JPS5857150B2 - タトウルイオブンカイスルコウソノ セイゾウホウ - Google Patents
タトウルイオブンカイスルコウソノ セイゾウホウInfo
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- JPS5857150B2 JPS5857150B2 JP4917975A JP4917975A JPS5857150B2 JP S5857150 B2 JPS5857150 B2 JP S5857150B2 JP 4917975 A JP4917975 A JP 4917975A JP 4917975 A JP4917975 A JP 4917975A JP S5857150 B2 JPS5857150 B2 JP S5857150B2
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- JP
- Japan
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- enzyme
- glucanase
- color
- mutan
- decomposes
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はストレプトミセス属に属する菌を用いてう蝕の
原因となる歯垢の一成分である不溶性多糖類ムタンを分
解する酵素を製造する方法に関するものである。
原因となる歯垢の一成分である不溶性多糖類ムタンを分
解する酵素を製造する方法に関するものである。
近年う蝕に対する研究が進むにつれ、う蝕誘発菌がう蝕
の原因になることが明らかになってきた。
の原因になることが明らかになってきた。
このう蝕誘発菌はストレプトコッカス(Strepto
coccus)属、ラクトバチルス(Lactobac
illus)属、オドントミセス(odontomyc
es)属に所属する微生物と云われ、これらの微生物が
食物中に含まれる砂糖を利用して、菌体表面に粘着性を
有する不溶性多糖類を生産し、この生産物が歯牙表面に
沈着することにより、歯垢を形成する。
coccus)属、ラクトバチルス(Lactobac
illus)属、オドントミセス(odontomyc
es)属に所属する微生物と云われ、これらの微生物が
食物中に含まれる砂糖を利用して、菌体表面に粘着性を
有する不溶性多糖類を生産し、この生産物が歯牙表面に
沈着することにより、歯垢を形成する。
歯垢は歯肉を刺激し、歯肉の炎症及び歯根膜炎を誘発す
る。
る。
又、歯垢中の微生物は嫌気発酵を行って有機酸を生産し
、これが歯牙を形成しているエナメル質を脱灰させう蝕
を誘発させる。
、これが歯牙を形成しているエナメル質を脱灰させう蝕
を誘発させる。
そこでこの歯垢予防のため従来から弗素化合物、リン酸
化合物、殺菌剤、中和剤などが使用されているが、粘質
物の除去は出来ず、又う蝕の誘発阻止に対する機能も充
分とはいえない。
化合物、殺菌剤、中和剤などが使用されているが、粘質
物の除去は出来ず、又う蝕の誘発阻止に対する機能も充
分とはいえない。
最近歯垢中の一字糖類としてデキストランが存在するこ
とが知られ、歯垢予防の為デキストラン分解酵素を使用
する方法も開発されている。
とが知られ、歯垢予防の為デキストラン分解酵素を使用
する方法も開発されている。
しかし歯垢中の不溶性多糖類には殆んど作用せず、歯垢
の抑制、う蝕誘発阻止効果は殆んどないことが報告され
ている。
の抑制、う蝕誘発阻止効果は殆んどないことが報告され
ている。
グツゲンハイム(Guggenheim)等及び三崎等
は口腔内細歯ストレプトコッカス・ムタンス(Stre
ptococcusmutans)OMZ 176歯の
生産する不溶性多糖類(ムタンと称す)について研究し
、ムタンが歯垢の主原因である粘性不溶性多糖類であり
、α−1・3−グルコシド結合を主成分とし、これにα
−1・6−グルコシド結合がすだれ状に結合しているこ
とを報告している(Guggenheim et
al;He1v、0don。
は口腔内細歯ストレプトコッカス・ムタンス(Stre
ptococcusmutans)OMZ 176歯の
生産する不溶性多糖類(ムタンと称す)について研究し
、ムタンが歯垢の主原因である粘性不溶性多糖類であり
、α−1・3−グルコシド結合を主成分とし、これにα
−1・6−グルコシド結合がすだれ状に結合しているこ
とを報告している(Guggenheim et
al;He1v、0don。
Acta 14巻、89頁〜108頁、1970年、
A。
A。
Misaki et al;Carbohyd、R
es、38巻。
es、38巻。
374〜381頁、1974年)。
本発明者等は、このう蝕の原因である不溶粘性多糖類ム
タンを分解して、う蝕の予防、除去をはかることを目的
として、広く自然界よりムタンに作用してこれを分解し
