JPS5855700Y2 - 等化装置 - Google Patents

等化装置

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JPS5855700Y2
JPS5855700Y2 JP1976020760U JP2076076U JPS5855700Y2 JP S5855700 Y2 JPS5855700 Y2 JP S5855700Y2 JP 1976020760 U JP1976020760 U JP 1976020760U JP 2076076 U JP2076076 U JP 2076076U JP S5855700 Y2 JPS5855700 Y2 JP S5855700Y2
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JP
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signal
output
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JP1976020760U
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JPS52113713U (ja
Inventor
富和 米田
Original Assignee
株式会社東芝
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、等化装置の改良に関する。
特に、複数の信号を同時増幅する中継機器の出力レベル
を等化する装置に関する。
従来、放送用中継機器においては、複数の入力信号を受
けこれらを完全に分岐し、それぞれの信号毎に出力レベ
ル等化を行なった後、これらの信号を合成して出力信号
として送出している。
これらの従来例を第1図及び第2図に示す。
第1図においては例えば、2つの入力信号(信号1.信
号2)を受け、これを分波器11により分離し、それぞ
れの信号毎に等住宅12で出力レベル等化を行なった後
、前記等化器12の出力を合成器13により合成して出
力信号としている。
しかしながらこの場合には各信号毎に中継装置が必要と
なり高価となる。
また、第2図の場合は第1図の回路の入出力端にそれぞ
れ受信部14及び送信部15を設けるようにしたもので
あるが、この装置では分波器11の製造技術上の制約の
ために信号に歪みを生じ、入力信号レベルが正常であっ
ても出力信号には歪が含まれる。
このため、この歪を補正する歪補正回路が必要となり、
この歪を完全に補正するには装置が複雑かつ大容積とな
る。
この考案は上記欠点を解消するためになされたもので、
その目的とするところは複数の入力信号の信号出力レベ
ルを特性劣化及び歪がなく等化し得る等化装置を提供す
るにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例について説明
する。
第3図はこの考案に係る装置の回路構成図を示す。
21は入力信号の出力信号レベルの等化を行なう等住宅
であり、この等住宅の出力は分配器22に加えられてい
る。
この分配器22により前記入力信号の一部を取り出し、
これをフィルター23を介して増幅器24に加え、更に
この増幅器24の出力を例えば、入力信号を2分する分
配器25に加えるようにしている。
分配器25により2配分されたそれぞれの信号は、対応
する増幅器26 、27に加えられ、ここで増幅された
後、再び合成器28により合成される。
この合成器28の出力信号と、前記分配器22を通過し
ある時間遅れを取る遅延回路29を介した信号とは、合
成器30により合成される。
この合成器30の出力を分配器31を介して出力信号と
している。
一方、前記増幅器26゜27には、その出力レベルを制
御する回路が結合されている。
即ち、分配器31により抽出した分配信号を、フィルタ
ー32により濾波した後、検波回路33により検波する
次に検波回路33の検波出力にもとづいて作動するバイ
アス制御回路34により増幅器26.27のバイアスを
変化させて、増幅器26 、27の出力レベルを制御す
る。
次に上記回路構成図の動作について説明する。
今、入力信号として2波の人力信号1.信号2が入力端
子から入力されてきたとする。
すると、この入力信号は、等比器21によって例えば信
号1の出力レベルで等化され、信号2に関しては等比容
21にては等化されない。
したがって、信号2に関する等化について次に説明する
まず、分配器22で、2分配された信号の1つから入力
信号の一部を取り出し、フィルター23により信号2の
みを抽出する。
このフィルター23の出力を増幅器24で増幅し、更に
この増幅器24の出力を分配器25に加え、ここで前記
増幅器24の出力を互いに逆相の関係で2分配する。
この逆相分配された2つの信号を増幅器26.27にそ
れぞれ加え、この増幅器26 、27の出力を合成器2
8にて合成する。
ここで、増幅器26の出力レベルと増幅器27の出力レ
ベルとか゛同一の場合は、合成出力は零となる。
合成器28の出力信号は、位相合せのために遅延回路2
9を経由した前記分配器22からの入力信号と、合成器
30にて合成され、分配器31を介して出力信号となる
一方この分配器31により合成器30の出力信号の一部
を取り出し、フィルター32にて信号2を抽出し、更に
この信号2を検波回路33にて検波して直流電位に変換
する。
この検波出力はバイアス制御回路34に加えられる。
すると、制御回路34は、前記増幅器26.27の利得
を制御するための2つの信号を、増幅器26.27にそ
れぞれ与える。
増幅器26.27はおのおの利得特性が相反する特性を
有し、増幅器26の利得が増加すると増幅器27の利得
が低下する。
これらの利得特性は、定格時に交差し、この定格時に同
一利得となるように設定される。
合成器30においては第4図a、l)に示す如く信号2
成分が合成される。
即ち、第4図aは遅延回路29により合成器30に入力
される信号2成分(横軸)と合成器28から合成器30
に与えられる信号2成分(縦軸)とを示す。
遅延回路29からの信号2成分が定格時の値から増減す
ることにより、合成器28からは、遅延回路29の出力
を位相の基準として、位相が逆相、同相になる補正出力
