。イソキノリンを使用した場
合の調製法を反応工程式で表わすと以下のとおりである
。 (以下余日) 上式において、R′およびに〃は上記定義と同義であり
、Xはクロロ、ブロモ、またはヨードを、R3はカルボ
キシ保護基を表わす。アミノ置換複素環に′のアミノ基
も、反応に際しては保護する。アミノ基は、トリチルま
たはアルコキシカルボニル保護基(例えば、【−ブチル
オキシカルボニル、【−アミルオキシカルボニル)、ア
リルアルコキシカルボニル基(例えば、ベンジルオキシ
カルボニル、P−ニトロベンジルオキシカルボニル)な
どで適宜保護するとよい;さらに好ましい保護基として
は、トリアルキルシリル基などのシリル保護基、例えば
、トリメチルシリルなどである。 カルボキシ保護基R3は、好ましくは容易に脱離シリル
エステル官能基であって、セファロスポリン類のC4−
カルボキシ基を一時的に保護するために常用する基を使
用する。そのようなエステル基ノ例示は、k″について
上に例示したものと同様である。トリメチルシリルエス
テルのようなシリルエステル類が好ましく用いられる。 本発明化合物を合成する好ましい方法では、7−アシル
アミ/−3−ヨードメチル誘導体(但し、カルボキシ基
とアミノ基は、低級トリアルキルシリル基、好ましくは
トリメチルシリルで保護する)を使用する。上記方法に
よって本発明化合物を合成するには、7−アシルアミノ
−3−アセトキシメチル−3−セフェム4−カルボン酸
を、その分子中に存在する反応性カルボキシルとアミン
官能基を保護するために、まずシリル化する。シリル化
反応は、通常使用されるシリル化剤、例えは、モ/−も
L<はビス−トリメチルシリルアセトアミド、あるいは
より好ましくはモノ−もしくは一ビスートリメチルシリ
ルトリフルオロアセトアミドを用いて行う。このシリル
化反応は/%ロゲン化炭化水素系溶媒(例えば、塩化メ
チレン、クロロホルム、クロロエタン)あるいは他の不
活性有機溶媒(例えば、アセトニトリル、1プロピオノ
ニトリル)中で行う。生成したシリル誘導体は次いてヨ
ウ化トリメチルシリルと反応せしめて、対応する3−ヨ
ードメチルシリル誘導体とする。シリル化3−ヨードメ
チル誘導体を含む反応混合物から溶媒を留去し、濃縮物
をアセトニトリルに溶解し、少過剰のテトラヒドロフラ
ンを加えて過剰の残余TMSIを分解する。この溶液に
次いでイソキノリンあるいはその置換誘導体を加えて、
式1の化合物をシリル化誘導体として形成する。これに
水を加えて、シリル誘導体を水解し、本発明化合物とす
る。 下記の反応工程図は、イソキノリンまたは置換インキノ
リンを使用して本発明化合物を製造する工程を例示する
。 C以下余白) 0OH Coo−8i (CI(、)J 3−ヨードメチルセファロスポリン中間体の調製は、ボ
ンシュクリアン(Bonjouklian : 米国特
許第4,266,049号、1981年5月8日発行)
の方法に従って行う。3−ヨードメチルセフ了ロスボリ
ンを調製するには、ボンシュクリアンが記載しているよ
うに他のヨウ化トリアルキルシリルを使用してもよい。 ヨウ化トリメチルシリルは好適な試薬であり、本発明化
合物の調製法を説明するのにこ5に援用しである。 弐冬で表わされる化合物は、ヨウ化トリアルキルシリル
に反応する基を有するので、あらかじめヨウ化シリルで
シリル化して保護しておく。例えば式?において、R〃
が水素、カルボキシ置換アルキルまたはカルボキシ置換
シクロアルキルであり、R”75i 011である場合
、遊離のオキシムヒドロキシ基及び遊離のカルボン酸官
能基は、出発原料の最初の段階で、ビス−トリメチルシ
リルトリフルオロアセトアミド(BSTFA)または他
の適当なシリル化剤でシリル化して、ヨウ化シリルとの
反応を防止する。同様に、7位側鎖のアミノ置換複素環
上アミノ基は、もし式Zの化合物を調製する際に事前に
保護してなけれは、シリル化することにより保護する。 本発明化合物の調製法を例示すると、5yn−7−(2
−12−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシ
イミノアセトアミド〕−3−アセトキシメチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸をクロロホルムのような不活性
有機溶媒に懸濁し、N−メチルーN−トリメチルシリル
トリフルオロアセトアミドを用いてシリル化する。シリ
ル化が進行すると混合物は完全な溶液となる。この溶液
にヨウ化トリアルキルシリルを少くとも1当量、好まし
くは2〜3倍当量加える。反応混合物を3−ヨードメチ
ル誘導体の形成が完結するまで撹拌する。3−ヨードメ
チル誘導体は単離する必要がなく、好ましくはシリル化
誘導体として次の反応工程に用いる。従って、シリル化
3−ヨードメチル誘導体を含む反応混合物を濃縮して揮
発性物質、例えば溶媒を除き、次いでアセトニトリルに
溶解する。この溶媒にテトラヒドロフランを加え、暫時
撹拌する。シリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液をテ
トラヒドロフランで処理すると残余のヨウ化トリアルキ
ルシリルが分解する。この分解操作は最終産物の回収率
と純度を」二昇せしめる。 シリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液は、次いでアセ
ト互トリルのような適当な溶媒に溶解したインキノリン
または置換イソキノリンの溶液と混合する。インキノリ
ンまたは置換イソキノリンの反応は、非常に都合よく室
温下撹拌するだけで簡単に起る。反応終了後、混合物に
水を加え、シリル保護基(例えば、C4−カルボン酸官
