JPS5856959A - 負圧式倍力装置 - Google Patents

負圧式倍力装置

Info

Publication number
JPS5856959A
JPS5856959A JP56154156A JP15415681A JPS5856959A JP S5856959 A JPS5856959 A JP S5856959A JP 56154156 A JP56154156 A JP 56154156A JP 15415681 A JP15415681 A JP 15415681A JP S5856959 A JPS5856959 A JP S5856959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booster
piston
working chamber
booster piston
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP56154156A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS628344B2 (ja
Inventor
Nobuaki Hachiro
鉢呂 信昭
Yoshihisa Miyazaki
宮崎 義久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Kogyo Co Ltd filed Critical Nissin Kogyo Co Ltd
Priority to JP56154156A priority Critical patent/JPS5856959A/ja
Publication of JPS5856959A publication Critical patent/JPS5856959A/ja
Publication of JPS628344B2 publication Critical patent/JPS628344B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
    • B60T13/46Vacuum systems
    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
    • B60T13/569Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by piston details, e.g. construction, mounting of diaphragm

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として自動車の油圧式ブレーキ、クラッチ
等のマスクシリンダを負圧力を以て倍力作動する負圧式
倍力装置、特にブースタシェルの内部を、それに前後往
復動自在に収容したブースタピストンと、そのブースタ
ピストンの後面に内周ビードを結着すると共に外周ビー
ドを前記ブースタシェルの周壁に結着したダイヤフラム
とにより負圧源に連なる前部の第1作動室と、入力部材
に連動する制御弁を介して前記第1作動室または大気に
選択的に連通される後部の第2作動室とに区画した形式
のものに関する。
上記負圧式倍力装置において、負圧源の不作動時、した
がって第1作動室に負圧が蓄えられていない状態で、マ
スクシリンダを作動させるべくブースタピストンをマニ
ュアル作動させると、第1作動室内の空気が前進するブ
ースタピストンにより圧縮され、その空気の負圧源への
排出抵抗によりブースタピストンの前進が多少とも妨げ
られるため、そのマニュアル作動に軽快さを欠くことが
ある。
本発明は、前記形式の倍力装置において、第1作動室に
負圧が蓄えられていない場合に、ブースタピストンをマ
ニュアル作動するとき、ブースタピストンに形成される
透孔およびダイヤフラムに設けられる薄肉部を利用して
第1作動室で圧縮される空気を第2作動室に排出し、ブ
ースタビスI・ンのマニュアル作動を軽快に行い得るよ
うにし、また第1作動室に負圧が蓄えられている通常状
態では前記ブースタピストンの通気孔をダイヤフラムの
薄肉部により確実に閉塞して第1作動室から第2作動室
への無用な負圧の漏洩を防止し得る、簡単有効な構成を
備えた、前記装置を提供することを目的とする。
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1図においてWは自動車のエンジンルームの後側壁を
構成する支持壁で、その前面に、ブレーキ用マスクシリ
ンダMを前端に結合した本発明の負圧式倍力装置Sが取
付けられる。
倍力装置Sのブースタシェル1は軽量な薄肉鋼板または
合成樹脂より形成された前後一対の前。
後部シェル1F、IRよりなり、その後部シェル1Rの
開口部に円周上等間隔に突設された複数の爪片1aを前
部シェル1Fの開口部に円周上等間隔に形成された複数
の切欠き1bに係合させて両シェル1F、IR相互の位
