JPS5856219B2 - 撮像管のフェ−スプレ−ト構体組立方法 - Google Patents

撮像管のフェ−スプレ−ト構体組立方法

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JPS5856219B2
JPS5856219B2 JP52109463A JP10946377A JPS5856219B2 JP S5856219 B2 JPS5856219 B2 JP S5856219B2 JP 52109463 A JP52109463 A JP 52109463A JP 10946377 A JP10946377 A JP 10946377A JP S5856219 B2 JPS5856219 B2 JP S5856219B2
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JP
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JP52109463A
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JPS5443416A (en
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武男 中村
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は撮像管のフェースプレート構体組立方法に関す
るものである。
撮像管のフェースプレート構体に於て、その組立工程の
一部に加熱処理工程を要するために不良を生ずる場合が
ある。
例えば第1図はストライプフィルター内蔵型の単管カラ
ー撮像管の要部を示す断面図で、フェースプレート2を
基体とするフェースプレート構体1と円筒状外囲器7が
インジウム8により冷圧着されて真空気密を構成してい
る。
円筒状外囲器T内には電子ビームを発生制御するための
電子銃構体10が配設され(図では詳細は省略)信号は
信号電極環9から取り出される。
フェースプレート構体1はその真空気密側内面にストラ
イプフィルター3、保護層4、透明導電層5及び光導電
層6が順次形成されてお・す、このうち透明導電層5と
インジウム8とは電気的接触が保たれている。
このようなフェースプレート構体1は以下のようにして
組立てられる。
フェースプレート20所定域に所要のストライプフィル
タ3が形成され、このストライプフィルタ3全面を保護
層4で被覆し、保護層40表面を研磨して平滑な面とし
、さらにこの上の所定域に透明導電層5及び光導電層6
を被着形成する。
ここで保護層4はストライプに対応する凸凹が透明導電
層5及び光導電層に波及せず無影響とするために設けら
れ酸化硅素等の透明ガラス状層が用いられる。
しかし乍ら透明導電層は酸化錫や酸化インジウム等が主
として用いられ、之等の形成にはスパッタリング法にせ
よ蒸着法にせよ或は吹付法にせよ200℃〜600℃の
程度の基板或は雰囲気の加熱を必要とする、また光導電
層に於ても結晶質を主体とするもの例えばセレン化亜鉛
、テルル化亜鉛、セレン化カドミウム等の光導電層は結
晶化させるための300℃〜600℃程度の熱処理を要
する。
之等の場合、例えば第1図に示すフェースプレート構体
では、熱膨張係数の違いから保護層4のクラックがしば
しば生ずる欠点がある。
またフェースプレート構体組立方法は1つ1つの工程の
積み重ねとなるため最終的な不良率は非常に高くなる。
またこれとは別に基板自体が加熱処理によって影響を受
ける場合は通常のフェースプレート構体組立方法は行な
えない等の問題がある。
本発明は加熱処理に影響を受けないフェースプレート構
体組立方法を提供せんとするものである。
第2図a−gは本発明のフェースプレート構体組立方法
を説明するための分解図である。
第2図g[示すように透明なガラスからなる第1の基板
上11Vc約550℃の酸化雰囲気中で吹付法により酸
化錫の透明導電層12が形成される。
次いで第2図すに示すように透明導電層120所定域に
セレン化亜鉛、テルル化亜鉛或はセレン化カドミウム等
の一種又は絹み合わせからなる材料が蒸着又はスパッタ
法で形成され、特定雰囲気中で300℃〜600℃で熱
処理され結晶質の光導電体層13が形成される。
場合によってはこの上にさらに三硫化アy−f−eン、
三セレン化砒素或は三硫化砒素等の非晶質素を積層する
こともある。
透明導電層12及び光導電体層13が順次形成された第
1の基板11は第2図Cに示すようにその光導電体層1
3側に円環状のスペーサ15を介して第2の基板14と
パラフィン等で接着される。
第1の基板11と第2の基板14が完全に固着して後、
第2図dに示すように第2の基板14を支持台として第
1の基板110基板露出面側を研磨する。
フェースプレーI・構体ば光学的にも重要な影響を及ぼ
す部分であるので、基板11の研磨は最終的には光学研
磨面を有し厚さが0.17nm以下、好1しくは30μ
瓶〜50μmで、その最大と最小の板厚の差が5μm以
内となる蛮行なわれる。
また基板11の少く共透明導電層12の形成される面は
光学研磨され且つ平行度のすぐれたものである必要があ
る。
基板14は光学研磨の必要は特にないが平行度のすぐれ
たものである必要がある。
一方策2図a−dとは別に第2図8に示す如く一面にス
トライプフィルタ17の設けられた第3の基板16が用
意される。
すなわち、光学研磨され平坦度のすぐれた第3の基板の
一面に無機質又は有機質の材料からなるフィルタを形成
し、所定のサイズと精度を有するようにエツチングする
無機質の材料としては例えば酸化チタンと二酸化シリコ