能基との間に形成したシリルエステル)を氷解除去する
。 反応混合物に水を加えた後、生成物は普通沈殿してくる
ので、これを濾過、遠心分離、その他の適当な手段によ
り分離する。生成物はこの沈殿操作の段階では一般に粗
製物なので、逆相C+gシリカクロマトグラフィーによ
る高速液体クロマトグラフィーに付し、アセトニトリル
/酢酸/水(約2チの酢酸と約lO〜20%のアセトニ
トリルを含む)の溶媒系で溶出して精製することができ
る。 本発明化合物はまた、式1の化合物において艮が水素で
ある化合物、即ち7−ア、ミノ−3フイソ−+7+)ニ
ウム−1−イルメチル(−または置換イソキノリニウム
−1−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレ
ートをアシル化することによっても製造することができ
る。3′−四級アンモニウム置換化合物は7−アミツセ
フアロスボラン酸またはそのシリル化誘導体をインキノ
リンまたは置換インキノリンと反応させることにより製
造する。該置換体は次いで、式: %式%(: で表わされる所望の複素環置換酢酸のオキシイミノ置換
体でアシル化する。アシル化反応にはオキシイミノ酢酸
の活性誘導体を使用する。徊えば、酸基をヒドロキシベ
ンゾトリアゾール(HBT)及びジシクロへキシルカル
ボジイミドのごときカルボジイミドと反応せしめ、生成
したHBTエステルを用いて母核の7−アミノ基をアシ
ル化する。 他の活性誘導体としては、酸アジ化物、クロルギ酸メチ
ルもしくはクロルギ酸インブチルとで形成する無水物な
どがアシル化反応に使用できる。 式との化合物で艮か水素のものは更に、7−アシルアミ
ノ−3−(インキノリニウムまたは置換インキノリニウ
ム−1−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシ
レート〔但し、7−アシル基はR’(式よ)以外のもの
である〕のN−説アシル化反応によっても製造てきる。 7−アシル基とは例工は、フェノキシアセチル、フェニ
ルアセチル、または2−チェニルアセチルである。N−
説アシル化反応は、セファロスポリンを脱アシル化して
、7−アミツセフアロスボラン酸とする処方あるいはデ
スアセトキシセファロスボリンを脱アシル化シて7−ア
ミノデスアセトキシセフアロスポラン酸とする既知処方
に従って行う。この方法によると、7−アシルアミ/セ
ファロスポリンをイミノハライド形成試薬(例えば、五
塩化リン。 三塩化リン)と酸結合剤の存在下に反応せしめ、7−ア
ミン結合をイミノクロリドとする。このイミノクロリド
をアルコールまたはグリコールと反応せしめてイミノエ
ーテル体に変換し、次0で7−丁ミノ母核化合物に分解
する。 本発明化合物、7−アミノ−3−(仁ツキノリニウムま
たは置換イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレート調製の一例を示すと、7
−(2−チェニルアセトアミド)セファロスポラン酸を
イソキノリンと反応せしめ、7−(2−チェニルアセト
アミド)−3=(インキノリ己つムー1−イルメチル)
−3−セフェム−4−カルボキシレートとする。この化
合物をノ・ロダン化炭化水素系溶媒(例えば、塩化メチ
レン、トリクロロエタン)中、4〜5モル過剰のジメチ
ルアセトアミドの存在下トリメチルクロロシランと反応
せしめてトリメチルシリルエステルに変換する。このシ
リルエステルの溶液を約−30°CないしQ’Cの温度
に冷却し、五塩化リンのごときイミノハライド形成試薬
を加える。反応混合物を1〜3時間冷却T撹拌する。 次いで、冷却した反応混合物をアルコール、例エバ、C
I〜C4フルカノール、ベンジルアルコール。 あるいは好ましくはグリコール、例えは、プロピレンク
リコール、1.3嫡ブタンジオールなどで処理する。反
応混合物の温度を次いで約−5°Cないし5°Cまで上
昇せしめる。生成した沈殿物を2戸数し、塩化メチレン
で洗浄し乾燥する。 N−説アシル化反応に際しては、置換インキノリニウム
基の反応性置換基(k2)を保護してイミノハライド形
成試薬との反応を防止する。例えば。 アミノ基あるいはカルボキシ置換基を保護する。 7−アミノ母核化合物は、kがアシル基である本発明化
合物を上記のアシル化条件で製造する際1こ使用するの
で、導入した保護置換基は好ましくはそのま\残存させ
て、次工程N−アシル化反応の置換基保護基としても利
用する。 式1においてkがホルミルの化合物は、本発明に係る抗
生物質類を製造するための有用な中間体である。これら
の化合物は7−アミノ母核化合物(式y;艮−■)を製
造する方法に利用できるし、この方法は上記側鎖のN−
脱アシル化法に代り得る有用な方法である。 この代替法によると、N−ホルミル−7−アミツセフア
ロスボラン酸〔7−ホルムアミドセファロスポラン酸〕
を上述のボンシュクリアン法によってシリル化3−ヨー
ドメチル誘導体、即ち7−ホルムアミド−3−ヨードメ
チル−3−セフェム−4−カルボン酸・シリルエステル
に変換する。 該3−ヨードメチル誘導体をイソキノリンまたは置換イ
ソキノリンと反応せしめると、弐1において艮かホルミ
ルである化合物が得られる。このN−ホルミル生成物を
メタノール−塩酸中水解すると、7−アミノ母核化合物
(式1.R−H)が?4られる。 kがアシル基である本発明化合物は別途製法。 即ち、所望7−アシルアミノ−3−アセトキシメチルセ
フ了ロスポリンのアセトキシ基を、イソキノリンまたは
置換インキノリンで置換することによっても製造するこ
とができる。反応工程は次回のとおりである。 (以下余白) OOH 反応は水と水可溶性有機溶媒(例えば、アセト7 、
