JPS5856264Y2 - ブロツク竪柱打設用型枠 - Google Patents
ブロツク竪柱打設用型枠Info
- Publication number
- JPS5856264Y2 JPS5856264Y2 JP1144479U JP1144479U JPS5856264Y2 JP S5856264 Y2 JPS5856264 Y2 JP S5856264Y2 JP 1144479 U JP1144479 U JP 1144479U JP 1144479 U JP1144479 U JP 1144479U JP S5856264 Y2 JPS5856264 Y2 JP S5856264Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- play
- formwork
- width
- frame
- longitudinal direction
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はブロック構築物に於ける堅柱の構築、就中コ
ンクリートの打設に供される永久型枠の開示に係わるも
のである。
ンクリートの打設に供される永久型枠の開示に係わるも
のである。
而して本考案に於いて予期される主たる目的の一つは耐
アルカリ性グラスファイバー強化コンク１−ト（以下Ｇ
ＲＣと称す）よりなる肉薄プレートを長手方向横断面を
コ字状のものとし、且つ之に配筋孔を穿設するようにし
たことによって型組み操作に伴う大工手間並びに之に要
する素材を不要になすと共に打設養生後に於ける型枠の
取外し並びに型枠素材の整理搬出の分を一切不要とし、
構築物施工コストの著しい低減化と共に工期の著しい縮
減を有効に期せしめ得るようにした点におかれたもので
ある。
アルカリ性グラスファイバー強化コンク１−ト（以下Ｇ
ＲＣと称す）よりなる肉薄プレートを長手方向横断面を
コ字状のものとし、且つ之に配筋孔を穿設するようにし
たことによって型組み操作に伴う大工手間並びに之に要
する素材を不要になすと共に打設養生後に於ける型枠の
取外し並びに型枠素材の整理搬出の分を一切不要とし、
構築物施工コストの著しい低減化と共に工期の著しい縮
減を有効に期せしめ得るようにした点におかれたもので
ある。
次いで本考案に於いて予期される他の主たる目的の一つ
は型枠取外しに伴うツケ送り其の他の表面処理を一切不
要とし、直接外装仕上げを可能ならしめ得るようにした
点におかれたものである。
は型枠取外しに伴うツケ送り其の他の表面処理を一切不
要とし、直接外装仕上げを可能ならしめ得るようにした
点におかれたものである。
更に本考案に於いて予期される他の主たる目的の一つは
斯かる捨型枠となるべきフレームの介装製設置をもって
ブロック積込み並びに配筋時のレベル作出に伴う作業手
間を著しく縮減せしめるようになすと共に、的確な積込
み並びに配筋を可能ならしめ得るようにした点におかれ
たものである。
斯かる捨型枠となるべきフレームの介装製設置をもって
ブロック積込み並びに配筋時のレベル作出に伴う作業手
間を著しく縮減せしめるようになすと共に、的確な積込
み並びに配筋を可能ならしめ得るようにした点におかれ
たものである。
次いで本考案に於いて予期される他の主たる目的の一つ
は構築物に於ける他の構成躯体と同一の素材特性を有す
るものとし、之が躯体に対する好な馴染みを可能になす
と共にＧＲＣの有する優れた強度特性、就中曲げ強度、
耐衝撃強度特性を有効に作出せしめ得るようにした点に
おかれたものである。
は構築物に於ける他の構成躯体と同一の素材特性を有す
るものとし、之が躯体に対する好な馴染みを可能になす
と共にＧＲＣの有する優れた強度特性、就中曲げ強度、
耐衝撃強度特性を有効に作出せしめ得るようにした点に
おかれたものである。
而して又本考案に於いて予期される更に他の種々なる目
的は以下の説明をもって順次明白にされたものであって
、本考案は斯かる諸性性の適切且つ合目的々な奏効を期
すべく其の構成の要旨を通常のコンクリートブロックｌ
ａ、ｌｂに於ける短寸奥行き幅に相当する幅寸法のプレ
ー）２ｂの一側縁に該プレー）２ｂの厚さ分縮幅とされ
たプレート２ａを直角に連設すると共に前記プレート２
ｂの他側縁に上記プレーｈ２ａに相対向して平行且つ同
一幅寸とされるプレー） ２ ａ’を直角に連設して長
手方向横断面コ字状とした任意長尺の耐アルカリ性グラ
スファイバー強化コンクリートよりなるフレーム２に於
ける対向する両側プレー）２ａ、２ａ面の略中央長手方
向に向けて積込ブロック１ａの高さ寸法位置毎に肉薄部
を窪設した点に置いたものであり、又斯かる構成要旨に
対陣した相当の設計変更が予定されたものである。
的は以下の説明をもって順次明白にされたものであって
、本考案は斯かる諸性性の適切且つ合目的々な奏効を期
すべく其の構成の要旨を通常のコンクリートブロックｌ
ａ、ｌｂに於ける短寸奥行き幅に相当する幅寸法のプレ
ー）２ｂの一側縁に該プレー）２ｂの厚さ分縮幅とされ
たプレート２ａを直角に連設すると共に前記プレート２
ｂの他側縁に上記プレーｈ２ａに相対向して平行且つ同