置決めが行われ、そして両シェル1F、IRはそれらの
前後対向壁間を2本のタイロッド30を介して連結され
る。このブースタシェル1とタイロッド30との連結構
造については後述する。
ブースタシェル1の内部には、ブースタピスト 5− ン2が前後往復動自在に収容され、・そのブースタピス
トン2の後面に環状溝61が形成される。
ダイヤフラム3の外周部と内周部には外周ビード3aお
よび内周ビード3bがそれぞれ形成されており、その外
周ビード3αは、その端面に円周上等間隔に突設された
2個の位置決め突起3C(図には一方のみ示す)をそれ
ぞれ後部シェル1Rの外周部に形成された各位置決め孔
1Cに嵌めて両シェルIF、1Rにより挟着される。内
周ビード3hはブースタピストン2の環状溝61に嵌着
され、このダイヤフラム3とブースタピストン2とによ
り、ブースタシェル1の内部は、前部の第1作動室内と
、後部の第1作動室内とに区画される。
ダイヤフラム3の受圧部3dは、ブータビストン2の後
面に密着すると共に、ブースタピストン2の外周面と前
部シェル1Fの内周面との間にお 6− いて第1作動室A側に突出するよ5U字形に折曲げられ
、このU字形折曲げ部の転勤によりブースタピストン2
の前進、後退を許容する。
ブースタピストン2の前記環状溝61の後側壁61Qに
は切欠き65が設けられ、ダイヤフラム3の内周ビード
3bの上記切欠き65に臨む部分を薄肉部63に形成し
て、それをブースタピストン2の後面に離間自在に密着
させである。さらに、上記薄肉部63の周縁からはチャ
ンネル状の位置決め突壁64を一体に起立させ−この突
壁64を前記切欠き65に係合する。この保合によりブ
ースタピストン2とダイヤフラム3との相対回動が拘束
される。ブースタピストン2には、ダイヤフラム3の薄
肉部63に対向する通気孔66が形成されろ。
第1作動室Aは負圧導入管4を介して負圧源である内燃
機関の吸気マニホールド(図示せず)内に常時連通し、
第2作動室Bは後述する制御弁5を介して第1作動室A
またはブースタシェル1の後方延長筒1dの端壁1eに
開口する大気導入口6に交互に連通切換え制御されるよ
うになっている。
ブースタピストン2は第1作動室Aに縮設された戻しば
ね7により常時後退方向、即ち第2作動室B側に弾発さ
れ、その後退限はダイヤフラム3の背面に隆起形成した
突起3eがブースタシェル1の後壁内面に当接すること
により規制される。
プルスタビストン2には、その中心部後面から軸方向に
突出する弁筒8を一体に形成し、これを前記延長筒1d
に設けた平軸受9に摺動自在に支承させろと共にその後
端を前記大気導入口6に向って開放する。
弁筒8内には、制御弁5を次のように構成する。
即ち、弁筒8の前部内壁に環状の第1弁座10□を形成
し一弁筒8の前部には、入力部材としての入力杆11に
連結されてその前端部を構成する弁ピストン12を摺合
し、この弁ピストン12後端に前記第1弁座10.に囲
繞される環状の第2弁座10゜を形成する。
弁筒8の内壁には、両端を開放した筒状の弁体13の基
端部13aを弁筒8に嵌着される弁体保持筒14を介し
て挟止する。この弁体13はゴム等の弾性材より形成さ
れたもので、その基端部13aから薄肉のダイヤフラム
13bが半径方向内方へ延出し、その内周端に厚肉の弁
部13Cが連設されており、その弁部13Cを前記第1
および第2弁座10..102と対向させる。而して弁
部13Cはダイヤフラム13bの変形により前後に移動
でき、そして弁体保持筒14の前端面に当接することも
できる。
弁部13Cには環状の補強板15を埋設し、こ 9 − れに弁部13Cを両弁座101,102に向って付勢す
べく弁ばね16を作用させる。
第1弁座10.0外側部はブースタピストン20通孔1
7を介して第1作動室Aに、また第1および第2弁座1
01+102の中間部は別の通孔78を介して第2作動
室BK−また第2弁座10□の内仰]部は弁体13内部
を介して大気導入口6にそれぞれ常時連通する。
ブースタピストン2には、その前面中心部妬開口する大
径孔19と、その大径孔19の奥部q111面に開口す
る小径孔20とを設け、その大径孔19にその奥よりゴ
ム等よりなる弾性ピストン21およびそれと同径の出力
ビストン22を順次摺合し、また小径孔20には弾性ピ
ストン21より小径の反動ピストン23を摺合し、さら
に小径孔20には前記弁ピストン12の前端面から突出
する小軸12aを突入させて反動ピストン23の後端面
に10− 対向させる。出力ビストン22は前方に突出する出力杆
22.Zを一体に有する。
入力杆11は戻しばね24により常時後退方向へ弾発さ
れ、その後退限は、入力杆11に螺合して取付けた可動
ストッパ板25が後方延長筒1dの端壁1eの内側に当
接することにより規制される。而して可動ストッパ板2
5を回転すれば、それと入力杆11との螺合位置が変わ
るので入力杆11の後退限を前後に調節することができ
る。その調節後の可動ストッパ板25の固定は、同じく
