JPS5855752Y2 - 超音波振動子 - Google Patents
超音波振動子Info
- Publication number
- JPS5855752Y2 JPS5855752Y2 JP6896477U JP6896477U JPS5855752Y2 JP S5855752 Y2 JPS5855752 Y2 JP S5855752Y2 JP 6896477 U JP6896477 U JP 6896477U JP 6896477 U JP6896477 U JP 6896477U JP S5855752 Y2 JPS5855752 Y2 JP S5855752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic transducer
- capacitance
- capacitor
- electrostrictive element
- metal blocks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は複数の圧電素子をその分極方向が互いに逆向きに
なるよう端子板を介して積層した電歪要素を、一対の金
属ブロック間に挟着してなる超音波振動子に関するもの
である。
なるよう端子板を介して積層した電歪要素を、一対の金
属ブロック間に挟着してなる超音波振動子に関するもの
である。
この種、超音波振動子に使用される圧電素子は、普通チ
タン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電磁器材
料を以って製作されるが、この圧電材料よりなる圧電素
子は第３図に示すように容量一温度特性において、温度
の上昇とともに、静電容量も増加するため、駆動中、周
囲温度の変化や自己発熱によって圧電素子の静電容量が
変化し、高周波発振器との間にインピーダンス不整合を
生じ、振動子を安定かつ効率よく動作させることができ
なかった。
タン酸バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛等の圧電磁器材
料を以って製作されるが、この圧電材料よりなる圧電素
子は第３図に示すように容量一温度特性において、温度
の上昇とともに、静電容量も増加するため、駆動中、周
囲温度の変化や自己発熱によって圧電素子の静電容量が
変化し、高周波発振器との間にインピーダンス不整合を
生じ、振動子を安定かつ効率よく動作させることができ
なかった。
本案はこの問題点に鑑みてなされたもので、以下本案を
ボルト締めランジュバン型振動子を例にとって説明する
。
ボルト締めランジュバン型振動子を例にとって説明する
。
図面において、Ｐはチタン酸ジルコン酸鉛等よりなり表
裏面に銀電極（図示しない）を付し分極処理を施した複
数個（ここでは２個使用）の環状圧電素子１を、その分
極方向が互いに逆向きになるよう端子板２を介して積層
してなる電歪要素を示す。
裏面に銀電極（図示しない）を付し分極処理を施した複
数個（ここでは２個使用）の環状圧電素子１を、その分
極方向が互いに逆向きになるよう端子板２を介して積層
してなる電歪要素を示す。
３は該電歪要素Ｐの外端面に配した一方の金属ブロック
で、中心孔３ａと座ぐり孔３ｂを連接して設けてなる。
で、中心孔３ａと座ぐり孔３ｂを連接して設けてなる。
４は同じく電歪要素Ｐの他の外端面に配した他方の金属
ブロックで、内端面中央に盲ねじ孔４ａを設けてなる。
ブロックで、内端面中央に盲ねじ孔４ａを設けてなる。
５は前記一方の金属ブロックの中心孔３ａ及び電歪要素
Ｐの中心孔を挿通すると共に他方の金属ブロックの盲ね
じ孔４ａに螺合して電歪要素Ｐを金属ブロック３，４間
に挟着する締付ボルトで、これらは公知のランジュバン
型振動子を構成する。
Ｐの中心孔を挿通すると共に他方の金属ブロックの盲ね
じ孔４ａに螺合して電歪要素Ｐを金属ブロック３，４間
に挟着する締付ボルトで、これらは公知のランジュバン
型振動子を構成する。
６は高周波発振器で、電歪要素Ｐの端子板２と一方の金
属ブロック３との間に高周波電圧を印加して振動子を励
振する。
属ブロック３との間に高周波電圧を印加して振動子を励
振する。
次に７は前記一方の金属ブロック３（他方の金属ブロッ
ク４でも可）の外側面に接着剤等によって貼着した板状
コンデンサを示し、このコンデンサ７は第４図に容量一
温度特性を示すように、温度の上昇につれて静電容量が
減少する負の特性を呈すものであり、その負係数は上述
した電歪要素の整電素子の正係数に合わせることが好ま
しい。
ク４でも可）の外側面に接着剤等によって貼着した板状
コンデンサを示し、このコンデンサ７は第４図に容量一
温度特性を示すように、温度の上昇につれて静電容量が
減少する負の特性を呈すものであり、その負係数は上述
した電歪要素の整電素子の正係数に合わせることが好ま
しい。
またこのコンデンサ７は第１図に示したように電歪要素
Ｐに対し電気的に並列に配線するか、あるいは第２図の
ように電気的直列に配線する。
Ｐに対し電気的に並列に配線するか、あるいは第２図の
ように電気的直列に配線する。
なお第２図中、８は低誘電率の絶縁板である。
以上のように、容量一温度特性が負のコンデンサを接続
せしめた本案の超音波振動子によれば、例えば超音波洗
浄装置に投込み設置した場合、周囲の温度変化によって
電歪要素の静電容量が増加又は減少するが、それに追随
してコンデンサの容量も減少又は増加し、全体として−
７様な容量が得られるため、高周波発振器とのインピー
ダンスマツチングを損うようなことは全くなく、従って
本案の超音波振動子は周囲の温度変化に拘わりなく、広
い温度範囲に亙って安定かつ効率よく動作し得るすぐれ
た効果がある。
せしめた本案の超音波振動子によれば、例えば超音波洗
浄装置に投込み設置した場合、周囲の温度変化によって
電歪要素の静電容量が増加又は減少するが、それに追随
してコンデンサの容量も減少又は増加し、全体として−
７様な容量が得られるため、高周波発振器とのインピー
ダンスマツチングを損うようなことは全くなく、従って
本案の超音波振動子は周囲の温度変化に拘わりなく、広
い温度範囲に亙って安定かつ効率よく動作し得るすぐれ
た効果がある。
第１図及び第２図はそれぞれ本案に係る超音波振動子を
四半分断面図で示したものである。 第３図は超音波振動子に用いられる圧電素子の容量温度
特性図、第４図は本案に用いるコンテ゛ンサの容量一温
度特性図である。 １・・・・・・複数の圧電素子、２・・・・・・端子板
、３，４・・・・・・金属フロック、７・・・・・・コ
ンデンサ。
四半分断面図で示したものである。 第３図は超音波振動子に用いられる圧電素子の容量温度
特性図、第４図は本案に用いるコンテ゛ンサの容量一温
度特性図である。 １・・・・・・複数の圧電素子、２・・・・・・端子板
、３，４・・・・・・金属フロック、７・・・・・・コ
ンデンサ。
Claims (1)
- 複数の圧電素子をその分極方向が互いに逆向きになるよ
う端子板を介して積層した電歪要素を、一対の金属ブロ
ック間に挟着してなる超音波振動子の前記一方の金属ブ
ロックの外面に、容量一温度特性が負のコンデンサを貼
着すると共に電気的に直列又は並列に配線したことを特
徴とする超音波振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6896477U JPS5855752Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 超音波振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6896477U JPS5855752Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 超音波振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53163071U JPS53163071U (ja) | 1978-12-20 |
| JPS5855752Y2 true JPS5855752Y2 (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=28977328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6896477U Expired JPS5855752Y2 (ja) | 1977-05-28 | 1977-05-28 | 超音波振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855752Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-28 JP JP6896477U patent/JPS5855752Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53163071U (ja) | 1978-12-20 |
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