JPS5855270B2 - 嵩高風合編織物の製法 - Google Patents

嵩高風合編織物の製法

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JPS5855270B2
JPS5855270B2 JP52051427A JP5142777A JPS5855270B2 JP S5855270 B2 JPS5855270 B2 JP S5855270B2 JP 52051427 A JP52051427 A JP 52051427A JP 5142777 A JP5142777 A JP 5142777A JP S5855270 B2 JPS5855270 B2 JP S5855270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性合成繊維マルチフィラメント糸の仮撚
糸から成る複合糸を用いて、変化に富んだ表面構造を有
するとともに、風合がソフトでかつボリウム感の優れた
所謂スパン調の風合を有する編織物を製造する方法に関
する。
従来よりスパン糸の風合を有するフィラメント加工糸を
得ることを目的として数多くの方法が提案されている。
しかしながら、従来技術においては糸条状態での嵩高性
を追求するあまり操業性、品位の安定性の面から検討す
ると種々の問題を内在している。
あるいは糸条自身では高い嵩高性を有していながら、製
編織、染色工程において捲縮性能が低減し、該糸条の嵩
高性を製品上に効果的に反映しにくい等の欠点を有して
いる。
本発明の目的は前記従来技術の欠点を解消し、フィラメ
ント加工糸から変化に富んだ表面構造を有し、ソフトタ
ッチでかつボリウム感に優れた編織物の製造方法を提供
するものである。
本発明者等はすでに本発明に関連する複合糸を特開昭5
0−105948号で提案したが、その後風合、操業性
、品位の安定性等の改良を目的として更に綿密な研究を
重ねた結果、該複合糸を特定の条件下で加工することに
よって上記目的を遠戚するに至った。
すなわち本発明は、熱可塑性合成繊維マルチフィラメン
ト糸を下記(1)式で示される仮撚数で仮撚捲縮加工し
て戒る糸条Aと、仮撚方向が糸条Aと同じでかつ糸条A
の仮撚数035〜65%の範囲の仮撚数で仮撚捲縮加工
して戒る糸条Bを100T/M以下の合撚数(TWl
)で糸条Aと糸条Bの張力が下記(2)式を満足するよ
うにして仮撚方向と同方向に合撚せしめ、次いで下記(
3)式を満足する撚数で合撚と同方向に加熱を施しつつ
、又は施したる後弛緩熱処理を行い、糸条Aと糸条Bの
下記測定法による糸長差が一2〜O%、下記測定法によ
るクリンプ収縮率が15〜40%の複合糸となし、次い
で該複合糸を使用して製編織し、しかる後得られた編織
物を構成する上記複合糸を10%以上収縮せしめること
を特徴とする嵩高風合編織物の製法である。
ただし、 T:仮撚数(T/M) D:糸条の繊度(デニール) α : 1〜1.3 ただし、 Ta、Tbはそれぞれ糸条A、糸条Bの合撚給糸張力テ
trレソレ0.1〜1.5 P/Dただし、 X:加熱時の撚数(T/M) Da、Dbはそれぞれ糸条A、糸条Bの繊度(デニール
) 糸長差の測定法 一定長(表示デニール当り0.1P/Dの荷重を掛けた
状態で100CrrLの糸条を採取する)の複合糸を解
撚して糸条Aと糸条Bに分け、それぞれの糸長を測定(
分糸された各糸条の表示デニール当り0.1 P/Dの
荷重を掛けて長さを測定)し次式によって算出する。
ただし、 La:糸条Aの糸長 Lb:糸条Bの糸長 クリンプ収縮率の測定法 糸条に表示デニール当り2m9/Dの荷重を掛は長さl
を測定する。
次に21n9/Dの荷重を除去した後沸騰水処理を30