可溶化する酵素を生産する微生物を検索した。
タンを分解して、う蝕の予防、除去をはかることを目的
として、広く自然界よりムタンに作用してこれを分解し
可溶化する酵素を生産する微生物を検索した。
その結果、ストレプトミセス属に属する菌株であるスト
レプトミセスNO・42号を分離した。
レプトミセスNO・42号を分離した。
このストレプトミセスNO。42号の生産するムタン分
解酵素は、α−1,3−グルコシド結合を分解する酵素
及びα−1,6=グルコシド結合を分解する酵素の二種
類の酵素からなる。
解酵素は、α−1,3−グルコシド結合を分解する酵素
及びα−1,6=グルコシド結合を分解する酵素の二種
類の酵素からなる。
α−1,3−グルコシド結合を切断する酵素としては、
グツゲンハイムがトリコデルマCTrichoderm
a)属及びペニシリウム(Penicillium)属
の歯によりこれと同様の分解作用を行う酵素が生産され
ることを報告しており、ムタナーゼと命名している。
グツゲンハイムがトリコデルマCTrichoderm
a)属及びペニシリウム(Penicillium)属
の歯によりこれと同様の分解作用を行う酵素が生産され
ることを報告しており、ムタナーゼと命名している。
又α−1,6−グルコシド結合を切断する酵素としては
、デキストラナーゼが知られており、ストレプトミセス
・シンナモ不ンシス(Streptomycescin
namonensis)等により生産されることが知ら
れている(特公昭47−7345号公報)。
、デキストラナーゼが知られており、ストレプトミセス
・シンナモ不ンシス(Streptomycescin
namonensis)等により生産されることが知ら
れている(特公昭47−7345号公報)。
本発明者等は、このα−1,3−グルコシド結合を分解
する酵素及びα−1,6−グルコシド結合を分解する酵
素の二種類の酵素を同時にしかも強力にストレプトミセ
ス属に属する菌株、例えばストレプトミセスNO・42
号が生産することを見出したのである。
する酵素及びα−1,6−グルコシド結合を分解する酵
素の二種類の酵素を同時にしかも強力にストレプトミセ
ス属に属する菌株、例えばストレプトミセスNO・42
号が生産することを見出したのである。
上記のストレプトミセスNo・42号の歯学的性質は下
記の通りである。
記の通りである。
(a) 歯の形態
胞子形成歯糸の分枝法:単純分枝
胞子鎖の形態:螺旋状
胞子の数:10個以上(約30ケ位)
胞子の表面構造及び大きさ:平滑で1.7×0.9μ
鞭毛胞子の有無:無し
胞子のうの有無:無し
胞子柄の着生位置:気菌糸上に着生
(b) 各種培地における生育状態
各種培地における生育状態の観察はすべてインターナシ
ョナル・ストレプトミセス・ブロジエク)CInter
national Streptomycespre
ject(1,5−P):]の力法(Inter、J。
ョナル・ストレプトミセス・ブロジエク)CInter
national Streptomycespre
ject(1,5−P):]の力法(Inter、J。
5yst、Bacteriol、16巻、313頁、1
966年)に従った。
966年)に従った。
また記載も1.S、P、の記載例に準じたが、集落表面
の菌叢色、集落の裏面色、拡散性色素の色は色の標準″
(日本色彩研究所)に従った。
の菌叢色、集落の裏面色、拡散性色素の色は色の標準″
(日本色彩研究所)に従った。
■ シュークロース・硝酸塩寒天培地
生育は非常に悪く、気菌糸の着生は少なく、菌叢色は茶
白より茶灰に変化する。
白より茶灰に変化する。
基生菌糸の裏面色は無色、拡散性色素は生産せず。
■ グルコース・アスパラギン寒天培地
気性菌糸は密生し、菌叢色は白色より赤味灰、オリーブ
族に変化する。
族に変化する。
基生菌糸の裏面は黄味系で薄い量系の拡散性色素を生産
する。
する。
■ グリセリン・アスパラギン寒天培地
集落表面の菌叢色は茶灰よりオリーブ族に変化する。
基生菌糸裏面色は暗い黄色であり、拡散性色素は暗い黄
だいだいより茶色である。
だいだいより茶色である。
■ スターチ寒天培地
集落表面はビロード状をなし、菌叢色は白色より茶味灰
、オリーブ族と順次変化する。
、オリーブ族と順次変化する。
基土菌糸裏面は薄い黄味系を示す。
又、薄い黄色の拡散性色素を生産する。
■ チロシン寒天培地
生育良好で、気菌糸は密生し、菌叢色は明るい灰白色よ
り茶灰色に変化する。
り茶灰色に変化する。
基生菌糸の裏面色及び拡散性色素は暗い黄味茶色を示す
。
。
■ 栄養寒天培地
生育悪く、裏面色は薄い黄色より明るいオリーブ族に変
わる。
わる。
又、薄い黄味系の拡散性色素を生産する。
■ イースト・麦芽寒天培地
生育良好で、気菌糸の密生した集落を作り、菌叢色は茶
灰色、裏面色は暗い茶色、拡散性色素は明るい茶色であ
る。
灰色、裏面色は暗い茶色、拡散性色素は明るい茶色であ
