JPS5856128Y2 - ジドウケンマキ - Google Patents

ジドウケンマキ

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Publication number
JPS5856128Y2
JPS5856128Y2 JP1975058833U JP5883375U JPS5856128Y2 JP S5856128 Y2 JPS5856128 Y2 JP S5856128Y2 JP 1975058833 U JP1975058833 U JP 1975058833U JP 5883375 U JP5883375 U JP 5883375U JP S5856128 Y2 JPS5856128 Y2 JP S5856128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
workpiece
rotating disk
coupling
rotating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975058833U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51139486U (ja
Inventor
幸市 井上
宗平 笠井
Original Assignee
ドウリヨクロカクネンリヨウカイハツジギヨウダン
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Publication date
Application filed by ドウリヨクロカクネンリヨウカイハツジギヨウダン filed Critical ドウリヨクロカクネンリヨウカイハツジギヨウダン
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、限定するものではないが、研磨廃液や研磨屑
等が周囲に飛散すると環境を汚染する虞れのある小片、
例えば放射性物質の顕微鏡用試験片を仕上げるのに特に
適した自動研磨機の改良に関し、更に詳しくは、そのよ
うな試験片を保持するワークキャリヤと研磨面とを一つ
の動力伝達系によって強制回転させうるようにした研磨
機に関するものである。
この種の用途に適用される研磨機とし、では、従来から
様々な構造のものが提案されている。
例えば、特開昭47−44294号公報にみられるよう
に、上面に研磨面が形成され、中心に位置する駆動軸に
よって回転可能な回転円盤と、該回転円盤に対して進退
可能に枢着された可動フレームと、該可動フレームによ
って回転自在に支持されている試料ホルダーを備え、回
転円盤と試料ホルダーとはそれぞれの回転中心が偏心し
た位置で組合せられ、単一の駆動源によって両者に強制
回転が与えられて試料ホルダーで支持された試料が前記
研磨面で研磨されるようにした研磨機は公知である。
ところでこの種の自動研磨機においては、駆動軸への回
転円盤の着脱、または円盤上面に貼着する研磨布、研磨
紙等の交換のため前記のように回転円盤上のワークキャ
リヤ(試料ホルダー)を移動させ、回転円盤の上面を開
放できるような構造とする必要がある。
それ故、回転円盤とワークキャリヤとの強制回転を共通
1個の電動機で駆動するにしても、単一系統の動力伝達
系で行うことは容易でなく、どうしても前述の先行技術
に示されているように、回転円盤用とワークキャリヤ(
試料ホルダー)用との2系統の動力伝達系を用いる構成
にならさ゛るをえなかった。
しかし、研磨試料が放射性物質のような場合には、自動
研磨機は気密ボックス内に設置する必要があり、しかも
研磨機の使用のみならず補修作業等も遠隔操作で行える
ように、できるだけ小型で、構造も簡単、堅牢であり、
操作性も良好であることが肝要である。
しかるに、上記従来の研磨機は動力伝達系統が2系統で
あるため、1つの動力源から伝達する機構が複雑となり
、製作費および小型化の点で問題があるほか、プーリ及
びベルト類が余分に必要となり、故障頻度、調整頻度も
高くなり堅牢性に欠けるし、その上、可動フレーム接続
部(カップリング部)の操作性に難点があり、試料ホル
ダーが回転するとカップリング部における接続が困難と
なるなどの欠点を有している。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
従来品に比しはるかに小型化でき、構造も簡単、堅牢で
あって故障頻度が低く、その上、動力伝達系統における
カップリング部の接続性も極めて良好な自動研磨機を提
供することにある。