ンの交互積層膜を基板加熱200 ”C〜300℃程度
で蒸着法により形成し、フォトエツチング又はスパッタ
エッチ等で所定のストライプ状に形成される。
有機質の材料としてはゼラチン質の材料により、直接ス
トライプ状に印刷する方法もとられるが、何れにせよゼ
ラチン等の熱に弱い材料からなるストライプフィルタで
あっても本発明のフェースプレート構体組立方法によれ
ば充分保証することができる。
さてこのようにしてストライプフィルタ17の形成され
た第3の基板16と第2の基板14を固定台として研磨
された第1の基板11は第2図fに示す如く、ストライ
プフィルタ面16と第1の基板11の研磨面とが対向す
るように例えばエポキシ系の接着材18で接着される。
装着材18は透明で粘度が低く、また撮像管の排気工程
で行なわれる電極からのガス出しの為のベーキングに耐
えるために少く共150℃程度の耐熱性が必要であり、
之等の点からエポキシ系の接着材が好ましい。
そして最後に60’C〜80℃程厳に加温して第2の基
板14及びスペーサ15を除去して、第2図gに示すよ
うなフェースプレート構体が完成する。
次に本発明の実施例としてX線用撮像管に適用し7た場
合について説明する。
X線を吸収し光電変換する光導電体層として一酸化鉛や
セレン化カドミウムを主構成材料とする光導電体層が知
られている。
しかし乍らビジコン型撮像管に於て、第1図1/ζ示す
フェースプレート2として通常のガラス系材料ではX線
の透過度が悪く、X線を良く透過する材料として金属ベ
リリウム板からなるフェースプレートが適している。
この金属ベリリウムは非常に活性であり、熱処理工程を
介した場合均一なX線感光面を形成し気密に封着するた
めに種々の障害がある。
第2図g −d及びh−iはX線用撮像管としてのフェ
ースプレート構体に本発明のフェースプレート構体組立
方法を適用した場合の各工程の分解図である。
このうち第2図a〜d咬での工程は前述G実施例と全く
同一であるので説明は省略する。
さてX線透過用フェースプレートとしての金属ベリリウ
ム板は第2図りに示すように第3の基板20としてQ、
5 mu〜l、Qmm程度の厚さに研磨される。
研磨面は光学研磨として平坦度平行度は5μ以内とする
ことが好ましい。
X線透過率としてはX線管電圧20KVで約60φ程度
であれば実用的には充分である。
この金属ベリラム板からなる第3の基板20は第2図g
−dの工程で準備されたフェースプレート構体の第1
の基板11の研磨面と対向1−で第2図iに示すように
接着し、次いで第2図jに示す如く第2の基板14及び
スペーサ15を除去してフェースプレート構体が完成す
る。
以上のように本発明のフェースプレート構体組立方法に
よれば、加熱により変質を米たしたり特性に影響を受け
る材料と逆に加熱処理を要する材料とは全く無関係に相
互に影響させることなく安定して組み立てることができ
る。
また一つ一つの工程の積み重ねによる方法ではないので
途中工程でのチェックも可能となり最終的な不良率を減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビジコン型撮像管のフェースプレート構体を示
す要部の概略断面図、第2図a −jは本発明のフェー
スプレート構体組立方法を説明するための各工程の分解
図である。 11・・・第1の基板、12・・・透明導電層、13・
・・光導電体層、14・・・第2の基板、15・・・ス
ペーサ16.20・・・第3の基板、17・・・’vド
ライブフィルタ、18・・・接着材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の基板面に透明導電層を形成し該透明導電層上
    に光導電層材料を被着したうえ高温熱処理して光導電体
    層を形成する工程と、しかるのち前記第1の基板の光導
    電体層形成面側に該基板の外周部のみにスペーサを接着
    し該スペーサを介して第2の基板を接着する工程と、し
    かるのち前記第2の基板を支持台として前記第1の基板
    を所定の厚さ1で研磨する工程と、しかるのち前記第1
    の基板の研磨面側に、あらかじめストライプフィルタが
    形成されたガラス又は金属ベリラム板からなるフェース
    プレート(第3基板)を接着する工程と、しかるのち前
    記スペーサおよび第2基板を低温加熱で除去する工程と
    を具備することを特徴とする撮像管のフェースプレート
    構体組立方法。
JP52109463A 1977-09-13 1977-09-13 撮像管のフェ−スプレ−ト構体組立方法 Expired JPS5856219B2 (ja)

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JPS5443416A JPS5443416A (en) 1979-04-06
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48101892A (ja) * 1972-03-31 1973-12-21
JPS5158822A (en) * 1974-11-19 1976-05-22 Matsushita Electronics Corp Karaasatsuzokanno seizohoho
JPS5280731A (en) * 1975-12-27 1977-07-06 Dainippon Printing Co Ltd Method of fabricating target for camera tube

Patent Citations (3)

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