JPS585502B2 - X線管 - Google Patents
X線管Info
- Publication number
- JPS585502B2 JPS585502B2 JP51060789A JP6078976A JPS585502B2 JP S585502 B2 JPS585502 B2 JP S585502B2 JP 51060789 A JP51060789 A JP 51060789A JP 6078976 A JP6078976 A JP 6078976A JP S585502 B2 JPS585502 B2 JP S585502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- ray tube
- target surface
- target
- emission window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J35/00—X-ray tubes
- H01J35/02—Details
- H01J35/16—Vessels; Containers; Shields associated therewith
- H01J35/18—Windows
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2235/00—X-ray tubes
- H01J2235/12—Cooling
- H01J2235/1204—Cooling of the anode
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2235/00—X-ray tubes
- H01J2235/12—Cooling
- H01J2235/1225—Cooling characterised by method
- H01J2235/1262—Circulating fluids
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はX線管に関する。
例えば分析用X線管は、一般に第1図及び第2図に示す
構造をなしている。
構造をなしている。
図において、符号11は円柱状の陽極ターゲット、12
はその傾斜したターゲツト面、13は真空外囲器、14
はベリリウム(Be)のような軽金属製のX線放射窓、
15は放射窓をとりつけるフランジ、16は水冷ノズル
、17は冷却水の通路を夫々あられす。
はその傾斜したターゲツト面、13は真空外囲器、14
はベリリウム(Be)のような軽金属製のX線放射窓、
15は放射窓をとりつけるフランジ、16は水冷ノズル
、17は冷却水の通路を夫々あられす。
ところで、分析用X線管はその使用目的からX線放射窓
としてベリリウムのような原子番号の小さい金属で形成
されるが、近来、元素励起効率を増すためにX線発生タ
ーゲツト面と、分析用試料との間隔を狭くし、またX線
量の減衰を抑えるためX線放射窓の薄肉化が要求されて
きている。
としてベリリウムのような原子番号の小さい金属で形成
されるが、近来、元素励起効率を増すためにX線発生タ
ーゲツト面と、分析用試料との間隔を狭くし、またX線
量の減衰を抑えるためX線放射窓の薄肉化が要求されて
きている。
このためこれらの要求によってX線放射窓はターゲット
からの輻射熱、伝導熱、及びターゲツト面から発生する
二次電子やフィラメントからの迷走電子などの散乱電子
の衝突などによって高温になってしまいやすい。
からの輻射熱、伝導熱、及びターゲツト面から発生する
二次電子やフィラメントからの迷走電子などの散乱電子
の衝突などによって高温になってしまいやすい。
このことはまた印加する入力の制限の要因となる。
とくに従来はX線放射窓が傾斜したターゲツト面の真正
面に相対向して配置されているため、第3図に示すよう
なターゲツト面からの二次電子放射量の指向性(符号A
)(ターゲットの中心軸に対する垂直平面における特性
。
面に相対向して配置されているため、第3図に示すよう
なターゲツト面からの二次電子放射量の指向性(符号A
)(ターゲットの中心軸に対する垂直平面における特性
。
以下同じ)をもつので放射窓への二次電子の衝突量が多
い。
い。
本発明は以上のような要望に鑑み、また従来構造の諸欠
点を改善しうる構造のX線管を提供するものである。
点を改善しうる構造のX線管を提供するものである。
以下図面を参照してその実施例を説明する。
本発明のX線管はターゲツト面とX線放射窓との位置関
係以外の構造が第1図に示すものと同様なので、その説
明は省略し第4図によって要部の説明を行う。
係以外の構造が第1図に示すものと同様なので、その説
明は省略し第4図によって要部の説明を行う。
即ち本発明においては、傾斜したターゲツト面12に対
して垂直な中心面(線)O−O′に対し、所定の角度θ
だけ円周方向にずれた位置にX線放射窓14の中心を配
置しである。
して垂直な中心面(線)O−O′に対し、所定の角度θ
だけ円周方向にずれた位置にX線放射窓14の中心を配
置しである。
なお電子ビームeを放出するコイル状フィラメント18
の長手方向B−B′は傾斜ターゲツト面の垂直中心面(
線)O−O′に一致した方向をなして配置されている。
の長手方向B−B′は傾斜ターゲツト面の垂直中心面(
線)O−O′に一致した方向をなして配置されている。
角度θは好ましくは30°〜85°の範囲である。
角度θが30°の場合はX線強度はθが0°の場合とほ
とんど変らず、二次電子の射突量はθが0°の場合の約
80%程度に減少する。
とんど変らず、二次電子の射突量はθが0°の場合の約
80%程度に減少する。
またθが85°の場合はX線強度が同様に約75%、二
次電子射突量は約10%に減少することが確かめられる
。
次電子射突量は約10%に減少することが確かめられる
。
以上のような本発明のX線管は、X線放射窓が傾斜した
ターゲツト面に対して垂直な中心面(線)に対し、所定
の角度0円周方向にずらして配設されているため、ター
ゲツト面からの二次電子のX線放射窓への射突量が大幅
に減少される。
ターゲツト面に対して垂直な中心面(線)に対し、所定
の角度0円周方向にずらして配設されているため、ター
ゲツト面からの二次電子のX線放射窓への射突量が大幅
に減少される。
一方X線量(強度)は、第5図に示す指向性C(ターゲ
ットの中心軸に対する垂直面における特性)となるので
、最大値からほんのわずか少ない(弱い)程度であり、
これは放射窓の温度上昇をあまり起さずに入力を増すこ