本考案では上記目的を達成するために色々工夫されてい
るが、特に回転円盤およびワークキャリヤを回転駆動す
るための動力伝達系統およびその途中に存在するカップ
リングの構造に工夫が凝らされ、単一の動力伝達系統を
用いている点に特徴がある。
すなわち本考案は、前記の如く、回転円盤とワークキャ
リヤとが単一の駆動源によって強制的に回転し、ワーク
キャリヤによって支持されたワークが研磨面で研磨され
る構造の研磨機において、回転円盤の中心と対向するキ
ャリヤフレーム部位にワークキャリヤと連動する回転軸
を設け、該回転軸と駆動軸とをカップリングを介して連
結可能としてなり、該カップリングは回転円盤の上面中
心位置と回転軸の下端との一方に設けた間隔をおいて相
対向し少なくとも対向先端部が丸みを帯びた形状の一対
のピンと、他方に設けた該ピン間に遊嵌する嵌合子とで
構成されていて、駆動軸の回転はカップリングを介して
回転軸に伝達され、1系統の動力伝達系によって回転円
盤とワークキャリヤとに強制回転が与えられるようにし
てなる自動研磨機である。
以下、図面に基づき本考案の一実施例について詳述する
自動研磨機枠9の上面に設けた排液受18内に収容され
る回転円盤1は、該排液受10の中心に設けた駆動軸1
2の上端部に着脱自在に取付けられて、該駆動軸12に
よって回転可能となっており、またその上面には研磨布
や研磨紙を貼着することによって研磨面5が形成されて
いる。
キャリヤフレーム2は排液受10の周縁に嵌着したマウ
ンチングリング11にその一端が蝶着され、回転円盤1
に対して閉蓋および開放可能となっていて、該キャリヤ
フレーム2内には、ワーク4を保持するワークキャリヤ
3が回転自在に支持される。
ワークキャリヤ3は、縦に3個のワーク取着孔21を有
し、これらにワーク4を挿着した後、その上面に錘22
を挿着して該錘22によりワーク4を研磨面5に圧接さ
せる如くなっており、該ワークキャリヤ3の回転中心は
、回転円盤1の中心に対して偏心した位置にある。
回転円盤1の中心と対向するキャリヤフレーム部位、す
なわちキャリヤフレーム2の中央には、回転塵8が上下
一対のボールベアリング16,16によって回転自在に
支持され、該回転軸B上の歯車17をアイドルギヤ19
を介してワークキャリヤ3の外周に設けた歯車18と連
結することによって回転軸8とワークキャリヤ3とが連
動するようになっている。
さて、本考案においては、この回転軸8と前記回転円盤
1を駆動する駆動軸12とがカップリング24で連結可
能となっている点に特徴がある。
カップリング24は、この実施例では、回転円盤1の上
面中心に設けたトゲ6と、回転軸8の下端に設けた嵌合
子7とからなる。
ドグ6は、第4図に示すように、蝶片13の上端に設け
た鍔板14の上面に、間隔をおいて、少なくとも対向先
端部が丸みを帯びた形状の一対のピン15,15を相対
向させて植設した構造であって、一対のピン15.15
の間隔部に前記嵌合子7が遊嵌可能である。
なお、符号23はマウンチングリング11上に設けた係
止片を示し、これにキャリヤフレーム2に設けた係片2
6を係止させて回転円盤1に対するキャリヤフレーム2
の位置決めを行わせる。
次に、この自動研磨機の動作について簡単に説明する。
第3図に示すようなキャリヤフレーム2の後退状態から
、該キャリヤフレーム2を押し下げれば、前記のように
ピン15.15はそれらの対向先端部が丸みを帯びた形
状であるため、降下してくる嵌合子7がいかなる角度状
態にあっても(たとえ、両者が相対的に回転していたと
しても)スムーズにピン15.15の間隔部に遊嵌し、
第2図に示すようにカップリング24における連結を実
現できる。
万一、嵌合子7がピン15,15の間にスムーズに落ち
込まないときには、回転軸8の上端に設けたつまみ20
によって回転軸8を僅かに回転させればよい。
すると両者は遊嵌する(第2図参照)。ワークキャリヤ
3のワーク取着孔21内にワーク4を挿入し、その上か
ら錘22を挿着してワーク4の下面を研磨面5に圧接さ
せる。
このような状態で駆動軸12を電動機(図示せず)によ
って回転駆動すれば、回転円盤1が回転すると共に、カ
ップリング24を介し7て回転軸8も回転駆動され、そ
の結果ワークキャリヤ3も回転円盤1に対して偏心した
位置で回転し、ワーク4の下面が研磨面6で研磨される
つまり、回転円盤1を回転させる駆動軸12をそのまま
利用して一系統の動力伝達系でワークキャリヤ3も回転
駆動させているのである。
勿論、キャリヤフレーム2を回転円盤1の上面から後退
させれば(第3図の状態)、回転円盤1の上面を開放で
き、該回転円盤1上の研磨布の取換え、清掃等の作業を