入力杆11に螺合したロックナツト26の緊締により行
われる。可動ストッパ板25にはこれが前記大気導入口
6を閉塞しないように通気孔27を穿設する。
弁筒8の外端開口部には大気導入口6からの導入空気を
浄化し、且つ入力杆11の作動を妨げないように変形し
得るフィルタ28.29を装着スる。
次に、タイロッド30とブースタシェル1との連結構造
について説明する。
タイロッド30には、ブースタシェル1前壁を貫通して
その前方へ突出する取付ボルト33を一体に形成し、ま
たブースタシェル1前壁の内面に当接するばね受板34
を固着する。そしてブースタシェル1前面に重ねたブレ
ーキマスクシリンダMの取付フランジ36に上記取付ボ
ルト33を貫通し、その先端にナツト35を螺合緊締す
ることによりタイロッド30、ばね受板34、ブースタ
シェル1前壁および取付フランジ36の囲者ヲ一体に連
結する。その際、ボルト33を囲繞するようにばね受板
34の前面に形成された環状溝37に、ブースタシェル
1前壁のタイロッド貫通孔を封緘する環状シール部材3
8を嵌装する。上記はね受板34は前記戻しはね7の固
定端を支承するもので、戻しばね70弾発力をタイロッ
ド30に負担させてブースタシェル1への負担を取除く
ことができる。
さらに、タイロッド30には、ブースタシェル1後壁を
貫通してその後方に突出する取付ボルト39と、ブース
タシェル1後壁の内面に当接する段付フランジ41とを
一体に形成し、ブースタシェル1後壁の内面に溶接して
固着した支筒43に上記段付フランジ41を嵌入し、そ
れの抜止め環42を支筒43に係止することによりタイ
ロッド30とブースタシェル1後壁とを一体に連結する
その際、段付フランジ41の小径部と支筒43間の環状
溝44に、ブースタシェル1後壁のタイロッド貫通孔を
封緘する環状シール部材45を嵌装する。
上記取付ボルト39は、これを自動車の支持壁pに貫通
し、その先端にナンド40を螺合緊締す13− ることによりタイロッド30を支持壁Wに固着する。
か<シてブースタシェル1はタイロッド30をを介して
支持壁Wに取付けられ、またブレーキマスクシリンダI
IIはタイロッド30を介してブースタシェル1に連結
される。
タイロッド30は、四角形の一方の対角頂点に2本配設
され、また他の対角頂点において支持壁Wへの2本の取
付専用ボルトがブースタシェル1の後壁に溶接して配設
されるが、それらについては図面には省略した。
タイロッド30が貫通するブースタピストン2の透孔3
1を、そのピストン2の作動を妨げないようにシールす
るために、ブースタピストン2とタイロッド30との間
にシール手段を施す。そのシール手段は、ゴム等の弾性
材より形成された蛇腹状の伸縮ブーツ46より構成され
、第1作動室14− Aにおいてそのブーツ46でタイロッド30を囲繞し、
その前端46αをタイロッド30の外周面に形成された
環状溝41に、またその後端46bを透孔31にそれぞ
れ嵌着する。
単室において、倍力装置Sの入力杆11の後端には一固
定ブラケット50に枢支51されるブレーキペダル52
を連結金具53を介して連結する。
54はブレーキペダル52を後方へ付勢する戻しばねで
ある。
ブレーキマスクシリンダMのシリンダ本体55後端部は
ブースタシェル1前壁を貫通して第1作動室A内にこれ
を突入させ、そのシリンダ本体55内の作動ピストン5
6の後端に倍力装置Sの出力杆22αを対向させる。
次にこの実施例の作用について説明すると、図示の状態
は倍力装置の非作動状態を示すもので、互いに連結した
弁ピストン12、入力杆11およびブレーキペダル52
は、可動ストッパ板25が固定の端壁1eに当接する所
定の後退位置に戻しばね24のばね力を以て保持され、
そして弁ピストン12は第2弁座102を介して弁部1
30の前面を押圧して、これを弁体保持筒14の前面に
軽く接触させるまで後退させ、それによって第1弁座1
0、と弁部13C間に僅かな間隙1を形成している。こ
のような状態は前記した可動ストッパ板25の調節によ
り容易に得ることができる。
以上により、エンジン運転中、常に負圧を蓄えている第
1作動室Aは通孔17、間隙1および通孔18を介して
第2作動室Bと連通し、また弁部13Cの前面開口部は
第2弁座10□により閉鎖されるので、第2作動室Bに
は第1作動室Aの負圧が伝達して両作動室A、Bの気圧
が平衡している。したがってブースタピストン2も戻し
ばね7の弾発力を以て図示の後退位置を占める。
いま、車両を制動すべくブレーキペダル52を踏込み、
入力杆11および弁ピストン12を前進させれば、弁ば
ね16により前方へ付勢される弁部13Cは弁ピストン
12に追従して前進するが、第1弁座10□と弁部13
Cとの間隙Iが前述のように極めて狭いので、弁部13
Cは、直ちに第1弁座101に着座して両作動室A、B
間の連通を遮断し、同時に第2弁座102は弁部13C
から離れて第2作動室Bを通孔18および弁体13内部
を介して大気導入口6に連通させる。したがって第2作
