JPS5854819A - 送電線の保護装置 - Google Patents

送電線の保護装置

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Publication number
JPS5854819A
JPS5854819A JP56152198A JP15219881A JPS5854819A JP S5854819 A JPS5854819 A JP S5854819A JP 56152198 A JP56152198 A JP 56152198A JP 15219881 A JP15219881 A JP 15219881A JP S5854819 A JPS5854819 A JP S5854819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
accident
fault
transmission line
relay
Prior art date
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Pending
Application number
JP56152198A
Other languages
English (en)
Inventor
野原 哈夫
牧野 淳一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5854819A publication Critical patent/JPS5854819A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電流により事故を検出する方式に係り特に、常
時、電流を記憶し、事故電流より事故前電流を差し引き
純粋の事故電流のみで電流差動リレー又は電流位相比較
リレーを構成し、汐流の増大に対しても、事故点抵抗の
大きい領域での動作領域の減少をふせぐようにする方式
に関する。
従来の電流差動リレーおよび電流位相比較リレーでは、
汐流の増大に伴ない、正規に応動できる事故点抵抗は減
少する傾向にあった。このため、同一事故点抵抗でも汐
流の大きい場合には内部事故を検出できないという欠点
があった。
すなわち、2つの電気所を送電線で結んでいる送電線の
点Fで事故が生じた場合の等価回路は、第8図のように
示される。この図より、電気所G1 およびG2 より
の流出電流■+ 、 ’2 k求めると、 となる。ここで、EI+E2”電気所G、、G2の内部
電圧、X、、X2:電気所G、、G2よシ事故点までの
りアクタンス、”F:事故点抵抗とする。
電流の差11−12を求めると、 となり、凡F−0では、”x、−”x、、は事故電流の
差として求められる。これに対して、几FNOでは、■
2 RFおよびI、  R,Fが誤差項として影響して
くる。特に、重汐流系統では、X、 −X2が小さいそ
れぞれ事故電流I、、  I、、で定まる事故点電圧i
、RF、I2几vf:インピーダンスで分割したもので
あり、事故点抵抗が大きい場合には、汐流で定まる電流
となる。第1図に、事故点抵抗と汐流の汐流がP、  
より大きいP2になると主保護リレーが事故を検出でき
ず、後備保護リレーで事故を険出し、停電区域が広範囲
に及ぶという最悪の状態が懸念される。
本発明の目的は、汐流の増大に対しても、内部事故の演
出可能な事故点抵抗の低下しない広範囲な主保護の動作
範囲を確保した電流差動リレーおよび電流位相比較リレ
ーを提供するにある。
汐流の増大により、演出可能な事故点抵抗が低下するの
は、次の理由による。すなわち、事故電流と汐流の値が
接近することによシ、事故時には汐流と事故電流が重畳
して流れ、事故電流が見わけにくくなることによる。こ
のため、事故電流より汐流分を差し引き、見掛は上、無
負荷状態から生じた事故として事故電流のみで扱うこと
により、保護性能の向上を計ろうとするものである。こ
のようにすることにより、汐流の増大に対しても、検出
可能な事故点抵抗が低下することはない。
第2図に示す送電系統において、G、、 G2は電源、
L、、L2は送電線、Fは事故点、Pは事故前汐流とす
る。事故は事故点抵抗比Fで生ずる。この値は、微地絡
では約百Ωにも達することもあるといわれている。事故
点抵抗が増大すると事故電流は減少する。一方、近年の
送電線は、重汐流を送電する系統も増大しており、事故
電流が汐流で定まる電流と同等か、それ以下となる場合
も考えられる。このような場合には、内部事故であるに
もかかわらず、事故を検出できないというケースが生ず
る。このため、次のように、事故前汐流を補償して、検
出感度をあげる。
電流差動リレーの動作式は。
IIA  IBl−k(IIAI+IIB+)>ko 
 (3)と示される。ここでIA、IBeA、B端電流
、1(=抑制係数、1(o:検出感度とする。
(1)式の処理にあたっては、A、8両端の電流を電流
変成器CT1.CT2を介して取り込み、このデータと
、伝送回線M1.M、2を介して送られてくる相手端情
報と、自端の情報をもとに、データ処理部CI、c2で
(1)式の処理を行ない、(1)式が成立する場合には
、内部事故として、しゃ断器CBI、CB2にしゃ断指
令を発し、事故を除去する。このような方式において、
事故点抵抗が犬きい場合には。
が重畳して流れることとなる。このため、(3)式は(
5) となり、汐流の大きい程、抑制係数1(の掛かつている
抑制力が増大し、正規に事故を検出できる事故点抵抗の
眼界は低下することになる。このため、(3)式の抑制
力中の汐流分を取り除き、とし、汐流の影響をうけない
ものにとする。具体的には、第3図に示すように、ブロ
ック10で、事故の有無を事故検出リレーで検出し、事
故の生じていない場合には、事故前の汐流に相当する電
流を記憶し、最新の情報を記憶するため毎時更新する。
ブロック10で事故を検出した場合には、入力情報より
、ブロック11で記憶したデータのうち、事故発生前の
データに相当するデータを差引く処理をブロック12で
行なう。ブロック13では、ブロック12で作成したデ