る。
■ オートミール寒天培地
生育は普通で、菌叢色は白色より茶灰に変化する。
基生菌糸の裏面色は暗い黄味茶色。拡散性色素は黄茶色
である。
である。
■楔形馬鈴薯
基生菌糸は皺をなし、培地表面をおおう。
皺上に白色より薄い茶灰色になった気菌糸が密生する。
゛、黒褐色の拡散性色素を生産する。[相] 馬鈴薯・
グルコース寒天培地 生育は普通。
グルコース寒天培地 生育は普通。
気菌糸の着生は普通。菌叢色は明るい茶灰より灰色に変
わる。
わる。
基生菌糸の裏面色は暗い黄味系より茶黒となる。
拡散性色素は灰味茶より明るい茶に変わる。
0 卵寒天培地
生育は普通。
気菌糸の着生少なく、菌叢色は白色より茶味灰に変わる
。
。
基土菌糸裏面は暗い黄抹茶色。
拡散性色素は明るい黄味茶色。@ 繊維寒天培地
生育は非常に悪い。
気菌糸も少なく、菌叢色は白色より茶味灰になる。
拡散性色素はにぷい黄色。
(c) 生理的性質
■ 生育温度範囲(イースト・麦芽寒天培地。
pH7,0) : 25〜45°C0400Cで最も良
く生育する。
く生育する。
■ ゼラチンの液化:液化する。
■ スターチの加水分解:加水分解する。
■ 脱脂牛乳の凝固、ペプトン化:凝固し、ペプトン化
する。
する。
■ メラニン様色素の生成:チロシン寒天培地及びペプ
トン・イースト・鉄寒天培地上で共に生成する。
トン・イースト・鉄寒天培地上で共に生成する。
■ 生育しうる条件:pH4,50以下では生育せずp
H4,50で生育やや悪し、p H5,00−pH8,
22では生育良好。
H4,50で生育やや悪し、p H5,00−pH8,
22では生育良好。
pH8,30〜8.60で生育悪し、pE]9.00以
上では生育せず。
上では生育せず。
(d)炭素源の同化性
■L−アラビノース++■イノシトール
■D−キシロース +■Lラムノース
■D−’fルコース ++■L−ラフィノース+■D−
フラクトース++■マンニット ++■シュクロース
士 +−二生育良好、+:生育良 ±:生育悪し、殆んど生育せず :生育せず 本菌株は10個以上(約30個位)の胞子鎖を形成し、
胞子のう、運動性胞子及び菌核などの形成カ認められず
、菌糸の分裂が入られないことから、ストレプトミセス
属に属する。
フラクトース++■マンニット ++■シュクロース
士 +−二生育良好、+:生育良 ±:生育悪し、殆んど生育せず :生育せず 本菌株は10個以上(約30個位)の胞子鎖を形成し、
胞子のう、運動性胞子及び菌核などの形成カ認められず
、菌糸の分裂が入られないことから、ストレプトミセス
属に属する。
又、胞子鎖は螺旋状(スピラレス節)をなし、胞子表面
は平滑、気菌糸の菌叢色は灰色系列(又は赤色系列)、
基生菌糸裏面色は黄味系より暗い茶色、拡散性色素は薄
黄色より薄茶でかつメニニン色素を生成する。
は平滑、気菌糸の菌叢色は灰色系列(又は赤色系列)、
基生菌糸裏面色は黄味系より暗い茶色、拡散性色素は薄
黄色より薄茶でかつメニニン色素を生成する。
この形態的、生理的性状をシャーリング氏とゴツトリー
ブ氏の報告(E−B−8hirling andD−
Gottl ieb :Inter−J −8yst、
Bacteriol。
ブ氏の報告(E−B−8hirling andD−
Gottl ieb :Inter−J −8yst、
Bacteriol。
18巻、19巻及び22巻)、野々村の報告(日本発酵
工学雑誌52巻、78頁)及びバージエ・マニュアル・
オブ・デイタミネーテイブ・バクテリオロジイ(Ber
gey sManual ofDeterminati
ve Bacteriology)8版を参照し、本菌
株と良く一致する菌種を選び比較培養試験を行った。
工学雑誌52巻、78頁)及びバージエ・マニュアル・
オブ・デイタミネーテイブ・バクテリオロジイ(Ber
gey sManual ofDeterminati
ve Bacteriology)8版を参照し、本菌
株と良く一致する菌種を選び比較培養試験を行った。
その結果を第1表に示す。ストレプト□セスNO,42
号と標準株との菌叢色、集落の裏面色、メラニン様色素
について比較すると、本菌株はストレプトミセス・レジ
ストミシフイカス(Streptomyces re
sist。
号と標準株との菌叢色、集落の裏面色、メラニン様色素
について比較すると、本菌株はストレプトミセス・レジ
ストミシフイカス(Streptomyces re
sist。
mycificus IFO12814(IFo 12
814株という)に最も近い縁であるが、拡散性色素及
び炭素源の利用能については差異が認められる。
814株という)に最も近い縁であるが、拡散性色素及
び炭素源の利用能については差異が認められる。
即ち、IF012814株の拡散性色素は薄量系である
のに対し、本菌株は黄色又は茶色を示す。
のに対し、本菌株は黄色又は茶色を示す。
又、炭素源の同化性についてはIF012814株はす