動室Bには大気が素早(導入され、該室Bが第1作動室
Aよりも高圧となり、両室A。
8間に生じる気圧差によりブースタピストン2が戻しば
ね7に抗して前進して、弾性ピストン21を介して出力
杆22aを前進させるので、ブレーキマスクシリンダM
の作動ピストン56を前方へ駆動し、車両に制動がかげ
られる。この場合、両17− 作動室A、B間に生じる気圧差により、内周ビード3b
の薄肉部63はブースタピストン2に強(密着して通気
孔66を閉塞しているので、両作動室A、B間は確実に
遮断される。
上記作動ピストン56の駆動時に−シリンダ本体55に
前方へのスラスト荷重が作用するが、その荷重はタイロ
ッド30を介して車体、即ち支持壁Wに伝達して支承さ
れる。したがってブースタシェル1には上記荷重は作用
しない。
一方、弁ピストン12の小軸12αはその前進により反
動ピストン23を介して弾性ピストン21に当接すると
、出力杆22aの作動反力による弾性ピストン21の反
動ピストン23側への膨出変形により前記反力の一部が
弁ピストン12を介してブレーキペダル52側にフィー
ドバックされ、それにより操縦者は出力杆22αの出力
、即ち制動力を感知することができる。
18− 次K、ブレーキペダル52の踏込み力を解放すると、先
ず弁ピストン12にかかる前記反力および戻しばね24
の弾発力により入力杆11が後退し、これにより第2弁
座102を弁部13Cに着座させると共にその弁部13
Cを弁体保持筒14の前面に当接させるので、弁部13
Cは入力杆11の後退力を受けて軸方向に圧縮変形を生
じる。その結果、第1弁座10.と弁部13Cとの間に
は当初の間隙、qより大きな間隙が形成されるため、そ
の間隙を通して両作動室A、Bの気圧が相互に素早く均
衡し、それらの気圧差がなくなれば、ブースタピストン
2は、戻しばね70弾発力で後退し、ダイヤフラム3の
突起3eがブースタシェル1の後壁内面に当接して停止
する。そして、入力杆11が端壁1eに当接したとき、
弁部13Cは入力杆11の後退力から解放されて原形に
復元するので、第1弁座101との間隙を再び小間隙y
に狭ばめることができる。
第1作動室At/C負圧が蓄えられていない状態でブー
スタピストン2をマニュアル作動する場合ブレーキペダ
ル52を踏込み、ブースタピストン2を前進させると、
制御弁5により第2作動室Bは第1作動室Aとの連通を
断たれて大気と連通されるので、第1作動室Aの空気は
圧縮されて負圧導入管4から負圧源側に排出されようと
するが、その排出抵抗により第1作動室Aの空気が圧縮
され、第1作動室Aの気圧が第2作動室Hのそれよりも
高くなれば、第1作動室Aの空気の一部はブースタピス
トン2後面とダイヤフラム受圧部3d前而との間に進入
すると同時に通気孔66を通り薄肉部63を後方に押圧
する。これによりブースタピストン2ど薄肉部63との
間に間隙を生じ、その間隙を介して第1作動室Aの空気
は大気圧下の第2作動室Bに容易に排出されるため、第
1作動室Aの空気の排出抵抗が殆んどなく、ブースタピ
ストン2を軽快にマニュアル作動させることができる。
ブースタピストン2の後退時には、第1作動室Aの気圧
が第2作動室Bのそれよりも低くなるためダイヤフラム
受圧部3dがブースタピストン2後面に密着し、その受
圧部3dとブースタピストン2後面との間に存在する空
気は通気孔66を通じて直ちに第1作動室A側に排出さ
れる。したがって、第1作動室Aに負圧が蓄えられてい
る状態で制動操作を行う場合に、ブースタピストン2後
面とダイヤフラム受圧部3dとの間に閉込められている
空気の緩衝作用により生じるブースタピストン2の作動
ロスを回避することができる。
以上のように本発明によれば、前記ブースタピストン2
の後面に環状溝61を形成すると共にその環状溝61の
後側壁61aに切欠き65を設け、21− 前記ダイヤフラム3の内周縁に形成された内周ビード3
hを前記環状溝61に嵌着し、前記内周ビード3bの前
記切欠き65に臨む部分を、前記ブースタピストン2の
後面に離間可能に密着する薄肉部63に形成し、その薄
肉部630周縁に立設した位置決め突壁64を前記切欠
き65に係合し、前記ブースタピストン2に、前記薄肉
部63と対向する通気孔66を設けたので、第1作動室
Aに負圧が蓄えられていない状態でのブースタピストン
2のマニュアル作動時にはブースタピストン2の前進に
伴い増大する第1作動室A内の空気圧をブースタピスト
ン2後面とダイヤフラム30問および通気孔66を通じ
てダイヤフラム3の薄肉部63に作用させ、その薄肉部
63をブースタピストン2から離間させて、上記空気圧
を第2作動呈BIC排出することができ、したがって、
上記マニュアル作動を軽快に行うことができる上、ダイ
ヤ22− フラム3に無理な空気圧が加わることが回避されるから
その耐久性を向上させることができる。またブースタピ
ストン2後退時には、それとダイヤフラム3間の空気を
通気孔66を通じて第1作動室、(K排出し得るので、
