JPS5856209Y2 - 結束バンド - Google Patents
結束バンドInfo
- Publication number
- JPS5856209Y2 JPS5856209Y2 JP16717581U JP16717581U JPS5856209Y2 JP S5856209 Y2 JPS5856209 Y2 JP S5856209Y2 JP 16717581 U JP16717581 U JP 16717581U JP 16717581 U JP16717581 U JP 16717581U JP S5856209 Y2 JPS5856209 Y2 JP S5856209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- head
- rotating body
- window
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は結束バンド、特に着脱を容易にした結束バンド
に関するものである。
に関するものである。
従来から、電線や長尺物など被締着物を束ね締め付ける
ための手段として例えば第1図に示すような結束バンド
1が知られている。
ための手段として例えば第1図に示すような結束バンド
1が知られている。
この種の結束バンドは、一般に、平板な帯体2と、該帯
体の一端を固定するヘッド3と、該ヘッド3内に装備さ
れる回転体である球4とを備え、該帯体2を上記ヘッド
3に装着した状態において、帯体1に離脱方向即ち抜は
出る方向への力が加わったとき、球4と帯体2との間に
発生する摩擦抵抗を利用して帯体がヘッド3から抜は出
ることがないようにされ7ている。
体の一端を固定するヘッド3と、該ヘッド3内に装備さ
れる回転体である球4とを備え、該帯体2を上記ヘッド
3に装着した状態において、帯体1に離脱方向即ち抜は
出る方向への力が加わったとき、球4と帯体2との間に
発生する摩擦抵抗を利用して帯体がヘッド3から抜は出
ることがないようにされ7ている。
ところで、この種の結束バンド1に対しては、屋外や地
下など種々の悪環境下においても適用されうるよう耐摩
耗性、耐候性、耐腐蝕性などに優れたものであることが
条件とされている。
下など種々の悪環境下においても適用されうるよう耐摩
耗性、耐候性、耐腐蝕性などに優れたものであることが
条件とされている。
このため上ン記の如き結束バンド1においては、通常、
上記球4として金属球が、また上記帯体2としてはステ
ンレススチール製のものが使用されている。
上記球4として金属球が、また上記帯体2としてはステ
ンレススチール製のものが使用されている。
しかしながら、この様に構成された結束バンド1は、か
なり強力に結束ができる反面、結束を緩めまたり、ある
いは帯体2をヘッド3から離脱したくとも、球4と帯体
2との間に発生した摩擦力の為、離脱はおろか、緩める
ことすらできないと言う不都合があった。
なり強力に結束ができる反面、結束を緩めまたり、ある
いは帯体2をヘッド3から離脱したくとも、球4と帯体
2との間に発生した摩擦力の為、離脱はおろか、緩める
ことすらできないと言う不都合があった。
その為、結束を緩めたり、離脱したい場合は、ニッパ等
の工具で、帯体2を切断しなけ゛ればならず、その場合
結束バンド1が手で締められたものならばニッパ等の歯
先を被締着物と帯体2との間に入れることができるが、
締め器等の器具を用いて締めたものでは、被締着物と帯
体2の間に歯先が入らず無理に押し込めば被締着物の表
面を損傷すると言う欠点があった。
の工具で、帯体2を切断しなけ゛ればならず、その場合
結束バンド1が手で締められたものならばニッパ等の歯
先を被締着物と帯体2との間に入れることができるが、
締め器等の器具を用いて締めたものでは、被締着物と帯
体2の間に歯先が入らず無理に押し込めば被締着物の表
面を損傷すると言う欠点があった。
その他説着を繰り返すところに用いるには、極めて不経
済であると言う問題もあった。
済であると言う問題もあった。
本考案の目的は、上述の如き欠点を解決した結束バンド
を提供することにあり、以下に本考案を実施例を挙げて
図面と共に説明する。
を提供することにあり、以下に本考案を実施例を挙げて
図面と共に説明する。
まず第2図、第3図は本考案の第一実施例を示すもので
、帯体2の一端にはヘッド3aが装着され、同ヘッド3
aが嵌挿された帯体2の先端はヘッド3aの裏面側へ折
り返されている。
、帯体2の一端にはヘッド3aが装着され、同ヘッド3
aが嵌挿された帯体2の先端はヘッド3aの裏面側へ折
り返されている。
そしてヘッド3aの裏面にはロック用の穴6が穿設され
ており、この穴6に帯体2の一部を折り起した爪部7が
係合されてヘッド3aが帯体2から脱落しないようにさ
れている。
ており、この穴6に帯体2の一部を折り起した爪部7が
係合されてヘッド3aが帯体2から脱落しないようにさ
れている。
またヘッド3aは、その内部に例えば球4の如き回転体
が備えられ、帯体取出口8から帯体挿入口9側に向って
ヘッド3a底面部との間隔が減少する傾斜部10を有し