べての糖を利用するのに対し、本菌株はL−イノシトー
ル、ラムノースを利用せず、シュクロースも殆んど利用
しない。
べての糖を利用するのに対し、本菌株はL−イノシトー
ル、ラムノースを利用せず、シュクロースも殆んど利用
しない。
ストレプトミセス属の分類においては、拡散性色素の性
状は単独では種以下の分類基準として重要視されていな
いが、炭素源の同化性については岡西氏の報告(日本細
菌学雑誌、27巻、435頁)にも見られる通り重要な
分類基準となるので、本菌株はストレプトミセス属の新
種と判定した。
状は単独では種以下の分類基準として重要視されていな
いが、炭素源の同化性については岡西氏の報告(日本細
菌学雑誌、27巻、435頁)にも見られる通り重要な
分類基準となるので、本菌株はストレプトミセス属の新
種と判定した。
なおストレプトミセスN0.42号ば工業技術院微生物
工業技術研究所に微工研菌寄第3020号(FERM−
P NO3020)として寄託されている。
工業技術研究所に微工研菌寄第3020号(FERM−
P NO3020)として寄託されている。
本発明は、上記知見に基いて完成されたものであって、
本発明はストレプトミセス(Strept。
本発明はストレプトミセス(Strept。
myces)属に属し、α−1,3−グルコシド結合を
分解する酵素及びα−1,6−グルコシド結合を分解す
る酵素を同時に生産する菌を培養し、培養物よりα−1
,3−グルコシド結合を分解する酵素及び/又はα−1
,6−グルコシド結合を分解する酵素な採取することを
特徴とするα−1,3−グルコシド結合を分解する酵素
及び/又はα−1,6−グルコシド結合を分解する酵素
の製造法である。
分解する酵素及びα−1,6−グルコシド結合を分解す
る酵素を同時に生産する菌を培養し、培養物よりα−1
,3−グルコシド結合を分解する酵素及び/又はα−1
,6−グルコシド結合を分解する酵素な採取することを
特徴とするα−1,3−グルコシド結合を分解する酵素
及び/又はα−1,6−グルコシド結合を分解する酵素
の製造法である。
本発明で使用する菌としては、上記ストレプトミセスN
O、42号は1具体例であって、その変異株、変種など
は勿論のこと、ストレプトミセス属に属する菌であって
、α−1・3−グルコシド結合を分解する酵素及びα−
1・6−グルコシド結合を分解する酵素を同時に生産す
る菌であれば、すべて用いることができる。
O、42号は1具体例であって、その変異株、変種など
は勿論のこと、ストレプトミセス属に属する菌であって
、α−1・3−グルコシド結合を分解する酵素及びα−
1・6−グルコシド結合を分解する酵素を同時に生産す
る菌であれば、すべて用いることができる。
本発明方法は実施するに当っては、スプレブトミセス属
に属する上記菌を天然又は人工培地として一般に使用さ
れる各種組成の栄養源を含む固体又は液体の培地に表面
培養又は振盪培養もしくは深部培養する。
に属する上記菌を天然又は人工培地として一般に使用さ
れる各種組成の栄養源を含む固体又は液体の培地に表面
培養又は振盪培養もしくは深部培養する。
培地の栄養源としては、例えば澱粉、ブドウ糖蔗糖、ラ
フィノース、マンノース、ソルボース。
フィノース、マンノース、ソルボース。
皺、大豆粉、コーン、スチープ、リカー、肉エキス、米
ヌカ、無機の窒素、各種無機塩類、各種金属イオンの組
合せたものが使用できる。
ヌカ、無機の窒素、各種無機塩類、各種金属イオンの組
合せたものが使用できる。
特にアスペルギルス・ニガーの菌体もしくはその温水抽
出残渣を培地中に添加することにより、上記酵素の生産
は無添加に比し増強される。
出残渣を培地中に添加することにより、上記酵素の生産
は無添加に比し増強される。
又ムタンの添加も同様な効果がある。
培養に際して温度は25°C〜35°C1培地のpHは
4.5〜6.5に調整することが好ましい。
4.5〜6.5に調整することが好ましい。
培養時間は、培養条件によって異なるが、最高力価に達
する時期を検討して培養を止めるのがよく、通常2〜5
日間の培養で最高力価に達する。
する時期を検討して培養を止めるのがよく、通常2〜5
日間の培養で最高力価に達する。
液体培養雷液あるいは固体培養抽出液から上記酵素を採
取精製するには、従来各種の培養物からその含有酵素を
採取、精製するために知られた常法を適宜に使用するこ
とが出来る。
取精製するには、従来各種の培養物からその含有酵素を
採取、精製するために知られた常法を適宜に使用するこ
とが出来る。
例えば培養ろ液又は固体培養物の水抽出液を減圧濃縮す
る方法、硫安、硫酸ソーダ、食塩等での塩析法、メタノ
ール、エタノール、アセトンのような溶媒による分画沈
澱法、適宜の吸着剤による吸着溶出法、又蛋白沈澱剤に
よる沈澱法、等電点沈澱法、重金属による不純物の分離
法、電気透析法などの分離法、精製法を組合せるか又は
