JPS5854704Y2 - 気体検知器 - Google Patents

気体検知器

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JPS5854704Y2
JPS5854704Y2 JP10352579U JP10352579U JPS5854704Y2 JP S5854704 Y2 JPS5854704 Y2 JP S5854704Y2 JP 10352579 U JP10352579 U JP 10352579U JP 10352579 U JP10352579 U JP 10352579U JP S5854704 Y2 JPS5854704 Y2 JP S5854704Y2
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JP
Japan
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pipe
gas
gas detector
liquid
lid
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Expired
Application number
JP10352579U
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English (en)
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JPS5621764U (ja
Inventor
高助 峯
Original Assignee
有限会社 「みね」熔接工作所
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Publication date
Application filed by 有限会社 「みね」熔接工作所 filed Critical 有限会社 「みね」熔接工作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、気体検知器に関するものであり、特に検知液
の逆流防止装置に関するものである。
従来、一次側のパイプの一端を液中に挿入して気泡を発
生させ、この気泡を液面上部の空間で補集して、二次側
のパイプへ送給することにより、この気泡の発生の有無
を観察してパイプ内の気体の流れの存在を確認すること
が簡便で確実であるため良く行なわれている。
例えば、第1図に公知の気体検知器の例を示すが、これ
は透明なケースAに検知液Bを入れ、これに吸入口Cお
よび送出口りを設けた上蓋Eを被嵌し、この吸入口Cに
は一次側パイプFを、また送出口りには二次側パイプG
を接続するとともに吸入口CよりケースAの内方にパイ
プHを連設し、このパイプHの他端を液中に埋没してな
るものであり、一次側パイプFから送給された気体が吸
入口CおよびパイプHを通過し、パイプHの先端から気
泡として放出され、これが液面の上部空間■に充満し、
順次送出口りより二次パイプGへ送給される作用を有す
るもので、この気泡の存否により気体の流れの有無を知
ろうとするものである。
このような気体検知器においては、通常−次パイブ側の
圧力P1は、二次パイプ側の圧力92以上に保たれてい
るが、P 1> P 2これが逆に二次パイプ側の圧力
P2が一次パイプ側よりも高くなったいわゆる逆圧P
2> P 1の状態では、第2図に示すように液体上部
空間■の圧力が上昇し、それにより液面が押され、検知
液BはパイプH1吸入口Cを通って一次パイプFへ逆流
することになる。
例えば工事等のために一次パイプの途中のある部分を急
に取り外した場合には、一次側の圧力は急激に大気圧ま
で低下して逆圧が生じるし、また、気体の流れていない
状態で、一次側パイプと二次側パイプとに温度差が生じ
た場合にも、それに伴なって逆圧が生じ検知液の逆流が
生じる。
このように検知液の逆流が生じた場合には、一次側パイ
プの途中に設けられたバルブあるいは調整器等の内部に
検知液が流入し、これら器具の劣化あるいは性能の低下
を招くばかりでなく、気体検知器においては、検知液が
きわめて少なくなって、パイプの先端が液面より上方に
出てしまい、検知器としての機能を失なってしまうため
、頻繁に検知液を補充しなければならないという問題点
があった。
本考案は、上記のごとき欠点のない気体検知器を提供す
ることを目的としなされたものであり、以下本考案の特
徴を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図において、10は蓋であり、側方に開口した吸人口1
1と送出口12とを有している。
吸入口11は、蓋10の下面に設けた二つの孔13.1
4に連通しており、また、送出口12も下面に設けた孔
17に連通している。
この二つの孔13.14の下方内周面には、後記する逆
