JPS5857330A - 環式ケト−ブチルアルデヒド、その製法及び環式ジイソシアナ−ト製造での使用 - Google Patents

環式ケト−ブチルアルデヒド、その製法及び環式ジイソシアナ−ト製造での使用

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JPS5857330A
JPS5857330A JP57154073A JP15407382A JPS5857330A JP S5857330 A JPS5857330 A JP S5857330A JP 57154073 A JP57154073 A JP 57154073A JP 15407382 A JP15407382 A JP 15407382A JP S5857330 A JPS5857330 A JP S5857330A
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ゲルハルト・クライン
デイ−タ−・アルルト
ルドルフ・ブラデン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な環式ケト−ブチルアルデヒド及び環式ケ
ト−オレフィンからのその製造に関するものである。こ
の新規な環式ケト−ブチルアルデヒドは重合体における
架橋剤として使用し得る環式ジイソシアネートを製造す
る際に用いることができる。
殊に重合体化学における最終生成物は一般に石油を原料
とする出発物質をベースとするものである。一般的な石
油製品の枯渇の観点から、新規な製品を開発する場合、
石油に依存せず、そして連続的に再生される出発物質に
対する要求がある。
本発明はリモネンタイプの炭化水軍から誘導される新規
な環式ケト−ブチルアルデヒドに関するものである。
この新規なケト−ブチルアルデヒドは式(1)式中、R
1及びR,は同一であるか、または相異なるかのいずれ
かであり、且つ水素または低級アルキルを表わし、そし
て環式脂肪族環は二重結合を含むことができる、 K対応する本のである。
本発明の範囲内において低級アルキルは1〜約6個の炭
素原子を有する直鎖または分枝した炭化水素であること
ができる。挙げ得る例にはメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、インペ
ンチル、ヘキシル及びイソヘキシルがある。
式(n) 式中、環式脂肪族環は二重結合を含むことができる、 の環式ケト−ブチルアルデヒドが一般に、好ましい。
次の環式ケト−ブチルアルデヒドを殊に挙げることがで
きる:3−(4−メチル−3−オキソシクロヘキシル)
−ブチルアルデヒド、5−(n−メチル−3−オキソシ
クロヘキシ−4−エニル)−ブチルアルデヒド、5−(
3−オキソシクロヘキシル)−プロピオンアルデヒド1
及び3−(4−メチル−3−オキソシクロヘキシル)−
プロピオンアルデヒド。
本発明による新規な環式ケト−ブチルアルデヒドは芳香
剤、例えば香水成分として用いることができる。しかし
ながら、これらのものを対応するジアミンに転化し、そ
してこの本のをジイソシアネートに転化することが殊に
可能である。この環式ジイソシアネートは重合体化学に
おいて、殊にポリアミド及びポリウレタンの場合に架橋
剤として有利に用いることができる。
この新規な環式ケト−ブチルアルデヒドは式Il−冨 式中、R,及びR1は同一であるか、または相異なるか
のいずれかであや、且つ水素または低級アルキルを表わ
し、そして環式脂肪族環は二重結合を含むことができる
、 の環式ケト−オレフィンをロジウム含有触媒の存在下に
おいて50〜200℃の温度範囲内及び少なくとも30
バールの圧力下で一酸化炭素及び水素と反応させること
により製造することができる。
本発明の方法に対する環式ケト−オレフィン、例えばカ
ルボン及びジヒドロカルボンはリモネンから調製するこ