l)MF 、 l)MAC)トノ水性溶媒系中、約2o
ocないし55°Cの温度で行う。反応速度と収率を」
二昇せしめるために、少量のアルカリ金属ヨウ化物(例
えば、ヨウ化す) IJウム)を反応混合物に加える。 本発明化合物の製造に用いる上記式ジの化合物、即ち、
7−(2−(複素環置換)−2−オキシイミノ−および
2〜置換オキシイミノアセトアミド〕−〕3−アセトキ
シメチルー3−セフェム4−カルボン酸類は既知化合物
であるかまたは以下の文献に記載されている。式gにお
いてR″が2−アミノチアゾール−4−イ、tv 、
R″が低級アルキルである化合物はヘイメス(He y
me s )らが米国特許第4.152,432号に記
載している。式旦においてR″か2−アミノピリジン−
6−イル、2−アミノピリミジン−5−イルまたは4−
、アミノピリミジン−2−イルである化合物は英国特許
出願第2,010.840A号および米国特許第4,2
67,176号に記載されている。式2においてRIが
5−アミ/ −1,2,4−チアジアゾール−3−イル
である化合物はヨーロッパ特許出願第0.007,47
0号に記載されている。式旦においてR″が3−アミノ
ピラゾール−5−イルである化合物は英国特許出願第2
.046.734A号に記載の方法で製造できる。 弐灸の化合物は下記反応図式に示すごとく、7−アミノ
セファロスポラン酸をアシル化することにより製造する
。 OOH アシル化反応は好ましくは、オキシイミノ置換酸の活性
誘導体、例Mよ、酸/%ロゲン化物、酸アジ化物、また
はエステルなどで行う。クロルギ酸エチルもしくはクロ
ルギ酸イソブチルとで形成する活性エステル、またはヒ
ドロキシベンゾトリアソー # (HB T )とて形
成するエステルは本アシル化反応に適している。本アシ
ル化反応は水性系あるいは非水性系中で行う。非水系で
のアシル化反応では7− 、A CAのシリル化誘導体
、例えば、実質的に有機溶媒可溶なトリメチルシリルエ
ステル誘導体を使用する。活性カルボン酸誘導体として
酸ハロゲン化物を使用するときは、ハロゲン化水素の受
容体を使用する。酸受容体としては三級アミン、例えば
トリエチルアミン、ピリジンなどが本アシル化反応での
使用目的に適合する。アシル化反応に続いてシリルエス
テルを水解すれば、式1の化合物が遊離酸の型で得られ
る。 水性条件下でのアシル化反応を行うには、IIBTと活
性エステルを使用するか、あるいは酸結合剤(例えば、
第三級アミン、または炭酸ナトリウムのごときアルカリ
金属炭酸塩もしくは重炭酸塩)の存在下に酸ハロゲン化
物を使用する。 酸ハロゲン化物での水性アシル化反応は、アセトンのよ
うな水可溶性溶媒から成る水性溶媒系中で行うことがで
きる。非水系アシル化反応に適する溶媒としては、テト
ラヒドロフラン、アセトニトリル、塩化メチレンなどが
挙げられる。 アシル化反応を目的とする場合にはまた、7位側鎖の複
素環上のアミノ基は保護しておく。繁用なアミン保護基
としては例えば、トリチル、アルコキシカルボニルもし
くはアリールアルコキシカルボニル基(例えば、t−ブ
チルオキシカルボニル、【−アミルオキシカルボニル、
ベンジルオキシカルボニル、P−ニトロベンジルオキシ
カルボニル、 2.2.2− トIJ 90ロエトキシ
力ルボニル)またはアシル基(例えば、クロロアセチル
、ジクロロアセチル)などが使用できる。アミノ基は好
ましくは、例えばトリメチルシリルのようなトリアルキ
ルシリル基てシリル化して保護するとよい。 式lにおいてに′かピラゾール−5−イルまたは3−ア
ミノピラゾール−5−イル基である化合物は既知方法に
従って製造することができる。2−(ピラゾール−5−
イル)−2−オキシイミノ酢酸または2−(3−アミノ
ピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸を調製
し、これをカルボン酸の活性誘導体、例えば活性エステ
ルに変換スル。この活性エステルはN−アシル化反応を
経て7−アミノセファロスポラン酸と結合せしめ、生成
した7−[2−(ピラゾール−5−イル)−2−オキシ
イミノアセトアミドヨー3−アセトキシメチル−3−セ
フェム−4−カルボン酸及ヒフ−〔2−(3−アミノピ
ラゾール−5−イル)−2−オキシイミノアセトアミド
ヨー3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸は、上記の対応する3−ヨードメチル・シリル化誘
導体に変換する。このヨードメチル誘導体をイソキノリ
ンまたは置換インキノリンと反応せしめ本発明化合物を
形成せしめる。 ピラゾール及びアミノピラゾール・オキシイミノ置換酢
酸は既知の合成法に従って製造することができる。例え
ば、2−(ピラゾール−5−イル)−2−アルコキシイ
ミノ酢酸は次のようにして製造する。即ち、式Δで表わ
されるアセチルオキシイミノ化合物を不活性炭化水素系
溶媒中ジメチルホルムアミド・ジメチルホルム 〔但し、式中皮′は上記定義の水素以外の基を意味する
〕 一ルと共に加熱して、式: %式% で表わされるジメチルアミノメチレン・オキシイミノ・
エステルを形成せしめ、これをヒドラジン・水和物と反
応せしめると2−(ピラゾール−5−イル)−2−アル
コキシイミノ酢酸のエチルエステルが生成する。このエ
ステルを水解して遊離酸とし、次いでアシル化反応用活
性エステルに変換する。 2−(3−アミノピラゾール−5−イル)−2=アルコ
キシイミノ酢酸は次のようにして製造する。即ち、式A
の化合物を二硫化炭素及び2当量のヨウ化メチルと反応
せしめ式ハで表わされる中間体を調製する。中間体旦を
