JPS5853602A - Cr系鋼のロ−タ - Google Patents
Cr系鋼のロ−タInfo
- Publication number
- JPS5853602A JPS5853602A JP14954081A JP14954081A JPS5853602A JP S5853602 A JPS5853602 A JP S5853602A JP 14954081 A JP14954081 A JP 14954081A JP 14954081 A JP14954081 A JP 14954081A JP S5853602 A JPS5853602 A JP S5853602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- sleeve
- journal
- steel
- shrink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はCr系鋼のロータに関する。特にそのロータ軸
めジャーナル部における焼ばめスリーブの構造を改良し
たCr系鋼ロータに関する。
めジャーナル部における焼ばめスリーブの構造を改良し
たCr系鋼ロータに関する。
この種のものは、例えば12%Cr系鋼のロータとして
用いられる。ところが12%Cr系鋼をロータ軸として
使用する場合、ロータ軸とこ扛を支える軸受の如くその
摺動面がある面圧を受けた状態で摺動するものにあって
は、均一にすり減る通常の摩耗のほかに、潤滑油中に微
小な異物が混入すると、多数の疵が発生し、軸受特性を
損うという問題がある。
用いられる。ところが12%Cr系鋼をロータ軸として
使用する場合、ロータ軸とこ扛を支える軸受の如くその
摺動面がある面圧を受けた状態で摺動するものにあって
は、均一にすり減る通常の摩耗のほかに、潤滑油中に微
小な異物が混入すると、多数の疵が発生し、軸受特性を
損うという問題がある。
特に12%Cr系鋼ではCr炭化物が成立しやすく、成
牛したCr炭化物は非常に硬いため、該Cr炭化物自体
が疵発生の原因となるほか、こ扛は切削刃と同様な作用
をもち、つぎつぎにその疵を拡大し、ついには使用に耐
えない状態に到ることがある。こnが12%Cr系鋼ジ
ャーナルの特有な異常摩耗現象であり、Wi re −
woo IとかQallingとか言わ扛ているもので
ある。
牛したCr炭化物は非常に硬いため、該Cr炭化物自体
が疵発生の原因となるほか、こ扛は切削刃と同様な作用
をもち、つぎつぎにその疵を拡大し、ついには使用に耐
えない状態に到ることがある。こnが12%Cr系鋼ジ
ャーナルの特有な異常摩耗現象であり、Wi re −
woo IとかQallingとか言わ扛ているもので
ある。
従来、上記の異常摩耗現象の対応策として、12%C「
系鋼ロータのジャーナル部に炭素鋼や低合金鋼で成形さ
nたスリーブを焼ばめする技術が採用さnている。この
ような炭素鋼や低合金鋼は、従来のタービンロータに多
く使用されるもので、上記異常摩耗現象が起こり難いも
のである。
系鋼ロータのジャーナル部に炭素鋼や低合金鋼で成形さ
nたスリーブを焼ばめする技術が採用さnている。この
ような炭素鋼や低合金鋼は、従来のタービンロータに多
く使用されるもので、上記異常摩耗現象が起こり難いも
のである。
しかしこのような従来技術には、後に記述するように、
局部的疲労を受けることによる亀裂発生・ロータ破壊と
いう危険性があるものである。この問題につき以下説明
する。
局部的疲労を受けることによる亀裂発生・ロータ破壊と
いう危険性があるものである。この問題につき以下説明
する。
第1図は蒸気タービン高中圧ロータ及び低圧ロータの概
略図である。高中圧ロータ1と低圧ロータ2はカップリ
ング3によシ連結さCている。また、高中圧ロータ1は
軸受4及び5、低圧ロータ2は軸受6及び7により支持
さ扛ている。
略図である。高中圧ロータ1と低圧ロータ2はカップリ
ング3によシ連結さCている。また、高中圧ロータ1は
軸受4及び5、低圧ロータ2は軸受6及び7により支持
さ扛ている。
12%Cr系鋼ロータは一般に高温強要大である故に、
高温蒸気流中で回転する高中圧ロータ1の方に使用され
る。このようなロータ1は、上述したようにその軸受4
及び5のロータジャーナル部に炭素鋼や低合金鋼で成形
さnfCスリーブが焼ばめさ扛ている。
高温蒸気流中で回転する高中圧ロータ1の方に使用され
る。このようなロータ1は、上述したようにその軸受4
及び5のロータジャーナル部に炭素鋼や低合金鋼で成形
さnfCスリーブが焼ばめさ扛ている。
第2図は第1図に対応する゛ロータの垂直たわみを示す
。口−夕たわみ8は図示のように軸受部以外は大きなた
わみを示す。軸受部や、ロータとロータとの結合部は、
軸経か細いので軸受の曲げ曲率が犬きぐなりがちであり
、その曲げモーメントもかなり大きい。
。口−夕たわみ8は図示のように軸受部以外は大きなた
わみを示す。軸受部や、ロータとロータとの結合部は、
軸経か細いので軸受の曲げ曲率が犬きぐなりがちであり
、その曲げモーメントもかなり大きい。