とができる。リモネンはシトロン属の果実、例えばオレ
ンジ、レモン及びライムの9− 構成物であり、そして一般に果実の皮を蒸留することK
よ抄単離される。
リモネンからのカルボンの製造は公知である。
かくして例えば、塩化ニトロシルをリモネンのエンド環
式(endoeyelie)結合に加えることによ抄ダ
イマー性のクロロニトロン化合物を得ることができる。
このクロロニトロン化合物は塩基を用いてカルボンオキ
シムに転化することができ、このものを酸性条件下で加
水分解してカルボンを生成させることができる( It
’d、 Eng、 Chem、、 4 S 。
1196(1951))。またこの3段階の反応はいわ
ゆる一容器(one−マesssl)工程として行うこ
とができる(米国特許第429に501号)。
ジヒドロカルボンの製造は同様に公知である。
例えば、過酸を用いてリモネンをリモネンモノエポキシ
ドに転化することができる(J、Am5r。
Chsm、Soe、、77.3405(1955))。
10− このエポキシドはルイス(Lswis)酸を用いるか(
Hglv−Chim、Acta 47.415 (19
64))または酸イオン交換剤によ?)(Za、Vme
s−Khem、0esaea、22 .223(197
7))転位させてジヒドロカルボンを生じさせる。
またディールス−アルダ−(Diels−Alder 
)反応を用いて環式ケト−オレフィンの製造を行うこと
ができる。この場合、適当ならばルイス酸の存在下にお
いて適当なジエンをイソプレンと反応させる。
本発明の方法による一酸化炭素/水素を用いる環式ケト
−オレフィンのヒドロホルミル化はロジウム触媒の存在
下で行う。リモネンのヒドロホルミル化はそれ自体公知
である[ New 5yntheaiaaith Ca
rbon Monoxide、 Springer V
erlagBerlln(1980)、109〜119
頁〕。しかしながら、公知の方法をできる限抄不飽和の
環式ケト−オレフィンに使用し得ることは予期されず、
その理由は2個の二重結合を有しているととに加えてこ
れらのものが反応条件で優先的に反応すべきケト基で更
に置換されているからである。
本発明の方法に対する好適なロジウム錯体には1種また
はそれ以上の含窒素、含リン及び/または含イオウ配位
子が含まれる。
触媒として用いる殊に好適なロジウム錯体は弐XRh 
(CO)I4 、  HRh (Co )L3 、  
HRh (Co\L!。
RhXLs *  [Rh(Co)冨Lx)及び(Rh
 (0COCHs )(Co)L)mに対応する本ので
あり、ここにXは塩素、臭素またはヨウ素原子を表わし
、そしてLは有機性配位子を表わす。適当な有機性配位
子は第三級有機ホスフィン、スルフィド、スルホンまた
は第三級アミンであることができる。適当な配位子の例
には有機性基として各々の場合に多くとも2個までの同
一もしくは相異なる、炭素原子1〜20個を有するアル
キル基、要素原子5〜12個を有するシクロアルキル基
、炭素原子7〜10個を有するアラルキル基及び少なく
とも1mの、炭素原子6〜10個を有するアリール基を
有する第三級有機ホスフィンがある。ここに示した基は
反応条件下で不活性である置換基、例えば1〜2個のヒ
ドロキシル基、炭素原子1〜4個を有するアルコキシも
しくはカルバルコキシ基、アミン基またはハロゲン原子
、例えばトリフェニルホスフィン、ジエチルフェニルホ
スフィン、トリトルイルホスフィン、トリナフチルホス
フィン、ジフェニルメチルホスフィン、ジフェニルブチ
ルホスフィン、トリス−(plクロロェニル)−ホスフ
ィン、トリス−(p−カルボメトキシフェニル)−ホス
フィン、トリス−(p−シアノフェニル)−ホスフイン
、ジフェニル亜ホスホン酸フェニルエステル、ベンゼン
亜ホスホン酸ジフェニルエステ−13− ル及びジフェニル−(ジメチルアミノ)−フェニルホス
フィンを有することができる。