N−t−BOCヒドラ凸 に ジンと反応せしめ化合物5を調製し、次いでヒドラテン
・水和物と反応せしめると2−(3−L−BOC−ヒド
ラジノピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸
・エチルエステル9が生成する。 化合物l)をトリフルオロ酢酸と冷却下処理して【−B
OC基を除去し、生成する3−ヒドラジノピラゾールを
冷却下亜硝酸(HNOりでニトロソ化すると2−(3−
アジドピラゾール−5−イル)−2−オキシイミノ酢酸
・エチルエステルが得られる。 アジド基を化学的還元法によりアミノ基に還元すれば、
2−(3−アミノピラゾール−5−イル)オキシイミ/
酢酸・エチルエステルが得られる。 このエステルをアルカリ性条件下に水解して遊離の酸と
する。 本発明化合物は7位側鎖のアミノ置換5−または6−員
複素環により上述の酸付加塩を形成する。 また、本発明化合物の内、k″かカルボキシ置換アルキ
ルまたはカルボキシ置換シクロアルキルある化合物は、
カルボン酸基の塩を形成する。塩としては例えば、ナト
リウム塩,カリウム塩などのアルカリ金属塩が本発明の
製薬学的に許容し得る塩として有用であり、使用に当っ
ての製剤化に利用することかできる。 本発明化合物の内特に好ましい化合物は、式1の化合物
の内、オキシイミノ基が一Syn−配位を有する化合物
である。更に好ましい化合物は、式1においてR+が非
置換のイソキノリニウム基で、かつ7位側鎖のオキソイ
ミノ基がffi配位をとる化合物である。インキノリニ
ウム置換化合物はダラム陰性菌、特にシュードモナス及
びプロテウス種に対し高い活性を有するので好ましい。 これらの化合物はまた、スタフィロコッカス及びストレ
プトコッカスなどのダラム陽性菌に対しても高い活性を
示す。更にこれらの化合物が好ましい理由゛は、これら
の化合物が抗生物質として代謝されたときに生成するイ
ンキノリンが、毒性を有しない特に無害な芳香族塩基で
あるとい、うことである;例えば他の芳香族塩基である
キノリンなどは本質的に変異原性を示すことが知られて
いる。これら優位な化合物の性質に基ついて、本発明化
合物は感染症を治療する上での有用な抗生物質となる。 これら優位な化合物を例示すれば以下のとおりである。 υ四−7−C2−C2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート。 L−一7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−ヒドロキシイミノアセトアミド〕−3−(インキ
ノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カ
ルボキシレート。 υ=n−7−C2−C2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−(2−カルボキシプロプ−2−イル)オキシイ
ミノアセトアミド〕−3−(インキ/リニウム−2−イ
ルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート。 ニー7−(2−(2−アミノピリミジン−5−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕=3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キンレート。 D悪−7−C2−C2−アミノピリジン−6−イル)−
2−(2−カルボキシプロプ−2−イル)オキシイミノ
アセトアミドl−:3−(インキノリニウム−2−イル
メチル)−3−セフェム−4−カルボキシレート。 一す四−7−42−(5〜アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−(インキノリニウム−2−イルメチル)−3
−セフェム−4−カルボキシレート。 4匹−7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−4−イル)−2−インプロポキシイミノアセト
アミドl−1−(インキノリニウム−2−イルメチル)
−3−セフェム−4−カルボキシレート。 1圧−7−[2−(2−アミノピリジン−6−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート。 ツー7−42−(4−アミノピリミジン−2−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノリ
ニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カルボ
キシレート、及ヒエー7−C2−C5−アミノ−1,2
,4−チアゾール−4−イル)−2−(2−カルボキシ
プロプ−2−イル)オキシイミノアセトアミド〕−3−
(インキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム
−4−カルボキシレート。 更に優位な化合物群を示すと、式1においてλ1がアミ
ノ置換インキノリニウム基である化合物である。この群
の化合物を下記第1表に示す。 (以下余白) 第 1 表 アミノインキ7リニウム置撲ベタイン・セファロスポリ
ン 2−アミノチアゾール−4−イル CH35−アミノ
4−アミノ 4−アミノ 6−アミノ 2−アミノピリジン−6−イル 5
−アミノC21154−アミ7 CH3tt 第1表(続き) R’ 良′ アミノ基位置4−アミ
ノピリミジン−2−イル CH35−アミノCz l
−1s 4−アミノ 3−アミノイソチアゾール−4−イルCH34−アミ/
