JPS5856077Y2 - コラッシュバット溶接機 - Google Patents
コラッシュバット溶接機Info
- Publication number
- JPS5856077Y2 JPS5856077Y2 JP1977088952U JP8895277U JPS5856077Y2 JP S5856077 Y2 JPS5856077 Y2 JP S5856077Y2 JP 1977088952 U JP1977088952 U JP 1977088952U JP 8895277 U JP8895277 U JP 8895277U JP S5856077 Y2 JPS5856077 Y2 JP S5856077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding machine
- spatter
- butt welding
- electrodes
- flash butt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フラッシュバット溶接機に関するものである
。
。
一般に製鉄業等で冷延鋼板を製造する際銅帯を溶接によ
り連続化し、脱スケール設備を通板することは不可欠の
条件である。
り連続化し、脱スケール設備を通板することは不可欠の
条件である。
銅帯を溶接するにはフラッシュバット溶接機が主に用い
られており、該溶接機は電極にて鋼帯の上下面をクラン
プし、該銅帯の突合せを行ない、その後通電することに
より溶接を行なうものである。
られており、該溶接機は電極にて鋼帯の上下面をクラン
プし、該銅帯の突合せを行ない、その後通電することに
より溶接を行なうものである。
このようなフラッシュバット溶接機では溶接する際に多
数のスパッター（飛散した溶融金属）が飛散する。
数のスパッター（飛散した溶融金属）が飛散する。
この為溶接機の摺動部あるいは電極面へのスパッターの
噛込み、溶接機各部へのスパッター付着による絶縁不良
等により溶接不良が発生するものである。
噛込み、溶接機各部へのスパッター付着による絶縁不良
等により溶接不良が発生するものである。
従来このようなスパッター飛散が起因する溶接不良等の
トラブルを防止するため、溶接開始前に電極面をエアー
ジェットで吹きつける方法が一般に用いられているが完
全にスパッター付着を防止することができず当業者間で
はこのスパッター付着を防止する有効な溶接機の出現が
強く望まれていた。
トラブルを防止するため、溶接開始前に電極面をエアー
ジェットで吹きつける方法が一般に用いられているが完
全にスパッター付着を防止することができず当業者間で
はこのスパッター付着を防止する有効な溶接機の出現が
強く望まれていた。
本考案はこの期待に十分応えるフラッシュバット溶接機
を提供するものであり、その要旨とするところは溶接す
る鋼帯の一方の端部を上、下からクランプする一対の電
極を備える固定フレームと、該鋼帯の他方の端部を上、
下がらクランプする一対の電極を備える可動フレームと
、これらの鋼帯の突合せ調整用の昇降可能なゲージバー
を備える銅帯のフラッシュバット溶接機において、該固
定、可動両フレームの対向間隙内にがつ溶接面の上、下
部に側方より挿入、退去可能に一対のスパッター吸引用
フードを配設してなることにある。
を提供するものであり、その要旨とするところは溶接す
る鋼帯の一方の端部を上、下からクランプする一対の電
極を備える固定フレームと、該鋼帯の他方の端部を上、
下がらクランプする一対の電極を備える可動フレームと
、これらの鋼帯の突合せ調整用の昇降可能なゲージバー
を備える銅帯のフラッシュバット溶接機において、該固
定、可動両フレームの対向間隙内にがつ溶接面の上、下
部に側方より挿入、退去可能に一対のスパッター吸引用
フードを配設してなることにある。
すなわち本考案は鋼帯の溶接中に飛散するスパッターを
フードで吸引することにより、該スパッターを除去する
ものである。
フードで吸引することにより、該スパッターを除去する
ものである。
該フードは上下方向に移動自在にしてもよく、また片側
より吸引すると同時に他方より気体を吹きこんでもよい
。
より吸引すると同時に他方より気体を吹きこんでもよい
。
次に本考案のフラッシュバット溶接機について、第１図
〜第４図により詳細に説明する。
〜第４図により詳細に説明する。
本考案のフラッシュバット溶接機は電極４，６を備えた
入側フレーム１３と電極３，５を備えた移動可能な出側
フレーム２２とからなり、該入側フレーム１３、出側フ
レーム２２間には上、下移動自在なゲージパー１を設け
るものである。
入側フレーム１３と電極３，５を備えた移動可能な出側
フレーム２２とからなり、該入側フレーム１３、出側フ
レーム２２間には上、下移動自在なゲージパー１を設け
るものである。
すなわち先行する鋼帯２の後端と後行する鋼帯２′の先
端との間にゲージパー１を上方より移動し、その後先行
する鋼帯２を後退させ、後行する銅帯２′を前進させて
該ゲージパー１に接触させ、次に電極３，５で鋼帯２を
、電極４，６で銅帯２′を各々クランプするものである
。
端との間にゲージパー１を上方より移動し、その後先行
する鋼帯２を後退させ、後行する銅帯２′を前進させて
該ゲージパー１に接触させ、次に電極３，５で鋼帯２を
、電極４，６で銅帯２′を各々クランプするものである
。
その後ゲージパー１を上方へ逃がし、鋼帯２を電極３，
５でクランプした状態のまま出側フレーム２２をシリン
ダー２３で移動させ、鋼帯２．２′の先端を突合せする
ものである。
５でクランプした状態のまま出側フレーム２２をシリン
ダー２３で移動させ、鋼帯２．２′の先端を突合せする
ものである。
次に本考案の特徴とするスパッター吸引用フード１６，
１７を入側フレーム１３と出側フレーム２２との間にシ
リンダー７．８により移動させるものである。