p、 [CH茸CI(、C馬N(CHs)z〕s、P 
(CH2CHICHりN(C2Hs )i〕3、P(C
HHeH2CH2−N−イソ−C4H9h、P (CH
IGH鵞GHzN(イソ−〇4H11)2:13、(n
 −CaHe )2PCHICH2N(C2Hg )2
、P (CHEN(C!H5)! )s  、P (C
6H4N(CH3)! )3、P (CHxCHsCa
H4N(CzHs h 〕s、P [CH2CH2CH
,N(Le r t、C4Hs )! )!  及びP
 [CHtCH2CHzN (イソ−CsHv )鵞3
3用いる炬リン酸含有配位子はホスフィンの群から選ぶ
ことが最良である。殊に好ましい配位子はトリフェニル
ホスフィン及びトリブチルホスフィ−14− ンである。
またフェロセンで部分的に置換されるトリオルガノホス
フィンの形態の錯体配位子(ドイツ国特許出願公開明細
書第2.617.306号)を本発明に従って用いるこ
とができる。しかしながら、ロジウムで触媒されたヒド
ロホルミル化反応系に適するいずれかのトリオルガノ亜
リン酸配位子を用いることができる。
適当な含窒素配位子の例にはピリジン、ピコリン、エチ
ルピリジン、N−メチルピロリジン、N−メチルビロー
ル、N、N’−ジメチルピペラジン、ジメチルシクロヘ
キシルアミン、トリエチルアミン、N、N−ジメチルア
ニリン、N−メチルモルフィシン、N−メチルインドー
ル、キノリン、インキノリ/、N−メチルピロリドン及
び3−ジメチルアミノプロピオニトリルがある。
適当な含イオウ配位子の例には硫化ジベンジル、硫化ジ
−n−ブチル、ジメチルスルホキシド、硫化ジエチル、
硫化ジー(4−クロロベンジル)、硫化ジー(4−シア
ノベンジル)、硫化ビス−(4−ジメチルアミノベンジ
ル)、硫化ジー(4−ジエチルアミノベンジル)、硫化
ジー(α−ナフチルメチル)、硫化ジー(2,6−ジク
ロロベンジル)、硫化ジー(へ4−ジクロロベンジル)
、(iiIE化シー (2−クロロベンジル)、硫化ジ
ー(5゜6、Z8−テトラヒドロナフチル−2−メチル
)、硫化ベンジルメチル、硫化ベンジルドデシル、硫化
4−ジメチルアミノベンジルメチル、硫化ベンジルブチ
ル、硫化ビス−(4−カルボキシベンジル)、硫化ジー
(4−メチルベンジル)、硫化ジー(3−メチルベンジ
ル)、硫化ジー(2−メチルベンジル)及びテトラメチ
レンスルホンがある。
触媒錯体における配位子に対するロジウムの比は広範囲
に変えることができる。しかしながら、一般に反応媒質
にはロジウム1を原子ah少なくとも1モルの配位子が
含まれる。しかしまた、配位子を過剰に加えることがで
き、ロジウムに対する配位子の比を1〜200:1で用
いることがある。しかしながら、10〜80:1のロジ
ウムに対する配位子の比を用いることが好ましい。また
配位子化合物を溶媒として有利に用いることができる。
本発明による方法の好適な具体例において、溶媒中にて
昇温下で且つ昇圧下にて、例えば200バールの水の気
体圧力下で活性触媒を予備生成させ、そして反応条件下
で環式ケト−オレフィンを加える。
環式ケト−オレフィン1111当抄1〜1.000qの
ロジウム金属を本発明に従って触媒中に用いる。
殊に、環式ケト−オレフィン14当#)10〜600■
のロジウム金属を用いる。この触媒は公知の方−17− 法で回収し、そして再び使用することができる〔ドイツ
国特許出願公開明細書第1.954.515号(196
9)及び同第2,311,388号(1973))。
本発明によるヒドロホルミル化において、−酸化炭素及
び水素は一般に少なくとも化学量論比で用いるが、10
0モルチまでの過剰が好ましい。
−酸化炭素及び水素の混合物には一般に1:4〜4:1
、殊に2=1〜1:2の容量比の一醗化炭素及び水素が
含まれる。
本発明によるヒドロホルミル化は一般に50〜200℃
の温度範囲内で行う。90〜180℃の範囲内の温度が
殊に好ましい。本発明による方法は一般に少なくとも3