一幅寸とされるプレー） ２ ａ’を直角に連設して長
手方向横断面コ字状とした任意長尺の耐アルカリ性グラ
スファイバー強化コンクリートよりなるフレーム２に於
ける対向する両側プレー）２ａ、２ａ面の略中央長手方
向に向けて積込ブロック１ａの高さ寸法位置毎に肉薄部
を窪設した点に置いたものであり、又斯かる構成要旨に
対陣した相当の設計変更が予定されたものである。
以下本考案の詳細を図面に示す典型的な一実施例につい
て説明するに、１ａ〜１ａは構築物躯体を構成する積込
みブロックであり、仕切壁等の積込みブロック１ｂとの
接合部に堅柱用の空隙を残置せしめる如く順次積込むよ
うにしたものである。
て説明するに、１ａ〜１ａは構築物躯体を構成する積込
みブロックであり、仕切壁等の積込みブロック１ｂとの
接合部に堅柱用の空隙を残置せしめる如く順次積込むよ
うにしたものである。
斯くして構成された堅柱構築用の空隙は該積込みブロッ
ク１ａの短寸奥行き幅ａと、他のブロック１ｂに於ける
奥行き幅すをもって画されたものであり、斯かる構成空
隙の開口部をフレーム２をもって適宜閉塞したものであ
る。
ク１ａの短寸奥行き幅ａと、他のブロック１ｂに於ける
奥行き幅すをもって画されたものであり、斯かる構成空
隙の開口部をフレーム２をもって適宜閉塞したものであ
る。
而して該フレーム２は前記ブロック１に於ける幅寸法ａ
並びにｂの幅寸法を有するプレー１−２ａ 、２ ａ’
、２ ｂを直角に連設して長手方向横断面をコ字状とし
た任意長尺のものであって、之が基本的にはＧＲＣ薄板
をもって構成し、積込みブロック１ａの一方端面に当接
するプレー１〜２ａ、２ａ′の略中央長手方向に向けて
配筋孔３〜３となる肉薄四部３ａ〜３ａを該積込みブロ
ック１の高さ寸法位置毎に窪設すると共に該肉薄凹部３
ａ〜３ａをハンマー等をもって適宜打破、開口して所期
の配筋孔３として使用を予定したものであり、当然のこ
とながら之が不要の凹部３ａは其のまま開口されること
なく使用されたものである。
並びにｂの幅寸法を有するプレー１−２ａ 、２ ａ’
、２ ｂを直角に連設して長手方向横断面をコ字状とし
た任意長尺のものであって、之が基本的にはＧＲＣ薄板
をもって構成し、積込みブロック１ａの一方端面に当接
するプレー１〜２ａ、２ａ′の略中央長手方向に向けて
配筋孔３〜３となる肉薄四部３ａ〜３ａを該積込みブロ
ック１の高さ寸法位置毎に窪設すると共に該肉薄凹部３
ａ〜３ａをハンマー等をもって適宜打破、開口して所期
の配筋孔３として使用を予定したものであり、当然のこ
とながら之が不要の凹部３ａは其のまま開口されること
なく使用されたものである。
而して、斯かるブロック１ａ並びに１ｂを予め立設され
たフレーム２を介して積込み、これに横筋４〜４並びに
縦筋５〜５と必要なフープ筋６〜６を配するようになす
と共に適宜コンクリート７打設し之が直接養生をなすよ
うにしたものである。
たフレーム２を介して積込み、これに横筋４〜４並びに
縦筋５〜５と必要なフープ筋６〜６を配するようになす
と共に適宜コンクリート７打設し之が直接養生をなすよ
うにしたものである。
本考案は叙上に於ける特長ある構成、就中ブロック１に
近似した素材特性を有し、且つ優れた曲げ強度、耐衝撃
性並びに耐候性を有したＧＲＣを使用したこと、並びに
このＧＲＣフレーム２を永久捨型枠として一切の型枠処
理を不要としたこと及びこの使用ＧＲＣフレーム２の肉
薄シンプル化と軽量化とを期したことによって前記せる
諸性性の具体的な奏効を期し得たものである。
近似した素材特性を有し、且つ優れた曲げ強度、耐衝撃
性並びに耐候性を有したＧＲＣを使用したこと、並びに
このＧＲＣフレーム２を永久捨型枠として一切の型枠処
理を不要としたこと及びこの使用ＧＲＣフレーム２の肉
薄シンプル化と軽量化とを期したことによって前記せる
諸性性の具体的な奏効を期し得たものである。
本考案は斯かる特長点よりして格別の型枠成形並びに型
枠取外しに要すべき作業手間の割愛と共にこの型枠成形
素材を不要とし、作業並びに施工コストの著しい削減を
期し得たものであり、又離型後に於けるツケ送りその他
の表面処理を不要とし、直接的なガン吹きその他の外装
仕上げを可能としたものである。
枠取外しに要すべき作業手間の割愛と共にこの型枠成形
素材を不要とし、作業並びに施工コストの著しい削減を
期し得たものであり、又離型後に於けるツケ送りその他
の表面処理を不要とし、直接的なガン吹きその他の外装
仕上げを可能としたものである。
更に又、かかる捨枠型の使用をもって堅柱打設面の養生
を不要とし、直接上部構造物の連続した施工を可能とし
たものであり、工期の縮減に之が大きく碑益せしめたも
のである。
を不要とし、直接上部構造物の連続した施工を可能とし
たものであり、工期の縮減に之が大きく碑益せしめたも
のである。
而して又、外装部を工場生産によるＧＲＣプレートとし
たことにより品質の均一化と共に該ＧＲＣの有する諸性
性、就中優れた曲げ強度特性、耐衝撃特性、不燃、耐熱
特性並びに耐水性特性及び耐候特性が約束されたもので
あり、汎ゆる意味合に於いて優れた堅柱を供し得たもの
である。
たことにより品質の均一化と共に該ＧＲＣの有する諸性