分間行い、糸条を濾紙上に取り出して自然乾燥後表示デ
ニール当り2■/Dの荷重を掛けて長さ11 を測定
し、次式より算出する。
一般に仮撚捲縮加工においては細かくかつ強い捲縮を得
るために捲切れを起さない範囲の高い仮撚数で仮撚捲縮
加工するものであって、二重撚発生の限界に近い仮撚数
が用いられる。
通常は前記(1)式によって表わされる範囲の仮撚数が
用いられ本発明においても糸条Aには前記のように(1
)式によって表わされる範囲の仮撚数を用いる。
通常の加工範囲においては仮撚が多いほどクリンプは細
かく、伸縮伸長率は大きく、糸条は嵩高となり、逆に仮
撚数が少なくなるに従ってトルクは増し、クリンプは粗
くなり、糸条に嵩が出なくなることはよく知られている
また、捲縮性あるいは繊度の異なる糸条を合撚したり、
合撚時に糸条の張力が異なる場合にふじ撚が発生するこ
とは既に知られており、従来より該ふじ撚は糸条の欠屯
として取り扱われてきたが、本発明はかかる従来技術の
利害得失を特定条件下において巧みに活用したものであ
る。
すなわち、本発明は前記(1)式で示される仮撚数で仮
撚捲縮加工した糸条Aすなわち細かいクリンプを有する
高伸縮性捲縮糸と、糸条Aの仮撚数の35〜65%の範
囲の仮撚数で仮撚捲縮加工して戒る糸条Bすなわち粗い
クリンプを有する低伸縮性捲縮糸を合撚して、高伸縮性
捲縮糸を芯とし低伸縮性捲縮糸をまつわり糸としたぷじ
撚を形成せしめ、弛緩熱処理により糸条を収縮させて該
ふじ撚をまつわり糸によじれ状スナールが発生しない程
度に強調せしめるとともに糸条の捲縮を発現せしめ、次
いで製編繊径糸条を更に収縮させて前記ふじ撚のまつわ
り糸を表面に浮き出させ、編織物の表面構造に変化を生
じせしめるとともにまつわり糸の浮糸部に発生するよじ
れ状スナールと芯糸とによって編織物に弾力性及びボリ
ウム感を付加せしめるものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
(1)本発明においては細かいクリンプを有し、捲縮発
現性が高く腰のある高伸縮性捲縮糸と、粗いクリンプを
有し捲縮発現性が低く、強トルク性の低伸縮性捲縮糸と
の相乗力床によって弾力性とボリウム感を付与せしめる
ものであり、前記理由によって芯糸は捲縮性が高く、か
つ伸縮力の強い捲縮糸、一方まつわり糸は強トルクでか
つ低伸縮性の捲縮糸であることが必要である。
したがって、高伸縮性捲縮糸としては前記(1)式fの
仮撚数で仮撚加工して成る糸条Aを用い、低伸縮性捲縮
糸は前記糸条Aの仮撚数の35〜65%の仮撚数で仮撚
加工した捲縮糸を用いる。
(2)ふじ撚糸のまつわり糸を編織物の表面に効果的に
しかも安定して浮き出せるため、糸条Aと糸条Bの仮撚
方向を同一とし、かつ仮撚方向と同方向の合撚を行なう
仮撚方向が異なる糸条の合撚あるいは仮撚方向の同じ糸
条を仮撚方向と異方向に合撚した場合は、表面構造に特
徴のある糸条が得難いが、本発明の方法に従えば極めて
変化に富んだ表面構造を有する製品が得られる。
この理由は両糸条の構成フィラメントが十分にほぐされ
ない状態で合撚されるために、糸条Aと糸条Bで構成フ
ィラメント間の絡みがなく、まつわり糸が優先的に製品
表面に浮き出すためであろう。
(3)合撚を前述した特定条件下で行なうことによって
操業性が顕著に向上し、前記ふじ撚効果を安定してしか
も有効に発揮することができる。
糸条Aと糸条Bの給糸張力は複合糸の糸条形態に影響を
及ぼし、すなわち糸にの給糸張力(Ta)及び糸条Bの
給糸張力(Tb)がo、1f/Dを下廻る場合にはフィ
ラメント単糸あるいはマルチフィラメントが一束となっ
てスナールを形成し、操業性、品位低下の原因となる。