3−アミノピラゾール−4−イル 5−アミノ 更に優位な化合物群として、式中に″がC+−Cげルキ
ルである化合物を挙げることができる。とりわけ好まし
い化合物は、−5yn−7−C2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−3−メトキシイミノアセトアミド]
−3−(イソキノリニウム−2−イルl¥ル)−3−セ
フェム−4−カルボキシレートである。 その他の優位な化合物群としては、式1においてR+が
ヒドロキシ置換インキ/リニウム基である化合物である
。この群の優位な化合物を例示すると、n匹−7−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシ
イミノアセトアミド〕−3−(5〜ヒドロキシインキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート及びジ四〜7−[2−(2−アミンチアゾ
−1v −4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド〕−3−(4−ヒドロキシインキノリニウム−2−イ
ルメチル)−3−セフェム−4−カルボキシレートであ
るっ 上記優位化合物群の中でも、アミン置換複素環R′カ2
−アミノチアゾール−4−イル、5−アミノ−1,2,
4−チアジアゾール−3−イル、2−アミノピリミジン
−4−イル、及び2−アミノ−ピリジン−6−イルの化
合物が特に勝れている。 式1で表わされる化合物の中、kが水素またはホルミル
である化合物は、式1においてRか上記定義のアシル基
である化合物製造のための中間体として有用である。 式1において艮がアシル基である化合物及びその製薬学
的に許容し得る塩は、広範囲スペクトル抗生物質として
有用であり、ヒト及び動物に対して感染性のダラム陰性
菌の生長を阻止するのに特に効果がある。例えば、これ
らの化合物は種々のシュードモナス菌、ヘモフィラス菌
、プロテウス菌、エンテロバクター菌、シゲラ菌、サル
モネラ菌、その他のダラム陰性菌類に対し効果的である
。 式1で表わされる7−アシルアミノセファロスポリン抗
生物質は、ストレプトコッカス菌及びスタフィロコッカ
ス菌、%にペニシリン耐性スタフィロコッカス菌に対し
ても効果がある。 式1の抗生物質及びその塩は一般に非毒性である。例え
ば、生体外試験において腎毒性を全く示さないか、ある
いは発現しても僅かである。 式1において艮がアシル基で R11+かカルボキシ保
護基以外の基である化合物及び製薬学的に許容し得るそ
の非毒性塩は、感染症治療に際して投与に適した抗生物
質剤型に製剤化することができる。 本発明の一側面は、抗生物質製剤、即ち式1の化合物(
但しkはアシル基)または製薬学的に許容し得るその非
毒性塩と製剤用担体とから成る製剤を提供する点にある
。該抗生物質、好ましくはその製薬学的に許容し得る塩
は、非経口投与、即ち静脈内(i、v、) 、筋注(i
9m、)もしくは皮下(s、c、)投与に適する剤型に
製剤化することができる。静脈内投与の場合には一般に
使用される静脈投与用液に製剤して注入投与する。投与
用液とは例えば、生理食塩水、リンゲル溶液、5チデキ
ストローズ液などである。 筋肉内投与用の場合には、約loomyないし約27の
該化合物を固型のま>@菌バイアルまたはアンプルに詰
め、投薬量単位の製剤とする。この製剤を用時庄射用水
、5%デキストローズ液、5チブドウ糖液、その他の溶
剤に溶解し、注射筒で患者に投与する。 また、投薬h1単位の製剤は、該化合物、より好ましく
はその塩を適当な溶剤に溶かした溶液として、殺菌密封
したアンプルに入れる。単位投与量の化合物濃度は、抗
生物質それぞれについての溶解度及び医者が必要と認め
る投与量に応じて、約2チから20係の範囲とする。 本発明化合物は皮ふ感染症の治療予防用とじて局所使用
防腐用液剤に製剤化してもよい。該化合物または許容し
得るその非毒性塩を抗菌用液剤とする場合は、その濃度
を約1〜25チとし、水溶液または非水溶液とすればよ
い。溶剤としては、水、エタノール、その混合物、プロ
ピレングリコールなどが使用し得る。その他溶解剤、界
面活性剤、安定剤9着色剤などを既知方法に従って該溶
液に加えてもよい。 本発明は更に哺乳動物の感染症の治療法をも提供する。 その治療法によれば式1の化合物(但し、kはアシル基
、R“′はカルボキシ保護基以外の基である)または製
薬学的に許容し得るその非毒性塩を約100■〜200
0■の投与量で投与することから成る。 上記方法を実施するには、該化合物を一日単回ないし数
回に分けて投与する。治療上必要なことは、長期間に亘
って、例えば数日ないし2〜3週間投与を続けることで
ある。単回の投与量または合計の投与量は、感染の種類
及び程度、患者の年令と一般的健康状態、患者の抗生物
質に対する耐治療法を実行する」−での簡便な方法は、
該化合物を静脈内に注入投与することである。この方法
によれば、該化合物を5%デキストローズ液のような生
理液の溶液とし、この溶液をゆっくりと静脈注入する。 あるいは静脈内注入のピギーバック法(piggy b
ack method)によってもよい。 本発明のより好ましい方法は、式1の化合物の中、オキ
シム官能基が四則で、k′が2−アミノチアゾール−4
−イル基、R″かCl−MC4アルキル。 R1がインキノリニウム、アミノ置換インキノリニウム
基またはヒドロキシ置換インキノリニウム基である化合
物を投与することから成る。特に好ましい方法は一5y
n−7−(2(2−アミノチアゾール−4−イ)I/)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル) −3−セフェム−4−カ