単独で応用することができる。
る方法、硫安、硫酸ソーダ、食塩等での塩析法、メタノ
ール、エタノール、アセトンのような溶媒による分画沈
澱法、適宜の吸着剤による吸着溶出法、又蛋白沈澱剤に
よる沈澱法、等電点沈澱法、重金属による不純物の分離
法、電気透析法などの分離法、精製法を組合せるか又は
単独で応用することができる。
精製方法の具体例を示すと、次の如くである。
本発明方法にしたがって得られた培養液を濾過又は遠心
分離することにより透明な酵素液が得られる。
分離することにより透明な酵素液が得られる。
この酵素液をさらに濃縮、流水透析後、0.005モル
酢酸緩衝液で平衡化したDEAE−セルロースで処理を
行ない、酵素液中のα−1,3−グルコシド結合を分解
する酵素(α−1,3−グルカナーゼという)とα−1
,6−グルコシド結合を分解する酵素(α−1,6−グ
ルカナーゼという)を分離する。
酢酸緩衝液で平衡化したDEAE−セルロースで処理を
行ない、酵素液中のα−1,3−グルコシド結合を分解
する酵素(α−1,3−グルカナーゼという)とα−1
,6−グルコシド結合を分解する酵素(α−1,6−グ
ルカナーゼという)を分離する。
即ちα−1,3−グルカナーゼはDEAE−セルロース
に吸着されず、−力α−1.6−グルカナーゼは吸着さ
れる。
に吸着されず、−力α−1.6−グルカナーゼは吸着さ
れる。
吸着されたα−1,6−グルカナーゼは0.2〜0.4
モル食塩で溶出する。
モル食塩で溶出する。
かくして分離されたa−1,3−グルカナーゼ及びα1
.6−グルカナーゼはさらに各々分子篩バイオゲルp−
150で処理することにより精製される。
.6−グルカナーゼはさらに各々分子篩バイオゲルp−
150で処理することにより精製される。
また上記各酵素の力価の測定法は次のようにして行う。
1/10モル酢酸緩衝液pH5,5に0.6優になる様
に未処理ムタンを懸濁した基質1dを40°Cで予熱す
る。
に未処理ムタンを懸濁した基質1dを40°Cで予熱す
る。
これに適当に稀釈した酵素液11nlを加え400C,
10分間振盪しつつ作用させ、生成して来る還元力をソ
モギー・不ルソン法で測定し、グルコース量として表示
する。
10分間振盪しつつ作用させ、生成して来る還元力をソ
モギー・不ルソン法で測定し、グルコース量として表示
する。
次に、あらかじめ前記未処理ムタンの懸濁液に高単位の
デキストラン分解酵素(市販品)を加え、40°Cでム
タン中のα−1,6−グルコシド結合を切断させ、還元
力の増加がなくなるまで反応させる。
デキストラン分解酵素(市販品)を加え、40°Cでム
タン中のα−1,6−グルコシド結合を切断させ、還元
力の増加がなくなるまで反応させる。
反応終了後、反応液中の沈澱物を水洗し、上澄液中に還
元力が無くなるまで水洗と遠心分離をくり返して行ない
、還元力のなくなった時点で沈澱物を遠心分離して回収
する。
元力が無くなるまで水洗と遠心分離をくり返して行ない
、還元力のなくなった時点で沈澱物を遠心分離して回収
する。
これを処理ムタンと称する。この処理ムタンを1/10
モル酢酸緩衝液pH5,5に0.6優になる様に懸濁さ
せる。
モル酢酸緩衝液pH5,5に0.6優になる様に懸濁さ
せる。
この懸濁液1−を40゜Cに予熱する。
これに適当に稀釈した酵素液17!を加え、400C9
10分間振盪しり・つ反応を行なわせ生成して来る還元
力をンモギー・不ルソン法で測定し、グルコース量とし
て表示する。
10分間振盪しり・つ反応を行なわせ生成して来る還元
力をンモギー・不ルソン法で測定し、グルコース量とし
て表示する。
ここで処理ムタンに酵素を作用させて生成して来るグル
コース量はα−1,3−グルコシド結合が切断されて出
て来るものでα−1,3−グルカナーゼ活性を示す。
コース量はα−1,3−グルコシド結合が切断されて出
て来るものでα−1,3−グルカナーゼ活性を示す。
又未処理ムタンに酵素を作用させて生成して来るグルコ
ース量はα−1,3及びα−1,6−グルコシド結合が
切断されて出て来るものでα1.3及びα−1,6−グ
ルカナーゼ活性と考えられるので、α−1,6−グルカ
ナーゼ活性は未処理ムタンかも酵素作用によって生成し
て来るグルコース量より処理ムタンかも酵素作用によっ
て生成して来るグルコース量を差引いた値となる。
ース量はα−1,3及びα−1,6−グルコシド結合が
切断されて出て来るものでα1.3及びα−1,6−グ
ルカナーゼ活性と考えられるので、α−1,6−グルカ
ナーゼ活性は未処理ムタンかも酵素作用によって生成し
て来るグルコース量より処理ムタンかも酵素作用によっ
て生成して来るグルコース量を差引いた値となる。
活性表示は40℃、1分間に1βのグルコースに相当す
る還元力を生成する量を1単位とする。
る還元力を生成する量を1単位とする。
なお上記ムタンは、例えば以下の如くにして採取する。
シュクロース5多、トリプチケース・ソイ・ブロス3多