また、1.5?/Dを上廻る場合にはクリンプにへたり
が生じ嵩高性低減の原因となる。
また、Tb/Taカ2.0を上廻って増加するに従って
本発明のふじ捲効果が低下し、ついには芯糸とまつわり
糸が逆転して本発明の編織物は得られなくなる。
前記該工程でのスナール発生は糸速との関連性が強く、
糸速が速い程スナづしは発生しにくい。
糸速はスビントンレ回転数/撚数で表わされるが、スピ
ンドル回転数に限度があるので(現状の撚糸機のスピン
ドル回転数は高々12000 r、p、m。
である)、該スナールを防止するためには撚数を低くす
るのが望ましい。
一般にスナールを防止する方法として種々のビリ防止装
置が広く用いられているが、この場合は給糸張力の変動
が大きく、前記した理由により複合糸の形態斑を誘発し
、ひいては品位低下の原因となるので本発明の方法には
不適である。
本発明の合撚は弛緩熱処理以降での捲縮発現を有効なら
しめるため、品位の安定を目的として次に行なう加熱と
の関連から100T/M以下で行なうが、このことはス
ナール発生を解消し、操業性向上をも付加するものであ
る。
(4)合撚後更に合撚と同方向に加熱することによって
より品位を向上させるものであるが、この場合撚数が多
くなる程、弛緩熱処理以降での捲縮発現を阻害し、ボリ
ウム感が出なくなる。
したがって、撚数として前記(3)式の範囲とする。
好ましくは下記(4)式に示される程度の撚数にする。
なお、加熱方向が合撚方向と異なる場合は合撚の撚が解
撚されるため、前述した合撚による効果が阻害され好ま
しい結果が得られない。
ただし、 X:加熱時の撚数(T/M) Da、Db はそれぞれ糸条A、糸条Bの繊度(デニー
ル) また、捲縮発現効果を高めるためには前記合撚を0.2
?/D以上の緊張下で行ない、該加熱を0.15 P/
D以下の低張力で行ないつつ連続して弛暖熱処理を行な
うのが好ましい。
このためには加熱が比較的低張力で行なえて、かつ加熱
と弛緩熱処理が連続して行なえるアップツイスタ−を使
用するのが効果的である。
(5)更に弛緩熱処理によって糸条Aと糸条Bの糸長差
が一2〜O%、クリンプ収縮率が15〜40%の複合糸
となし、該複合糸を製編織後10%以上収縮せしめるこ
とである。
すなわち、糸条を糸加工時と布帛後の2段階で収縮せし
めるものであり、(イ)製編織前の糸条では比較的凹凸
がなく製編織後に該凹凸を発現せしめるため、糸の取り
扱いが容易で製編織性が極めて良い、(ロ)糸条の品位
を損うことなく十分に糸条の捲縮を発現させることがで
きる。
01斑のない安定した品位の製品が得られる。
等の効果を有する。前記糸長差はふじ撚の形態及び程度
の目安となるものであり、該糸長差が負の場合は高伸縮
性捲縮糸を芯、低伸縮性捲縮糸をまつわり糸とするふじ
撚を形成している。
また、正の場合は逆に高伸縮性捲縮糸をまつわり糸とす
るフシ撚を形成していることを意味し、絶対値の増加と
ともにふじ撚の報度は著しくなる。
該糸長差は前記した合撚時の糸条Aと糸条Bの給糸張力
比との関連性が特に強く、具体的に実施する場合は該給
糸張力を調整する。
本発明の方法において該糸長差が−2を下廻る場合はふ
じ撚が強調され過ぎて糸条の凹凸が著しくなるため、製
編織性、品位の面で欠点を生じる。
また、0を上廻る場合は低伸縮性捲縮糸がまつわり糸と
ならないので本発明の目的とする編織物は得られない。
次にクリンプ収縮率は布帛にした後の糸条収縮量の目安
となるものであるが、該クリンプ収縮率が40%を上廻
る場合は編織物での収縮量が大き過ぎるため組織、密度
等に制約され、糸条の十分な捲縮発現が困難である。
一方、15%を下廻る場合は布帛内の上記複合糸に所定