ており、同傾斜部10の先端は切り欠かれ窓5aが形成
されている。
が備えられ、帯体取出口8から帯体挿入口9側に向って
ヘッド3a底面部との間隔が減少する傾斜部10を有し
ており、同傾斜部10の先端は切り欠かれ窓5aが形成
されている。
この様に構成された本実施例の結束バンド1aは、帯体
2のヘッド3aが装着されていない一端をヘッド3aの
帯体挿入口9から挿入すれば、帯体2の先端はヘッド3
a内の球4の下側を通過して帯体取出口8に出る。
2のヘッド3aが装着されていない一端をヘッド3aの
帯体挿入口9から挿入すれば、帯体2の先端はヘッド3
a内の球4の下側を通過して帯体取出口8に出る。
次に間取出口8から出た帯体2の先端を図示X方向に引
けば自由に締め込むことができ、所望の位置で帯体2を
引く事を止めれば、わずかに帯体2がY方向に戻ると共
に、球4も帯体挿入口9方向に戻りヘッド3aの傾斜部
10に当接し、その結果味4は下方に押下され、帯体2
はヘッド3aの底面部によって強力に挾まれそれ以上帯
体2がY方向へ移動できないようになる。
けば自由に締め込むことができ、所望の位置で帯体2を
引く事を止めれば、わずかに帯体2がY方向に戻ると共
に、球4も帯体挿入口9方向に戻りヘッド3aの傾斜部
10に当接し、その結果味4は下方に押下され、帯体2
はヘッド3aの底面部によって強力に挾まれそれ以上帯
体2がY方向へ移動できないようになる。
そして帯体2をヘッド3aから離脱したい場合、あるい
は結束を緩めたい場合は第4図に示すように窓5aより
棒状物11を差し込み球4を帯体取出口8方向へ押圧移
動すれば球4が傾斜部10より受けていた下方向の力が
消勢されて帯体2はY方向へ移動することが可能となり
、帯体2の離脱や、弛緩を行うことができる。
は結束を緩めたい場合は第4図に示すように窓5aより
棒状物11を差し込み球4を帯体取出口8方向へ押圧移
動すれば球4が傾斜部10より受けていた下方向の力が
消勢されて帯体2はY方向へ移動することが可能となり
、帯体2の離脱や、弛緩を行うことができる。
次に第5図に示す本考案の第2実施例は、窓5bをヘッ
ド3bの傾斜部10 aの中程に設けた場合を示すもの
で、本実施例結束バンド1bのその他の構成、作用、及
び効果は第1実施例と同様である。
ド3bの傾斜部10 aの中程に設けた場合を示すもの
で、本実施例結束バンド1bのその他の構成、作用、及
び効果は第1実施例と同様である。
尚、窓5bの形状は四角形に限らず円形、三角形いずれ
でも良い。
でも良い。
そして、第6図は本考案の第3実施例の結束バンド1C
を示すものでヘッド3Cの片側部に長孔の窓5Cを設け
たものでその他の構成、作用、効果は前述の実施例と同
様であり、また窓5Cはヘッド3Cの両側部に設けても
良い。
を示すものでヘッド3Cの片側部に長孔の窓5Cを設け
たものでその他の構成、作用、効果は前述の実施例と同
様であり、また窓5Cはヘッド3Cの両側部に設けても
良い。
尚、第1実施例ないし第3実施例においてはいずれも回
転体として球4を設けたが、この回転体は例えば第7図
に示すようにローラー状回転体4aあるいは、ローラー
の長手方向に溝が穿設された歯車状回転体4bあるいは
フットボール状回転体4Cであっても良く、又帯体2は
、例えば第8図に示すように回転体との摩擦力を高める
為に波状に形成しても良い。
転体として球4を設けたが、この回転体は例えば第7図
に示すようにローラー状回転体4aあるいは、ローラー
の長手方向に溝が穿設された歯車状回転体4bあるいは
フットボール状回転体4Cであっても良く、又帯体2は
、例えば第8図に示すように回転体との摩擦力を高める
為に波状に形成しても良い。
以上詳述した様に本考案の結束バンドは、帯体取出口側
から帯体挿入口側に向ってヘッド底面部との間隔が減少
する傾向をもつ傾斜部を有するヘッドと、該ヘッド内に
長手方向に移動可能に装備される回転体と、末端部がヘ
ッド底部に固定された帯体とをそなえ、該帯体を上記ヘ
ッドに装着した状態で、帯体に離脱方向即ち抜は出る方
向への力が加わったとき、回転体と帯体との間に発生す
る摩擦抵抗を利用して帯体がヘッドから抜は出ることが
ないようにされた結束バンドにおいて、上記ヘッドの一
部に窓を設け、外からこの窓を通して回転体を帯体取出
口方向へ押圧、移動することによって、帯体がヘッドか
ら容易に離脱できるように構成しているので、結束を弛
緩させたい時や離脱したい時に、従来のように帯体を切
断せずに、ヘッドに備えられた窓から回転体を押圧する
だけで簡単に結束を緩めたり、帯体を離脱したりでき、
使用離脱したバンドであっても、何度でも使用できるの
で極めて経済性に富み、更に結束力を微妙に調整する必
要がある場合でもこれを容易に行えるといった優れた効
果を有する。
から帯体挿入口側に向ってヘッド底面部との間隔が減少
する傾向をもつ傾斜部を有するヘッドと、該ヘッド内に
長手方向に移動可能に装備される回転体と、末端部がヘ
ッド底部に固定された帯体とをそなえ、該帯体を上記ヘ
ッドに装着した状態で、帯体に離脱方向即ち抜は出る方
