JPS5854248B2 - ガスタ−ビン発電プラント - Google Patents

ガスタ−ビン発電プラント

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JPS5854248B2
JPS5854248B2 JP719778A JP719778A JPS5854248B2 JP S5854248 B2 JPS5854248 B2 JP S5854248B2 JP 719778 A JP719778 A JP 719778A JP 719778 A JP719778 A JP 719778A JP S5854248 B2 JPS5854248 B2 JP S5854248B2
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JP
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gas turbine
cooling water
generator
lubricating oil
cooling
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JP719778A
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庸正 西嶋
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスタービンの駆動軸と発電機の回軸とをク
ラッチを介して連結し、発電機をガスタービンより切離
して同期調相運転可能に構成され、かつガスタービンお
よび発電機の各軸受へ供給される潤滑油を冷却する冷却
水循環系統を備えるガスタービン発電プラントに係り、
特に前記冷却水循環系統に関するものである。
ガスタービン発電プラントにおいて、発電機をガスター
ビンより切離して、外部電気系統の力率改善のために発
電機を同期調相機として運転することを要求される場合
がある。
この場合のガスタービン発電プラントの概要を第1図に
示す。
図において1はガスタービン、2は発電機、3はガスタ
ービン1の駆動軸と発電機2の回転軸とを連結するクラ
ッチである。
本プラントを発電用として使用する場合は、クラッチ3
がかみ合った状態となっており、発電機2はガスタービ
ン1により駆動されて外部に電気を供給する。
また発電機2を同期調和機として使用する場合は、発電
機2を一組ガスタービン1により起動して定格温度1で
上昇させ、外部電気系統と接続させた状態でガスタービ
ン1を停止、クラッチ解離を行なうことにより発電機2
を外部電気系統の調和機として使用することが可能とな
る。
このような同期調相システムは既知の技術であり、かか
る要求を満たすクラッチも既知である。
本システムに釦いて、同期調相運転中はガスタービン1
が停止しているため、発電機2の円滑な運転に欠くこと
ができない各軸受への潤滑油の供給ふ・よび潤滑油によ
って運び出される軸受損失熱の除去を行なう必要がある
前記の要求を満たすシステムとしては、ガスタビンとは
独立に、発電機用として、潤滑油タンク、潤滑油ポンプ
、クーラ等より成る潤滑油系箭と、潤滑油の冷却系統と
を設置する方式がある。
しかし、前記の方式はガスタービンの潤滑油系縞および
その冷却系統と2本立となるため、経済酸でなh0従っ
て、発電機の潤滑油系統および冷去1系統をガスタービ
ンの潤滑油系統および冷却系統に含めて一元化すること
が考えられる7X ガスタービン停止時に潤滑油系統
および冷却系統を作業させるためには、ガスタービン駆
動によら左い潤滑油ポンプおよび冷却水ポンプ、ラジェ
ータファンの運転が必要となる。
潤滑油の供給については標準装備として、モータ駆動の
補助潤滑油ポンプが設置されているの力3一般的である
から、系統的には問題ない。
技術的に検討を要するのは冷却水系統であるが、前記の
要求を満たせる最も簡単な系統を第2図に示す。
図ニおいて、11は冷却水タンク、12はモータ駆動の
冷却水ポンプ、13はラジェータ、14はモータ駆動の
ラジェータファンであり、これらはガスタービンパッケ
ージとは別の場所に設置されてしる。
15は潤滑油クーラ、16は潤滑油温度検出器(17は
クーラ15への冷却水量をクーラ出口の潤滑油温度が一
定となるよう調整する流量調整弁であり、これらはガス
タービンパッケージ内に収められている。
ここで、潤滑油クーラ15を流れる潤滑油はガスタービ
ンのみならず発電機をも貫流するように設計されている
ので、同期調和運転時の発電機での放熱も前記潤滑油ク
ーラ15にて熱交換される前記の冷却水系統においては
、ガスタービンの運転、停止に抱わらず冷却水ポンプ1
2およびラジェータファン14はモータにより駆動して
いるので潤滑油と冷却水との熱交換が可能となる。
しかしながら、前記の冷却水系統を現在のガスタービン
に適用する場合には、いくつかの問題点がある。
その一つは、外部電源が無くともガスタービンを起動す
る、いわゆるブラックスタートが要求された場合、冷却
水系統がモータによって運転される方式では、ガスター
ビンの起動を行なえない。