ルホキシレートラ投与することから成る。 以下の実施例により本発明を更に詳細に説明する。り下
の実施例において用いる略号は次の意味を有する。 TMSI=ヨウ化トリメチルシリル HPLC−高速液体クロマトグラフィーNMR−核磁気
共鳴 1)MSOd6−重水素化ジメチルスルホキシド。 NMRスペクトルのシグナルを特徴づけるのに用いる文
字は次のとおりである。S−シングレット;d−タブレ
ット;m−マルチプレット;9=クアルテット;bSS
輻幅いシングレット。 実施例1 υ四−7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(インキノ
リニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−4−カル
ボキシレート: 1調−7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−アセトキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸4.0919ミ
リモル)をクロロホルム18m/に懸濁し、これにN−
メチル−N−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミ
ド5.64を加え、1.5時間撹拌すると完全な溶液が
得られた。この溶液にヨウ化トリメチルシリル3.45
I7+/を加え、15分間撹拌した後、蒸発乾固した
。粗製のシリル化3−ヨードメチル誘導体をアセトニト
リル184に溶かし、テトラヒドロフラン735μlを
加えた。この溶液を5分間撹拌し、TMSI と3−ヨ
ードメチル誘導体とのコンプレックスを分解した。 3−ヨードメチル誘導体のm /&1/6を、インキノ
リン232 ’QとアセトニトリルIWllの溶液に加
え、室温で3時間撹拌した。水145μlを反応混合物
に加え、生成物をP取、乾燥し、標題化合物7301n
9を得た。 NMR(1)MSOd、):シグナル: 9.52 (
d 、 III)、9.46(d 、 IH)、8.6
8〜8.08(m。 6H) 、 7.14(bs 、2H) 、 6.7
1 (S 、If()。 5.86 (d 、 IH) 、 5.65 (q 、
、1l−I) 、 5.20(d、1II)、5.07
(d、III)、3.76C8゜3)1)、3.34(
(1,20)。 実施例2 v尺−742−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−スルホ
−イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム
−4−カルボキシレートグ恭−7−[2−(2−アミノ
チアゾール−4−イ/I;)−2−メトキシイミノアセ
トアミド]−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4
−カルボン酸1.82 Fをクロロホルム8rn!、に
懸濁し、これにN−メチル−N−トリメチルシリルトリ
フルオロアセトアミド2.50 m/を加え、1時間撹
拌した。得られた溶液にヨウ化トリメチルシリル1.5
4−を加え、室温で15分間撹拌し、蒸発乾固した。得
られたシリル化3−ヨードメチル誘導体の残渣をアセト
ニトリル8m/に溶かし、テトラヒドロフラン326μ
lを加えて、5分間撹拌した。この溶液凶を、インキノ
リン−5−スルホン酸502η、ビス−トリメチルシリ
ルトリフルオロアセトアミド427μl及びアセトニト
リル2rn!から成る懸濁液に加え、室温で3時間撹拌
した。反応混合物を水210μlで処理し、標記化合物
をP取乾燥した。得られた粗生成物1.3’lをI I
P LCて精製し、945〜の標記化合物を得た。 NMR(1)MSOda/1)20): シグナル:
9.75(s。 11() 、 9.04 (d 、 II() 、 8
.75 (d 、 III)。 8.58(m、2l−1)、7.97(m、1l−1)
、6.70(8,1l−1) 、5.73(d 、 I
II) 、 5.55(d。 2””)、5.12(d、11()、3.73(s、3
11)。 3.41 (Q 、 21()。 実施例3 思−7−[2−(2−アミンチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−アミノ
イソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−
4−カルボキシレートニー五巴−7−[2−(2−アミ
ノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセト
アミド〕−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−
カルボン酸11.8Pをクロロボルム5o−に懸濁し、
これにN−メチル−N−トリメチルシリルトリフルオロ
アセトアミド1625−を加えて1時間撹拌した。得ら
れた溶液にTMSIIO−を加え、15分間撹拌した後
、揮発成分を留去した。残渣のシリル化3−ヨードメチ
ル誘導体をアセトニトリル50rnlに溶解し、この溶
液にテトラヒドロフラン2.12rn!、を加えた。 この溶液の1/13 を、5−アミノイソキノリン34
6■、ビス−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミ
ド853μ吸びアセトニトリル2rrLIから成る溶液
に加え、室温で3時間撹拌した。反応混合物に水235