量の収縮を起させるためには布帛に高温の弛緩熱処理を
施さねばならず、このため操業性、品位面で欠点を生ず
る。
複合糸のクリンプ収縮率が15%以上のときにはじめて
後述する布帛中における複合糸の収縮を10%以上とす
ることができる。
更に、本発明においては15〜40%のクリンプ収縮率
を有する複合糸を製編織した後、熱水処理等の収縮処理
によって編織物を構成する複合糸を10%以上収縮せし
めるが、複合糸の収縮量が10%に満たないと編織物上
に糸条の嵩高性を有効に現状させることができず、編織
物の表面に凹凸を発現し難く本発明の効果は得られない
なお、上記収縮処理を施した後、必要に応じ、編織物の
表面の外観及び嵩高性を整えるために幅出し、熱処理を
行なう。
弛緩熱処理の方法にっ(・では、オーバーフィード率を
20%以下、好ましくは15〜20%の範囲にとり、糸
条がたるまない範囲で温度を高くするとよい結果が得ら
れる。
すなわち、オーバーフィード率が20%を超えれば、最
低限、糸条がたるまな(・だげの温度上昇が必要となり
、糸条品位の安定性が悪くなるばかりでなく、糸条の凹
凸が著しくなって糸解舒性が悪く、製編織性が低下し易
くなる。
しかるに本発明の方法に従えばこれらの欠点は解消し、
ボリウム感、反発性の極めて良好な編織物が操業上問題
なく生産できる。
本発明において使用する糸条は素材、フィラメント数、
繊度、断面形状、光沢性、染色性等が同じであっても異
なるものであってもよいことは言うまでもない。
次に実施例によって本発明の詳細な説明するがこれらの
実施例に限定されるものではない。
なお以下の実施例において、伸縮伸長率はJIS合戒繊
維フィラメント嵩高加工糸り、1090.5..7伸縮
性C法で測定した値である。
また、トルク値は旋回性の程度を示すものであって、次
のようにして測定したものである。
まず、糸条に表示デニール当りl/3oP/Dの荷重を
掛けて2つに折り曲げ、該■荷重を吊り下げ、糸条を把
持する位置(把持点)から荷重を吊り下げる位置(折曲
点)までの距離が1000mmとなるように糸条の両端
を上方の糸条把持体(クランプ)にて把持する。
次に前記1/30 ?/Dの荷重に交換し糸条のトルク
による旋回を起こさせ、この旋回が静止するまで放置し
て折り曲げられた両側の糸条同志を撚り合せる。
静止した糸条は折曲点を一端とする合撚糸となっており
、この合撚糸の合撚数を検撚機で測定した値をトルク値
とする。
実施例 1 市販の仮撚機を用いて50D/24F及び100D/2
4Fのポリエステル糸を仮撚捲縮加工した。
仮撚条件及び本発明に係る仮撚糸の糸質特性を第1表に
示した。
上記仮撚糸を合撚機(リング撚糸機)により、給糸張力
を50Dの糸条の場合が20〜251.100Dの糸条
の場合が50〜551、撚数を54zT/Mとした条件
で合撚後該合撚糸をラツチイ加工機により加熱数98z
T/M、オーバーフィード率18%、ヒータ一温度19
0℃の条件で加熱−弛緩熱処理を連続して行ない、極め
て良好な加工性で、安定した品位の複合糸(クリンプ収
縮率26%)を得た。
該複合糸と別に仮撚加工した通常の15()/30Fポ
リエステル加工糸を用いて、組織がモツクミラノリブで
該複合糸の交編率が80%の編地となし、該編地をタテ
方向に18%、ヨコ方向に26%収縮するごとくりラッ
クス精練した。
このリラックス精練時の編地内の上記複合糸の収縮量は
16%であった。
170’C130秒で引張率O%、巾出し率6%の中間
セット、130℃、60分の染色、160’C,30秒
で引張率O%、巾出し率3%の仕上セットを行ない、編
物の表面にふじ撚のまつわり糸が浮出し、外観に特徴が
あり、ソフトタッチでかつボリウム感の優れたスパン調