その二は、コスト高となることである。
周知の通り、発電機の駆動源としてガスタービンを用い
ることは、設備費が安く、かつ小型、軽量なパッケージ
化を図れる利点を有する点にある。
従って冷却水系統もガスタービンパッケージ内に収納し
うるよう設計され、かつ徹底した設計の標準化が図られ
ている。
第3図はその標準化した冷却水系統の一例を示したもの
であり、図において21はガスタービンの駆動軸に連結
された補機歯車箱、22は補機歯車箱21に連結された
冷却水ポンプ、23は潤滑油クーラ、24は流量調整弁
、25は冷却水と周囲空気との間で熱交換を行なわせる
ラジェータ、26は補機歯車箱21に直結されたラジェ
ータファン、27は冷却水タンク、28は流体温度検知
器であり、これらは全てガスタービンパッケージ内に収
納されている。
前記の冷却水系統においては、冷却水ポンプ22および
ラジェータファン26がガスタービンの駆動軸と補機歯
車箱21を介して連結されているため、ガスタービンの
起動時に、その回転数に比例した回転数で前記ポンプ2
2およびファン26は回転し、ブラックスタートが可能
となっている。
しかし、第2図に示した冷却水系統は第3図の標準化冷
却水系統とは全く異なる方式となる、即ち非標準となる
ので、設計作業の増大、製作方式の変更釦よび工数の増
大を招き、コスト高となってし1う。
本発明は前記の点に鑑みて、ガスタービンのブラックス
タートが可能であり、価格的に安価で、かつ冷却水系統
の標準化を図れるガスタービン発電プラントを提供せん
とするものである。
本発明は、冷却水循環系統に2個の冷却用ラジェータを
具えると共に、別々に駆動しうる2個の冷却水循環ポン
プを並列に具え、前記の各ラジェータには夫々側々に駆
動しうる冷却ファンを設けたことを特徴とする。
以下、本発明のガスタービン発電プラントの一実施例を
第4図に基づいて説明すると、31はガスタービン、3
2はガスタービン31によって駆動される発電機、33
はガスタービン31の、駆動軸31aと発電機32の回
転軸32aとを連結するクラッチ、34はガスタービン
31の駆動軸31aに連結された補機歯車箱、35は補
機歯車箱34内の歯車に連結してガスタービン31によ
り、駆動される主冷却水ポンプ、36は主冷却水ポンプ
35と並列に設けられた補助冷却水ポンプで、該冷却水
ポンプ36は発電機32から供給される電源または別の
系統から供給される電源により作動するモータ37によ
って駆動される。
3Bは潤滑油クーラ、39は流量調整弁、40はパッケ
ージ内に収納された標準仕様のラジェータ、41はパッ
ケージ外に設置された補助ラジェータ、42は冷却水タ
ンクである。
前記のラジェータ40釦よび補助ラジェータ41には夫
々冷却ファン43および44が具えられている。
冷却ファン43は発電機32から供給される電源昔たは
別の系統から供給される電源により作動するモータ45
によって駆動されるものであり、また冷却ファン44は
、その軸を前記補機歯車箱34内の歯車に連結させてガ
スタービン31により駆動されるものである。
46および47は主冷却水ポンプ35および補助冷却水
ポンプ36の吐出側に設けられた冷却水逆流防止用のチ
ェック弁である。
前記した主冷却水ポンプ35および補助冷却水ポンプ3
6、潤滑油クーラ38、ラジェータ40および補助ラジ
ェータ41、冷却水タンク42はその順序に配置されて
冷却水系統を構成している。
即ち前記冷却水系統は、基本的に標準のパッケージ型冷
却水系統に、モータ、駆動の冷却ファン45を具えるラ
ジェータ40およびモータ駆動の補助冷却水ポンプ36
が追加されたものである。
48は潤滑油タンク、49はガスタービン起動停止時お
よび同期調相運転時に作動するACモータ駆動の潤滑油
ポンプ、50はAC電源がない場合にガスタービンを起
動させるためのDCモータ駆動の緊急用潤滑油ポンプ、
51および52は潤滑油ポンプ49および50の吐出側
に設けられたチェック弁、53はガスタービン運転時に
各軸受へ潤滑油を供給させる主潤滑油ポンプで、該潤滑
油ポンプ53は、その駆動軸を補機歯車箱34内の歯車
に連結させてガスタービンにより駆動されるものである
54は温度検知器である。本発明のガスタービン発電プ
ラントは前記の如く構成としたから、ガスタービン起動
時は補機歯車箱34を介してガスタービン31により駆
動される主冷却水ポンプ35、ラジェータ冷却ファン4
4および緊急用潤滑油ポンプ50により冷却水系統は外
部電源なしの起動が可能となる。
またガスタービン定格運転状態では、補機歯車箱34を
介してガスタービン31により駆動される主潤滑油ポン
プ53が充分な油量を各軸受へ供給しうるようになるの
で緊急用潤滑油ポンプ50は停止する。
尚、外部電源が使用できる場合は緊急用潤滑油ポンプ5
0の代りに補助潤滑油ポンプ49が作動することは勿論
である。
また同期調和運転時は、補助冷却水ポンプ36、補助ラ
ジェータ41の冷却ファン44、補助潤滑油ポンプ49
の運転により発電機32の各軸受を通過した潤滑油の冷
却が可能になる。
また一般にクラッチ33は潤滑油にて冷却潤滑される方
式のものが主であり、かなりの熱損失を伴なう。