第3図は高中圧ロータ1の支持軸受5の詳細を示す。高
中圧ロータ1にはスリーブ9が焼ばめさnている。従っ
て焼ばめ接触面10では半径方向に応力が作用している
。こnが焼ばめ面圧Pとなり、スリーブ9には内圧とし
て作用し、高中圧ロータ1には外圧として作用している
。
中圧ロータ1にはスリーブ9が焼ばめさnている。従っ
て焼ばめ接触面10では半径方向に応力が作用している
。こnが焼ばめ面圧Pとなり、スリーブ9には内圧とし
て作用し、高中圧ロータ1には外圧として作用している
。
この焼ばめ面圧Pの分布は図示の如く、スリーブ9の両
端面では大きくなり端面焼ばめ面圧P。
端面では大きくなり端面焼ばめ面圧P。
となる。また、高中圧ロータ1は曲げモーメントMを受
けているため、焼ばめ接触面10では複Xな応力状態と
なっている。特にスリーブ9の両端面の接触部11では
、高中圧ロータ1とスリーブ9の相対すべりと高応力P
。のため、フレツチングコロージョンが発生し、従って
高中圧ロータ1の表面では局部的疲労を受ける状態にな
っている。
けているため、焼ばめ接触面10では複Xな応力状態と
なっている。特にスリーブ9の両端面の接触部11では
、高中圧ロータ1とスリーブ9の相対すべりと高応力P
。のため、フレツチングコロージョンが発生し、従って
高中圧ロータ1の表面では局部的疲労を受ける状態にな
っている。
このため、この部分において亀裂発生、ロータ破壊の危
険性があったものである。
険性があったものである。
この焼ばめ接触面の高中圧ロータ1とスリーブ9の相対
的すべ!llは、第4図にて説明する。ロータ1に作用
する曲げモーメントMは、図中上側では引張力Qが作用
しロータ表面の応力はσ、の引張となり、ロータの下側
では圧縮応力σ2となる。
的すべ!llは、第4図にて説明する。ロータ1に作用
する曲げモーメントMは、図中上側では引張力Qが作用
しロータ表面の応力はσ、の引張となり、ロータの下側
では圧縮応力σ2となる。
一方、スリーブ9は、焼ばめ面圧によりロータ1と結合
さ扛ているため、ロータ曲げモーメントMの影響を受け
、従ってここに応力σ3及びσ4が作用する。高中圧ロ
ータ1とスリーブ9の結合度合は、焼ばめ面圧Pと接触
部のまさつ係数μの関数として表わさnロータ1の表面
応力σ、及びσ2 との大小関係により相対すべりが発
生する。
さ扛ているため、ロータ曲げモーメントMの影響を受け
、従ってここに応力σ3及びσ4が作用する。高中圧ロ
ータ1とスリーブ9の結合度合は、焼ばめ面圧Pと接触
部のまさつ係数μの関数として表わさnロータ1の表面
応力σ、及びσ2 との大小関係により相対すべりが発
生する。
従って
σ1〉μ・P
σ2〉μ・P
の時、相対すべりが発生する。
上記のとおりであるから、相対すべりを防ぐため、スリ
ーブが焼ばめされたロータの表面応力は低くおさえる必
要がある。特に、スリーブの焼ばめ端応力は低くシ、歪
を小さくすることが大切である。
ーブが焼ばめされたロータの表面応力は低くおさえる必
要がある。特に、スリーブの焼ばめ端応力は低くシ、歪
を小さくすることが大切である。
そこで本発明は、前記した局部的疲労に基づくトラブル
発生という従来技術の欠点を解消して、性能の優nたC
r系鋼ロータを提供することを目的とする。
発生という従来技術の欠点を解消して、性能の優nたC
r系鋼ロータを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、ジャーナ
ル部の外周面に炭素鋼または低合金のスリーブを焼ばめ
し、このスリーブの両端に切欠円周溝、または段つきコ
ーナR部1曲面部)を設けて構成する。
ル部の外周面に炭素鋼または低合金のスリーブを焼ばめ
し、このスリーブの両端に切欠円周溝、または段つきコ
ーナR部1曲面部)を設けて構成する。
第5図及び第6図は、本発明ロータの一実施側を示す概
略断面図である。
略断面図である。
第5図はスリーブ9の両端面の高中圧ロータ1に円周方
向に円形状の溝12を設けた側である。
向に円形状の溝12を設けた側である。
溝12の深さをXとしている。
第6図はスリーブ9の両端面の高中圧ロータ1に段付コ
ーナR部13を設けた例である。Xは該R部13の段差
を示す。
ーナR部13を設けた例である。Xは該R部13の段差
を示す。
本実施例を適用した後のロータの応力分布を第7図に示
す。こtはスリーブ9の両端に段付コーナR部13を設
けた例つまり第6図の例についてのものである。図にも
示す如くロータに作用する曲げモーメン)Mによりロー
タ表面では引張応力σ1が生じ、焼ばめ両端面の接触部
11では曲げの影響が少ないため応力も小さく、従って
ロータ1とスリーブ9の相対すべり量も少なくなる。従
ってフレツチングコロージョンが防止さnる。
す。こtはスリーブ9の両端に段付コーナR部13を設
けた例つまり第6図の例についてのものである。図にも
示す如くロータに作用する曲げモーメン)Mによりロー
タ表面では引張応力σ1が生じ、焼ばめ両端面の接触部
11では曲げの影響が少ないため応力も小さく、従って