を含む液体培地にストレプトコッカス・ムタンスOMZ
176菌を接種し35°Cにて24時間静置培養する
。
を含む液体培地にストレプトコッカス・ムタンスOMZ
176菌を接種し35°Cにて24時間静置培養する
。
この上澄を除き、水にて沈澱物をくり返し洗浄する。
これに1モルの苛性カリ水溶液を加えて沈澱物を溶解し
た後、濾過し、不溶解物を除去する。
た後、濾過し、不溶解物を除去する。
この溶液にエタノールを加えて75V/Vφとし生じた
沈澱物を沢別する。
沈澱物を沢別する。
これを水にとかした後、塩酸を加えて中性とすると沈澱
物を生ずる。
物を生ずる。
この沈澱物を水洗をくり返した後に、アルコールで脱水
し40°C以下にて減圧乾燥してムタンを得る。
し40°C以下にて減圧乾燥してムタンを得る。
必要に応じボールミル等にて粉砕して使用する。
これを未処理ムタンと称する。
本発明方法によって得られるα−1,3−グルコシド結
合を分解する酵素、及びα−1,6−グルコシド結合を
分解する酵素の性質は次の通りである。
合を分解する酵素、及びα−1,6−グルコシド結合を
分解する酵素の性質は次の通りである。
(1)α−1,3−グルコシド結合を分解する酵素(α
−1,3−グルカナーゼ) ■ 作用及び基質特異性:本酵素はムタンのα1.3−
グルコシド結合を無差別に切断するいわゆるエンド塑α
−1,3−グルカナーゼである。
−1,3−グルカナーゼ) ■ 作用及び基質特異性:本酵素はムタンのα1.3−
グルコシド結合を無差別に切断するいわゆるエンド塑α
−1,3−グルカナーゼである。
■ 最適pH: pH4,5〜6.5(第1図参照)■
安定pH(500C,10分処理):pH5,5(第
2図参照) ■ 最適作用温度:600C(第3図参照)■ 安定温
度(pH5,5、10分処理):50℃以下(第4図参
照) ■ pH9温度などによる失活の条件:基質のない状態
ではpH5,5,60QC,10分の加熱で30%、同
じ<700C,10分で80優、それぞれ失活する。
安定pH(500C,10分処理):pH5,5(第
2図参照) ■ 最適作用温度:600C(第3図参照)■ 安定温
度(pH5,5、10分処理):50℃以下(第4図参
照) ■ pH9温度などによる失活の条件:基質のない状態
ではpH5,5,60QC,10分の加熱で30%、同
じ<700C,10分で80優、それぞれ失活する。
又pH8,0、30°C924時間放置すると40饅失
活する。
活する。
■ 阻害、活性化、安定化:水銀及び銀イオンによって
顕著に阻害される。
顕著に阻害される。
活性化を促す金属イオンは特に認められない。
安定化を促す金属イオンも特に認められないが、基質の
存在は酵素の耐pH9耐熱性を増加する効果が認められ
る。
存在は酵素の耐pH9耐熱性を増加する効果が認められ
る。
■ 精製方法:前記したとおりである。
■ 力価の測定法:前記したとおりである。
(2)α−1,6−グルコシド結合を分解する酵素(α
−1,6−グルカナーゼ) ■ 作用及び基質特異性:本酵素はムタンのα−1,6
−グルコシド結合を無11Jに切断するいわゆるエンド
型のα−1,6−グルカナーゼである。
−1,6−グルカナーゼ) ■ 作用及び基質特異性:本酵素はムタンのα−1,6
−グルコシド結合を無11Jに切断するいわゆるエンド
型のα−1,6−グルカナーゼである。
■ 最適pH: pH6−0(第5図参照)■ 安定p
H(500C、10分処理):pH6,0〜6.5(第
6図参照) ■ 最適作用温度:400C(第7図参照)■ 安定温
度CpH5,5、10分処理):40°C以下(第8図
参照) ■ pH9温度などによる失活の条件:基質のない状態
ではpH5,5,500C,10分の加熱で40%、同
じり55°c、io分では80饅、それぞれ失活する。
H(500C、10分処理):pH6,0〜6.5(第
6図参照) ■ 最適作用温度:400C(第7図参照)■ 安定温
度CpH5,5、10分処理):40°C以下(第8図
参照) ■ pH9温度などによる失活の条件:基質のない状態
ではpH5,5,500C,10分の加熱で40%、同
じり55°c、io分では80饅、それぞれ失活する。
またp H8,0、300C、24時間放置すると10
0%失活する。
0%失活する。
■ 阻害、活性化、安定化:水銀及び銀イオンによって
顕著に阻害される。
顕著に阻害される。
カルシウムイオンの添加では、1×10−2〜10−1
モルの濃度範囲で2倍以上に活性化される。
モルの濃度範囲で2倍以上に活性化される。
安定化を促す金属イオンは特に認められないが、基質の
存在は酵素の耐pH,耐熱性を増加する効果が認められ
る。
存在は酵素の耐pH,耐熱性を増加する効果が認められ
る。
■ 精製方法:前記したとおりである。
■ 力価の測定法:前記したよおりである。
本発明で製造されるα−1,3−グルカナーゼはこれ迄