向への力が加わったとき、回転体と帯体との間に発生す
る摩擦抵抗を利用して帯体がヘッドから抜は出ることが
ないようにされた結束バンドにおいて、上記ヘッドの一
部に窓を設け、外からこの窓を通して回転体を帯体取出
口方向へ押圧、移動することによって、帯体がヘッドか
ら容易に離脱できるように構成しているので、結束を弛
緩させたい時や離脱したい時に、従来のように帯体を切
断せずに、ヘッドに備えられた窓から回転体を押圧する
だけで簡単に結束を緩めたり、帯体を離脱したりでき、
使用離脱したバンドであっても、何度でも使用できるの
で極めて経済性に富み、更に結束力を微妙に調整する必
要がある場合でもこれを容易に行えるといった優れた効
果を有する。
第1図は従来の結束バンドを示す斜視図、第2図は本考
案の第1実施例を示す斜視図、第3図、第4図はその使
用状態を示す要部側断面説明図、第5図は同じく第2実
施例を示す斜視図、第6図は同じく第3実施例を示す斜
視図、第7図イ9口、ハは各種の回転体を示す要部斜視
図、第8図は、帯体の一例を示す要部斜視図である。 1.1 a、1 b、I C・・・・・・結束バンド、
2・・・・・・帯体、3゜3a、3b、3C・・・・・
・ヘッド、4・・・・・・球、4 a 、4 b 、4
C・・・・・・回転体、10・・・・・・傾斜部。
案の第1実施例を示す斜視図、第3図、第4図はその使
用状態を示す要部側断面説明図、第5図は同じく第2実
施例を示す斜視図、第6図は同じく第3実施例を示す斜
視図、第7図イ9口、ハは各種の回転体を示す要部斜視
図、第8図は、帯体の一例を示す要部斜視図である。 1.1 a、1 b、I C・・・・・・結束バンド、
2・・・・・・帯体、3゜3a、3b、3C・・・・・
・ヘッド、4・・・・・・球、4 a 、4 b 、4
C・・・・・・回転体、10・・・・・・傾斜部。
Claims (1)
- 帯体取出口側から帯体挿入口側に向ってヘッド底面部と
の間隔が減少する傾向をもつ傾斜部を有するヘッドと、
該ヘッド内に長手方向に移動可能に装備される回転体と
、末端部がヘッド底部に固定された帯体とをそなえ、該
帯体を上記ヘッドに装着した状態で、帯体に離脱方向即
ち抜は出る方向への力が加わったとき、前記回転体と帯
体との間に発生する摩擦抵抗を利用して帯体がヘッドか
ら抜は出ることがないようにされた結束バンドにおいて
、上記ヘッドの一部に窓を設け、外からこの窓を通して
前記回転体を帯体取出口方向へ押圧、移動することによ
って、帯体がヘッドから容易に離脱できるように構成し
たことを特徴とする結束バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16717581U JPS5856209Y2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 結束バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16717581U JPS5856209Y2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 結束バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873751U JPS5873751U (ja) | 1983-05-18 |
JPS5856209Y2 true JPS5856209Y2 (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=29959281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16717581U Expired JPS5856209Y2 (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 結束バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856209Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITVI20120071A1 (it) * | 2012-03-28 | 2013-09-29 | Giancarlo Brun | Sistema di collegamento e/o fissaggio rapido. |
JP6558758B2 (ja) * | 2017-07-21 | 2019-08-14 | 有限会社ジャスト販売 | シート保持具 |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP16717581U patent/JPS5856209Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873751U (ja) | 1983-05-18 |
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