ロータ1とスリーブ9の相対すべり量も少なくなる。従
ってフレツチングコロージョンが防止さnる。
接触部11の相対すべり量と段差Xとの関係を第8図に
示す。段差Xを大きくすれば、ロータとスリーブの接触
部の作用力τは低下する。こ扛がまさつ抗力G以下とな
ると相対すべりが生ずる。
示す。段差Xを大きくすれば、ロータとスリーブの接触
部の作用力τは低下する。こ扛がまさつ抗力G以下とな
ると相対すべりが生ずる。
従って、段差XをG〉τとなる値まで大きく設定した段
付8部(第6図、第7図の例)、または円形状の円周溝
(第5図の例)を設けると、ロータとスリーブの接触面
間では相対すべりが発生せず、フレツチングコロージョ
ンを防止し信頼性のある12%Cr系ロータを供給でき
る。
付8部(第6図、第7図の例)、または円形状の円周溝
(第5図の例)を設けると、ロータとスリーブの接触面
間では相対すべりが発生せず、フレツチングコロージョ
ンを防止し信頼性のある12%Cr系ロータを供給でき
る。
上述の如く、本発明はロータ軸のジャーナル部の外表面
に炭素系鋼または低合金鋼のスリーブを焼ばめし、該ス
リーブの端境界部付近に切欠円周溝または段つきコーナ
ー曲面部を設けたことを特徴とするものであるので従来
技術の欠点である局部的疲労によるトラブルを防止でき
るという効果がある。
に炭素系鋼または低合金鋼のスリーブを焼ばめし、該ス
リーブの端境界部付近に切欠円周溝または段つきコーナ
ー曲面部を設けたことを特徴とするものであるので従来
技術の欠点である局部的疲労によるトラブルを防止でき
るという効果がある。
なお、当然のことではあるが本発明は図示の実施例にの
み限定さnるものではない。
み限定さnるものではない。
第1図は、蒸気タービンロータ概略図、第2図は蒸気タ
ービンロータたわみ図、第3図はロータのジャーナル部
、第4図は、ロータジャーナル焼はめ部の応力説明図で
ある。第5図及び第6図は、各々本発明の実施の一例の
説明図、第7図は該実施例の応力分布図、第8図は効果
説明図である。
ービンロータたわみ図、第3図はロータのジャーナル部
、第4図は、ロータジャーナル焼はめ部の応力説明図で
ある。第5図及び第6図は、各々本発明の実施の一例の
説明図、第7図は該実施例の応力分布図、第8図は効果
説明図である。
Claims (1)
- 1、ロータ軸のジャーナル部の外表面に炭素系鋼または
低合金鋼のスリーブを焼ばめし、該スリーブの端境界部
付近に切欠円周溝または段つきコーナ曲面部を設けたこ
とを特徴とするCr系鋼のロータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14954081A JPS5853602A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Cr系鋼のロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14954081A JPS5853602A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Cr系鋼のロ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853602A true JPS5853602A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15477369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14954081A Pending JPS5853602A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Cr系鋼のロ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853602A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356204A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-12-09 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤおよびそれの組合わせ体 |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP14954081A patent/JPS5853602A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04356204A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-12-09 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤおよびそれの組合わせ体 |
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