に報告されているトリコデルマ属、ペニシリウム属など
により生産されるムタナーゼとはやや異る。
に報告されているトリコデルマ属、ペニシリウム属など
により生産されるムタナーゼとはやや異る。
即ち、トリコデルマ属の生産するムタナーゼは作用最適
pHは6.0であり、作用最適温度は48°Cである。
pHは6.0であり、作用最適温度は48°Cである。
又、ペニシリュム属の生産するムタナーゼは作用最適p
Hは4.5であり、作用最適温度は46°Cである。
Hは4.5であり、作用最適温度は46°Cである。
これに対し、本発明で製造されるα−1,3−グルカナ
ーゼは作用最適pHが4.5から6.5迄巾広く存在し
、作用最適温度は60°Cと高い所にるる。
ーゼは作用最適pHが4.5から6.5迄巾広く存在し
、作用最適温度は60°Cと高い所にるる。
また本発明で製造されるα−1,6−グルカナーゼはス
トレプトミセス・シンナモ不ンシス(微工研菌寄第33
9号)の生産するデキストラナーゼとは次の点で異なっ
ている。
トレプトミセス・シンナモ不ンシス(微工研菌寄第33
9号)の生産するデキストラナーゼとは次の点で異なっ
ている。
即ち本発明で製造されるα−1,6−グルカナーゼは、
カルシウムイオンにより顕著に活性化され10−2モル
〜10−1モルの範囲では2倍以上の1古性となり、又
最適作用温度は400Cである。
カルシウムイオンにより顕著に活性化され10−2モル
〜10−1モルの範囲では2倍以上の1古性となり、又
最適作用温度は400Cである。
しかるにストレプトミセス・シンナモ不ンシスの生産す
るデキストラナーゼはカルシウムイオンの添加では全く
活性化されないし、又最適作用温度は55°C〜600
Cである。
るデキストラナーゼはカルシウムイオンの添加では全く
活性化されないし、又最適作用温度は55°C〜600
Cである。
また本発明で製造される2種類の酵素は各々単独でムタ
ン分解作用を有し、特に両者の混合物は強力にムタンを
分解して可溶性とし、歯牙表面よリムタンを除去しヤ丁
くする。
ン分解作用を有し、特に両者の混合物は強力にムタンを
分解して可溶性とし、歯牙表面よリムタンを除去しヤ丁
くする。
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより制限
されるものではない。
されるものではない。
実施例 1
ペグトン0.1%、牛肉エキス0.1φ、硝酸アンモン
0.1 % 、燐酸−力IJ O,1% 、燐酸二ソー
ダ0.6%、硫酸マグネシウム0.03 %に炭素源と
して可溶澱粉O06多、又はアスペルギルス・ニガーの
菌体の温水抽出残渣0.4%をそれぞれ添加した培養液
(pH6,0に調整)を内径20mの大型試験管に10
1nl加え、蒸気加圧殺菌後、ストレプトミセスNO・
42号を接種し、300Cで3日間培養する。
0.1 % 、燐酸−力IJ O,1% 、燐酸二ソー
ダ0.6%、硫酸マグネシウム0.03 %に炭素源と
して可溶澱粉O06多、又はアスペルギルス・ニガーの
菌体の温水抽出残渣0.4%をそれぞれ添加した培養液
(pH6,0に調整)を内径20mの大型試験管に10
1nl加え、蒸気加圧殺菌後、ストレプトミセスNO・
42号を接種し、300Cで3日間培養する。
培養ろ液の酵素活性を測定した結果は第2表の通りであ
る。
る。
実施例 2
ペプトン0.1 % 、牛肉エキス0.1%、硝酸アン
モン0.1%、燐酸−力IJ0.1%、燐酸二ソーダ0
.6%、硫酸マグネシウム0.03 % 、ブドウ糖0
.2%、アスペルギルス・ニガーの菌体の温水抽出残渣
1.0%を添加した培養液(pH6,0に調整)100
−を500rrll容肩付フラスコに入れ、蒸気加圧殺
菌し、あらかじめ同培地で30°Cで24時間試験管振
盪培養したストレプトミセスN0,42 で72時間,振盪培養を行なう。
モン0.1%、燐酸−力IJ0.1%、燐酸二ソーダ0
.6%、硫酸マグネシウム0.03 % 、ブドウ糖0
.2%、アスペルギルス・ニガーの菌体の温水抽出残渣
1.0%を添加した培養液(pH6,0に調整)100
−を500rrll容肩付フラスコに入れ、蒸気加圧殺
菌し、あらかじめ同培地で30°Cで24時間試験管振
盪培養したストレプトミセスN0,42 で72時間,振盪培養を行なう。
このようにして得た培養液の酵素活性は第3表の通りで
ある。
ある。
上記培養液1tを濾過又は遠心分離により菌体を除き透
明な酵素液とした、0〜4°Cに冷却する。
明な酵素液とした、0〜4°Cに冷却する。
別に00C以下に冷却したアセトンを、この酵素溶液に
除々に加えて最終アセトン濃度60V/V多とし、生じ
た沈澱物を遠心分離で回収する。
除々に加えて最終アセトン濃度60V/V多とし、生じ
た沈澱物を遠心分離で回収する。
回収した沈澱物は冷アセトンで脱水し、300C以下に
て減圧乾燥してα−1.3−グルカナーゼ及びα−1.