0バールの圧力下で行う。
本発明による方法は70〜400バールの圧力範囲内で
行うことが好ましい。
一般に1、本発明による方法は20〜120分間−18
− にわたって実質的に転化が完了するまで行う。
本発明による方法は一般に液相中で行う。ここで触媒を
固体担体、例えばシリカゲル上に固定することが好まし
い。
液体反応媒質はそれ自体存在している液体の混合物(反
応生成物もしくは過剰の配位子化合物)であることがで
きるか、ま九は適当ならば反応条件下で変化せず、そし
て触媒及び過剰の配位子が可溶である追加の溶媒を含む
こともできる。溶媒の例にはヘキサン、オクタン、シク
ロヘキサン、ベンゼン、トルエン及びキシレンがある。
本発明による方法の好適な具体例において、本発明によ
る環式ケト−ブチルアルデヒドを与える際の環式ケト−
オレフィンのヒドロホルミル化はヒドリドカルボニル−
ホスフィン−ロジウム錯体の存在下において、10〜8
0:1のロジウムに対するリンの比に対応する過剰のホ
スフィン配位子において、溶媒としての炭化水素中で、
150〜165℃の温度範囲内で、150〜550ノ(
−ルの圧力範囲内で、α7〜1.5の比の水素及び−酸
化炭素を用いて行う。
本発明によれば、式(R/) 1NCO 式中、R1及びR1は上記の意味を有する、のジイソシ
アネートを製造する際に、環式ケト−ブチルアルデヒド
を水素化触媒の存在下において50〜280℃の温度範
囲内で1.且つ10〜200バールの圧力範囲内でアン
モニア及び水素と反応させて式(V) 式中、R1及びR1け上記の意味を有する、のジアミン
を生じさせ、次にこれらのジアミンを不活性溶媒中で酸
で処理し、そして生じた塩を20〜250℃の温度範囲
内でホスゲンと反応させることによ抄この新規な環式ケ
ト−ブチルアルデヒドを用いることができる。
式(fV)のジイソシアネート及び式(■)のジアミン
も同様に新規なものである。
この還元的アミン化はそれ自体公知である(Houb@
n’−Weyl、 Methoden der Org
aniseh@nChem1e (Methods o
f Organla Chemiglry)、第4巻、
1/C部(1980)、412頁以下〕。
本発明によれば、少なくとも2.2 : 1、好ましく
は5〜15:1の環式ケト−ブチルアルデヒドに対する
アンモニアのモル比を用いる際に高選択的にジアミンが
得られる。この還元的アミノ化は液相水素化として非連
続的Kか、または例えば滴21− 下(triekl・)相中で連続的に行うことができる
本発明によるアミノ化の条件下で不活性である溶媒を用
いることが有利であり得る。挙げ得る例にはアルコール
、エーテル、アミド並びに複素環式化合物、例えばメタ
ノール、エタノール、イソプロパツール、ブタノール、
エチレングリコール、エチレングリコールジメチルエー
テル、テトラヒドロフラン、N−メチルピロリドン、ジ
メチルホルムアミド及びヘキサンがある。エタノール及
びインプロパツールが好適な溶媒である。
一般に本発明による還元的アミノ化は50〜180℃、
好ましくは90〜135℃の温度範囲内で行う。水素圧
は10バール以上で、そして50〜200バールの範囲
内であるべきである。
本発明のアきノ化は酢酸アンモニウムの如きアンモニウ
ム塩を加えて行うことが有利である。と22− の場合、ケト−アルデヒドを基準として(11〜5−の
アンモニウム塩を一般に用いる。
本発明による還元的アミノ化に対する水素化触媒には活
性成分として還元及び/もしくは酸化状態の少なくとも
1種の金属バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバル
ト、ニッケルまたは銅が含まれる。好適な触媒は担持さ
れた触媒状態のニッケルまたはコバルト触媒であり、そ
の際に担体として使用し得る無機物質にはケイソウ土、
ケイ酸、酸化アルミニウム、ケイ酸塩、ケイ酸アルミニ
