JPS585424Y2 - コアレスモ−タの回転子 - Google Patents
コアレスモ−タの回転子Info
- Publication number
- JPS585424Y2 JPS585424Y2 JP17831177U JP17831177U JPS585424Y2 JP S585424 Y2 JPS585424 Y2 JP S585424Y2 JP 17831177 U JP17831177 U JP 17831177U JP 17831177 U JP17831177 U JP 17831177U JP S585424 Y2 JPS585424 Y2 JP S585424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- coil
- circuit board
- commutator
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テープレコーダなどに使用される小型整流子
モータの回転子に関する。
モータの回転子に関する。
最近、小型テープレコーダなどに用いられるモータを小
型軽量にするため、回転子の鉄心を省略し、合成樹脂製
円板の中に回転子コイルを埋め込んだ円板状回転子を用
いたコアレスモータが開発された。
型軽量にするため、回転子の鉄心を省略し、合成樹脂製
円板の中に回転子コイルを埋め込んだ円板状回転子を用
いたコアレスモータが開発された。
第1図はコアレスモータの回転子を示す正面図、第2図
はその斜視図である。
はその斜視図である。
同図中、1は回転子円板、2は回転子円板1の周囲に形
成されている鍔部、3,4および5は回転子円板1に埋
め込まれた回転子コイル、6は6個の整流子片からなる
整流子、7は回転子円板1の中心を貫通する回転軸、8
は相対向する整流子片どうじを接続する回路板、9は回
路板を載置する台である。
成されている鍔部、3,4および5は回転子円板1に埋
め込まれた回転子コイル、6は6個の整流子片からなる
整流子、7は回転子円板1の中心を貫通する回転軸、8
は相対向する整流子片どうじを接続する回路板、9は回
路板を載置する台である。
上述の如き従来の回転子は、回転子コイル内で発生する
熱を発散させるため、回転子の面振れを防止するため、
回転子の重量を減らすためなどの理由から、回転子コイ
ルの中心部が空心となっている。
熱を発散させるため、回転子の面振れを防止するため、
回転子の重量を減らすためなどの理由から、回転子コイ
ルの中心部が空心となっている。
そして、回転子コイルの内側はコイルのほぐれを防止す
るところがないため、コイル端部を整流子に半田付けす
る際、これを強く引張ると、せっかく整然と巻かれて埋
め込まれた回転子コイルはばらばらになってしまうため
、組立て作業が面倒であった。
るところがないため、コイル端部を整流子に半田付けす
る際、これを強く引張ると、せっかく整然と巻かれて埋
め込まれた回転子コイルはばらばらになってしまうため
、組立て作業が面倒であった。
このようなことを防止するため、回転子コイルの内側に
接着剤を塗布する方法もあるが、回転子が小さいため、
塗布する接着剤の重量を無視することが出来ず、塗布す
る場所が悪いとモータのダイナミックバランスを悪くす
る。
接着剤を塗布する方法もあるが、回転子が小さいため、
塗布する接着剤の重量を無視することが出来ず、塗布す
る場所が悪いとモータのダイナミックバランスを悪くす
る。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新規な考案で
あり、その目的は回転子の鉄心を省略したコアレスモー
タにおいて、回転子コイルのほぐれをなくした回転子を
提供することにある。
あり、その目的は回転子の鉄心を省略したコアレスモー
タにおいて、回転子コイルのほぐれをなくした回転子を
提供することにある。
以下実施例を図面とともにさらに詳細に説明する。
第3図は、本考案の一実施例を示す部分的な斜視図であ
り、同図中11は合成樹脂型の回転子円板、12は回転
子円板11の周囲に形成されている鍔部、14と15は
回転子円板11に埋め込まれた回転子コイル、16は整
流子片16aを6個備えた整流子で、その下部に縁部1
6bを有し、この縁部16bの側壁16 Cからは整流
子片と接続している端子片16dが突出している。
り、同図中11は合成樹脂型の回転子円板、12は回転
子円板11の周囲に形成されている鍔部、14と15は
回転子円板11に埋め込まれた回転子コイル、16は整
流子片16aを6個備えた整流子で、その下部に縁部1
6bを有し、この縁部16bの側壁16 Cからは整流
子片と接続している端子片16dが突出している。
17は回転子円板11と整流子16を貫通し回転子円板
11に固着された回転軸である。
11に固着された回転軸である。
18は相対向する整流子片を互いに接続する回路板で、
絶縁板の上に接続回路18aが印刷されている。
絶縁板の上に接続回路18aが印刷されている。
そして、この回路板は回転子円板11の表面に形成され
た円形の台板11 a上に載置されている。
た円形の台板11 a上に載置されている。