両者2,3間に空気が溜まることがなく、通常の制動操
作に不都合を生じることがない。
また、第1作動室Aに負圧を蓄えた通常の状態では、ブ
ースタピストン2の作動時、第2作動室Bの空気圧は第
1作動室Aのそれよりも高くなり、その気圧差でダイヤ
フラム3の薄肉部がブースタピストン2に強く密着して
通気孔66を確実に閉塞するので、第1作動室Aから第
2作動室Bへの無用な負圧の漏洩を確実に防止すること
ができる。
さらに、前記薄肉部63は、位置決め突壁64および切
欠き65等と協働してブースタピストン2およびダイヤ
フラム3相互の位置決め機構を構成するので、一方向空
気弁と位置決めの二様の働きに寄与し、構造を著しく簡
素化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は縦
断面図、第2図は第1図矢示n−Tl線斜視図、第3図
はダイヤフラムの部分斜視図である。 S・・・負圧式倍力装置、A・・・第1作動室、B・・
・第2作動室、1・・・ブースタシェル、2・・・ブー
スタピストン、3・・・ダイヤフラム、3a・・・外周
ビード、3b・・・内周ビード、5・・・制御弁、11
・・・入力部材としての入力杆、61・・・環状溝、6
3・・・薄肉部、64・・・突壁、65・・・切欠き、
66・・・通気孔特許出願人 日信工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブースタシェル(1)内部を、それに前後往復動自在に
    収容したブースタピストン(2)と、そのブースタピス
    トン(2)の後面に内周ビード(3b)を結着すると共
    に外周ビード(3α)を前記ブースタシェル(1)の周
    壁に結着したダイヤフラム(3)とにより負圧源に連な
    る前部の第1作動室(A)と、入力部材(11)に連動
    する制御弁(5)を介して前記第1作動室(A)fたは
    大気に選択的に連通される後部の第2作動室(B)とに
    区画した負圧式倍力装置において、前記ブースタピスト
    ン(2)の後面に環状溝(61)を彩度すると共にその
    環状溝(61)の後側壁(61a)に切欠き(65)を
    設け、前記ダイヤフラム(3)の前記内周ビード(3b
    )を前記環状溝(61)に嵌着し、前記内周ビード(3
    b)の前記切欠き(65)に臨む部分を、前記ブースタ
    ピストン(2)の後面に離間可能に密着する薄肉部(6
    3)に形成し、その薄肉部(63)の周縁に立設した位
    置決め突壁(64)を前記切欠き(65)に係合し、前
    記ブースタピストン(2)に、前記薄肉部(63)と対
    向する通気孔(66)を設けたことを特徴とする、負圧
    式倍力装置。
JP56154156A 1981-09-29 1981-09-29 負圧式倍力装置 Granted JPS5856959A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56154156A JPS5856959A (ja) 1981-09-29 1981-09-29 負圧式倍力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56154156A JPS5856959A (ja) 1981-09-29 1981-09-29 負圧式倍力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5856959A true JPS5856959A (ja) 1983-04-04
JPS628344B2 JPS628344B2 (ja) 1987-02-21

Family

ID=15578059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56154156A Granted JPS5856959A (ja) 1981-09-29 1981-09-29 負圧式倍力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5856959A (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51124543A (en) * 1975-04-23 1976-10-30 Mitsubishi Rayon Co Acrylic resin covering material for farming
JPS5473712A (en) * 1977-11-07 1979-06-13 Ciba Geigy Ag Fluorinated cation compound*its manufacture and surfactant thereof
JPS5484524A (en) * 1977-12-07 1979-07-05 Ciba Geigy Ag Perfluorinated alkyl substituted semiiester and amide and surfactant therefrom