が得られる。
この補正出力のレベルは、定格時において、たとえばゼ
ロに設定される。
第4図すは、遅延回路29からの信号2成分の入力に合
成器28からの補正出力が合成されることにより、合成
器30の出力が一定となることを示している。
ここでも、遅延回路29の出力を位相の基準としている
合成器30出力において、信号2が等化されているとき
(定格時)には、増幅器26.27はバイアス制御回路
34がら定格値でバイアスされ、増幅器26.27おの
おのの出力は同一レベルで互いに逆位相となる。
この結果、合成器28の出力は零となる。
等化されていない場合には信号2のレベルに応して上記
バイアスが変化し、増幅器26 、27の出力は、その
バイアス値によって一方が増加、他方が減少し、合成器
28から第4図aに示す出力が導出される。
こうして、合成器30において信号2の成分の補正が行
なわれ一定レベルに等化された出力が、合成器30がら
得られる。
上述の如く、この等化装置によれば、2波以上の信号を
同時増幅し、相対入力レベル変動分のみ補正して出力レ
ベルを等化しているため、相対入力レベルが正常時(定
格時)においては、中継装置として挿入されることによ
る特性劣化及び歪みは零である。
また、相対入力レベル変動分補正回路部の信号本線には
能動素子を入れないようにすることができ、安定性の向
上と性能の向上を図ることができる。
更に複数の信号を等化処理する装置としてはコンパクト
である。
またこの等化装置を第5図に示すようにテレビ放送のサ
テライト局の中継装置に利用すれば、音声バンドパスフ
ィルターBPF 51を必要とするのみで、音声ノツチ
フィルターNFが不要となると共に映像分離回路が不要
となり、さらに映像帯域特性劣化は極小となるばかつて
なく製作も非常に簡単となる。
加えて、信号2を音声とし、リミッタ−回路52を図の
如く挿入しておけば振幅変調成分の抑圧も可能となる。
なお、この考案は上記実施例に限定されることなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形応用実施し得るもの
である。
例えば、実施例においては等住宅21の挿入位置を分配
器22の入力側に設けているが、これは分配器21と遅
延回路29との間、遅延回路29と合成器30との間、
合成器30と分配器31との間、分配器31の出力側の
いずれに設けるようにしても良く、また分配器22は合
成器30と分配器31との間に設けるようにしても良い
また分配器22と31.フィルタ23と32、を共用し
て使用でき、更に合成器28と合成器30を同時に構成
しても良い。
また遅延回路29を省略することもでき、分配器25の
出力信号の一部を検波回路33に印加するようにすれば
、分配器31及びフィルター32を省略することができ
る。
また信号レベルの関係で、フィルター23と・増幅器2
6.27との間にリミッタ−回路を挿入配設することも
できるし、又各回路間に増幅器を挿入配設することもで
きる。
また、第6図の如き機能を有する等化装置を継続接続す
れば、例えば、信号1乃至信号40入力信号に対してそ
れぞれ等住宅1乃至等化器4を設けるようにすれば、3
波以上の出力しゝル等化も可能である。
これらの変形例における効果も前述の実施例同様の効果
を期待できるものである。
以上の如くこの考案によれば、複数の人力信号を同時増
幅し、相対入力レベル変動分のみ補正し出力レベルを等
化することによって、特性劣化及び歪みない信号レベル
の等化を可能とし、コンパクトにして性能と安定性の向
上を図り得る等化装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の等化装置を示す回路構成図、第
3図はこの考案の一実施例に係る等化装置の回路構成図
、第4図a、l)は同実施例における信号関係を示す図
、第5図は同実施例をサテライト装置のV/A等化器に
利用した場合の回路構成回路図、第6図はこの考案の変
形例に係る装置を説明するための図面で゛ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)複数の入力信号のうち所定の信号の出力レベルを
    等化する等住宅と、 (ロ)前記等化器の出力信号を分配する分配器と、(ハ
    )前記分配器により分配された一方の信号から前記所定
    の信号以外の信号を抽出する第1フィルタ回路と、 (ニ)前記第1フィルタ回路により抽出された信号を夫
    々相反する利得特性でもって増幅する2つの増幅器と、 (ホ)前記2つの増幅器の出力を合成する第1合戊器と
    、 (へ)前記第1合戊器の出力と前記分配器により分配さ
    れた他方の信号とを合成する第2合取器と、 (ト)前記第2合戊器の出力から前記所定の信号以外の
    信号を抽出する第2フィルタ回路と、(チ)前記第2フ
    ィルタ回路の出力信号レベルに応じて前記2つの増幅器
    の利得を制御する回路とを備え、 (す)前記複数の入力信号の相対入力レベル変動分のみ
    補正して出力レベルの等化を行なうことを特徴とする等
    化装置。
JP1976020760U 1976-02-24 1976-02-24 等化装置 Expired JPS5855700Y2 (ja)

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JPS52113713U JPS52113713U (ja) 1977-08-29
JPS5855700Y2 true JPS5855700Y2 (ja) 1983-12-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128907A (ja) * 1974-03-29 1975-10-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50128907A (ja) * 1974-03-29 1975-10-11

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JPS52113713U (ja) 1977-08-29

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