JPS5856966B2 - 電子ビ−ム露光装置 - Google Patents

電子ビ−ム露光装置

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JPS5856966B2
JPS5856966B2 JP15155477A JP15155477A JPS5856966B2 JP S5856966 B2 JPS5856966 B2 JP S5856966B2 JP 15155477 A JP15155477 A JP 15155477A JP 15155477 A JP15155477 A JP 15155477A JP S5856966 B2 JPS5856966 B2 JP S5856966B2
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JP
Japan
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exposure
electron beam
pattern
rectangular
shape
Prior art date
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Expired
Application number
JP15155477A
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English (en)
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JPS5483772A (en
Inventor
誠吾 井垣
雅史 稲垣
正博 岡部
泰男 古川
範明 中山
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子ビームの形状および露光位置を制御する制
御回路に矩形パターンを分割した最適寸法の複数の単位
パターンと最終の余分パターンに対応する制御信号を順
次与えるようにした電子ビーム露光装置に関するもので
ある。
従来、電子ビーム露光装置の露光(または描画)は電子
ビームで走査する方式が用いられている力双この方式は
露光部分が僅かでも全体を電子ビームスポットで走査す
るから時間がかかる欠点がある。
これに対し、本出願人は電子銃からの電子ビームを2段
に配置した矩形アパーチャとそれぞれの次段に設けた偏
向器により電子ビームを所定形状に整形し、さらに整形
された電子ビームを集束レンズで縮小し偏向器で所定露
光位置に偏向して露光を行なうものを提案した。
この場合は露光パターンを大きな矩形電子ビームで露光
するので前者に比べ露光時間が短縮される。
このように、2段の矩形アパーチャを用い各種の形状の
矩形露光パターンが得られるが、前述のとおり最初の矩
形アパーチャに与える電子ビームはこれをカバーする程
度に一定であるから、とくに微小な露光パターンの場合
には露光の利用率がよいとは言えない。
これに対し、本出願人は最近、必要最小限の露光エネル
ギーで済み、しかも均一で効率のよい露光を行ないうる
方式を提案した。
すなわち露光パターンの大きさに応じて電子ビームに所
定の高速振動の振幅と波形を与えるようにしたものであ
る。
−攪に与えられた露光パターンを露光する場合単位面積
に照射する電子量を等しくした場合、小さな露光ビーム
で偏向を速くした場合より大きな露光ビーふで偏向を遅
くした方が電子密度の効率が良いことが知られている。
このことは高速振動ビームの場合も同じである。
そこで最近は大きな露光ビームを使用する傾向にある。
また露光ビームの形状は露光パターンの形状に適合させ
た方が効率が良いことは明らかである。
そこでたとえば露光パターンに含1れる最大矩形ビーム
と残りの余分矩形ビームとを組合せて露光する方法が採
られている。
しかし露光ビームの大きさには装置容量等により当然制
限があるから大きな露光パターンに対しては制限内の最
適寸法の露光ビームの組合せで露光する必要があり、ま
た露光パターンの横長、縦長等の形状を考慮して露光ビ
ームの最適寸法を決めることが車重しい。
本発明の目的は大きな各種形状の露光パターンに適合し
た最適寸法の露光ビームの組合せで露光される電子ビー
ム露光装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明の電子ビーム露光装置
は電子ビームの露光径路に配置したアパーチャと関連し
電子ビームを偏向しビーム形状を制御する手段と該形状
の制御された電子ビームを偏向し露光位置を制御する手
段を有する電子ビーム露光装置において、前記電子ビー
ムの形状または露光位置を制御する手段の制御回路に矩
形寸法レジスタと単位寸法レジスタとを具え、該矩形寸
法レジスタに格納された露光パターンの大きさ情報を単
位寸法レジスタに格納された単位パターンの大きさ情報
で割算する割算回路を設け、該割算回路で求められた単
位寸法での露光回数と余分パターンの大きさとによって
露光を行なうようにしたことを特徴とするものである。
第1図は本発明の実施例の構成を示す説明図である。
同図に釦いて、電子銃1からの電子ビームを集束レンズ
2でビームブランキングプレート3の間を通してビーム
制限アパーチャ4上に集束して電子ビーム強度を一定に
制限する。
次に縮小レンズ5を通して分布制御線偏向器6に入れる