μlをピペットで加え、標記化合物をP取、乾燥した。 得られた粗生成物1.27S’をHPLCで精製し、純
品100 mVを得た。 NM R(I)M S OdJD20 ) : シグナ
ル: 9.90 (bs 、1()、8.96(d、I
H)、8.5s(d。 1l−1) 、 8.00〜7.04 (m 、 4B
) 、 6.71 (S 、1B)、5.69〜5.6
5 (d 、 d 、 2H) 。 5.17〜5.05(d、d、2H)、3.76(S。 3H)、3.30((1,2H)。 火施り」 υ’n−7−(2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(4−ア
ミノイソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート:実施例3に記載のように調
製したシリル化ヨードメチル誘導体の溶液1/】3を、
4−アミノイソキノリン346〜.ビス−トリメチルシ
リルトリフルオロアセトアミド853μf及びアセトニ
トリル2m/から成る溶液に加え、室温で3時間撹拌し
た。この混合物に水235μlをピペットで加え、生成
した標記化合物をIP R1,、蔽燥した。このように
して得た生成物1417をHPLCで精製した。 NMR(1)MSOd、):シグナル: 9.52 (
d、IH)。 9.25 (s、IH)、8.60〜7.80 (m
、 50 )。 7.34(bs 、2H)、7.17(bs 、2H)
。 6.71(S、IH)、5.77(d、IH)、5.6
3 ((1、III) 、 5.12 (d 、 LH
) 、 5.05(d 、ILI)、376(s 、3
11)、3.26(q。 211)。 実施例5 n四−7−C2−C2−アミノチアゾール−4イル)−
2−メトキシイミ/アセトアミド〕−3−(3−メチル
インキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフェム−
4−カルボキシレート:5yn−7−C2(2−アミノ
チアゾール−4−イル〕−2−メトキシイミノアセトア
ミド〕−3−アセトキシメチル−3−セフェム−4−カ
ルボン酸4.3919ミリモル)ヲクロロホルム18、
Off+/に懸濁し、これにN−メチル−N−トリメ
チルシリルトリフルオロアセトアミド6.45P((5
,76rnl; 32.4ミリモル)を加え、混合物が
完全な溶液となるまで(15時間)撹拌した。このシリ
ル化誘導体の溶液にヨウ化トリメチルシリル4.86グ
(3,46,/ : 24.3ミリモル)を加え、30
分間撹拌した。反応混合物を蒸発屹固し、残渣のシリル
化3−ヨードメチル誘導体を無水アセトニトリル12−
及びテトラヒドロフラン0972グ(1,09,/)に
溶かし、30分間撹拌後、次工程反応に使用した。 このシリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液4−量を、
3−メチルイソキノリンの無水アセトニトリy 1 m
l溶液と混合し、室温で3時間撹拌した。 更にアセニトリル14を追加して冷却し、これに水18
0μlを加え、沈殿した粗生成物を1取した、得られた
沈殿物842〜をI(PI、Cで精製して、標記化合物
631rtgを純品として得た。 NM艮(1)MSOd6) : シグナル: 9.5
8 (d、11() 、 8.57〜7.90 (m、
514) 、 7.20 (bS、21’I) 、 6
.74 (s、1l−1) 、 5.84〜5.17
(m、3H) 、 5.07 (S、II() 、 3
.78 (S、311) 、3.30((1,2H)。 実施例6 −1すク7−42−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(8−ヒ
ドロキシイソキノリニウム−2−イルメチル)−3−セ
フェルー4−カルボキシレート: υ1−7−[2−(2−アミ/チアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕=3−アセトキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸910〜(2ミ
リモル)を塩化メチレン5dに懸濁し、これにN−メチ
ル−N−トリメチルシリルトリフルオロアセトアミド1
.24./(7ミリモル)を加え、40°Cに加温した
。得られた完全溶液を室温に冷却し、ヨウ化トリメチル
シリル0.77 m/ (5’、4 ミリモル)を加え
て、窒素気流下室温にて15時間撹拌した。反応混合物
を蒸発濃縮し、得られた油状のシリル化3−ヨードメチ
ル誘導体をアセトニトリル10−に溶かし、テトラヒド
ロフラン0116rn!、を加えて、溶液中のTMSI
コンプレックスまたは過剰のTMSIを分解した。 このシリル化3−ヨードメチル誘導体の溶液に8−ヒド
ロキシイソキノリンのトリメチルシリル誘導体アセトニ
トリル溶液〔8−ヒドロキシインキ/’)ン348■(
24ミリモル)をアセトニトリル10m/に懸濁し、こ
れをモノートリメチルシリルトリフルオ旧アセトアミド
と処理することにより調製〕を窒素気流下加えた。この
混合物を室温で2.5時間撹拌し、少量のエーテル、次
いて水で稀釈すると、泥状の黄褐色沈殿を生成した。混
合物を10分間撹拌した後、生成物を戸数、エーテル洗
浄して、減圧下40°Cで1.5時間乾燥して粗生成物
1.27!i’を得た。 生成物のNMRスペクトルは所期の構造に一致した。 この生成物をC1sシリカによる逆相高速液体クロマト
グラフィーに付し、5係アセトニトリル。 2チ酢酸、93係水により溶出精製した。カラムからの
溶出画分をNM艮でチェックして、目的物を含む両分を