JPS54103808A (en) * 1978-02-02 1979-08-15 Ciba Geigy Ag Perfluoroalkyl thioethyl ether derivative
JPS5591663A (en) * 1978-12-30 1980-07-11 Kasei Co C I Coating material for agriculture and method of using said material
JPS5655432A (en) * 1979-10-11 1981-05-16 Mitsubishi Monsanto Chem Co Surface-modifying composition and synthetic resin film coated therewith
JPS5714648A (en) * 1980-06-28 1982-01-25 C I Kasei Co Ltd Covering material for agriculture and its use

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51124543A (en) * 1975-04-23 1976-10-30 Mitsubishi Rayon Co Acrylic resin covering material for farming
JPS5473712A (en) * 1977-11-07 1979-06-13 Ciba Geigy Ag Fluorinated cation compound*its manufacture and surfactant thereof
JPS5484524A (en) * 1977-12-07 1979-07-05 Ciba Geigy Ag Perfluorinated alkyl substituted semiiester and amide and surfactant therefrom
JPS54103808A (en) * 1978-02-02 1979-08-15 Ciba Geigy Ag Perfluoroalkyl thioethyl ether derivative
JPS5591663A (en) * 1978-12-30 1980-07-11 Kasei Co C I Coating material for agriculture and method of using said material
JPS5655432A (en) * 1979-10-11 1981-05-16 Mitsubishi Monsanto Chem Co Surface-modifying composition and synthetic resin film coated therewith
JPS5714648A (en) * 1980-06-28 1982-01-25 C I Kasei Co Ltd Covering material for agriculture and its use

Also Published As

Publication number Publication date
JPS628344B2 (ja) 1987-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4433614A (en) Vacuum booster device
JPS5945538B2 (ja) 負圧式倍力装置
US4594854A (en) Assembly of vacuum booster and master cylinder
JP3854064B2 (ja) 負圧ブースタ
JPS5842057B2 (ja) 負圧式倍力装置
US4428274A (en) Vacuum booster device
US4557179A (en) Vacuum booster device
JPS628345B2 (ja)
GB2060100A (en) Vacuum brake boosters
JPH0437818Y2 (ja)
JPS5856959A (ja) 負圧式倍力装置
JPS593298B2 (ja) 負圧式倍力装置
JPS6148451B2 (ja)
JPH049251Y2 (ja)
US7063002B2 (en) Negative pressure type booster
JPS636392B2 (ja)
JPS6058067B2 (ja) 負圧式倍力装置
JPH0523432Y2 (ja)
JPS6231665B2 (ja)
JPS5826667A (ja) 負圧式倍力装置
JPS6340712B2 (ja)
JPH0418583B2 (ja)
JP2517094Y2 (ja) タンデム型負圧ブースタ
JPS627018B2 (ja)
JP2519244Y2 (ja) タンデム型負圧ブースタ