簡単に行うことができる。
本考案は上記のように、中心部に位置する駆動軸、カッ
プリング、回転軸という単一の動力伝達系統によって回
転円盤とワークキャリヤとを回転させることができ、従
来技術のように研磨機枠の外部に他の駆動伝達系統が不
要なため、一層小型化することができるし、構造も簡略
化されるため堅牢であって故障頻度、調整頻度を格段と
低減化できるし、更にカップリングの構造は間隔をおい
て相対向し、少なくともその対向先端面は丸みをおびた
形状の一対のピンと、その間隔部に遊嵌する嵌合子の組
合せであるから、両者がいかなる相対的角度関係にあろ
うとも、たとえ相対的に回転していたとしても、キャリ
ヤフレーム2を前進させれば(押し下げれば)、それだ
けでスムーズにカップリング動作を完了させることがで
きるため、操作性が極めてすぐれている等の顕著な実用
的効果を奏しうるちのであって、上記のような理由によ
り、特に放射性物質の顕微鏡用試験片を仕上げるための
研磨機として気密ボックス内に組込んだ場合には、小型
、堅牢性、操作性の良さ等がより一層すぐれた効果とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動研磨機の一実施例の平面図、
第2図はその■I−II線断面図、第3図はキャリヤフ
レームを後退させた状態での断面図、第4図は蝶片の斜
視図である。 1・・・回転円盤、2・・・キャリヤフレーム、3・・
・ワークキャリヤ、4・・・ワーク、5・・・研磨面、
7・・・嵌合子、8・・・回転軸、12・・・駆動軸、
15・・・ピン、24・・・カップリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に研磨面が形成され、中心に位置する駆動軸によっ
    て回転可能な回転円盤と、該回転円盤に対して閉蓋およ
    び開放可能に設けられたキャリヤフレームと、該キャリ
    ヤフレームによって回転自在に支持され、ワークを支持
    するワークキャリヤを備え、回転円盤とワークキャリヤ
    とはそれぞれの回転中心が偏心した位置で組合せられ、
    単一の駆動源によって両者に強制回転が与えられてワー
    クキャリヤで支持されたワークが前記研磨面で研磨され
    るようにした研磨機において、前記回転円盤の中心と対
    向する前記キャリヤフレーム部位にワークキャリヤと連
    動する回転軸を設け、該回転軸と前記駆動軸とをカップ
    リングを介して連結可能としてなり、該カップリングは
    回転円盤の上面中心位置と回転軸の下端との一方に設け
    た間隔をおいて相対向し少なくとも対向先端部が丸みを
    帯びた形状の一対のピンと、他方に設けた該ピン間に遊
    嵌する嵌合子とで構成されていて、駆動軸の回転はカッ
    プリングを介して回転軸に伝達され、1系統の動力伝達
    系によって回転円盤とワークキャリヤとに強制回転が与
    えられるようにしてなる自動研磨機。
JP1975058833U 1975-05-02 1975-05-02 ジドウケンマキ Expired JPS5856128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975058833U JPS5856128Y2 (ja) 1975-05-02 1975-05-02 ジドウケンマキ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975058833U JPS5856128Y2 (ja) 1975-05-02 1975-05-02 ジドウケンマキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51139486U JPS51139486U (ja) 1976-11-10
JPS5856128Y2 true JPS5856128Y2 (ja) 1983-12-23

Family

ID=28518089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975058833U Expired JPS5856128Y2 (ja) 1975-05-02 1975-05-02 ジドウケンマキ

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JPS51139486U (ja) 1976-11-10

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