JPS5855135A - パンチプレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパンチプレスに関わり、更に詳細には多数のパ
ンチとダイの対を１定の面積に密集的に接近してプレス
のテーブル上に固設したパンチプレス及びこれらのパン
チを打圧するストライカ−の位置を選択して移動する装
置を備えたパンチプレスに関するものである。

従来のパンチプレスで多種類の穴加工を行うにあたって
、工具の交換を迅速に行うことのできるものは、２段の
円盤又は扇状の盤上の同１円弧上又れ同芯の複列円弧上
に多数のパンチとダイの対を固設し、２段の円盤又は扇
状の盤を同期的に回転して所望のパンチとダイの１対を
選択して穴抜き加工（以下にパンチングと呼ぶ）を行っ
ていた。１仁のようなパンチプレスは工具交換が迅速に
できる効果はあるが上記の盤を回転する時に必らずダイ
か被加工板材の下面をこすって移動するから板材に擦傷
をおこすおそれがあり、装置全体が大規模のものになる
などの問題点があったのである。

更に従来はパンチプレスに対して被加工板材を正確に位
置決めする手段として、数値制御のＸ軸、Ｙ軸位置決め
キャリッジが使われており、予めパンチプレスのテーブ
ル上に設けられたＸ軸方向位置決めビンに当てて被加工
板材を置き、キャリッジの把持爪を数値制御のＹ軸方向
基準線と１致させて板材を把持してから板材の移動を開
始する方式でろ抄、パンチとダイの６対が加工位置に位
置を占める事は専ら工具の保持機構の責任となっていた
のである。ところが多数の工具ホルダについて加工誤差
を認めないわけには行かないから、せっかく数値制御の
キャリッジによって被加工板材の位置決めを行っても、
移動して加工位置に配置されるパンチとダイの６対の停
止位置では高精度の位置加工に問題があったのである。

本発明ではパンチとダイの６対が全く位置を変えないこ
とから、ホルダに固定した時点で観準原点からのＸ軸、
Ｙ軸距離を数値制御装置に記憶させておいて修整分を加
味した被加工材位置決めを行い、バンチング工具のセツ
ティング工数を大巾に縮減することもできるのである。

本発明は上記の欠点を克服し、更に上記の長所を生かす
べくなされたもので、以下に図面にもとづいて好適実施
例を詳細に説明する。

第１図は本発明を実施したパンチプレスで、１で示すの
が総括的なパンチプレス、３はその上部フレーム、５は
下部フレーム、　　７Ｕ上下フレームを繋ぐコラムであ
る。上部フレーム３はコラム７から片持で大きく張り出
しているから堅固な枠組に作られ図示のように先端附近
に９の駆動軸を回転自在に保持し、図示を省略した駆動
手段でこれを回転する。１１は図示の例では偏芯盤で、
１３はコネクティングロッド、１５はラムで左右２個あ
るが、その下方にＴ＃ｌ付梁部材１７で結合されて１体
化してあり図示を省略した回転軸方向両端で案内され上
下に移動運動をする。

下部フレーム５の中央上部にある１９は固定テーブル、
２１はその左右に設けられたＹ軸方向へ移動自在な可動
テーブル、２３は該左右可動テーブルに固設されたＸ軸
ガイドレール、２５は該Ｘ軸ガイドレール上をＸ軸方向
に移動するキャリッジ、２７は該キャリッジにＸ軸方向
に位置を調整、固定自在な板材把持装置である。２９は
Ｃ形状の金型ホルダで上部フレーム３．下部フレーム５
、コラム７と同様に上腕３１．下腕３３９図に表れてい
ない基柱部３５からなり、下腕３３は固定テーブル１９
の下で基台３７に固定されている。