ウム、モンモリロナイト、ゼ第2イト、スピネル、ドロ
マイト、カオリ/、ケイ酸マグネシウム、酸化ジルコニ
ウム、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、シリコンカ
ーバイド、リン酸アルミニウム、リン酸ホウ累、石綿ま
たは活性炭素、及び高分子量を有する天然に生じるか、
または合成化合物である有機性触媒担体として使用し得
る化合物、例えば絹、ポリアミド、ポリスチレン、パル
プまたはポリウレタンがらり、その際に担体としてはケ
ーキ、ロープ、フィラメント、筒、多角形の形態または
粉末状態であることが可能である。
また本発明によるアミノ化に対する好適な触媒にはラネ
ー(Raney)タイプの触媒、例えばラネー−ニッケ
ル、W−1,W−5、W−6、W−7ラネー・ニッケル
[J、 Am、Chem、 Soe、 69 。
5o59(1974))、ラネー・コバルト触媒、ラネ
ー銅、ラネー・ニッケルー鉄、ラネー・コバルト−ニッ
ケルもしくはラネー・コバルト−鉄、ニッケル塩もしく
はコバルト塩の還元により11gされる金属触媒例えば
Urashibaraニッケル、または金属アルキル化
合物、アルカリ金属水素化物、ヒドラジン、ポルネート
もしくは水素化ホウ素によ抄還元されたニッケル塩また
はコバルト塩、或いは金M4酸化物または金属酸化物の
混合物の還元によ9調製される触媒がある。
また触媒の還元は水素を用いて、適当ならば昇温下で且
つ昇圧下においてか、または本発明による方法の条件下
もしくは拳法中において行うことができる。
水素化触媒は助触媒として1種またはそれ以上の次の元
素を10重量−までの量で含むことができる:リチウム
、ナトリウム、カルシウム、バリウム、カリウム、銀、
ベリリウム、ランタン、セリウム、チタン、バナジウム
、ニオブ、タンタル、モリブデン及びタングステン。加
えて1重量Sまr(Dkテニウム、レニウム、パラジウ
ム、金、イリジウム及び白金の元素を水素化触媒中に含
めることができる。
本発明による還元的アミノ化に対する殊に好適な水素化
触媒はラネー触媒、例えばラネー・ニッケル、ラネー・
コバルト及びラネー・ニッケルー25− 鉄である。
還元的アミノ化によりw4製したジアミンをそれ自体公
知の方法でホスゲンと反応させて環式ジイソシアネート
を生成させる。この段階で、適当ならば不活性溶媒中の
ジアミンはガス状の酸、例えば塩化水素または二酸化炭
素と反応して対応する付加生成物が生じ、このものを次
にホスゲンで処理する。
一般に、ジアミン1モルに対して2〜30モル、好まし
くは5〜10モルのホスゲンを反応させる。
この段階で、酸が離脱し、そして環式ジイソシアネート
が生じる。反応温度は一般に20〜250℃、好ましく
は130〜170℃の範囲内である。
このホスゲン化に対する可能な溶媒は反応条件下で変化
せず、その沸点がホスゲン化に対して十分に高く、そし
てジイソシアネートとの沸点の差が適当であるすべての
通常の溶媒である。クロロ26− ベンゼン、ニトロベンゼン、キシレン、テトラリン及び
デカリンが好ましい。溶媒を留去した後、ジイソシアネ
ートを蒸留によりそれ自体公知の方法で精製することが
できる。
本発明による環式ジインシアネートはドイツ国特許第2
.254.507号(CBB10351.774号)K
従って、ラッカー添加剤としても有用なポリウレタンの
製造における架橋剤として用いることができる。
実施例1 カルボ7 (carvone ) 2.000 f及び
トルエンs、ooo−をステンレス−スチール製オート
クレーブ中で2−エチルヘキサン酸ロジウム1.5F及
びトリフェニルホスフィン152fの存在下において1
50℃及び280バール下で水素及び−酸化炭素の1:
1混合物と反応させた。2時間後にガスはこれ以上取り
込まれなくなった。10ミリバール下で溶媒を留去した
。α1ミリバール下で残渣を分別した。1. q 1o