台板11 aの周囲には3個の回路板ガイド11b(第
3図にはそのうちの2個が示されている)が突出し、回
路板18がキラチリとこの回路板ガイド11 b内に嵌
合される。
3図にはそのうちの2個が示されている)が突出し、回
路板18がキラチリとこの回路板ガイド11 b内に嵌
合される。
回路板ガイド1bの先端には、回転子コイル14.15
の内側面に沿って下方に延びるコイル止め11 Cが設
けられている。
の内側面に沿って下方に延びるコイル止め11 Cが設
けられている。
このため、回転子コイル14.15の内側から導出され
るコイル端19はコイル止め11 Cに係止されて回転
子コイルのほぐれは防止される。
るコイル端19はコイル止め11 Cに係止されて回転
子コイルのほぐれは防止される。
なお、回転軸17に嵌め込まれた回路板18と整流子1
6は接着剤等で接着されて回転子円板11と一体化され
る。
6は接着剤等で接着されて回転子円板11と一体化され
る。
また、端子片16dとコイル端19は回路板18上の接
続回路18 aに半田付けされる。
続回路18 aに半田付けされる。
なお、コイル止めは回路板ガイド11 bの先端に設け
ることなく、回転子円板の一部から突出させ、あるいは
台板から突出させてコイル止めを設けてもよい。
ることなく、回転子円板の一部から突出させ、あるいは
台板から突出させてコイル止めを設けてもよい。
以上詳細に説明したように、本考案は回転子コイルの内
側にコイル止め11 Cを設けているので、回転子を組
み立てる際コイル端を誤って強く引っ張っても回転子コ
イルは従来のように内側からほぐれるようなことがない
ので組立て作業が非常に楽になった。
側にコイル止め11 Cを設けているので、回転子を組
み立てる際コイル端を誤って強く引っ張っても回転子コ
イルは従来のように内側からほぐれるようなことがない
ので組立て作業が非常に楽になった。
また、コイル止めを設ける位置を所定の位置にすれば回
転子のダイナミックバランスをくずすこともない。
転子のダイナミックバランスをくずすこともない。
第1図は従来の回転子を示す正面図、第2図は同じく斜
視図、第3図は本考案の一実施例を示す部分的な斜視図
である。 図中、11は回転子円板、11 aは台板、11 bは
回路板ガイド、11 Cはコイル止め、12は鍔部、1
4及び15は回転子コイル、16は整流子、16 aは
整流子片、16 bは縁部、16 Cは側壁、16dは
端子片、17は回転軸、18は回路板、18 aは接続
回路、19はコイル端である。
視図、第3図は本考案の一実施例を示す部分的な斜視図
である。 図中、11は回転子円板、11 aは台板、11 bは
回路板ガイド、11 Cはコイル止め、12は鍔部、1
4及び15は回転子コイル、16は整流子、16 aは
整流子片、16 bは縁部、16 Cは側壁、16dは
端子片、17は回転軸、18は回路板、18 aは接続
回路、19はコイル端である。
Claims (1)
- 中空に巻回された複数個の回転子コイルを回転子円板に
埋め込んだコアレスモータの回転子において、回転子円
板と一体的に形成されたコイル止めを、前記各回転子コ
イルの中空内に設けたことを特徴とするコアレスモータ
の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17831177U JPS585424Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | コアレスモ−タの回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17831177U JPS585424Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | コアレスモ−タの回転子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54104004U JPS54104004U (ja) | 1979-07-21 |
JPS585424Y2 true JPS585424Y2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=29188650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17831177U Expired JPS585424Y2 (ja) | 1977-12-30 | 1977-12-30 | コアレスモ−タの回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585424Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-30 JP JP17831177U patent/JPS585424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54104004U (ja) | 1979-07-21 |
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