即ち総括的な金型ホルダ２９は上部フレーム３とは独立
した上腕３３を上部フレーム３の下で空中に浮かした状
態に保持しているもので、前記した板材把持装置２７に
先端辺を把持された被加工板材は、キャリッジ２５のＸ
軸方向移動と、可動テーブル２１のＹ軸方向移動に従っ
て上腕３１と下腕３３との間を移動自在である。３９は
パンチホルダ群、４１はダイホルダ群である。これらの
ホルダに図示の場合８種類のパンチと、対応する８種類
のダイを着装するものでホルダ群も図示のように巾の大
きいものから小さいものまで各種用意されている。第２
．３．４図に詳記しであるように前記Ｔ溝付梁部材１７
のＴ溝にＴ形振動ブロック４３が嵌装されており、その
中央を貫いてストライカ一部材４５が取りつけである。

ストライカ一部材はＴ形振動ブロック４３の中で若干上
方向に摺動できるように構成し、Ｔ＃１の天井との間に
緩動機構とか、シャープレートを設けることも自在とし
である。前記Ｔ形摺動ブロック４３の前方側には、タイ
ミングベルト４７の両端を固定してあり、このタイミン
グベルト４７は、Ｔ溝付梁部材１７の左右端に取りつけ
たプーリ４９を介してＴ形振動ブロック４３の前方外側
をまわって環状をしており、Ｔ溝付梁部材１７の前方１
端に固設したサーボモータ５１の軸に設けたギヤー５３
と係合している。

第３図、第４図に５５で示したものはセンサで、何れ本
パンチとダイを金型ホルダに固定した時に、これらのＸ
軸方向中心位置に固定し、前記したＴ形摺動ブロック４
３が移動してそのＸ軸方向中心と１致する位置を占めた
ことを確認するためのものである。

以上詳記したように本発明の装置は、各種の形状寸法の
パンチとダイの対を直線的に密集して固定したために、
例えば４角の穴をパンチングした直後に丸穴をパンチン
グするなど工具を交換する場合にパンチとダイの対を移
動する必要がなく、単にストライカ一部材を直線的に移
動すれば足りるからパンチプレスの構造が簡単になり、
しかも被加工板材の下面を擦傷することもなく、工具交
換のロスタイムも大巾に縮減できる効果を奏するもので
ある。

又ストライカ一部材の直線移動に対しては、サーボモー
タとタイミングベルトを使用し、更に金型中心位置とス
トライカ一部材の中心位置との整合をチェックするセン
サを設けたので所望の位置に必要なパンチングが正確に
可能となったのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本装置の全体斜視図 第２図は、ストライカ一部材を直線的に移動する装置の
部分断面図 第３図は、第２図の■−■断面矢視図 第４図は、第３図のｒＶ−ＩＶ断面矢視図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明 １・・・パンチプレス　１７・・・Ｔ溝付梁部材　２９
・・・金型ホルダ　３１・・・上腕　３３・・・下腕　
３９・・・パンチホルダ群　４１・・・ダイホルダ群　
４３・・・Ｔ形摺動ブロック　４５・・・ストライカ一
部材　５１・・・サーボモータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上部フレームと下部フレームとの間に、下部フレー
   ムに固着し九下腕と、基柱部によって該下腕とつながる
   上腕とたらなるＣ形状の金型ホルダを設け、該上腕と下
   腕とにＸ軸方向に密集して直線状に並べたパンチホルダ
   群と対応するダイホルダ群を固定して設け、上記上部フ
   レームに設けたラムにＸ軸方向に摺動移動、位置決めで
   きるストライカ一部材を設けたことを＃黴とするパンチ
   プレス。 ２上部フレームと下部フレームとの間に、下部フレーム
   に固着した下腕と、基柱部によって該下腕とつながる上
   腕とからなるＣ形状の金型ホルダを設け、該上腕と下腕
   とにＸ軸方向に密集して直線状に並べたパンチホルダ群
   と対応するダイホルダ群を固定して設け、上記上部フレ
   ームに設けたラムにＸ軸方向に延びるＴ溝付梁部材と、
   ストライカ−付Ｔ形摺動部材と、移動力伝導部材と、電
   動機とを設け、更に上記密集して直線状に並べたパンチ
   ホルダ群の各パンチのＸ軸方向中心位置とストライカ一
   部材の中心の整合を検出するセンサとを設けたことを特
   徴とするパンチプレスのストライカ−移動装置。