ータをもとに電流差動リレーの処理を行なう。このよう
にすることにより、第4図に示すように、汐流の増大に
対しても、事故を検出可能な事故点抵抗は減少すること
はない。ここで事故を検出するためには、一般に用いら
れている過電流リレー又は不足電圧リレーを用いればよ
く、又、これらの変化幅を検出する等、従来の事故検出
リレーの方式を用いればよい。ここで、データを記憶す
る時間は、事故検出リレーが最長の動作時間で動作した
場合でも電流差動リレーが事故前汐流をとシだせるよう
事故検出リレーと電流差動リレーのそれぞれの動作時間
が最長の場合を考慮した値とすることが必要である。次
に述べる常時、一定時間前の電流との差をとる方式では
、電流差動リレーの最長の動作時間でも充分に事故前汐
流が取りだ、せるような時間とする必要のあることはい
うまでもない。
前述の説明は、事故検出後、電流の補償を行なった情報
により、電流差動リレーの処理を行なう例についてのべ
たが、第7図のように、ブロック20で、毎回記憶デー
タの更新を行ない、ブロック21で、今回のデータより
、一定時間前のデータを差引き、ブロック22で、電流
差動リレーの処理を行なうことにより、動作時間をはや
くすることは可能である。
これまでの説明は、電流差動リレーについて説明したが
、本発明の思想は送電線の保護に従来より用いられてい
る位相比較リレーに適用することも可能であり、その場
合には、第5図に示すように、電流変成器CTの出力を
一定時間遅延させる回路りを介し、電流変成器CTの出
力から遅延回路の出力を械じ、この電流値を用い、従来
より用いられているようにこの値を送電線の両端で伝送
してあり、これらの電流をI、、  I2とすると、第
67に示すように、これらの電流の重シ角θLを求め、
この値があらかじめ定めた値以内では不動作、以上では
動作として事故を検出する。
このようにすることにより、第4図に示すように、汐流
の増大に対しても、事故を検出可能な事故点抵抗は減少
することはない。
この場合の遅延時間は、前述の記憶と同様、事故検出リ
レー動作後でも事故前汐流の取シだせるような時間であ
ることが必要である。
これまでの説明は、主保護リレーに適用した例について
のべたが、後備リレーに適用しても同様の効果の見られ
ることは当然である。
又、2端子系についてのべたが、多端子系に対しても適
用できるのは当然である。
本発明によれば送電線の汐流の増大に対して、簡単な処
理の追加で、事故を検出可能な事故点抵抗は低下するこ
となく、無負荷と同等の保護性能を保つことができ、従
来方式に比べ、保護性能の向上が計れ、系統の安定度が
増す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来リレーの特性図、第2図は主保護リレーの
構成図、第3図は本発明を電流差動リレーに適用した場
合のフローチャート、第4図は本発明の特性図、第5図
は汐流を減するための系統図、第6図は位相比較リレー
の説明図、第7図は(9) 電流差動リレーの他の実施例金示すフローチャート、第
8図は事故点抵抗の影響を示す回路図である。 G、 、 、 G2・・・電源、L、、  L、、・・
・送電線、F・・・事故点、(10) 早  〆  0 不2図 第  3  口 第  41 −5づンシカt。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、送電線の両端情報を用いて、この送電線の保護を行
    なう方式において、各端部電流を一定時間記憶する第1
    の手段、および現時点の電流値より第1の手段の出力を
    減する第2の手段、および前記送電線両端の前記第2の
    手段の出力により、前記送電線の保護を行なう第3の手
    段を備え、この第3の手段の出力をもって前記送電線の
    保護を行なう手段を設けたことを特徴とする送電線の保
    護装置。
JP56152198A 1981-09-28 1981-09-28 送電線の保護装置 Pending JPS5854819A (ja)

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JP56152198A JPS5854819A (ja) 1981-09-28 1981-09-28 送電線の保護装置

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JP56152198A JPS5854819A (ja) 1981-09-28 1981-09-28 送電線の保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5854819A true JPS5854819A (ja) 1983-03-31

Family

ID=15535196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56152198A Pending JPS5854819A (ja) 1981-09-28 1981-09-28 送電線の保護装置

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JP (1) JPS5854819A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62281920A (ja) * 1986-05-29 1987-12-07 三星 十久子 視機能検査装置
JPS63132629A (ja) * 1986-11-21 1988-06-04 株式会社 ニデツク 視力検査装置

Cited By (4)

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JPH0324845B2 (ja) * 1986-05-29 1991-04-04 Tokuko Mitsuboshi
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