ここでは左図の矢印21で示すように高速振動偏向を与
える。
高速振動した電子ビームを偏向器6の下方に配置した第
1アパーチヤプレート7の矩形アパーチャ24の所定の
交角近傍に照射する。
その状態は左図に示すように静止時の電子ビーム分布2
2゜23が高速振動によりアパーチャ24の1交角を挾
むxy力方向エツジで規制される。
アパーチャ24を通過した電子ビームは集束レンズ8と
矩形制限偏向器9を通過し、第2アパーチヤプレート1
0の矩形アパーチャ26でアパーチャ24の交角と対向
する交角を挾むxy力方向エツジで規制され、露光ビー
ムの形状が制限される。
すなわち、矩形制限偏向器9に対し後述するように矩形
寸法制御DA変換器(DAC)28x、28yから露光
パターンを分割する最適寸法の単位パターンのxy力方
向制御信号a X p a yX’Jたは最終の余分パ
ターンのxy力方向制御信号b x 、b yが与えら
れる。
第2アパーチヤプレート10における電子ビームの状態
は、左図に示すように、単位パターンまたは余分パター
ンがアパーチャ24とアパーチャ26で規制されその電
子ビーム強度は分布25で示される。
このようにして形成された単位パターンまたは余分パタ
ーンの露光ビームは位置決め偏向器11を通して偏向さ
れ、縮小集束レンズ12により試料13上の露光パター
ン14の露光位置に集束される。
位置決め偏向器11では後述する露光パターンに対する
露光ビームの位置を指定するため、位置決めDA変換器
(DAC)29x、29yからxy力方向制御信号x、
yが与えられて単位パターンの露光ビームが順次露光さ
れた最後に余分パターンの露光が行なわれて終了する。
左図のビーム分布形状27は最終の露光ビーム分布を示
す。
第2図a+bは第1図の本発明の要部である矩形制限偏
向器9ち・よび位置決め偏向器11の制御回路の具体回
路を示す。
同図aは露光パターンに対する本発明の露光ビームによ
る露光方法の説明図である。
同図aに鮫いて、露光パターンデータとして始点X1.
Y1パターン30の大きさX2.¥2 とし、露光ビー
ムの単位パターン31の寸法a X yayとする。
この単位パターン31の領域(axyay)は大きな露
光パターン30の領域(X2゜Y2)に対しX方向とy
方向に順次並べて露光するもので、その形状は露光パタ
ーンの形状に適合するものであることが望ましい。
たとえば露光パターンが横長であれば横長に、縦長であ
れば縦長に、大きな電極に対しては大きく、線幅であれ
ばそれに合せて設定される。
その大きさは偏向器の高精度範囲において前述の電子密
度の効率がよいように成るべく大きく選ばれる。
このような最適寸法でX方向、y方向に区分してゆくと
最後に余分パターン32が残る。
そのX方向の寸法はbxt y方向の寸法はbyとなる
単位パターン31(ax、ay)は露光パターンごとに
指定してもよいし、露光パターングループごとに指定し
てもよい。
同図すにむいて、中央処理装置(CUP)33から以上
説明したようなパターンデータを受けとると、露光パタ
ーンの大きさX2.Y2はレジスタ34x、34yに、
単位パターンの大きさaX。
ayはレジスタ35x、35yに、始点X1.Ylはレ
ジスタ36x、36yに入れる。
そして次式の関係にあるものとする。
X2 =mx a x+b x (
1)Y2=my a y+b y ’
(2)式(1)、 (2)より割算回路37xでX
2 / a xを、同37yで¥2/ayを求め商mX
2myをレジスタ38x、38yに、余りbX、byを
レジスタ39x、39yに入れる。
クロック発生器53でカウントされるカウンタ54x、
54yは書き始めは零にセットされ、矩形寸法制御DA
C28y。
28yにはax、ayのデータが入る。
axtayの単位パターン31を1つ書く度にカウンタ
54xにクロックが入り、コンパレータ52xの左右が
一致する1でaX、ayの単位パターンの露光ビームに
よる露光が行なわれる。
この時フルアダー50xによってANDゲー)40xを
介してレジスタ36xの内容のXl とaXとの加算が
クロックに対応して行なわれ、単位パターンによる露光
ビームの位置はaxずつ移動する。
mx個の露光が終ってコンパレータ52xの左右が一致
すると一致信号がマルチプレクサ57xに入り、矩形寸
法制御DAC28xには(bx、ay)の余分パターン
32のデータが入り1個のみ露光する。
ここ1で終ると、マルチバイブレータ55からの信号で
カウンタ54xがリセットされ、同時にフルアダー50
yにより前述と同様にANDゲート40yを介しレジス
タ36yの内容の¥1 とayとの加算が行なわれて
、単位パターン31の露光ビームの位置は−(X□、Y
+ay)に移動する。
m7個の単位パターンの露光が終ってコンパレータ52
yの左右が一致する1で上記手順が繰返えされる。
コンバータ52yが一致すると矩形寸法制御DAC28
yには(axt by)が入り一行書き終ってコンパレ
ータ52y、52xが同時に一致すると、矩形寸法制御
DAC28yには(bx、by)のデータが入ってパタ
ーン露光を終了する。
右下の隅の(bx、by)の露光が終ると、マルチバイ
ブレータ56からの信号がANDゲート58に入り、マ
ルチバイブレータ55からの信号と論理積がとられCU
P33に終了信号を送る。
第1図に示すように、矩形寸法制御DAC28X。
28yの出力によりそれぞれ矩形制限偏向器9X。
9yを動作させる。