6−グルカナーゼ混合酵素粉末5iを得た。
て減圧乾燥してα−1.3−グルカナーゼ及びα−1.
6−グルカナーゼ混合酵素粉末5iを得た。
この酵素粉末の酵素活性は第4表の通りである。
実施例 3
実施例2で得た酵素粉末1g″を一定量の水に溶解し、
1夜流水中で透析を行なう。
1夜流水中で透析を行なう。
透析後の酵素液は0.05 M酢酸緩衝液pH6,0で
平衡化したDEAE−セルロースで処理すると、α−1
,3−グルカナーゼは吸着されず通過して出て来るので
、活性部分を集め、次にバイオゲルp−150に通して
ゲル済過をすることにより1300Uの精製されたα−
1,3−グルカナーゼを得た。
平衡化したDEAE−セルロースで処理すると、α−1
,3−グルカナーゼは吸着されず通過して出て来るので
、活性部分を集め、次にバイオゲルp−150に通して
ゲル済過をすることにより1300Uの精製されたα−
1,3−グルカナーゼを得た。
また、上記透析後の酵素液をDEAE−セルロースで処
理し吸着された部分は同じ緩衝液で洗浄した後、食塩溶
液で濃度勾配溶出を行なうと、0.2〜0.4モルの範
囲でα−1,6−グルカナーゼが溶出して来るので、活
性区分を集め、次にバイオゲルp−150に通してゲル
済過をすることにより400Uの精製されたα−1,6
−グルカナーゼを得た。
理し吸着された部分は同じ緩衝液で洗浄した後、食塩溶
液で濃度勾配溶出を行なうと、0.2〜0.4モルの範
囲でα−1,6−グルカナーゼが溶出して来るので、活
性区分を集め、次にバイオゲルp−150に通してゲル
済過をすることにより400Uの精製されたα−1,6
−グルカナーゼを得た。
第1図は本発明により製造されるα−1,3グルカナー
ゼのpHと活性の変化を示す図であり、第2図シま本発
明により製造されるα−1,3−グルカナーゼのpH安
定曲線であり、第3図は木兄により製造されるα−1,
3−グルカナーゼの温度と活性の変化を示す図であり、
第4図は本発明により製造されるα−1,3−グルカナ
ーゼの温度安定曲線であり、第5図は本発明により製造
されるα−1,6−グルカナーゼのpHと活性の変化を
示す図であり、第6図は本発明により製造されるα−1
,6−グルカナーゼのpH安定曲線であり、第7図は本
発明により製造されるα−1,6−グルカナーゼの温度
と活性の変化を示す図であり、第8図は本発明により製
造されるα−1,6−グルカナーゼの温度安定曲線であ
る。
ゼのpHと活性の変化を示す図であり、第2図シま本発
明により製造されるα−1,3−グルカナーゼのpH安
定曲線であり、第3図は木兄により製造されるα−1,
3−グルカナーゼの温度と活性の変化を示す図であり、
第4図は本発明により製造されるα−1,3−グルカナ
ーゼの温度安定曲線であり、第5図は本発明により製造
されるα−1,6−グルカナーゼのpHと活性の変化を
示す図であり、第6図は本発明により製造されるα−1
,6−グルカナーゼのpH安定曲線であり、第7図は本
発明により製造されるα−1,6−グルカナーゼの温度
と活性の変化を示す図であり、第8図は本発明により製
造されるα−1,6−グルカナーゼの温度安定曲線であ
る。
Claims (1)
- 1 ストレプトミセスC8treptomyces)属
に属し、α−1・3グルコシド結合を分解する酵素及び
α−1・6−グルコシド結合を分解する酵素を同時に生
産する菌を培養し、培養物よりα−1,3−グルコシド
結合を分解する酵素及び/又はα−1・6−グルコシド
結合を分解する酵素を採取することを特徴とするα−1
・3−グルコシド結合を分解する酵素及び/又はα−1
・6グルコシド結合を分解する酵素の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4917975A JPS5857150B2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | タトウルイオブンカイスルコウソノ セイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4917975A JPS5857150B2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | タトウルイオブンカイスルコウソノ セイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51125791A JPS51125791A (en) | 1976-11-02 |
JPS5857150B2 true JPS5857150B2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=12823817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4917975A Expired JPS5857150B2 (ja) | 1975-04-24 | 1975-04-24 | タトウルイオブンカイスルコウソノ セイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857150B2 (ja) |
-
1975
- 1975-04-24 JP JP4917975A patent/JPS5857150B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51125791A (en) | 1976-11-02 |
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