とができる点で総合的に有利である。
ットの中心軸に対する垂直面における特性)となるので
、最大値からほんのわずか少ない(弱い)程度であり、
これは放射窓の温度上昇をあまり起さずに入力を増すこ
とができる点で総合的に有利である。
事実、角度θを例えば75度にすれば、X線強度は最大
値の約90%以上に保つことができる。
値の約90%以上に保つことができる。
一方、二次電子射突量はわずか20%程度にすぎない。
こうして放射窓はあまり温度上昇しないので、安定に動
作する。
作する。
また放射窓をターゲツト面に可及的に近接しうるし、さ
らに極く薄い肉厚に形成しうるので、分析用X線管とし
てとくにすぐれたものを製作できるものである。
らに極く薄い肉厚に形成しうるので、分析用X線管とし
てとくにすぐれたものを製作できるものである。
以上説明したようにこの発明によれば、実用的価値大な
るX線管を提供することができる。
るX線管を提供することができる。
第1図は一般の分析用X線管の構造を示す要部縦断面図
、第2図は第1図のものの構造を図式的に示す図、第3
図はその二次電子放出特性を示す図、第4図は本発明の
実施例を図式的に示す図、第5図はX線放射特性を示す
図である。 11・・・・・・ターゲット、12・・・・・・ターゲ
ツト面、14・・・・・X線放射窓、O−O′・・・・
・・垂直中心面(線)θ・・・・・・角度。
、第2図は第1図のものの構造を図式的に示す図、第3
図はその二次電子放出特性を示す図、第4図は本発明の
実施例を図式的に示す図、第5図はX線放射特性を示す
図である。 11・・・・・・ターゲット、12・・・・・・ターゲ
ツト面、14・・・・・X線放射窓、O−O′・・・・
・・垂直中心面(線)θ・・・・・・角度。
Claims (1)
- 1 傾斜したターゲツト面をもつ陽極ターゲットと、上
記ターゲットのターゲツト面から発するX線を放射する
ためのX線放射窓とを具備するX線管において、上記X
線放射窓はその中心が上記傾斜ターゲツト面の垂直中心
面から円周方向に角度θが、30〜85度の範囲内でず
れた位置にとりつけられてなることを特徴とするX線管
。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51060789A JPS585502B2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | X線管 |
US05/799,654 US4115717A (en) | 1976-05-26 | 1977-05-23 | Stationary anode X-ray tube |
DE2723874A DE2723874C3 (de) | 1976-05-26 | 1977-05-26 | Röntgenröhre mit ortsfester Anode |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51060789A JPS585502B2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | X線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52144291A JPS52144291A (en) | 1977-12-01 |
JPS585502B2 true JPS585502B2 (ja) | 1983-01-31 |
Family
ID=13152408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51060789A Expired JPS585502B2 (ja) | 1976-05-26 | 1976-05-26 | X線管 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4115717A (ja) |
JP (1) | JPS585502B2 (ja) |
DE (1) | DE2723874C3 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE619562C (de) * | 1932-12-10 | 1935-10-07 | Siemens Reiniger Werke Akt Ges | Antikathode fuer Roentgenroehren |
DE688829C (de) * | 1938-07-23 | 1940-03-02 | Aeg | Hochleistungsroentgenroehre mit einem gegen die Elektronen-Rueckdiffusion eingekapselten Brennfleck und einem strahlungsgekuehlten Fenster |
NL6708463A (ja) * | 1967-06-17 | 1968-12-18 | ||
US3679927A (en) * | 1970-08-17 | 1972-07-25 | Machlett Lab Inc | High power x-ray tube |
US3835341A (en) * | 1973-06-25 | 1974-09-10 | W Zingaro | Selectable multi-window x-ray tube |
-
1976
- 1976-05-26 JP JP51060789A patent/JPS585502B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-05-23 US US05/799,654 patent/US4115717A/en not_active Expired - Lifetime
- 1977-05-26 DE DE2723874A patent/DE2723874C3/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2723874C3 (de) | 1984-11-08 |
DE2723874B2 (de) | 1980-01-31 |
US4115717A (en) | 1978-09-19 |
DE2723874A1 (de) | 1977-12-01 |
JPS52144291A (en) | 1977-12-01 |
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