この場合にはガスタービンの標準ラジェータ41では充
分なる熱除去を行なえない。
従って、本発明においては補助ラジェータ40の設計に
当って、標準ラジェータ41で除去しきれない熱除去量
分を見込んでおき、ガスタービシ負荷運転時にも、冷却
ファン43を運転させるようにすれば更に効率のよい冷
却が可能となる。
以上の如く、本発明のガスタービン発電プラントは標準
仕様の冷却水系統とモータ駆動の冷却ファンを具える補
助ラジェータおよびモータ1駆動の補助冷却水ポンプと
で冷却水系統を構成したから、従来技術に比べて安価と
なり、かつブラックスタートも可能となる。
またガスタービン製作の立場から見ても、ガスタービン
パッケージ内を標準仕様の冷却水系統にて製作してあっ
ても、後に冷却水配管の一部を変更するだけで、本発明
における冷却水系統に改造できるので、ガスタービンの
標準化製作が可能となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はガスタービン発電プラントにおける同期調和運
転方式の概念図、第2図は別置式ラジェータシステムを
有する冷却水系統を示す図、第3図は標準のパッケージ
型冷却水系統を示す図、第4図は本発明ガスタービン発
電プラントにおける冷却水系統の一例を示す図である。 31・・・・・・ガスタービン、31a・・・・・・駆
動軸、32・・・・・・発電機、32a・・・・・・回
転軸、33・・・・・・クラッチ、34・・・・・・補
機歯車箱、35・・・・・・主冷却水ポンプ、36・・
・・・・補助冷却水ポンプ、37・・・・・・補助冷却
水ポンプ駆動用モータ、38・・・・・・潤滑油クーラ
、39・・・・・・流量調整弁、40・・・・・・補助
ラジェータ、41・・・・・・標準ラジェータ、42・
・・・・・冷却水タンク、43,44・・・・・・冷却
ファン、45・・・・・・冷却ファン駆動用モータ、4
9・・・・・・補助潤滑油ポンプ、50・・・・・・緊
急用潤滑油ポンプ、滑油ポンプ。 53・・・・・・主潤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスタービンの駆動軸と発電機の回転軸とをクラッ
    チを介して連結し発電機をガスタービンより切離して同
    期調相運転可能に構成され、かつガスタービンおよび発
    電機の各軸受へ供給される潤滑油を冷却する冷却水循環
    系統を備えるガスタービン発電プラントにおいて、前記
    冷却水循環系統に2個の冷却用ラジェータを具えると共
    に、別々に駆動しうる2個の冷却水循環ポンプを並列に
    具え、前記の各冷却用ラジェータには夫々別々に駆動し
    うる冷却ファンを設けたことを特徴とするガスタービン
    発電プラント。 2 一方の冷却水循環ポンプ並びに冷却ファンはガスタ
    ービンの駆動軸により駆動されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のガスタービン発電プラント。 3 他方の冷却水循環ポンプ並びに冷却ファンは、外部
    の電源により作動するモータによって駆動されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガスタービン発
    電プラント。 4 前記冷却水循環ポンプ駆動用のモータ並びに冷却フ
    ァン駆動用のモータの電源は、発電機から供給されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第′3項記載のガスター
    ビン発電プラント。 5 他方の冷却水循環ポンプ並びに冷却ファンは発電機
    の回転軸により駆動されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のガスタービン発電プラント。
JP719778A 1978-01-27 1978-01-27 ガスタ−ビン発電プラント Expired JPS5854248B2 (ja)

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JPS54101015A JPS54101015A (en) 1979-08-09
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ITMI20042484A1 (it) * 2004-12-23 2005-03-23 Nuovo Pignone Spa Turbogeneratore
EP2916438B1 (en) * 2014-03-05 2017-02-01 Lappeenrannan Teknillinen Yliopisto An electrical turbo-machine and a power plant
WO2023181415A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 株式会社日立製作所 発電プラント、および、系統安定化方法

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