 y (用いたカルボンの量を基準として80チ)の混
合物が得られ、このものは3−(4−メチル−3−オキ
ソシクロヘキシ−a−xニル)−ブチルアルデヒド80
%、3−(4−メチル−3−オキソシクロヘキシル)−
ブチルアルデヒド15チ及び飽和オキソアルコール5チ
からなるものであった。沸点=100〜105℃/[L
1ミリバール。
蒸留残渣にはヒドロホルミル化触媒が含まれてお抄、そ
してこのものを新たなヒドロホルミル化に用いることが
できた。
実施例2 カルボン501F、トリフェニルホスフィン1.152
及びトリス−トリフェニルホスフィンロジウム塩化物α
01w9を実施例1に示したようにトルエン25〇−中
にて150℃で280バール下にて4時間水素及び−酸
化炭素の1:1混合物と反応させた。蒸留処理により実
施例1に示した混合物と同様の組成を有する混合物(沸
点=101〜105℃/α1ミリバール)49f(用い
たカルボンの量を基準として82%)が生じた。
実施例3 ジヒドロカルボン50f1 トリフェニルホスフェン1
,5を及び2−エチルヘキサン酸ロジウムα013tを
実施例1に示したようにトルエン20〇−中にて150
℃で280バール下で水素及び−酸化炭素の1:1混合
物と反応させた。蒸留処理により6−(4−メチル−3
−オキソシクロヘキシル)−ブチルアルデヒド5tss
’(4点=98〜100℃/α1ミリバール、理論値の
86%)が生じた。
実施例4 3−C4−メチル−3−オキソつクロヘキシ−一ウ9− 4−エニル)−ブチルアルデヒド100 f、ラネー・
ニッケル30f、酢酸アンモニウム5を及びエタノール
750ydを攪拌されたステンレス・スチール製オート
クレーブ中に4人した。このオートクレーブを密閉し、
窒素を吹き込み、そして液体アンモニア350−をポン
プで送入した。この混合物を80パールの水素圧力下で
100℃に加熱し、そして水素を用いて1時間110バ
ール下に保持し、アンモニアを蒸発させた後に触媒を反
応混合物からp別し、該混合物を冷却し、そして溶媒を
留去した。蒸留により3−(3−アミノ−4−メチルシ
クロヘキシル)−ブチルアミン7&52、沸点=108
〜111℃10.1ミリバール(理論値の75%)が生
じた。
実施例5 S−(S−アミノ−4−メチルシクロヘキシル)−ブチ
ルアミン100tを乾燥したクロロベンゼ30− ン750−に溶解させ、そして生じた溶液に0℃で二酸
化戻素を飽和させた。冷却を止め、ホスゲンを混合物中
に通している間は沸点に加熱した。
ホスゲンを150℃で8時間通した。未反応のホスゲン
を溶液から窒素で追い出し、溶液をきれいにした。溶媒
を10ミリバール下で留去し、そして残渣を10mのピ
グロー(Vigreux)カラムを介して蒸留した。沸
点125〜b リバールの3−(3−イソシアナト−4−メチルシクロ
ヘキシル)−ブチルイソシアネート8952が生じた。
実施例6(使用実施例) この目的はポリオール及び本発明によるジイソシアネー
トからポリウレタンラッカーを調製することであった。
用いたポリオールはアルカリ金属触媒を用いてトリメチ
ロールプロパンをプロピレンオキシドと31− 反応させる仁とにより調製し、そしてSSOのヒドロキ
シル数を有するポリエーテルであった。このポリオール
14Z4fをa1重責チ(全M量を基準)のジブチルジ
ラウリルスズを加えて5−(5−インシアナト−4−メ
チルシクロヘキシル)−ブチルイソシアネート(実施例
5による)131.2Fと混合し、そして金属箔に塗布
した。
8時間後にはラッカーの表面はもはや付着性ではなかっ
た。71稜に、このラッカ一層はトルエン、アセトン及
びエチレングリコールニ酢酸塩の溶媒に耐性であり、そ
して高い弾力性及び耐引かき性(5cratch re
sistance)を有していた。
特許出願人  バイエル・アクチェンゲゼルシャフト第