の感触を有する製品が得られた。
実施例 2 実施例1と同様の仮撚機、合撚機、ラツチイ加工機を使
用して第2表に示す条件で複合糸を製造した。
上記150D772F捲縮糸の伸縮伸長率は110%、
トルク値は115回、150D/30F捲縮糸の伸縮伸
長率は48%、トルク値は285回、得られた複合糸の
クリンプ収縮率は30%であった。
該複合糸を組織がマツトウースの経糸及び緯糸に使用し
て製織後98%でリラックス精練を行なって糸条を28
%収縮させた。
この収縮処理による織物内の上記複合糸の収縮量は14
%であった。
次いで中間セラ)(170°C1引張率0%、巾出し率
8%)、染色(130℃)仕上セット(160℃、引張
率O%、巾出し率5%)を行なったところ、ブーフレ様
の外観を呈し、ソフトタッチで反発性、ボリウム感の優
れた製品が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性合成繊維のマルチフィラメント糸を下記(
    1)式で示される仮撚数で仮撚捲縮加工して成る糸条A
    と、仮燃方向が該糸条Aと同じでかつ糸入の仮撚数03
    5〜65%の範囲の仮撚数で仮撚捲縮加工して成る糸条
    Bを100T/M以下の合撚数(TWl )で糸条Aと
    糸条Bの張力が下記(2)式を満足するようにして仮撚
    方向と同方向に合撚せしめ、次いで下記(3)式を満足
    する撚数で合撚と同方向に加熱を施しつつ又は施したる
    後弛緩熱処理を行い、糸条Aと糸条Bの下記測定法によ
    る糸長差が2〜O%、下記測定法によるクリンプ収縮率
    が15〜40%の複合糸となし、次いで該複合糸を使用
    した製編織し、しかる後得られた編織物を構成する上記
    複合糸を10%以上収縮せしめることを特徴とする嵩高
    風合編織物の製法。 ただし、Ta、Tb はそれぞれ糸条A、糸条Bの合撚
    給糸張力でそれぞれ0.1〜1.5f/Dただし、 X:加熱時の撚数(T/M) Da、Dbはそれぞれ糸条A、糸条Bの繊度(デニール
    ) 糸長差の測定法 一定長(表示デニール当り0.1 fI/Dの荷重を掛
    けた状態で100cm0糸条な採取する)の複合糸を解
    撚して糸条Aと糸条Bとに分け、それぞれの糸長を測定
    (分糸された各糸条の表示デニール当り0.1 P/D
    の荷重を掛けて長さを測定)し、次式によって算出する
    。 ただし、 La :糸条Aの糸長 Lb :糸条Bの糸長 クリンプ収縮率の測定法 糸条に表示デニール当り2■/Dの荷重を掛け、長さl
    を測定する。 次に21n9/Dの荷重を除去した後沸騰水処理を30
    分間行い、糸条を濾紙上に取り出して自然乾燥後表示デ
    ニール当り2■/Dの荷重を掛けて長さ11を測定し、
    次式より算出する。 2 前記複合糸を20%以下のオーバーフィード率で弛
    緩熱処理する特許請求の範囲第1項記載の嵩高風合編織
    物の製法。
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US6074751A (en) * 1995-09-13 2000-06-13 Toray Industries, Inc. Composite textured yarn, a process for its production, woven or knitted fabrics made thereof, and an apparatus for producing it

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