止部Aおよび安全弁Bを螺着するための螺状13 a
、14 aを設けている。
逆止部Aは、その上端外周部に螺状13aに対応した螺
状1aと下部内周面に突出したストッパ1bを有するパ
イプ1と、パイプ1の内径より小径で先端部2aが円錐
状に形成された浮子2と、弾性体よりなり下方はど径の
小なる円筒形状のシール部材3とにより形成される。
すなわち、パイプ1の中空部に浮子を挿入し、パイプ1
の上端部にシール部材3を取りつけるとともに、これを
蓋10の孔13に螺着することにより逆止部Aを形成す
る。
また安全弁Bは、円筒状で底部がすり林状に狭くなると
ともに、その中心に小孔を有する保持筒5と、保持筒5
の内径より稍小形で球形の浮体4により形成される。
すなわち、保持筒5に浮体4を挿入するとともに、この
上端部に軸方向にスリットを設けて形成した小片を内方
へ折曲して、浮体4のストッパ5bとし、さらに保持筒
5の上端外周面に設けた螺条5aと螺条14 aとを螺
合することにより、孔14に安全弁Bを固着する。
このように、逆止部Aおよび安全弁Bを固着した蓋10
にO−リング40、ケース20を支持枠30で装着する
ことにより気体検知器を形成する。
すなわち、ケース20は有底円筒状で、その上端部には
、周方向に突出したフランジ22を有しているが、これ
に、溝18にO−リング40を装着した蓋10を被嵌し
、下方より支持枠30を挿通して、この支持枠30の内
方に突出した鍔32でケース20のフランジ22の下方
を支持するとともに、支持枠側部の内周面に設けた螺条
31と蓋10の側面に設けた螺条16とを螺合すること
により、O−リング40を介して、蓋10とケース20
を押圧して気体検知器を組立てる。
検知液23は組立前にケース20内に封入するか、ある
いは組立後、別に設けた注入口(図示せず)より注入す
る。
なお、パイプ1、浮力2、ケース20、シール部材3は
、上記のような断面円形以外にも、四角形等種々の形状
に形成することができるし、浮体4も球形以外にも種々
の形状に形成でき、保持筒5もそれに対応した形状とす
ることができる。
また、ケース20は全体が透明でなくとも、検知液23
が観察できる構造であればよい。
なお、各部材の取り付けも上記に示した螺着以外にも接
着、溶接をはじめとする種々の方法を採用することがで
きる。
以上のような構成の気体検知器は、以下のような作用を
示す。
すなわち、第4図に示すように、吸入口11より供給さ
れる気体は孔13、シール部材3の中心部、パイプ1内
壁と浮子2との間隙を通過して検知液23中へ気泡24
として放出される。
この気泡24は検知液23中を上昇して、液面上の空間
25に充満し、次いで孔17および送出口12を通って
二次側へ供給される。
この際、浮子先端部2aは液面上に露出しているが、シ
ール部材3とは接触していないため、気体は部分を自由
に通過することができるし、また保持筒5内の浮体4は
、自重により底部に接触しこの部分を閉塞しているため
、この部分を気体が通過することはない。
一方、二次側パイプの圧力が一次側パイプの圧力より高
い、いわゆる逆圧が発生した場合には、逆止弁Aおよび
安全弁Bが有効に働き、検知液の逆流を防止する。
すなわち、第5図に示すように、液面上の空間25の圧
力が増加すると、液面は押し下げられ、その結果、パイ
プ1内を検知液23は上昇するが、その際、浮子2も、
その先端部2aを液面上に露出した状態で上昇する。
この場合、ケース20の断面積に比較してパイプ1の断
面積は小さいので、ケース20内の液面の下降がわずか
でも、パイプ1内の液面は大きく上昇し、浮子2はすぐ
にシール部材3に当接し、密着して、検知液23の逆流
を防止する。
一方、液面上の空間25の圧力が高くなるので、保持筒
5内の浮体4は押し上げられ、液面上部の空間25内の
気体は、保持筒5の底部の小孔、保持筒5の内壁と浮体
4の間隙を通過して吸入口11側へ排出される。
その結果、液面を押える圧力が小となり、検知液23の
逆流が防止できる。
上記の気体検知器の使用例を第6図に示すが、図はガス
漏れ検査器として使用した場合の例であって、51はプ
ロパン等の可燃性ガスを封入したボンベであり、ガスは
ボンベ51に接続された支管52を通って主管53に導
かれ調整器54を経て、開放されたメイン・バルブ55
を通過してガス器具56へ導かれる。
この際、気体検知器50と一体にまたは別体に形成され
たバイパス・バルブ57は閉じられている。
使用していない状態のガス器具56のいずれかのガス漏
れ有無を検査するためには、まず、メイン・バルブ55
を閉じ、次いでバイパス・バルブ57を開放する。
ガス器具56のいずれかにガス漏れが発生している場合
には、バイパス58をガスが流れ、気体検知器50内に
は気泡が発生してガス漏れが検出できる。
ガス漏れが発生していない場合には、バイパス58およ
び気体検知器50にはガスは流れず、したがって気泡は
発生せずガス漏れのないことが確認できる。