一方、レジスタ36x、36yの内容の始点位置X1.
Ylに対し、前述のように、フルアダー50x、50y
とカウンタ51x、51yによりそれぞれax、ayが
1つづつ加算され、第1図に示すように、位置決めDA
C29x、29yを介して位置決め偏向器11x、11
yを制御する。
以上説明したように、本発明によれば、電子ビーム露光
装置の電子ビームの形状または露光位置を制御する偏向
器の制御回路に矩形寸法レジスタと単位寸法レジスタを
具え、該矩形寸法レジスタと単位寸法レジスタの内容か
ら単位寸法で露光する回数と余分パターンの大きさを求
め、これらに対応する制御信号を順次前記制御回路に与
えて電子ビームの形状または露光位置の制御を行なうも
のである。
これにより大きな露光パターンに対しその形状に応じた
形状の大きな単位パターンで露光を行なうことができる
から、電子密度の効率も良くかつ露光速度も高く大きな
露光パターンに適した電子ビーム露光装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子ビーム露光装置の実施例説明図、
第2図は第1図の実施例の要部の具体回路の説明図であ
り、図中、1は電子銃、2,8は集束レンズ、5は縮小
レンズ、6は分布制御形偏向器、7は第1アパーチヤプ
レート、9は矩形制限偏向器、10は第2アパーチヤプ
レート、11は位置決め偏向器、12は縮小集束レンズ
、13は試料、14は露光パターン、24,26はアパ
ーチャ、28x、28yは矩形寸法制御DAC129x
、29yは位置決めDAC130は露光パターン、31
は単位パターン、32は余分パターンを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電子ビームの露光径路に配置したアパーチャと関連
    し電子ビームを偏向しビーム形状を制御する手段と該形
    状の制御された電子ビームを偏向し露光位置を制御する
    手段を有する電子ビーム露光装置において、前記電子ビ
    ームの形状または露光位置を制御する手段の制御回路に
    矩形寸法レジスタと単位寸法レジスタとを具え、該矩形
    寸法レジスタに格納された露光パターンの大きさ情報を
    単位寸法レジスタに格納された単位パターンの大きさ情
    報で割算する割算回路を設け、該割算回路で求められた
    単位寸法での露光する回数と余分パターンの大きさとに
    よって露光を行なうようにしたことを特徴とする電子ビ
    ーム露光装置。
JP15155477A 1977-12-16 1977-12-16 電子ビ−ム露光装置 Expired JPS5856966B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15155477A JPS5856966B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 電子ビ−ム露光装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP15155477A JPS5856966B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 電子ビ−ム露光装置

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Publication Number Publication Date
JPS5483772A JPS5483772A (en) 1979-07-04
JPS5856966B2 true JPS5856966B2 (ja) 1983-12-17

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ID=15521051

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JP15155477A Expired JPS5856966B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 電子ビ−ム露光装置

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JP (1) JPS5856966B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146237A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 松下電器産業株式会社 超音波探触子
JPH0330088Y2 (ja) * 1986-12-26 1991-06-26

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61146237A (ja) * 1984-12-20 1986-07-03 松下電器産業株式会社 超音波探触子
JPH0330088Y2 (ja) * 1986-12-26 1991-06-26

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JPS5483772A (en) 1979-07-04

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