集めて凍結乾燥した。精製品は黄色粉末として470m
g(39%収率)得た。 NMR(夏)MSOd、):シグナル:10.09(S
、111) + 9.5 (d、I H) 、 g、1
(d、ltl ) 、 8.5 (d、IH) 、
7.8 (d、2[1) 、 7.55 (t、IH)
。 7.15 (s、211) 、 6.7 (s、111
) 、 5.65 (Q。 IH) 、 5.5 (’I 、
2H) 、 5.1 (d、1f−1)、
3.75(S、3)() 、 3.3 (q、2H)δ
。 ”■=’max 254nm(ε= 25,000 )
: PKa3.7 、7.1 、8.5゜ 実施例7 月l−7−C2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド〕−3−(5−ヒド
ロキシインキノリニウム−2−イルメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート: 実施例6記載の反応手段・条件に従い、等社の原料・試
薬を用い、実施例6で使用した8−ヒドロキシイソキノ
リンを5−ヒドロキシイソキノリンに置き換えて反応を
行ったところ、1.31yの粗生成物を得た。これをC
+sシリカ逆相(7) HP l−C10チアセトニト
リル、2%酢酸、88チ水溶出により精製して、636
■の純品を得た。 NMR(DMSOd、):シグ+ル:10,09 (S
IIH) 、 9.55 (d、LH) 、 9.1
5 (d、III) 。 8.55 (d、If() 、 7.85 (d、20
)、7.6 (L 。 IH)、7.2(S 、2H)、6.7(S 、LH)
。 5.65(q、IH)、5.5((1,2H)、5.1
(d、1B)、3.75(S、3H)、3.35(Q。 2[I)δ。 Uv:λmax 254nm (ε=23,893)
:pKa3.7 、7.0 、8.5゜ 上記実施例に開示した操作・反応条件に従って、以下に
例示する弐1の化合物を製造することができる。 (以下余白) (65)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で表わされる化合物及び製薬学的に許容
されるその非毒性塩。 で表わされるアミノ置換複素環基を表わし、Rrrは水
素、Cl −y C4アルキル、または式:%式% (但し、式中aおよびbはそれぞれ水素またはCl −
y C3アルキルを表わすか、aおよびbか結合してい
る炭素原子と共に63〜C7炭素環を形成する;nは0
〜3を表わす;Rrはヒドロキシ、アミノまたはCl−
C4アルコキシを表わす)で表わされるカルボキシ置換
アルキルもしくはシクロアルキルを表わすか、あるいは
式:%式%( (但シ、式中に″″はC1〜C4アルキル、フェニル、
またはフェニル置換ClNC5アルキルを表わす)で表
わされるカルバモイル基を表わす〕で表わされるアシル
基;R1はインキノリニウムを表わし、インキノリニウ
ムはアミノ、 C+〜C4アルキルアミノ、ジー((T
+ ++C4アルキル)アミノ、ヒドロキン、 C+〜
C4アルコキシ、ハロゲン、 C+ −y C4アルキ
ル、シアノ、トリフルオロメチル、スルホ(−501H
) 、アミノスルホニ)I/(−5OzN)12 )
、カルボキシ、 Ct〜C4アルコキシカルボニル、ヒ
ドロキシ置換Ct −C3アルキル、ホルミル、 C2
〜C4アルカノイル、チオカルバモイル、もしくはカル
バモイルにより置換されていてもよい。 2、 Rtがインキノリニウムを表わし、インキノリ
ニウムがアミン、に+wC4アルキルアミノ。 ジー(CIA/C4アルキル)アミノ、ヒドロキシ。 ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、スルホ(−5
O3H)−、アミノスルホニル(−502NH2) 、
カルボキシ、 C+〜C4アルコキシカルボニル、ヒド
ロキシ置換C1〜C3アルキル、ホルミル、 C2〜C
4アルカノイル、もしくはチオカルバモイルで置換され
ていてもよい特許請求の範囲第1項記載の化合物及び製
薬学的に許容されるその塩。 1項または第2項記載の化合物及び製薬学的に許容され
るその塩。 4、 R″かメチルである特許請求の範囲第1〜3項
のいずれかに記載の化合物。 5、 syn −7−[2(2’−−アミノチアゾー
ル−4イル)−2−メトキノイミノアセトアミド’]−
3−(8−ヒドロキノインキノリニウム−2−イルメチ
ル)−3−セフェム−4−カルホキンl/−トである特
許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の化合物。 5、 5yn−7−C2−(2−アミノチアゾール−4
−イル)−2−メトキンイミノアセトアミドl−3−(
5−ヒドロキンインキノリニウム−2イルメチル)−3
−セフェム−4−カルボキシ1/−トである特許請求の
範囲第1〜4項のいずれかに記載の化合物。 7 5Yn−7−C2−C2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−メトキンイミノアセトアミド〕−3−(5
−スルホイ′ツキノリニウムー2イノ〆メチル)−3−
セフェム−4−カルボキシレートである特許請求の範囲
第1〜4項のいずれかに記載の化合物。 8 活性成分として特許請求の範囲第1〜7項のいずれ
かに記載の艮がアシルである化合物または製薬学的に許
容されるその塩と、製薬学的に許容される担体とを組合
せたことを特徴とする製剤。 9、製剤か坐剤である特許請求の範囲第8項記載の製剤
。
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