このように、気体検知器をガス器具の前に配設すること
によりガス器具におけるガス漏れの有無を検査し得るが
、これ以外にも例えば、ボンベ出口の直後59に配設す
ることにより、配管およびガス器具における漏れの検査
を、さらにボンベ出口の直後59およびガス器具の直前
60にそれぞれ1台ずつ配設することにより配管および
ガス器具における漏れの検査を独立して行なうことがで
きる。
そして、この際本考案に係る気体検知器は、検査の際中
に例えば調整器54の部分、あるいは、支管52の主管
53への接続部が外れて逆圧が発生した場合にも、検知
液が逆流することがない。
さらに、このため、メインバルブ55およびバイパス・
バルブ57を省略して、主管53の途中へ直接気体検知
器を配設することが可能になる。
以上のように本考案に係る気体検知器は逆止部Aで検知
液の逆流を防止するとともに、さらに安全弁Bを設けて
液面上部の空間25内の気体を吸入口11側へ逃し、空
間25内の圧力を低下するのでより完全に検知液の逆流
を防止することができ、従来のように、一次側パイプの
途中に設けられた器具の劣化あるいは性能の低下という
問題も発生せず、また、検知液の補充も必要がないので
、長期間の継続使用に耐える。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の気体検知器を示す断面図で
第1図はpl〉P2の場合、第2図はP2〉Plの場合
を示す図、第3図は本考案の気体検知器の一実施例を示
す一部欠截斜視図、第4図および第5図はそれぞれ本考
案の気体検知器の作動状態を示す断面図、第6図はその
使用例を示すブロック図である。 1・・・・・・パイプ、2・・・・・・浮子、2a・・
・・・・先端部、3・・・・・・シール部材、4・・・
・・・浮体、5・・・・・・保持筒、10・・・・・・
蓋、11・・・・・・吸入口、12・・・・・・送出口
、20・・・・・・ケース、23・・・・・・検知液、
25・・・・・・空間、A・・・・・・逆止弁、B・・
・・・・安全弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検知液23を封入する内部を観察可能なケース20と、
    これに取りつける蓋10と、この蓋10に設けられた吸
    入口11および送出口12と、この吸入口11にその下
    端が液面下に埋没するよう取り付けたパイプ1とよりな
    る気体検知器において、パイプ1内部には浮子2を挿入
    するとともに、パイプ浮子2の先端部2aと密着するシ
    ール部材3を設けて逆止部Aを形威し、 さらに保持筒5の内部に浮体4を挿入してなる安全弁B
    を介して、液面上部の空間25を吸入口11に連通した
    ことを特徴とする気体検知器。
JP10352579U 1979-07-25 1979-07-25 気体検知器 Expired JPS5854704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10352579U JPS5854704Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 気体検知器

Applications Claiming Priority (1)

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JP10352579U JPS5854704Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 気体検知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621764U JPS5621764U (ja) 1981-02-26
JPS5854704Y2 true JPS5854704Y2 (ja) 1983-12-13

Family

ID=29336233

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10352579U Expired JPS5854704Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 気体検知器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952460U (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 理研計器株式会社 吸引型ガス検知器に用いるフロ−チエツカ−

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JPS5621764U (ja) 1981-02-26

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