性、就中優れた曲げ強度特性、耐衝撃特性、不燃、耐熱
特性並びに耐水性特性及び耐候特性が約束されたもので
あり、汎ゆる意味合に於いて優れた堅柱を供し得たもの
である。
又フレーム２は斯かるＧＲＣの有する、特に三次曲面を
有するような成形品の作出をも容易とした優れた成形特
性よりして、又これが各種の、例えばスプレィサクショ
ン法、プレミックス法あるいは押出し成形その他の任意
の手法の採用を可能としたことをもって比較的高単位つ
高品質のフレーム２の提供を可能としたものである。
有するような成形品の作出をも容易とした優れた成形特
性よりして、又これが各種の、例えばスプレィサクショ
ン法、プレミックス法あるいは押出し成形その他の任意
の手法の採用を可能としたことをもって比較的高単位つ
高品質のフレーム２の提供を可能としたものである。
尚又、かかるフレーム化をもって比較的高単位となるＧ
ＲＣ素材の使用容量を極力減し、且つ該素材の有する特
性を有効に抽出せしめ得るようになすと共に他の構築物
躯体との馴染みを良好とヒ、同時に該フレーム２をもっ
てブロックの積込みレベルの作出並びに配筋処理のレベ
ル作出を的確になさしめ得るようにしたものである。
ＲＣ素材の使用容量を極力減し、且つ該素材の有する特
性を有効に抽出せしめ得るようになすと共に他の構築物
躯体との馴染みを良好とヒ、同時に該フレーム２をもっ
てブロックの積込みレベルの作出並びに配筋処理のレベ
ル作出を的確になさしめ得るようにしたものである。
叙上に於ける如く本考案は構成簡素にして使用良好なブ
ロック積込用の堅柱打設に供すべき極めて斬新的且つ実
効的な永久捨型枠の開示に係わるものである。
ロック積込用の堅柱打設に供すべき極めて斬新的且つ実
効的な永久捨型枠の開示に係わるものである。
第１図は本考案の典型的な一実施例である組立状態を示
す斜視図、第２図は同平断面図、第３図は製品斜視図を
示したものである。 尚、図中１・・・・・・フ゛ロック、２・・・・・・フ
レーム、３・・・・・・配筋孔、４・・・・・・横筋、
５・・・・・・縦筋、６・・・・・・コンクリ−！・を
示したものである。
す斜視図、第２図は同平断面図、第３図は製品斜視図を
示したものである。 尚、図中１・・・・・・フ゛ロック、２・・・・・・フ
レーム、３・・・・・・配筋孔、４・・・・・・横筋、
５・・・・・・縦筋、６・・・・・・コンクリ−！・を
示したものである。
Claims (1)
- 通常のコンクリ−Ｉ・ブロックｌａ、ｌｂに於ける短寸
奥行き幅に相当する幅寸法のプレー）２ｂの一側縁に該
プレー）２ｂの厚さ分縮幅とされたプレー）２ａを直角
に連設すると共に前記プレー）２ｂの他側縁に上記プレ
ー）−２ａに相対向して平行且つ同一幅寸とされるプレ
ー１−２ａ’を直角に連設して長手方向横断面コ字状と
した任意長尺の耐アルカリ性グラスファイバー強化コン
クリートよりなるフレーム２に於ける対向する両側プレ
ー）２ａ、２ａ’面の略中央長手方向に向けて積込ブロ
ック１ａの高さ寸法位置毎に肉薄部を穿設したことを特
徴とするブロック堅柱打設用型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1144479U JPS5856264Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | ブロツク竪柱打設用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1144479U JPS5856264Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | ブロツク竪柱打設用型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55110609U JPS55110609U (ja) | 1980-08-04 |
| JPS5856264Y2 true JPS5856264Y2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=28825882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1144479U Expired JPS5856264Y2 (ja) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | ブロツク竪柱打設用型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856264Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP1144479U patent/JPS5856264Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55110609U (ja) | 1980-08-04 |
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