JPS5856353B2 - タイプホイ−ル - Google Patents

タイプホイ−ル

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Publication number
JPS5856353B2
JPS5856353B2 JP8436978A JP8436978A JPS5856353B2 JP S5856353 B2 JPS5856353 B2 JP S5856353B2 JP 8436978 A JP8436978 A JP 8436978A JP 8436978 A JP8436978 A JP 8436978A JP S5856353 B2 JPS5856353 B2 JP S5856353B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
ink
trapezoidal
type wheel
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8436978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511838A (en
Inventor
陽道 影山
喜信 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP8436978A priority Critical patent/JPS5856353B2/ja
Publication of JPS5511838A publication Critical patent/JPS5511838A/ja
Publication of JPS5856353B2 publication Critical patent/JPS5856353B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は速い印字速度のシリアルプリンタ等に使用され
る骨形活字タイプホイールに関し、さらに詳しくは活字
選択の際のタイプホイールの高速回転においてもインク
飛散を防止できる活字表面処理を施したタイプホイール
に関するものである。
第1図a、bは従来の骨形活字タイプホイールの一実施
例を示している、すなわち、タイプホイール1の中心部
には図示しない選択モータの回転軸への嵌合のための円
孔2が設けられており、母形活字30選択動作において
、台形活字3は円孔2を中心とする円弧運動を行うよう
に構成されている。
第2図は印字動作の概略図を示しており、台形活字3は
印字ハンマ4からの印字力によってインクリボン5、用
紙6を介してプラテン7に押付けられる。
このとき、インクリボン5が含有するインクは、印字ハ
ンマ4から受ける印字力によって液化し、用紙6の表面
に転移するものと考えられているが、液化したインクは
同時に台形活字3の表面にも転移し、台形活字3への転
移量が多ければ、活字選択動作の円弧運動の際の遠心力
によってインクが外方へ飛散し、プリンタカバー等を汚
す原因になるという欠点があった。
また、台形活字3への転移量は台形活字3の表面のイン
クに対する濡れ性に影響されるのであるが、従来は台形
活字3の表面を金属としているので、台形活字3の耐摩
耗性は著るしく向上するが、一般に金属表面はインクに
対する濡れ性がよいため、インク飛散量が多いという欠
点をもっていた。
本発明は金属の表面を有する台形活字の表面にエポキシ
、アクリル等のプラスチックス薄膜を形成したことを特
徴とし、その目的とするところは、活字表面のインクに
対する濡れ性を改善し、インクの飛散を防止することに
ある。
以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明する
第3図a、bおよび第4図は本発明に係るタイプホイー
ルの一実施例を示す正面図、断面図および一部拡大断面
図である。
タイプホイール8は円板状をなしており、その中心部に
は図示しない選択モータの回転軸への嵌合のための円孔
9が設けられていると共に、この円孔9を中心として外
周部には台形活字10が円周方向に等間隔おきに設けら
れているところで、本発明の台形活字10は、その表面
にプラスチックスの薄膜11が設けられており、このプ
ラスチックス薄膜11の直下に金属材質部12が設けら
れた構造となっている。
前記プラスチックス薄膜11の形成方法は、溶剤によっ
て液化させたプラスチックスの溶液を台形活字10の金
属材質部12の表面に塗布するか、あるいは前記溶液中
に台形活字10の金属材質部12を一定時間浸漬した後
、乾燥させることによって行なっている。
第5図は本発明の効果を表わす実験結果で、アクリル塗
布およびエポキシ塗布の場合を示している。
インク飛散量は、活字選択動作時タイプホイール8の回
転面に直角な平面上に置いた白紙の上に、骨形活字10
から飛散してきたインクの痕跡の数で示している。
この図からも明らかなように、プラスチックス薄膜11
を形成することは、インクの飛散防止上少なからぬ効果
がある。
なお、本実施例の場合、プラスチックスの材質としては
アクリル樹脂およびエポキシ樹脂を用いた例について述
べているが、要するに濡れ性を軽減できるものであれば
、プラスチックスの種類はその如何を問わない。
また、プラスチックス薄膜の厚さは数10μmと極めて
薄くてもその効果は十分で、表面処理によるタイプヘッ
ドの重量増加はわずかである。
以上説明したように本発明によれば、骨形活字の印字表
面にプラスチックスの薄膜を設け、このプラスチックス
薄膜の直下に金属材質部を有する構成としたことにより
、従来の骨形活字の表面が金属のものに較べて、活字表
面のインクに対する濡れ性を改善し得ると共に、インク
の飛散を防止できるというきわめて優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来のタイプホイールの一部正面図と断
面図、第2図は第1図のタイプホイールを用いた場合の
印字動作の概略図、第3図a、bおよび第4図は本発明
に係るタイプホイールの一実施例を示す一部正面図、断
面図および一部拡大断面図、第5図は本発明の効果を示
す実験結果の図である。 8・・・・・・タイプホイール、10・・・・・・骨形
活字、11・・・・・・プラスチックス薄膜、12・・
・・・・金属材質部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円板状をなし、外周部に台形活字が設けられたタイ
    プホイールにおいて、前記台形活字の印字表面にプラス
    チックスの薄膜が設けられ、このプラスチックス薄膜の
    直下に金属材質部を有することを特徴とするタイプホイ
    ール。
JP8436978A 1978-07-10 1978-07-10 タイプホイ−ル Expired JPS5856353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8436978A JPS5856353B2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 タイプホイ−ル

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JP8436978A JPS5856353B2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 タイプホイ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS5511838A JPS5511838A (en) 1980-01-28
JPS5856353B2 true JPS5856353B2 (ja) 1983-12-14

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JP8436978A Expired JPS5856353B2 (ja) 1978-07-10 1978-07-10 タイプホイ−ル

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DE3029023A1 (de) * 1980-07-31 1982-02-25 Ibm Deutschland Gmbh, 7000 Stuttgart Typenband fuer einen typenbanddrucker

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Publication number Publication date
JPS5511838A (en) 1980-01-28

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