1頁の続き 0発 明 者 ディーター・アルルト ドイツ連邦共和国デー500oケル ン80リブニッカー・シュトラ− セ2 0発 明 者 ルドルフ・ブラデン ドイツ連邦共和国デー5068オー プンタール・ノート・ハウザー フエルト1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  式 (夏) 式中、R1及びR3は同一であるか、または相異なるか
    のいずれかであり、且つ水素または俳級アルキルを表わ
    し、そして環式脂肪族環は二重結合を含むことができる
    、 の環式ケト−ブチルアルデヒド。 2 式(1) 式中、環式脂肪族環は二重結合を含むことができる、 の特許請求の範囲第1項記載の環式ケト−ブチルアルデ
    ヒド。 五 式(III) 1 式中、R1及びR1は同一であるか、ま友は相異なるか
    のいずれかてあり、且つ水素または低級アルキルを表わ
    し、そして環式脂肪族環は二重結合を含むことができる
    、 の環式ケトーオレフィンをロジウム−含有触媒の存在下
    において50〜2QQ℃の温度範囲内及び少なくと本3
    0バールの圧力下で一酸化炭素及び水素と接触させるこ
    とを特徴とする環式ケト−ブチルアルデヒドの製造方法
    。 (過剰の一酸化炭素及び水素を用いて反応を行う、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 五 用いる触媒が含窒素、含リンまたは含イオウ配位子
    01種またはそれ以上を持つロジクム錯体である、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 4 70〜400バールの圧力範囲内で反応を行う、特
    許請求の範囲第3項記載の方法。 l 式(F/) 式中、R1及びR2は同一であるか、または相異なるか
    のいずれかでめ抄、且つ水素または低級アルキルを表わ
    し、そして環式脂肪族環は二重結合を含むことができる
    、 のジイソシアネート。 a 式(1) 式中、R1及びR* 42同一であるが、または相異な
    るかのいずれかであり、且つ水素または低級アルキルを
    表わし、そして環式脂肪族環は二重結合を含むことがで
    きる、 の環式ケト−ブチルアルデヒドを水素化触媒の存在下に
    おいて50〜280℃の範囲温度で10〜200バール
    の圧力にてアンモニア及び水素と接触させ、それKより
    式ff) 式中、R1及びR,は上記の意味を有し、そして環式脂
    肪族環は二重結合を含むことができる、 のジアミンを生じさせ、その後該ジアミンを不活性溶媒
    中で酸と反応させて塩を生じさせ、そして生じた塩を2
    0〜250℃の範囲温度でホスゲンと反応させることを
    特徴とする、式(R/)式中、R1及びR2は同一であ
    るか、または相異なるかのいずれかであり、且つ水素ま
    たは低級アルキルを表わし、そして環式脂肪族環は二重
    結合を含むことができる、 のジイソシアネートの製造方法。
JP57154073A 1981-09-10 1982-09-06 環式ケト−ブチルアルデヒド、その製法及び環式ジイソシアナ−ト製造での使用 Pending JPS5857330A (ja)

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EP0074561A2 (de) 1983-03-23
IL66741A0 (en) 1982-12-31
DE3135948A1 (de) 1983-03-24
EP0074561B1 (de) 1984-11-21
US4505860A (en) 1985-03-19
EP0074561A3 (en) 1983-09-07

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