１７を入側フレーム１３と出側フレーム２２との間にシ
リンダー７．８により移動させるものである。
スパッター吸引用フード１６，１７は入側フレーム１３
に設けられたガイド１４，１５に案内され、入側フレー
ム１３に沿って溶接面の上下部に設けられるもので゛あ
る。
に設けられたガイド１４，１５に案内され、入側フレー
ム１３に沿って溶接面の上下部に設けられるもので゛あ
る。
該スパッター吸引用フード１６．１７は第２図に示すよ
うにダク） １８．１９に接続され、ダク） １８．１
９の中間に伸縮自在のジャバラ２０、２１を設け、ブロ
アー１１．１２に連結するものである。
うにダク） １８．１９に接続され、ダク） １８．１
９の中間に伸縮自在のジャバラ２０、２１を設け、ブロ
アー１１．１２に連結するものである。
従ってスパッター吸引用フード１６．１７はダクト１８
，１９にリンク９，１０を介して接続されたシノンダー
７，８の伸縮により移動自在となるものである。
，１９にリンク９，１０を介して接続されたシノンダー
７，８の伸縮により移動自在となるものである。
このようなスパッター吸引用フード１６，１７を第３図
に示すように溶接面の上下部に移動させた後、ブロアー
１１．１２を作動させて吸引を開始し、吸引開始と同時
に溶接動作に入り溶接終了時まで吸引しつづけるもので
゛ある。
に示すように溶接面の上下部に移動させた後、ブロアー
１１．１２を作動させて吸引を開始し、吸引開始と同時
に溶接動作に入り溶接終了時まで吸引しつづけるもので
゛ある。
尚図中２４．２５．２６゜２７はガイドロールである。
以上のような本考案のフラッシュバット溶接機によれば
、スパッター吸引用フードを溶接機の側方から溶接面に
移動させ吸引することにより溶接時に発生するスパッタ
ーを該フード内に吸引し、溶接機各部へのスパッター付
着を防止することができ、極めて有利なものである。
、スパッター吸引用フードを溶接機の側方から溶接面に
移動させ吸引することにより溶接時に発生するスパッタ
ーを該フード内に吸引し、溶接機各部へのスパッター付
着を防止することができ、極めて有利なものである。
第１図は本考案によるフラッシュバット溶接機の説明用
側面図、第２図は同説明用正面図、第３図は第２図中の
スパッター吸引用フードを溶接機内に移動させた状態の
説明用正面図、第４図は電極部の拡大説明図である。 図面で４． ６． ３． ５はフラッシュバット溶接機
の電極、１６．１７はスパッター吸引用フード、１３は
フラッシュバット溶接機のフレームである。
側面図、第２図は同説明用正面図、第３図は第２図中の
スパッター吸引用フードを溶接機内に移動させた状態の
説明用正面図、第４図は電極部の拡大説明図である。 図面で４． ６． ３． ５はフラッシュバット溶接機
の電極、１６．１７はスパッター吸引用フード、１３は
フラッシュバット溶接機のフレームである。
Claims (1)
- 溶接する銅帯の一方の端部を上、下からクランプする一
対の電極を備える固定フレームと、該鋼帯の他方の端部
を上、下からクランプする一対の電極を備える可動フレ
ームと、これらの鋼帯の突合せ調整用の昇降可能なゲー
ジバーを備える鋼帯のフラッシュバット溶接機において
、該固定、可動両フレームの対向間隙内にかつ溶接面の
上、下部に側方より挿入、退去可能に一対のスパッター
吸引用フードを配設してなることを特徴とするフラッシ
ュバット溶接機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977088952U JPS5856077Y2 (ja) | 1977-07-05 | 1977-07-05 | コラッシュバット溶接機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977088952U JPS5856077Y2 (ja) | 1977-07-05 | 1977-07-05 | コラッシュバット溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5415023U JPS5415023U (ja) | 1979-01-31 |
| JPS5856077Y2 true JPS5856077Y2 (ja) | 1983-12-23 |
Family
ID=29015911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977088952U Expired JPS5856077Y2 (ja) | 1977-07-05 | 1977-07-05 | コラッシュバット溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856077Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323695Y1 (ja) * | 1966-10-24 | 1968-10-07 | ||
| JPS5051052A (ja) * | 1973-09-05 | 1975-05-07 |
-
1977
- 1977-07-05 JP JP1977088952U patent/JPS5856077Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4323695Y1 (ja) * | 1966-10-24 | 1968-10-07 | ||
| JPS5051052A (ja) * | 1973-09-05 | 1975-05-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5415023U (ja) | 1979-01-31 |
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